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旅日記♪07秋天(鉄観音) アーカイブ

2007年10月15日

飛行時間1時間の機内食etc.

飛行機の空席状況や諸事情により、愛子より一足先に日本→香港→厦門へ。

昨日香港に到着、久々の実家なのに今日からしばらくさようなら。(涙涙)
母『なんであんたいつも大陸ばっかり行くの?
  もっと早くこっちに戻れないの?』といつものブーイング&
 『なになに?これ何入ってるの?これ何に使うの?』勝手に荷物チェーック。
あのさ~、雲母(「きらら」=うちの猫)じゃないんだから~(注)。

妹お父さんお母さん荷物を運ぶのを手伝ってくれてありがとう。すぐ戻るからね。
みんなー、大好きなエッグタルト&パイナップルパン、待っててね。

今日は香港から厦門へ。小さな飛行機は満員御礼。飛行時間は1時間強。
機内食あるかしら?と思ったらちゃんと出してくれた。
ドラゴンエア、初めて乗ったけれど思ったよりサービスがいいみたい。

 チャーシューパンなり~♪
ほかほかで意外とおいしかった。

あっという間に厦門到着。すぐ宿にチェックインし、
あれこれ用事を済ませ、ようやく夕飯(もう?←つっこみのつもり)

 鴨肉麺
いつもの宿の近くの屋台。まだ存在している!よかった。
ひとりでレストランというのもな。こういう屋台はありがたい存在。安くておいしい。

それにしても、宿の電話回線、なかなか繋がらないな。う~ん。
設定が変わったからかな?なんでだろう?

明日は愛子に会える!おとんに会える! 

(注)一般的に猫は人が家に帰ったときや何か新しいものを家に持ち込むと、
   頭をカバンや買物袋に突っ込んでくんくんしてチェックする習慣がある。

[女尼]

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2007年10月16日

厦門の朝

まずは朝ごはん。
少ない?もうお代わりしています。
 バイキング式。(遅かったから残り少ない)
お粥、麺、パン、饅頭、おかず、ジュース。
愛子は今頃空の上かな。

お腹がいっぱいになったところで市場までお散歩。

途中、「どこでもペット屋さん」発見!
 ウサギ、インコ、ハムスターなどいっぱい。
食べられちゃうんだろうか?

市場に到着。

 
八百屋さん、肉屋さん、豆腐屋さん、などなどこれまで違う場所の市場を回ったことがあるけれど、
並べる品こそ違うであれ、雰囲気はどこも似ているなあ。この活気に溢れているところが。

 
野菜も魚も新鮮でおいしそう。厦門は海に近いからか、海の魚介類がメインみたい。
あさりやカキもあった。

 お、花屋さんだ!
プレゼント用の木(写真左上)には決まって?赤と金色のリボン。

市場の裏へ。

 
裏には店兼住まいの建て物が並ぶ。毛糸屋さん。カラフルで見るだけでもわくわく。

 すごい人。なになに?
え?『豆腐包』(豆腐(豆乳?)入り饅頭)だって?
うう、食べたい、でも今お腹がいっぱい。
今度愛子と一緒に食べよう。 [女尼]

 

 

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いざ♪

いざ、おとんの家へ♪
 まずは食うべし。
そして、寝る。


厦門、着いた!
香港から飛んできたふいみんと合流~。
 暑い。。。
30℃超えている・・・。

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おとんのところへ!

 厦門空港で待つこと30分。

きゃ~愛子ぃー♪やっと会えたー。ひさしぶりー。お疲れ様ー。
今回も大荷物、あれ?いつものバックバッグは?
どうしたの?(あれが愛子のトレードマークみたいなものだと思ってるのに)
なに?あれを使うと重さが完全にオーバー?
さすが「愛子なんでもバッグ」(勝手に名づけた)。

ささ、まずは安渓まで。

今厦門から安渓への高速道路は建設中。
途中観光スポットも開発中。(写真撮りそびれちゃった)

 おお、豚トラック!

次、祥華へ。おとんの息子たちがいつも途中まで迎えに来て荷物を持ってくれる。

まだまだ低いところ、この辺から山へ登る。

ん?なんか止まった?なになに?渋滞?(いつの間に寝てた)
ここどこ?店の看板を探す。まだ長坑か。

おお!道端のあちこちで鮮葉の取引をしてる。
 

向こうからはどんどんバイクで鮮葉を運んでる。町へか工場へかな??

小籠包?ワンタン?の店かな。おいしそうだな。

渋滞を抜けてしばらくすると、山の茶園風景が広がる。でもまだまだ。
 


それにしてもどこまでも「茶茶茶茶茶」だな。
もうこれ以上開発しようのないくらい。

そうこう走って5時間、周りはもう真っ暗。
ようやくおとんの家がある山のふもとあたり、、、あれ?どこへ行くの?
え?つい最近おとんの長男が新しいおうちを建てた?見学していいの?

うわおー、立派な建物。
あ、おかんだ。お元気?
小絹も一緒。へーーー大分大きくなってちょっと女の子らしくなった。
おとんは?いない?

ほえーー、殺青機にガスが使われている!びっくり。

あれ?製茶職人さんはおひとり?

まあ、これはこれは広い応接間。お茶淹れてくれるの?

 これって、空調茶?

ねえ愛子? あ、いない。
2階へ。
ここは生活スペース。台所も立派。水道がある。
あと部屋がいくつもある。トイレは水洗?

3階。あ、揺青機が。おかんはここでも揺青担当大臣なんだね。
隣の部屋は、空調茶用部屋?にもなる?んだって!
おとんのところでこんなに空調茶作るようになっていたなんて、、、
がーん!ちょっと衝撃。

ねえねえ愛子、もしかして今年から私たちここに泊まるの?
おとんのあの山の家はまさかなくなってるの?
まさかまさかもう空調茶しか作ってないの?
えーそんなのいやだよー。あー一体どうなってんの?

愛『大丈夫。私たちはおとんの家!』
よかった~。あのおうちまだあるのね、ほっとした。

さらに上へ上がると屋上。おー、ここで晒青するのね。

まだできたばかりでまだ整っていないところもあるとはいえ、実に立派。

さて、私たちはおとんの家に行こう! [女尼]

寄り道

うぇいうぇい(おとんの長男、小絹のおとん)の新しい家兼製茶所。
おお、出来ていたー!

おとんの家のわりと近く。でも歩くのはちょっと・・・大分遠い。
山を降りたところにある道路沿い。まだまだ作り途中の家。

うぇいうぇいのお客さんが増えてきたからね、空調茶たくさん作らないと!
商人たちが車で来られる場所でないと商売にならないもんね。
おとんの山の家は車では行けないし、雨降るとバイクでも登れない。(笑笑)

 試飲できる接待所。
立派立派~♪

 なかなか好い空調茶!
さすがおとんの息子♪

でも私は要ーらない。きっとおとんも飲まないよ。あはは。

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おとん、製茶中

 やっと着いたー!おとーん!

 製茶室にいた。
さすがおとん。愛子も早速茶葉チェック。

おとん『こっち(おとんが手に持っている球)は伝統製茶法の茶葉。
    まだ途中だけど泡茶してみるか?
    あっちの小さい球は研究用に作ってみた。
    それもあとで飲んでみよう。』

愛  「これ空調茶?ここで最終仕上げしたの?
    これ飲んでみていい?」

おとん『もちろん。なんでも研究、飲んでみて。』

では品茶会の始まり始まり~。 [女尼]

品茶1:伝統茶と空調茶

 おとんと愛子、早速品茶?

空調茶(出来上がり)と伝統茶?(今日の中球、製茶途中)

ん?梗(茎)を取っている?

 梗を取り除いた葉
 葉を取った梗

なんで梗を取るんだろう??まだできていないから見た目とは関係なさそう。
はて?

 左:伝統茶、右:空調茶

 てきぱき

 奥:伝統茶、手前:空調茶
(暗いので画像では色がわかりにくい) 

空調茶から飲む。う~ん、空調茶だ。薄い感じ。

伝統茶を飲む。やっぱり全然違う。比べるとよくわかる。すごく生き生きしていて
力強い、おとんが言う茶葉が『生きている・死んでいる』という意味がよくわかる。

ふ「全然違う。味わいの深さといえば伝統茶がずっといいと思うのに、なんで
  空調茶が流行るの?」

愛『何でだろうね~。でも、伝統的な方法で作れば誰でも好茶が作れるわけじゃ
 ないよ。空調茶だからだめだってわけでもない、仕上がりよい好茶だってたく
 さんある。あとは好みの問題。
 でもさ、現在では伝統的なのはまず市場に出ないからさ。作れる人少ないし、
 作れる環境も少ないし、昔とは気候も変わってるからさ、自然気候で作れない
 環境で自然気候製茶したって茶葉が痛むだけだし。
 それに市場の流行、これは無視できない、だってお茶買うのは消費者だもん。』

ふ「市場になくて飲んで比べられないならわからないのは無理もないか。
  空調茶はきれいだし、香りや甘みが華やかな感じで目立つし。」

愛『ここでは製茶各過程途中の味を自分で覚えてね。仕上がり後とは全く違うよ。
  でも、仕上がってからではもう遅い。その途中途中の味がこの先どう変わって
  いくか、つながりでよく覚えておいて。製茶途中途中で飲んで。醗酵途中とか。
  成功するものとそうでないものの違いもどこで発生したか原因がわかるから。』

ふ「わかるようになるかな。」
どれだけ修行を積めばできるようになるんだろう、私にもその日は来るのかな。

 (「ふ」は「ふいみん」の「ふ」です。ややこしくてすみません。)

[女尼]

さっそく!

 品比~♪
↑ただいま包揉中の「おとん自然気候茶」&できたてほこほこ「うぇいうぇい空調茶」

 う~ん。この手感♪
昨日摘み、ただいま包揉中の茶葉!

 熟~♪
↑本日摘み、ただいま醗酵中の茶葉!

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茶摘隊がいっぱい

 今年のおとんの家、私が来た中では一番人が多い。
といっても製茶職人さんではなく、茶摘隊。

みんな、よく延々と挑梗作業をやれるな。目が疲れそう。
と、思ったけれど、みんな楽しそうにおしゃべりしたり歌ったり笑ったり。

 私たちのことも噂してる?
挑梗する茶葉がすごくたくさんある、いつまでかかるんだろう?


ちょっと失礼して、、、見せてもらおう。
 挑梗前

 挑梗後

おとんに聞いたらあるお客さんが「梗を100%取ってくれ」というリクエストがあった
からだって。どんなお客さんかしら? [女尼]

ようやくご飯

 お腹ぺこぺこ。

 スープがある。嬉しい。
いっただきまーす♪

[女尼]

愛子、製茶室に呼ばれる

 食後、愛子がおとんに呼ばれ製茶室へ。

 
ホン干が終わったものかな?見せて見せて、これはどんな種類??

 ←なにやらチェックしてる。
どんなところをチェックしているんだろう?

 
今度は製茶職人さんとおとんとなにやら話してる。
明日の製茶の打ち合わせかな?

なになに?こっち↓の小球はおとんの研究茶?
 ねえ愛子、なにが違うの?

 茎がしっかりしてる?ような。
何が違うんだろう?見ただけでは、、、まだわからない。
おとんも愛子も説明してくれない、、、。

 嬉しそう。でもなんか怪しい~!(笑)

自分で香りを聞してみる。
ふ「こっち(小球)のほうが野味が濃い気がする」

愛『茎が長いね。前半生長の葉と葉の間隔が。この時は生長が早かったんだ。
  もうちょっとゆっくり生長してほしいな。きっと先月暑かったんだな。。。
  あ、これはだめだ。』

ふ「これ?どれ?どこ?」
愛子がいくつかサンプルを出してくれた。
愛『ここ、折れているのがわかる?』
ふ「うん、ほんと。ぼきっとなってる。なんで?」
愛『これは技術の問題。力入れるタイミング速すぎ。力加減。
  もう少しゆっくり締めないと。でもこれだけ茎が長いとこの位は仕方ないか。』
ふ「どうすればいいの?」
愛『殺青直後の表面は乾いてまだ水分均等になっていないから、包揉の最初に
  力加減を間違えると茎に負担がかかる。折れたり割れたりね。
  しばらく休ませて、それから最初はやさしく、徐々に締めていくの。
  中の水分が出て均等になってきたら、次第に平均して力を加えていく。』

ふ「なるほどー。」

 ←愛子が何か取っている。

さっきの中球のもうちょっと工程が進んだもの?かな?

きっとまた品茶ですね。勉強勉強。 [女尼]

品茶2:中球と小球

今度は中球と小球の品比。早速梗を取っておく。

 中球の茶葉
大分くるくるになってる。
でも梗はそうでもないか。

 ↑のアップ

ねえ、愛子、なんで梗を取るの?って消えた?

 
今度は何を取っているの? すごい顔だけど。(笑)

 小球の茶葉を取りに行ったのか。

 ←また梗を取り除いている。
品茶となると周りがどんなにパタパタしていても夢中になっている。
人の話聞いてくれない。じゃなくて、聞こえてないみたい。(笑)

 できた?

 小球の茶葉

 いよいよ。

 さて、中球はどう変わったかな?

1煎目

う~ん中球はなんかぴんと来ないな。あ、韵は続く。
それに比べ、小球はすごい味が出ている。韵も強い印象。こっちがいい!

2煎目

ふ「あれ?うそ、なんでー?小球が落ちてる?!
  中球のほうは1煎目薄いな~と思ったら2煎目から濃くなってきた。」

3煎目

ふ「なんでー?いいと思っていた小球が渋みが目立ってる!
  それに、なんか中身、『核』の部分が急に抜けた感じがする。
  中球はいきなり伸びてまだまだ行ける、これからって感じ。不思議~。」

愛『おー、やっぱりいいねー。続くねー。ほらみて、色が変わらないでしょ?』

ほんと、煎が進んでもまだまだおいしいなこの中球。
小球も韵が強いけれど、比較すれば渋みが目立つ、前面に出ている感じ。
予想外だった!(あ、写真撮り忘れた)

愛『何煎も飲んでみないとわからないでしょー。小球もおいしいけどね。
  これは比較の水準がちょっと高い、でもここでは標準。飲んで慣れる!』

ふ「うん、どちらもおいしいけれどここまで比べると中球のほうがいいや。」

愛『比べちゃうとね。
  中球は登山靴でどん、てした感じ。小球はサンダルがぺたん、て感じー。』

ふ「え?わからん~。
 私はねー、中球は中からぐっと広がってくる感じで、小球は外側の輪だけあっ
 て中が抜けてて煙のようでふ~っと消えてしまうってイメージ。」

え?今日の伝統茶これだけ?
「中球」と「小球」の2種類だけだったの?

前に来たときは、ずらーーーと蓋碗を並べたような。
1日5、6種類なんて連日あった。
今はまだ少ない時期なのかな?
今日は2種だけど、前みたいにいっぱいあると私にはほんとわけわからなくなっちゃう。 

 左:中球、右:小球
あとから思い出して撮ったもの。もうみんな休んでいるため
つけられる電気は少ないので色がわかりにくい。ごめんなさい。

[女尼]

2007年10月17日

今日の最後たち

今日はそろそろお開き?
茶摘隊すでに挑梗作業を撤収。続きは明日だって。

最後の揺青が終わって
 もう少しで作業終了

 明日炒茶予定、おやすみなさい。

 今日最後のホン干
これ小球??

 
今日最後のおやつ?やった!温っまる♪

私たちは、、、まだこれから。製茶職人さんの仕事が残っているから。 [女尼]

山の朝

 朝、目覚める。
そうっか、ここおとんの家だ(何寝ぼけてる)!

 山々おはようー。

 茶樹たちおはようー。

 愛子、歯磨き中。

 茶摘み隊出陣。
(道を登っていく人が最後尾、ちょっとわかりにくいかな?)
今日も頑張ってね。

[女尼]

摘むべし!

 家の前にある研究畑。
摘み残しがあると言って、おとんは丁寧に摘むよう茶摘み隊に指示。

 早速。速い速い。
あっという間に終わり、彼女たちはすぐ茶摘みに出発した。 [女尼]

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黒骨鶏

外で3人でご飯。
愛子がじーっと鶏を見てにやにやしている、なんだろう?

愛  「ねえねえ、ふいみ~ん。メスのあのおしりいいね~、ぱふぱふぅ~♪」
ふ  「・・・くさいと思うよ。」
愛  「あそこに顔うずめた~い♪ 気持ちよさそ~。ぱふぅ~♪」」
 愛「これ、初めて見た!」

愛  「おとん、この黒い鶏、何ていう品種?」 
おとん『黒骨頭鶏。』

愛  「は?」
おとん『肉も骨も黒いから。』

愛  「そのまんまじゃん。。。ここの地鶏?」
おとん『いや、山西から来た。』

愛  「へえ~。」
おとん「知り合いが遊びに来たときわざわざ持ってきてくれた。」

愛  「山西から?どうやってーーー。」
おとん『飛行機でさ。』

愛  「鶏を?預け荷物で?無理でしょ!」
おとん『大丈夫だよ。ダンボールに入れたら外から見えないだろ。
    だ~れも気がつかない。』

愛  「ダンボール!ばれなかったの?ぎゃははーーー♪」
おとん『縛っておけば動かないしな。』

愛  「鳴いたらどうするの、みんなびっくりだよー。4羽だよ、4羽。」
おとん『なに言ってんだよ、昼は鳴かないよ。昼間に運べばいいんだ。』

愛  「確かに。。。そうか、鶏は昼に運べばいいんだ。。。で、おいしい?」
おとん『まだ食べていない、ちょっと育ててみようと思ってな。』

愛  「で、名前なんだっけ?」
おとん『黒骨頭鶏。』

愛  「日本語にするなら黒骨鶏。。。こく、こっ、こっけい
    こくっこっけっ、こけっ、こっ、こけっこっこおおおーーーっっっ!!」

愛  「ひーーー♪ 舌が、舌がまわらない~!」 (愛子、笑い転げている)

ふ  「・・・」  [女尼]

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朝品

茶摘み隊、一部挑梗部隊として居残り。

愛子は早速「朝品」してる。
 ←準備中

なになに?今はなにを品比しているの?
昨夜(日付は今日か)仕上がった中球と小球の確認品茶?
梗を取って?7g計って?山泉水汲んでお湯沸かして?はいっ!


左から:中球(帯梗・不帯梗・梗)、小球(帯梗・不帯梗・梗)

 中球

 小球


左から:中球(帯梗・不帯梗・梗)、小球(帯梗・不帯梗・梗)

 中球

 小球

よく飲んでみると、梗だけでもおいしいものとそうでないものがあるな。
なんで現場での品茶はいつもこの3パターンでやるんだろう??

愛子、なんで現場では3パターンで品茶するの?どんな意味があるの?
♪教えてー愛子ー♪ 

昨秋のブログ読んでください。って言われちゃった、、、。[女尼] 

昼ごはん

  by 愛子

 本日の献立

 え?天然紅菇湯?

天然紅菇って?きのこの一種?

 珍しいの?
偽物が多い?そうか、貴重な食材なんだ。
初めて食べた。スープの色がきれい。
鉄分たくさんありそうな感じで体によさそう。 by[女尼]

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食後の散歩♪

 お昼ご飯おいしかったー。

愛子、どこへ行くの?散歩?
今日も天気いいもんね、暖かいけど風が爽やか。

 
この道って、確か大きな岩がごつごつある茶畑に通じているんだっけ?


愛子、突然引き返した。なんだなんだ?
なに?おとんが呼んでる?はーい!
愛子、耳がいいなー。私には聞こえなかった。 [女尼]

2代目2歳

 おとん『愛子ー、早く早く、これこれ、飲んでみて。』

 でた!「愛仔」プレート入り。
「子」の字が「仔」になって息子の意味になっている。(笑)

愛子が出国前に言っていたのはこのお茶か!どきどき。
おとん&愛子だけのキープ茶。
量が、、、少ない。仕上がったのこれだけ?!


左から:帯梗・不帯梗・梗

 帯梗

 不帯梗

 梗

おいしー♪おとんの鉄観音だあーって感じ。
(浮かれてまた写真撮影忘れちゃった)

おとんと愛子はずっと飲みながら話している。

おとん『これはほんとうにすごいなあ。これは嬉しい。
    これだけしか取れなかったけどな。すぐにしまっておけ。
    ちょっと前から風邪気味でしばらくこれだけ飲んでいたんだ。    
    ひとりの友人には少しだけ分けたよ、あとは愛子と分けるんだ!
    全部で4斤だったかな。こーんな小さい球だった。』

愛「これ天然野生思い出すね。2代目だけだね、この味でるの。これ何歳?」
お『去年植えたから、2歳か。愛子が昨春に苗作ってくれって言っただろ?』

愛「うわーーー約束守って探しに行ってくれていたんだ!ありがとう♪」
お『でもこれだけなんだ。もう全然山に天然野生樹がなくてな。』

愛「仕方ないよね。でも今年2代目3歳がたくさんくるよね?」
お『後半だな。2代目の場所は標高高いし生長もゆっくりだからな。
  あとは気候だな。3歳では2歳のような原味は期待できないぞ、年が進むと
  野味はなくなっていくからな。』

ふ「ふ~ん。確かに薄れていっているよなあ。
  ねえ、愛子、3歳が旬だって言ってたよね、
  なんでおとんは2歳のほうが原味があると言うの?」

愛「旬と原味は違うよ。
  ほら、人間だって子供の好さとお年頃の好さとでは違うでしょ。
  お年頃が「旬」だとすると、子供はまだ先天的な「野生」の部分が強く残って
  いるじゃない、でも成長すると自然に変わるでしょ?それと似た様な感じ。」

ふ「そうか。」 [女尼]

 

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野生茶が危ない!

 愛子とおとんの会話が進む。

愛「今年は2代目3歳、結構来る年だよね。楽しみ~♪
  気温下がるといいな。その前にもうちょっとだけ雨も欲しいね。数時間だけ。
  ねえおとん、そういえば茶苗がないよ。今春どうしたの?」

お『それがないんだ。天然野生が多く残っているいつも入っている山はどこも
  茶園開発が進んで一生懸命探してみたけどまるっきりなかったんだよ。
  この辺じゃもうなくなってしまったよ。茶苗が作れない。
  どうすることもできない。』

愛「うそでしょーーー。少しも?全然?まったく?うえぇぇぇ・・・。」

ふ「え?なに?おとんの2代目茶葉もこれから飲めなくなっていくってこと?」

愛「そういうことだよぉ・・・。うわぁぁぁ・・・。」

お『あと一箇所だけ可能性がある。80キロ位先の村に多く自生している
  山一帯があるのを知っている。でもな、そこも今はどうなっているか、、、。
  行ってみないことにはわからないな。その村の知り合いに聞いてみる。
  もしも開発されていないなら、もしもあるなら、どれだけお金を使っても
  いいから取ってこよう。もしもまだ残っているならこれこそお金の問題じゃ
  ない。でも向こうもどうなっていることやら、、、。あったらつくろうな!』

愛「もちろんだよーーー!!! え、、、じゃ、雑種茶(=野生茶)は?」

お『ないない。これがぜんぜんないんだ。愛子に頼まれて大勢雇って山に入
  ったけどな、1日かけても少ししか摘めなくて製茶ができないんだ。
  そのあたりも開発されている。』

愛「うぇぇえーー。野生の雑種茶までなくなった?もう飲めないの?
  うっそぉぉぉ・・・。」

お『雑種茶もこの辺じゃもう無理かもしれない。近くの村にまだ少し残っているとは
  聞いた。その村の知り合いにも電話して聞いてみる。
  あるようだったらこれも金がかかっても構わない。摘みに行こう!』

愛「もちろん!!!一緒に探しに行くーーー。」                      by愛子



そ、そんなーー。あの03年に飲んだ「何?これお茶?」と思った
あの天然野生はもはや存在しない?!しかも2代目ももう育てられない??
野生茶さえ消えてしまうのー?

そういえば、来たときに違和感があった。何か違うって。
愛子に言われて改めて外を回ってみると、茶苗畑が野菜畑になっているっ?
このままでは2代目もそのうち消滅、、、? うわ、、、そんなのやだーーー。

 
角度は反対になっているけれど、同じ場所。
左:今年の様子、右:04年秋の茶苗の様子

 
04年、2代目茶苗がたくさん    

 
(角度が若干違うけれど)↑この辺の場所は今野菜畑になっている。

写真を改めて見ると大分変わってしまった。ショック。
一体これからどうなってしまうんだろう? [女尼]

 

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孫ラッシュ

はじめまして♪
 ←おとんの長女の長女。
小絹の従姉妹よ。いつもご機嫌!
まだ名前はないの。どうぞよろしく~♪

その小絹も、春茶の前にお姉ちゃんになるよ~!

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裏山授業

私がパソコン作業に集中していた頃、
愛子はおとんに裏山授業を受けて部屋に戻ってきた。

愛『ふいみーん、ちょっと来てー。』

ふ「なにー?」

ふたりで裏山へ。あ、きっと天然野生紅芽の老樹の場所へ行くんだ!

愛『さっきね、おとんと裏山で授業してたんだ。
  (愛子、地面にしゃがむ)
  ほら、天然野生紅芽の葉が散らばってるでしょ、あはは!
  2代目の茶苗の地植えの復習していたんだ。
  この部分をこうして切って、こうしてこう挿すの。今じゃないよ。春茶の後だよ。』

ふ「うんうん。」

 お手本

 これ?
人差し指と中指が指しているのが、授業のあとらしい。

 こういうのも植えられるらしい。

愛「違うよ。それは説明終わっておとんがポイって投げ捨てたやつ。あはは!」
[女尼]

おとんの部屋から見る景色

おーい、ふいみ~ん♪(ふいみん品茶中)
 その横で挑梗進む。

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昼品

 また品茶。
アフターヌーンティーだ!(笑)

 今度はなんだろう?
2代2歳と中球と小球? 長い時間浸けっぱなしにする? なんで?

 下:蓋碗に浸けて30分経過の湯色
左から:2代2歳、中球、小球

おとんは研究用に作った小球が失敗作??だと言っている。
小球もおいしいよー! う~ん、、、これのどこが失敗なんだろう??
比較すれば小球はやや渋みが出ているように感じたけど、それのことかな?
それとも、それは成功した部分なのかな?

製茶のどこが違っていたんだろう??原料?工程?
おとんも愛子も品比しながら話が違うところに行っていて、聞ける雰囲気じゃ
ない。品茶して自分でわかるようにならなくちゃ、、、。

中球もっとおいしいー!すごく香りが華やか!!
おとんも愛子も満意そう。
だけど、まだ「非常満意」までではないの?
ふたりで真剣に品茶している。
横で話を聞いていると、このふたりの要求が高すぎるような、、、。

そういえば、愛子は品比と同時に「要る、要らない」を決めないといけない
んだ。愛子が要らないと言ったらどうなるんだろう?
伝統茶好きの数人へおとんが連絡をする?なるほど。
一度手放したらもう2度と戻らないっていつも言っているもんな。

あとで好茶がたくさん出たら予算オーバー?でももしも出なかったら?
そうか、、、。そういうのも同時に考えているんだ、、、。
出るか出ないかも気候次第だし、これからの気候はわからないし、、、。
現場での毎回の「品茶」がどれだけ重要な意味を持つことか、、、。
私だったら何日悩んでも決断できないだろうな、、、。

 
愛子が真剣に考えるときはいつもちょっと近寄りにくいという雰囲気。
 [女尼]

準備炒茶

おとん 『愛子ー、準備炒茶ーーー』

そろそろ炒茶が始まる?おとんと愛子はバタバタ。

 
あれ?おとんいない?愛子ひとり?だ。

 
これからこれを炒茶(殺青)するのね?       届く?

 
きれいな紅鑲辺、あ死芽だ。     おとんは釜の薪調整中だったのか。

死芽は製茶のどの段階で取っていくんだったっけ?
確か昨秋のブログにも書いてあった。でも現場でよく見ておこう。


あれ?愛子以外に、、、職人さんがひとりだけ?

[女尼]

愛子、炒茶担当班長

 いよいよ炒茶。おとんどこかに消えた?

 山盛り

 
炒茶開始!おお、おとんは愛子に任せたのか。
さすが愛子。すごい!加油!

 
一鍋が炒り終わって起鍋           布に包んで

 パンパン!
愛子はすぐに次の鍋の準備、まずお掃除?なるほど。

 次の鍋。
↑集中している。

ふ「どのタイミングで起鍋するの?」
愛『茶葉が熟したら。
  香気の変化を鼻で感じて、茶葉の様子を目で感じて、茶葉の音を耳で感じて。
  ただ茶葉の声を聞けばいいんだよ!』 
ふ「茶葉の声・・・って。」

 
また次。薪調整もしなければ。碧螺春以上に?忙しー。

 
うわっ、後ろからすごい煙出てる。あと何鍋?まだたくさんある。

 炒茶待ちの次の種類が届きましたよー。



 炒茶直後、ほかほか。
頑張れ、炒茶担当班長?!(笑)

[女尼]

製茶室では、、、

 一方、製茶室では、、、
あ、もうひとり下の家から上がってきていた。よかったー。

 ←ちゃんと進んでいる!
、、、って、あたりまえか。      

 「すごい大きい!」

愛『その球大きくないよーーー。』
ふ「これで?」
愛『どの段階かよく茶葉を見て!これからもっと締まっていくでしょーー。』
ふ「あ、、、そうか。」

 
   解開している。       打した後、すぐ茶葉を篩っている。(バタバタ)
あ、バタバタしているのは私だけか。

あれ?今日あの木の揉捻機は使わないの?なんで?
と愛子に質問しても今は忙しくて説明している場合じゃないか。
あとでだな。メモメモ。

 
ん?もうホン干するの? 炒茶の合間をぬってチェックしにくる愛子↑

「ねえねえ、愛子、あれってもうホン干?」
『え?どれ?。。。あれはホン干じゃないっ!』
「え、じゃ何しているの?」 
って、もう消えた。(鍋に戻った)

ホン干機ってホン干するだけじゃなかったの??、、、だめだ、思い出せない。

 ←この種類は、、、
くるくるになってきた、でもまだかかりそう?

 ←柔揉後も一鍋一鍋チェック    

 ←打直後も一鍋一鍋チェック

 ←これは紅末
炒茶後、打して、ふるい落とした紅末。
枕にすると香ばしそう?

[女尼]

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