22号
おとんの家で本日炒茶なし。こんな日が来るなんて・・・。
昨日摘みの空調茶、夕方炒茶できる状態。やった炒茶だ♪
と思ったら、空調茶の大量注文あり。原料足りない。
おとん空調茶も全部うぇいうぇいへ運ぶ。
加工手伝いで下の家に降りようとしたところで、おとんからストップかかる。
『風邪っぽい、先に休む。「あれ」を任せたいから愛子ここにいて。
あとで戻ってくる茶葉のホン干と保管も頼みたい。』
おとん、この時期は毎日疲れている、昨年あたりから体力落ちている。
製茶時期はどの産地でも仕方ない、が年齢による体力的な影響あり。
気力的な影響もあり、と見る。
伝統的な好茶仕上がっても残る。
空調の味がしないから。だそうだ。
連日うぇいうぇいの家に商人がくる。空調の味が要求される。
伝統茶の好茶があっても必ず残る。空調茶が選ばれる。
伝統茶を分かる人が市場にいなくなっている。わずか。
2代原料、香気特殊♪鮮葉強厚♪
若い職人たち『なにこの匂い?何の香り?これ加工しにくい、時間かかる。
こっち(空調茶)がいい、好香、清香、加工しやすい、早く終わる。』
おとん、首を振る、ため息。
今秋、伝統法で加工、ほぼ私たち用の候補原料のみ。
そこで好茶が出ればおとんと山分け。
私の必要量、自分たち+仲間(茶友)の個人消費分のみ。
おとんとふたり、原料選びから真剣。
90%伝統法だった昨秋、とは違う。
100%伝統法だった一昨年、までとも違う。
おとん、空調茶作らなければ家族全員ご飯が食べられない。
こんな時が来るなんて・・・。
気力的な影響、大いにありと見る。
来秋、私たちが飲みたいと要求しなければ、どうなるのだろう・・・。
全部空調利用せざるを得ないのだろうか。
伝統法では作らなくなってしまうのだろうか。
仲間が欲しい。
おとんの鉄観音、一緒に飲みたいと思ってくれる仲間(茶友)が欲しい。
仲間がいなければ、もう自分が飲みたいおとんの鉄観音も飲めなくなる。
うぇいうぇいの大量空調茶加工、工人たちで十分、私が手伝う必要ない。
それよりも、今夜、私には重要な役割あり。これが何よりも優先。
おとんが寝るなら私がしないでどうする、伝統法少量1種のみ、その揺青!
2代3歳!!
現代的な空調茶と伝統的な自然空気茶、製茶の加工法違う。
若い工人たち、伝統法の製茶経験ある人、まずいない。
伝統法加工の茶葉、途中で現代法加工にしてしまったらもうおしまい。
揺青の方法も時間も違う。
おとんの茶葉、原料違う。
伝統法経験ある工人でも、おとんの原料経験はない。
原料違えば、製茶加工の判断基準も一般の伝統法とは違う。
何十年も揺青責任者だったおとんの相棒おかん、今年いない。
おかんの揺青相棒のおじちゃんもいない。
今年はふたり揃ってうぇいうぇい空調茶の揺青担当。
工人に揺青はできない。
ここに残るは、おとん&おかんの揺青の弟子小鳳(小絹のおかん)、&私。
小鳳を手伝いふたりでやる。
深夜、包揉済み4球、下から上がってくる、ホン干ここで引き継ぐ。
4球内1球おとんの空調茶は原料が好い、後で別ホン干。
先に3球ホン干。おとん一度起きて、また寝る。ホン干任される。
ホン干終了。今、撤収&保管終わった。眠れる。
もうすぐおとん起きる。
おとん空調茶1球ホン干&2代3歳揺青、おとんが引継ぐ。
今夜も星がきれいだ。。。流れ星のさわやかさん~☆
寝るっ。