いつもより早めに始まる大晦日の夕食、
おとん家族と一緒にいただく。
おとん、おかん、うぇいうぇい、小鳳、子供たち、
今年も大変お世話になりました、
本当にありがとうございました。
19年は大変なスタートだったけれど、
お蔭で大前進することができた。
10年以上願っても努力しても叶わなかったこと、
するすると進んだ。
結果、自分の想像以上になっている。
何がどう転ぶかわからない。
望まない現実から何をつかんで立ち上がり
どこを見据えて努力を続けるかだ。
一見悪いことのように思えても、
そのときこそ全てをひっくり返すチャンス。
問題が大きいほど大逆転が可能。
塞翁が馬。
夕食後、すぐにおとんと山の家に戻り、
おとんは年越しのお祈りの準備、
私は昨日の100天審評の続き。
24時間かけていくつか実験中、確認。
◆19秋100天審評:17種/全19種中
●昨日:通常審評
第1~4遍茶湯 → 審評後mix
第5遍 → 泡のまま
【確認点】
*干茶/干看:形状・色澤・整砕・浄度・梗(形状、色澤、比率、尺寸)・香気(干香、湿香、洗香)
*湿茶/内質(第1~5遍):香気(湯香&余香/熱、温、冷)・滋味・湯色
*叶底(蓋碗内)
●本日:24時間後(第5遍泡~)
【確認点】
*第1~4遍水mix:湯色
*第5遍水:香気・粘度・湯色・滋味①・滋味②(1:熱湯3.2)
*叶底(審評盤)
気づいたこと、たくさん☆
新しい発見、いろいろ☆
考えること、いっぱい☆
それぞれの茶葉にそれぞれの新しい発見。
語り切れない、膨らむ、わくわく。
・滋味①②
本性、仕上がり時、将来、参考になる点多い。
①!以外どれも問題なし、雑物が全くない、純、
①エキス感、旨味の塊、留喉濃厚。
感じ方の違い、おもしろい。
気づくものと気づかないもの、
気づきにくいものと気づきやすいもの。
大きな違いがある種類発見、4種(!3種+1種)。
3種:①la→②消失:工夫可能。
1種:まるでカードの表と裏、①びっくりの甘味塊前面②あの酸味戻る、逆転、老茶期待、どうなるのだろう、要経過観察。
・叶底
=内質(香気滋味、裏切りなし)
=本性見える
香気滋味と合致、ひとつも悪いものがない→安心、老茶用保存開始。
本性と合致しない2種発見、上位2種、
ということは?本性これから?わお☆
100天の内質に叶底に見える本性が出ていない?
まだだ、これからだ、品茶会までに出て来るか?
この仰天の香り、いつ出てくる?!
叶底香特殊2種
g:香木数種+桂皮・スパイス数種
y:南天+香木スパイス数種
希少な香木が1グラムで非常高価なのが理解できる、
自然界の樹木でこのような香気、まず会えない。
人間には作れない、永遠に鼻につけていたい。
おとん『はあー♪ 初めて!どっちも初めて!!』
100天の水にはここまで強く出ていない、
気配はある、でもここまでとは気が付かない、
yの特殊性は第4遍で重さとしてはっきり見える、
gはここまでとは4遍でも気が付かなかった、
その状態で、どちらも今シーズントップのおいしさ。
ではこの先どうなる?要経過観察。
製茶前から「そうなるはずだ」と予想はしていた。
自分の中で仮説があった。
それを形にしたかった。
しかし、仕上がり直後の審査では出なかった。
いや、もしかしたら出ていたかもしれないが、
時間がなくて気が付かなかっただけかも、、。
「そうなるはず」なのに出ないから、
勘違いだったのか、、思い違いだったのか、、
先入観か、、希望的観測か、、
いや、まだわからない、ここからだ、、
いや、どっちだろう、、と、
ノート、製法、振り返り、考える日々。
100天でも水にはまだ出ていない、
昨日は気がつかなかった、「こんなもの」がいるとは、
ところが、叶底にはっきり出ている、
しかも24時間経過したものに、
これはすごい。
叶底は本質、10年後も消えない個体の本性、見える。
いろいろ仰天。
想像でどきどき。
ひょっとして!?
私の中の「ダイヤモンド仮説」が実物で証明できたのか!?
100天審評時叶底香気、仰天2種
=製茶前「ダイヤモンド」大量だった☆☆
「ダイヤモンド」出現の原料
=おとんが剪定改善してくれた地点!!
おおおおーーーーっっ。
やっぱりね☆
いろいろ興奮するわ。
いやいや、早まるな、まだわからない、
たったふたつで何が言える。
検証続けないと、最低3年6シーズンは必要、
6季連続で同じ結果が出せたら、本物かもしれない。
わくわくだ、次が楽しみ、早く確認したい、
おとん、全部「ダイヤモンドの樹」にしてくれー、
おとんに「ダイヤモンド」は見えないみたいだけど、
おとんの方法で同じレベルを感じとっている、
そこにふたりの誤差がないから問題ない、
そのうちおとんにも見えるかも。
あー早く作りたい。(笑笑)
2つの香り、笑いが止まらない。
何度「聞」しても興奮する、
早くみんなと一緒に「聞」して「品」して笑い合いたい、
どうかなどうかな、どんな反応かな、楽しみだー♪
想像するだけでもっと笑えてくる。
嬉しい嬉しいね、おとんっっ♪♪
これは捨てられない、一緒に年を越そう。
おとんとふたり大笑いの年納め。
ありがとう19年。