特別な新茶

一通り荷物の片づけが済んだところ、雨が降り出してきた。来るとき雨でなくてよかった。

『何飲みたい?』と愛子に聞かれ、「新茶が飲みたい!」

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22号の魔王2種&蝶王
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夕食後、愛子が『ふいみんに飲ませてあげたくて取っておいた』という生態茶のかまほこ状態を冷凍保存+24号生態茶以外の5種のかまほこ状態を26日に晒したもの。現場ならではの新茶。

愛子はいつも製茶の途中段階のものを審査しながら進行中の製茶やその後の製茶に生かし、調整するという。何がどんな状態でどの段階でどう変わっていくのか、そして仕上がったあとどう変わっていくのか、などなど繋げてみているらしい。

写真の大きな蛾が数日前からずっとそこにいるそうだ。手のひらくらいのサイズがあるかと、なんか「主様」の貫禄があるように見える。

球たち

24秋のお山♪

製茶が終わっている。
愛子は私が到着するまで仕上がったばかりの一泡球たちの「収茶」を待っていてくれた。この時だけの香りを「聞」させてあげたいって、ありがとう~。

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いい香り、おいしそう。
このガーゼ袋もいい香り、枕にしてずっと嗅いでいたい。

早朝の鉄香

朝5時、目が覚める
お山の家はお花の香り♡

ああ♡鉄観音がお家にいる
彼らも起き出した

起きる、階段を下りる
おはよう♡わたしの鉄観音

 

 

おいしそうな花♡
花の香りの水果♡

どこかでこんな香りが漂ってきたら、必ず探したくなる
どこかでこんな香りが漂ってきたら、必ず食べたくなる

もしも花だったら、いつまでもそこから魂が離れないだろう
もしも水果だったら、眠りに落ちるまで食べていたい

例えられないこの香り
似ているものを知らない

誰も知らない香り
誰にも届けられない

この山の家で製茶中の
この鉄観音にだけ現れる

「わたしの鉄香」
他に的確な表現が見つからない

 

 

ああ
この香りの中で生きていたい

早朝の鉄香♡
心が。。身体が。。脳内が。。充満していく

 

感覚イメージキャラクター急増中

 

今回、前回の製茶時にはなかった
感覚イメージキャラクターが加わっている。

しかも3つ!!!

香りが生まれる現象の中で
脳内に現れるイメージキャラクターたちがいる

それが3つも増えた!!!

どれも素晴らしくパワフル
1つはいきなりボス的存在☆

 

3つとも臭覚と連動して登場する
現れたり消えたり
歌い出したり静まりかえったり
急に集まったり散らばったり
働いていたり食事をしていたり
合唱したりいきなりカオスになったり
スイングしたり突然カーニバル状態になったり
まさに神出鬼没。

 

***********************

 

前回まではなかった。
24清明節から夏までに来た、
3つとも。

 

1つは未来に咲く花花の卵たち
1つは象徴的な黄色い小鳥たち
1つは光のようなエネルギーたち

それぞれの色のバリエーションは豊富
だけどベース色は共通している
「わたし好みの黄色」
そこに鮮やかなオレンジ色や
可愛らしいピンク色や
キラキラした透明色や
輝くパール色などが加わったりする

 

この3つを感じている時
とても心地が好い
穏やかで安らか
透明で美しい
身体がとても楽
違和感がない世界

中でも1つは
非常に縁起が好い
近寄りがたい崇高さを感じる

 

どれもこれまでにないキャラクターなのに
どれもずっと一緒にいた感じがする
安心感がすごい。

それがここに来て3つも加わるなんて!!!
この心強さ☆

 

***********************

 

そんな新しいイメージが加わった自分が
どのような製茶をするのか
どのようなお茶になるのか
とても興味がある

何が待っているのだろう!!!
何と出会えるのだろう!!!

 

あの存在達がどのように感じるのか!
あの香りたちがどのように見えるのか!
どのような感覚になるの?
どのようなイメージが生まれるの?
どんなお茶になるのーーっっ!!
どんなことに気付いていくのーーっっ!!

ドキドキする。。。早く作ってみたい
ワクワクする。。。早く飲んでみたい

 

ああ24秋、早く会いたいーーー♪♪

24秋天♡入りますっ!

《心の隊員》のみなさま&未来の《心の隊員》のみなさま!
成田です、毎度~~(笑笑)

途中でふいみん来ます。
ふたりでやりたい研究がいっぱいある!!
新茶も飲みたーい、がんばるぞーー♪

その前に連絡事項。

 

◆23秋《秘密の小箱♡》

昨秋の一泡球たち♡

大変お待たせいたしましたー!
9月の品茶会に参加できなかったみなさまに郵送いたしました。
届きましたら内容確認のご協力をお願いいたしますね、
何かお気づきの点がありましたらいつでもメールください。

23秋の一泡球は、【妖精】さんと出会った後に
最初に作った新茶ということもあり、お届けする前に
製茶時の改良点を時間をかけて確認したかっため、
一年近くお待ちいただきました。結果、全クリアー☆ 
想定以上に好い状態になっていたっっ!!
嬉しい~~♪

ぜひ今のタイミングで召し上がってみてくださいっ!
老茶用に取っておきたい??ぜひ追加して☆(笑笑)
飲みながらぜひ今秋の応援を~~!!!
よろしくお願いいたしまーす。

 

◆9月合宿品茶会

いつの日かこういう品茶会がやりたかったのよーー☆
最近の品茶会は、魂クラスの研究会になっていることも
あってか、ますますそんな会になっています。

こんなことが一緒にできる仲間と出会えていることに
グッとくる。こんな日が本当にくるなんて。。。
20年前、10年前。。。色々と思い出す。

今回は、またいつもとちょっと違って
過去のいろんなお茶たちが登場する流れになったのが
個人的におもしろかった、ひとつひとつに新発見が多く
過去の自分と対面していくのがなんとも感慨深かった。
愛莉花茶に碧螺春に鉄観音のミルクティーに、プーアル茶!
あははっ、互いを邪魔するどころか相乗効果?!
それも【妖精さん】と出会ったおかげね☆
視点が増えると視野がぐわっと広がる。

その後、「わっしょい中の【妖精茶】」を初めて
みなさまとご一緒に飲めたのは、最高の出来事でした☆
全員チャレンジャーで正直驚きもし、感動もした。
ワクワクの瞳たちに「本当に飲みますか?」って何度も(笑笑)
ポジティブな好奇心が集まると新しい扉がバンバン開く☆
こういう心たちに自分が支えられていること、再実感。

しっかし。おっもしろいなあ~~♪
新しく出会った【妖精さん】の世界を探検し始めたら
過去のお茶が集結してきた!!!
そして、そこからの再発見・新発見が止まないーーー☆
はあ~~~、なんなんでしょうね♡

3日間で、24秋に向け気持ちがめっちゃ上がりました。
おかげさまです。どうもありがとうございました。

一緒に飲んで感覚を語り合える仲間がいるって素敵ね☆
可能性にどんどん気付いていく、
やりたいことが後から後から湧いてくる、
夢だったことが次々に実現していく、
ドキドキワクワクのビジョンが増えていく。

次も春茶の前に開催する予定、
どうぞよろしくお願いいたします。

ところで、
最近の品茶会譜を、お茶端会議室♪新館だけではなく
この情熱ぶろぐにも一部アップしようかな。。。と考え中。
特に最近は「前回の続き」の色合いが濃くなっている、
その内容が深く、複雑になっている。
参加できなかったメンバーがある程度把握できると
次回置いてけぼりにならずに楽しめるかな、と。
話について行けないとしょんぼりしちゃいますものね、
せっかく会えた時にそうなるのは避けたい。
参加したメンバーも復習しやすくなるし、
カテゴリー分けしておけば品茶会中でも確認できるし。

じゃあ具体的にぶろぐにはどこまで記録する??
うーん。。。もう少し考えてみます。
何かご意見ありましたらご連絡くださーい。

 

◆春の未投稿の記事

いっぱいある。
春の山では仕上がらなくて、投稿できなかった。
その後書き続けているが、まだ仕上がらない。

言語化するのが難しい。
頭の中、感覚の中、見えないけど存在するもの、
それをどうやったら表現できるのだろう。
うーん。。。やってみるしかないか、
自分なりに精一杯書いてみるしかない。

いくつかの記事は【妖精さん】のスタートに関わるので、
本当は春のぶろぐの最初にそれらを出したかった。
そうするとそこからの内容が分かりやすくなる。
24秋は、24春の続きだし。

どうしようかなーー、、、
24春の最初に差し込むか??
24秋に入れちゃう??

うーん。。。【妖精さん】と自分の重要な記録なので、
20年先に振り返ってきちんと分かるようにしたい。
まだ全部仕上がっていないし、また後回し、かなあ。

もう少し考える。

 

◆新しく加わった感覚イメージキャラクターたち

今回、前回まで無かった感覚イメージキャラクターたちが加わっている。
しかも3つ!!!
その自分が感じる世界とその中で生まれるお茶に、
個人的にとても興味がある。
一体どんなことになるのか!!!
うっっわあああーーー、想像するだけで夢のような世界☆
楽しみーー、早く作りたい。

これ、表現するの難しい。
品茶会では聞こうとしてくださる方の姿勢と時間があるので話せた、
が、それを文字化するのはなかなか・・・。

お山の家で、書けそうな感覚になったら少し書いてみる。

 

 

さて。
空です、24秋、始まっています。

やりたいこといろいろ
どうなるかな
どこまでできるかな
できる限りがんばってみる
新茶飲めるかな、飲みたいな
どんなおいしいお茶と出会えるかな

24秋の挑戦に参加ご希望のみなさま!
心のご準備どうぞよろしくお願いいたしまーすっ☆

好。24秋、入りますっ!

審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】

 

※この記事は「大好きの指標」とセットです、合わせて読んでねっ♪

 

おとんの山の家でいつも行っている審評で、必ず確認しているポイント・重要視している要素・大事にしている視点等、おとんと私が長年一貫して大切にしている評価の指標を、項目にして書き出してみました。(※書き漏れに気付いたら追記します)

 

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審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】
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◆基礎(中国国家標準※1)50%
・1.干看外形:基本品質特徴>安渓鉄観音
・2.湿評内質:感官審評>安渓鉄観音

◆研究(オリジナル※2)50%
・1.原料の希少度:茶樹及び鮮葉
・2.製法の難易度:技術及び設備
・3.成品の味香り(第1~5遍及び第6遍12時間以上浸出)
   ①豊富度:バリエーションの種類、その製茶出現率及び泡茶再現率
   ②特出度:個性、オリジナリティ
   ③魅了度:情熱性、カリスマ性
   ④力量度:活性力、根性力
   ⑤質量度:水の重さ、韵の強さ
   ⑥野生度:野味の有無、その特殊度
   ⑦純粋度:雑味の有無、水の透明度
・4.総合的な完成度:10年以上保存の老鉄(『1000天で薬用茶』『3000天で黄金より価値がある』※3)前提

◆判定人:三人の茶師(非物質文化遺産安渓鉄観音伝承人「おとん」&中国国家級高級茶師「愛子・ふいみん」)

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※1:1993年以降国家が制定した商品用の中国茶の評価規範/公的な茶王賽の審査基準/判定人は要国家資格或いはそれに準ずる資格

※2:商品用ではない伝統茶の評価基準/国家標準制定以前の評価方法のうち長い歳月継承されてきた3つの評価基準すなわち「①おとん青年期まで代々自家製の『薬用茶(天然野生紅芽鉄観音)』を中医(漢方医)に売ることが家業であったおとん家の評価基準」「②1980年代政府主催の茶王賽(当時は全て伝統茶)で数度茶王となった後その評委を長年務めたおとん体得の評価基準」「③2002年からおとん家で伝統茶の審評及び製茶を継続している愛子体得のおとん及びおじい直伝の評価基準」を柱に整理した評価基準/おとん及びおじいの感覚と記憶を尊重しその伝統茶を愛し、記録に無いそれらとその学びの記録を継続している当サイトオリジナルの審評標準/判定人は要伝統茶製茶15年以上の実践経験と現場知識及び※1

※3:ご参照「当サイトについて」>3:魂の鉄観音>★20年来の夢と目標
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大好きの指標

 

※この記事は「審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】」とセットです、合わせて読んでねっ♪

 

 

『等級は誰がどうやって決めるの?』

今春厦門で開催した【老茶♡愛鉄】の品茶会での、茶友からのご質問です。

他にも
『伝統茶の評価ポイントってどこ?』
『商品用の鉄観音となにが違うの?』
『品茶する時どこに注目したら好い?』
『どんな特徴があると価値が高いの?』等等

その時説明したのをきっかけに、おとんの山の家でいつも行っている審評で、必ず確認しているポイント・重要視している要素・大事にしている視点等、おとんと私が長年一貫して大切にしている評価の指標を、項目にして書き出してみました。(※書き漏れに気付いたら追記します)
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審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】
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いざ書き出してみると、おもしろいことに気がついたっ!!

いつもは自分の中にいる大切な指標たち、
そのキーワードだけを文字化して眺めてみると。。。

 

★1.おとん&愛子ワールド

みえるっっ!!

おとんとわたしの「大好き」が!
わたしの「おいしい」が!
挑戦してきたことが!
作っているものが!
目指している世界が!
「もっとおいしい」が!

な・る・ほ・どーーー♪

これ、「おとん&愛子ワールド」だ☆(笑笑)
「おとんと愛子が譲れないものの塊」、にもなっている!

 

みえるのよっ!!
動き出すのっ!!

ここに繋がる20年余りのストーリーたちが!
これまで作ってきたたくさんのお茶たちの顔が!
驚き、感動、汗、涙、心に残るエピソードたちが!
その時の空気、温度、香りたちまで!

きっとわたし、この中のどのキーワードひとつ取っても
何日間でも語り続ける。

 

 

★2.軌跡の目録・実行中&挑戦中のメニュー

もうひとつ。
これ、今まで自分がやってきたことの目録にみえる。
そして、今現在自分ができる&やっていることのメニューにも。

え。。。

これ全部やってきたの?!
これ全部できるの?!
これ全部やっているの?!

なんだろう、、、、、、ちょっと言葉がみつからない。

そして?
この全部をもっとやろうとしているの?!
この全部のレベルを上げる?
この全部が高スコア??。。。のお茶ーー☆☆

ひいいいいーーー♪♪(妄想中)
それ、私も飲みたあああーーーいっっ!!(笑笑)

 

自分が何をやりたくて、
そのために何をやってきたのか。
これまでに何を実現させて、
結果何ができるようになったのか。
そして今何をがんばっていて、
この先何を実現させようとしているのか。

年月をかけてひとつひとつ身につけて、
やりたいことができる自分に近づいている。
過去にやってきたこと全てがきちんと
ひとつのゴールに向かっている。

それが、みえる。

 

大丈夫。。。わたしちゃんと真っ直ぐ進んでいる。

 

 

◆3.妖精国のビザ

それから。
これ、「妖精国のビザ」にもみえる。

これ全部揃えられる所まで来られなければ
きっと【妖精さん】には会えなかった。
多分、気がつかなかった。

どれもまだまだ実力不足、それは分かっている。
けれど、これ全部、きっとわたし
最低限はできるようになっている。。。

 

そうか!
ビザの条件が揃ったんだっっ☆

だからだ!
だから【妖精さん】が門を開けた。
だから知らないうちにその中にいた。
だからこれまでに無い挑戦が始まっているっ☆

そんなふうに、みえる。

 

20年以上、考えたこともなかった。。。
様々な地域で様々なことに取り組んできた。
まさかその全てが
後の「妖精国行き」と繋がっていたなんてっっ!!

 

 

◆4.品茶map

そして。
これ、品茶の参考にすると楽しいかも!とも思った。
「愛子が品茶するときに見ている全体像」になっているので☆

品茶会で、今何を感じどこを確認しているか、とか説明しやすい。
お互いの感覚を伝え合う時も、役に立ちそう。

ご自宅でひとり品茶のときも、参考になるかも!
ぜひ試してみてっ♪

私とふいみんは、これをスコアシートにすると記録に有用かも☆

 

品茶会ではいつも、基本これと同じ視点でナビゲートしています。
なので、いつも参加してくださる《心の隊員》は
すでに、そうとは知らずに身についている?はず!
しかし改めて文字で見ると
『なるほど!あれはそういうことか!』等
あるかもしれません(私もありました!)。

疑問点やご質問等、ぜひメモしておいて下さいね、
品茶会で解説いたします。ふいみんからは
『情熱?カリスマ?って?』とか聞かれた!

さっそく次の品茶会で試してみましょうか。
みんなであーだのこーだの、わいわいやりたいっ♪
なんか盛り上がりそうー☆(笑笑)

 

 

★自分発見いろいろ

まだまだある。

品茶会でのご質問ひとつから、自分発見がいろいろ。
茶友がいつもきっかけをくれる、背中を押してくれる、
形に無かったものが形になっていく、また1歩前へ進めた。
ありがとう♡

24春天♡撤収!

《心の隊員》のみなさま&未来の《心の隊員》のみなさま!
空です、帰国中です、花餃子と一緒です、【妖精】たちも一緒でーす♡
ふたりとも2晩あまり寝ておらず、、、超絶ねっむ~~~~。

 

24春天、入って参りましたっ☆
滞在3週間。
2週目にふいみん5日間。
3週目から帰国まで花餃子8日間。
昨日安渓でおとんと2時間会議。

24春茶・・・残念ながら、ありません。

 

 

◆24春茶:ない
な・なんとっっ!!!

ずっと雨で一日も作れなかった。
よって、24春茶はありません。

5年ぶりの春茶とはいかなかった。
製茶&新茶は、秋茶までお預け。

3週間いて1日も作れなかった、
成熟期に晴天がなく、ずーーっと雨。
1日だけ晴天、翌日からまた雨、雨、雨。
3週間日差しほとんど無し。
さらに後半、
6月に入ってから気温が連日低く、
春に使ったことのない秋用の毛布や
フリース等を全部出した。

このような春、この25年で初めて?
いや、12春も似た感じだった、が、
あの年はおとんが私が到着する前に
出始めの原料でひとつだけ作っていた、
【Bitter&Sweet王】。。。懐かしい。

今年は春節後から雨水非常多、
清明節も雨が多かった、
3月から6月までずーーっと雨。。。異常。

 

 

◆幻のお茶
非常に心残り。

いつもと違う特別な香り、
いつもと違う特別な様子、
いつもと違う特別な気配、
があった。

あれは確実にいつもと違う、
出会ったことのない香りと味わいのお茶になる。

特に古代樹!生態茶!
茶樹の中で鮮葉を見ているだけで
仕上がりを想像してドキドキした。
老茶樹は雨で危険なので会いにいけなかった、が、
きっと、もしかしたら、多分。。。

ああーあの子たち、飲んでみたかったなあ~~。
多分10年後もそう言っているだろう。
ああ幻の24春茶たちよ。。。夢で会いましょう。

 

 

◆【妖精】ラボ本格始動
おかげで約3週間、「M」関連に集中できた。

想定以上の結果ぞくぞく。
予想以上の「分かったー☆」連日。
もしも製茶が来たら、ここまでできなかった。

不思議なこと、いろいろある。
「このタイミング」でのこの雨も、またしかり。
なにかのお導きか。。。とか
真剣に何度か思ってしまった。

いろいろ気付いた。
希望以上に進んでいる気がする。
いや、気のせいかも知れない、油断はしない。

宿題持ち帰る、
確認したいことが数々ある、
秋まで数ヶ月、日本で継続する、
もっと勉強する、もっと考える。
秋に備える。

 

 

◆おとんと会議
昨日おとんと数時間。

清明の頃より気持ち元気になっていたような。。。
日々の電話おしゃべりも声に覇気あったような。。。

●【妖精】―おとん【妖精】と初対面
●屋根瓦―老房子の雨漏りどうする

どちらも重要、別に書く。
先に少し。

●【妖精】
瞬間反応した!やっぱりおとんだ!す・すげーーっっ!!
おとんの本能が私の宇宙の存在の証明☆
おとんの天性が愛子系を照らす太陽だ☆
驚いた。感動。嬉しくてたまらない。。。やったやったーーー♪♪

●屋根瓦
命に関わる話、製茶より優先、このままでは老房子が崩れる。
おとん『屋根瓦を全部取り替えたい、できればこの冬』
誰もが激しく同意するそれを実行するには
クリアしないとならない課題が非常に大きく・・・悩む。

 

 

◆新しい【妖精】と共に
一緒にお空にいる。

新しく目覚めさせた【妖精】たち。
《心の隊員》たちに紹介できる!!!
ふっふっふ。

おとん反応(初対面時、初「看」・初「聞」して)
『ふわああああ!!!心地よい!非常『順』!綺麗!
知らない!見たことない!愛子の発見だ!新しい発見だー♪♪』
の世界をお見せできる。うふふのふ♡

秋の品茶会が楽しみ☆
帰国したらすぐに会場手配する。

 

 

◆端午節に山仕舞い
昨日午後山を下り、夕方安渓経由、夜厦門へ。

朝には到着しておとんとの時間を半日は作りたかったが
昨日は端午節準備の粽子作りでおかん達朝6時から大忙し、
粽子が仕上がるまで安渓に一緒に帰る小紅が出発できず。

おかげで山の家をしっかり片付けできた、
毎回大変、今回は花餃子がいて助かった。

できたての粽子食べて山を出発、
花餃子4個、愛子3個、
おかんの粽子、倒れるまで食べられる、
生の笹葉・絞めたて豚の三枚肉・湧き水炊きの餅米、
小豆・椎茸・gai菜。。。悪魔的なコラボ、おいしすぎ。

 

 

◆駆け足
最後、めっちゃ駆け足。

茶都を回り秋以降山で必要な資材等調達、
おとんと会議、鳥伯と合流、昨夜厦門、
早朝出発、無事搭乗、離陸。

寝不足過ぎて頭回っていない。
とりあえず無事、空にいる。

 

 

◆雨の導き
24春天、不思議な感覚の春。

新茶はひとつもない、
けれどそのおかげで
【妖精】たちといっぱい過ごせた
【妖精】たちと集中して向き合うことができた
未知の世界に没頭することができた
性格に非常に合っていた
ストレスフリー。

充実の素晴らしい3週間

天が与えてくれた巡り合わせ
本当にどうもありがとうございました。

できましたら次は、新茶も作りたい&飲みたい。
秋天までがんばりますので、よろしくお願いいたします。

非常感謝♡24春天

 

 

◆未投稿いっぱい
今回も現場で投稿できなかった記事たくさんある
出せる内容から少しずつ出す予定

◆ミッションM~【妖精】使いへの道~
◆道レベル1:発明の部屋―【妖精基本3法】を発明する
◆道レベル2:指揮の部屋―【妖精の指揮者】になる
◆道レベル3:作曲の部屋―【妖精とコラボ】する
◆道レベル4:発表の部屋―【妖精♡♡鉄観音】お披露目する
◆おとん【妖精】と初対面
◆屋根瓦会議
◆大人の自由研究
◆【妖精】が眠るお茶
◆【妖精】が宿る樹
◆15年前のお蔵入り茶
◆三界の共作


屋根瓦会議

おとんとふたり会議、
山の家『老房子』の屋根瓦について。

 

今のままでは老房子が崩れるのは時間の問題。
命に関わる真剣な話で、製茶より優先。

おとん『屋根瓦を全部取り替えたい、できればこの冬に』
誰もがそうすべきだと判断するだろう。
しかし、それを現実化するのは容易ではない。

 

************

40年以上昔におとんが建てた老房子。
全ての素材がその時代の自然物でできている、
木、土、草、石。。。

老房子があるおかげで私は
おとんと出会って20年以上
他の農家さんでは作ることのできない
おとんの息子たちでさえ作ることのできない
大自然の環境を利用して作りあげる
代々受け継がれてきた素晴らしい
伝統的な鉄観音茶を飲むことができている。

しかし
古い時代の屋根瓦は近年ダメージが大きく目立ち、
毎年手入れしてきたが、そろそろ限界が・・。

劣化が進み、雨盛りが酷く、
かなり危険な状態になっている。
ヒビやズレ等で雨漏りするだけでなく、
劣化で完全に割れた瓦が家の中に何度か落下している。
今春一度は花餃子の頭上から真横ギリギリに・・・血の気が。

このままでは木の支柱が腐るだけではすまない
誰かが怪我をしたり、老房子ごと崩れて・・・。

その前になんとかしないと・・・。

 

************

 

最も怖いのは、
土壁に水が浸透している箇所があること。

2階の私が寝ている部屋の外壁側は
しばらく前から水が染みていて叩くとすでに音が違う、
1階の製茶室の片側の壁1箇所からは今回
大雨の日に水と土が流れ出ていて・・・怖かった。

土壁に水が含まる時間が続けば、
土壁が崩れ、家がまるごと崩れる。

土壁を雨水から守っているのが屋根瓦、
その劣化が激しくなっているのだ。

屋根瓦さえ取り替えれば雨漏りが無くなる。
雨漏りさえしなければ丈夫な土壁は当面崩れることなく、
家が崩れる心配もしばらくなくなる。

 

************

 

近年この辺りでは
老房子が崩れて中にいた人が・・・という話が
現実にいくつも起きている。

実際、近所の老房子が崩れているのもたくさん見ている。
今回も来てすぐの大雨の夜中、
ひとりで滞在中に轟音が鳴り、
おとんの老房子の上方にある空き家の老房子が
崩れたことが分かった。

おとんの老房子は、一般的な老房子に比べると
かなり頑丈に作られている方だが
いかんせん古いので、今春のような大雨が続くと
かなり危険なのは間違いなく、今回の滞在中、
私は連日のように電話で雨漏り状態を報告をし、
おとんは毎日心配していた。

おとん『次の乾期であるこの冬には直したい、
部分的直すのではなく全部取り替えたい』

それがベストだと私も思う。
おかんも親戚達も、同じ意見。

 

************

 

だがそれを現実にするには、
いろいろと簡単ではない。
まずは、先立つものが相当必要になる。

それから
仮にお金の問題がクリアできたとして、
次はお金で解決できない問題をクリアしなければならない。

 

************

 

老房子の手入れは、
街の集合住宅のようにはいかない。
住んでいなければ想像つかないことだらけ。

街なら資金さえあれば話は簡単だ、
労働力があり、現代建築なら資材もある。

しかし老房子はそうはいかない、
街とは状況がまるで異なる、
ドアひとつ直すにも街の何倍も時間も費用もかかる。
資金だけで解決できない問題が多い。

日本でイメージするとしたら??
登山でお世話になる山頂の大きな山小屋の大規模修繕??
そんなイメージが近い、、かな。

問題点
・今の時代
・高山
・人里離れた山奥
・過疎化した小さな農村
・集落から離れた山頂付近
・独立した老房子
・現在では作られていない自然素材のみの古い家
・修理できる人が極端に少ない、探し出すのが難しい
・見つかっても呼び寄せるのが難しい
・呼べても完成するまで居てもらうのが難しい
・人や資材等が見つかったとしてもお金が相当かかる
・物価人件費等不安定で結果いくら必要になるのか分からない
・計画や予算組みが難しい
等々。

それはそれは、、、この山に住んでいないと想像できるレベルではない。

ここに20年以上通って製茶をし、
トータルで言えば数年はこの家で生活している私でも
想像しきれないことがほとんどだ。
住んでいない人間には考えもつかずクリアもできない、
そんな問題点が非常に多い。

それでも、なんとかしないと・・・。

 

************

 

おとんの山の家にいると、常に感じる。
この家は奇跡のようだと、
この家で作るお茶を飲めるのは更なる奇跡だと。

これを維持するのは
ここまでの20年も本当に容易ではなかった、
この先はもっと難しくなっていくのだろう。

今のうちに、なんとかしておかないと・・・。

 

************

 

ちょっと愚痴。

おとんとの会議中や今回の連日の修理中も、
なかなか進まなかったり良い方法が見つからなかったり
解決するどころか問題が次々に増えていったりして、
うまくいかなかったりすると時々行き詰まって
思わず
「日本だったらなぁ、、、」とか
「安渓(街)だったらなぁ、、、」とか
考えても仕方のない解決法を想像してしまった。
それがない環境だからこそ存在している老房子なのに、、、ね。

街人のアイディア口にしたってここでは何のプラスにもならないぞッ!
と自分を何度もたしなめた。

 

************

 

いつも感じるんだ。

この家がこの時代に現役で存在していること自体が奇跡だが、
そんなすごい奇跡とご縁があった人生も、また奇跡だと。

この家で過ごせる時空間、
この家で作った茶葉を飲める人生、
心からプライスレス。

 

ここで仕上がるお茶は
欲したからって誰もが飲める茶葉ではない。

どうして自分がそれを飲むことができているのか
不思議に感じることがある。
時折、縁ある人は何かに選ばれているのではないか??
そんな風にも感じてしまうくらい、
この家で製茶していると、強く感じるものがある。
品茶会で仲間たちと飲んでいるときも、
同じような感覚を、強く感じる時がある。

時代が進む毎に、この感覚は強く、深くなる。

だからこそ私は、一生懸命になれるのだと思う。

 

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望みはひとつ。
おとんと私が動けるうちは、
この老房子とともに、現役続行したい。

気のせいか
この家も生きたがっているように感じる。
きっと、おとんが愛している家だからだろう。

 

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うーん・・・困ったね、おとん、一緒に考えよう。

考えろ、考えろ、考えろ。