「【生態茶】の樹:in鉄蘭山」カテゴリーアーカイブ

家周りの生育状況

 

 

深夜、懐中電灯を持って
生態茶に会いに行った

摘まれてはいなかった!!
おかんありがとうー!

 

とても深く眠れた
ここではいつも一瞬で意識が消える
何者にも邪魔されない眠り
すっと気が付くと朝
「軽い」
この家は何かの回復装置のようだ

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明るくなって、家周りの茶樹をチェック
生態茶、蝶王の樹、燕王の樹

少ない・・・とても少ない
低い・・・伸びていない

慣れてない人が見たら多分、
摘み終わった後だと勘違いするだろうレベル

秋だから春のようにワサワサは伸びないが
秋にしても枝が伸びていない

生育がいつもと大分違う
夏の酷暑の影響?

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節間が短い
新葉量が少ない
若干小さい?剪定の影響?相変わらず密集
柔らかめ?確認タイミングがいつもより早い?

成熟具合は悪くない、むしろ好い
駐葉がきちんと成熟、これは理想的☆
香りが上がる、少ないのに主張がある

剪定位置に近い場所で密集(摘茶時要注意)
これは剪定の方法も影響している、しかし
今年はそれよりも気候の影響が大きそう
きっとどちらも影響している

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収穫量少なそう
しかし一見少なく見えて驚く程多い時もある
またその逆もある
なので摘んでみなければ実際のところは分からない
だがそれ以前のレベルで明らかに少ない

生態茶、蝶王
どこかと合わせないと一球にできないかも
「餡子」用の茶葉はもうどこにも残っていないし
量的にどちらも外形作るのが難しそう
他の地点も見てみないと、、、
もしかしたら仙王が少し摘めるかもしれないし
組み合わせて工夫、かな

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節間と駐葉の成熟度、その全体の割合とバランス
これが好い、これは理想的、素敵☆
全体が時間を適度にかけて成熟した証☆

この状態、久しぶりの気がする。
おとんが見たら『きれい!きれい!』って喜びそう。
昔おとんと作っていた頃、これと似たような年があって
ふたりで審査台にずらりと葉を並べて観察したな、
「こういう状態が理想なのか!」と一生懸命学んだ。
このような成熟状態になった年、過去に何回かあった、
いつだったかな。。。かなり前。
後で過去ぶろぐ見てみよう

他の地点はどんな感じだったのだろう
後でうぇいうぇいに聞いてみよう

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生態茶と蝶王は
量的に成形するのは難しそうだが
燕王も含め成熟の様子を「看」「聞」するに
品質的においしいお茶になりそう☆

どんなおいしさのお茶に出会えるのだろう!!!
たーのーしーみーーー♪

 

他の地点はどうだろう??
今日は小雨で危ない
明日は曇り、明後日は陽光来るかも?

よし、大そうじは明後日
先に明日地点全部周って確認しようっ!

夜の生態茶のシルエット

 

夜の暗闇の中、おとんの山のお家に到着
茶園がバイクのライトでちらりと見える
生態茶「地」の上部も一瞬見えた

え、、、生態茶、ない???

もしかして摘まれちゃった??
また間違えて摘んじゃった??

 

いや、そんなことはない、、、はず
以前間違えて摘まれた年、私はがっくり
おとんは大騒ぎして、その後おかんは
隣接しているうぇいうぇいの樹を摘む際に
とても注意して工人を監督してくれている。

でも暗闇に一瞬照らされたシルエットは
まるで採茶後の・・・。

どういうこと???

 

摘まれていなかったとしたら
発芽しなかった、少なかった
生育しなかった、遅かった
え・・・枯れた?、いやそれはなさそう

後でひとりになったら見に行ってみよう

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先に家を開ける、電気を入れる
小紅がいるうちに荷物や食材等運び込む

ただいまーーー!!!
ああこの香り~~~♪
山の家の香り~~~♪
おとんの香り~~~♪
いないけれどおとんの香りがするぅ~~~(笑笑)
おとん、帰ってきたよーーー☆

熱血指導中

隊長は今日も、小紅に剪定のやり方を教育的指導。

作業の合間合間に、小紅を呼んで説明している。

家の前のうぇいうぇいの茶樹(うぇいうぇい管理)を参考にし、さらに生態茶の茶樹(おとん管理)のほうにも移動して、いくつかの茶樹を比べて、剪定の違いで原料の葉がどれだけ違うか、茶樹の状態の違いでどう剪定を変えるべきか、剪定のパターン等々、説明している。

愛子は10年近くも前から、滞在中に毎日毎日、毎回毎回、おとんに理解してもらえるように工夫しながら繰り返し説明してきて、おとんは毎回『わかった、理解した、できる、やる』と言いながら、結果的にあまり改善されないことから、助手の小紅にも教育的指導して、一緒におとんに説いていく作戦にした様子。

生態茶が、、、

鉄蘭山に来た。

何かをやるのに一筋縄ではいかぬのがここの常識。

生態茶が、ないの、、。

生態茶の上(『天』と呼んでいる場所)のほうはちょうど抜け道が雑草で塞がれているため(誰かに発見されないようにするためにわざと草ボーボーにしている)下から見えなくて取られる運命から逃れたみたいだけれど。。。

生態茶の下(『地』と呼んでいる場所)が、、、ない、摘まれてしまっている。

ショック、、、

隊長は、状態を細かくチェックしてノートに記録した後、何か考え込んでいる。

どうするんだろう、、