審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】

 

※この記事は「大好きの指標」とセットです、合わせて読んでねっ♪

 

おとんの山の家でいつも行っている審評で、必ず確認しているポイント・重要視している要素・大事にしている視点等、おとんと私が長年一貫して大切にしている評価の指標を、項目にして書き出してみました。(※書き漏れに気付いたら追記します)

 

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審評標準(審査と評価の基準)―【魂の鉄観音】
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◆基礎(中国国家標準※1)50%
・1.干看:基本品質特徴>安渓鉄観音
・2.湿評:感官審評>安渓鉄観音

◆研究(オリジナル※2)50%
・1.原料の希少度:茶樹及び鮮葉
・2.製法の難易度:技術及び設備
・3.成品の味香り(第1~5遍及び第6遍12時間以上浸出)
   ①豊富度:バリエーションの種類、その製茶出現率及び泡茶再現率
   ②特出度:個性、オリジナリティ
   ③魅了度:情熱性、カリスマ性
   ④力量度:活性力、根性力
   ⑤質量度:水の重さ、韵の強さ
   ⑥野生度:野味の有無、その特殊度
   ⑦純粋度:雑味の有無、水の透明度
・4.総合的な完成度:10年以上保存の老鉄(『1000天で薬用茶』『3000天で黄金より価値がある』※3)前提

◆判定人:三人の茶師(非物質文化遺産安渓鉄観音伝承人「おとん」&中国国家級高級茶師「愛子・ふいみん」)

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※1:1993年以降国家が制定した商品用の中国茶の評価規範/公的な茶王賽の審査基準/判定人は要国家資格或いはそれに準ずる資格

※2:商品用ではない伝統茶の評価基準/国家標準制定以前の評価方法のうち長い歳月継承されてきた3つの評価基準すなわち「①おとん青年期まで代々自家製の『薬用茶(天然野生紅芽鉄観音)』を中医(漢方医)に売ることを家業にしていたおとん家の評価基準」「②1980年代政府主催の茶王賽(当時は全て伝統茶)で数度茶王となった後その評委を長年務めたおとん体得の評価基準」「③2002年からおとん家で伝統茶の審評及び製茶を継続している愛子体得のおとん及びおじい直伝の評価基準」を柱に整理した評価基準/おとん及びおじいの感覚と記憶を尊重しその伝統茶を愛し、記録に無いそれらの記録を継続している当サイトオリジナルの審評標準/判定人は要伝統茶製茶15年以上の実践経験と現場知識及び※1

※3:ご参照「当サイトについて」>3:魂の鉄観音>★20年来の夢と目標
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