私がパソコン作業に集中していた頃、
愛子はおとんに裏山授業を受けて部屋に戻ってきた。
愛『ふいみーん、ちょっと来てー。』
ふ「なにー?」
ふたりで裏山へ。あ、きっと天然野生紅芽の老樹の場所へ行くんだ!
愛『さっきね、おとんと裏山で授業してたんだ。
(愛子、地面にしゃがむ)
ほら、天然野生紅芽の葉が散らばってるでしょ、あはは!
2代目の茶苗の地植えの復習していたんだ。
この部分をこうして切って、こうしてこう挿すの。今じゃないよ。春茶の後だよ。』
ふ「うんうん。」
お手本
これ?
人差し指と中指が指しているのが、授業のあとらしい。
こういうのも植えられるらしい。
愛「違うよ。それは説明終わっておとんがポイって投げ捨てたやつ。あはは!」
[女尼]