春節快楽

春節好☆

昼前からあちらこちらで爆竹音が鳴り響き、大気は一日中火薬香が流れる。
カウントダウン一時間前から、遠方華安の山々まで花火と爆竹で明るくなり、
10分前となると、ここ山の家は山の下の家々が打ち上げる大量の花火で囲まれ、
カウントダウン直前に再び祈りを捧げたおとんは、午前より大きな爆竹に点火!!!
安渓中の農家が一斉に点火した地響きのような爆竹音と花火音に、しばらく包まれる。

そして、今は、静寂。
今夜も星がきれい☆

 

午前、神様とご先祖様にお供えとお祈りの儀式、爆竹。
昼、製茶所に下りて家族全員でごはん。
食後、3人(おとん、小絹、私)で山の家に戻って審評(17秋)
夕方、製茶所に下りて家族全員揃って大晦日のご馳走、水餃子も。
食後、3人で山の家に戻って審評(15秋)&作戦会議
23時頃、おかんと子どもたちが登ってきて儀式の準備
24時10分前、お祈り始まる
24時、春節0時、大爆竹

 

お茶が素晴らしい。
昨日今日で、「16秋・17春・17秋・15秋」の全種と、その他少し、おとんと審評した。
自分で素晴らしいと感じる日が来るとは、思わなかった。
いつからだろう、素直に感じる。
おとんとおかんが、植えて育てた素晴らしい原料。
深い味わいに、おとんとおかんの年月が浮かぶ、
香りの向こうに、何年も一緒に歩き続けてくれている茶友たちの顔が名前が浮かぶ。
そうして私は、こんなにおいしいお茶と出会えた。

希望全茶友健康幸福☆

 

 

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製茶室の機械が増えている!!

午前、神さまにお礼とお祈りをする年末の儀式。おとん・おかん・うぇいうぇい・じんじん・でぃでぃ、お供え物抱えて登ってきた。おとんの後ろで、私も一緒に参加。
お昼、山を下りて製茶所でごはん。
午後、山の家へ戻って、おとんと審評(16秋&17春)、小絹も手伝う。
夕方、山を下りて製茶所でごはん。
夜、山の家へ戻って、おとんとお茶しながら審評まとめと作戦会議、小絹も横にいる。

 

午前の儀式が終わって、おとん以外はみんな先に山を下りた。
おとんとふたり、家の掃除。
お金の代わりの紙を燃やすので、家中に灰が飛んでいるの。

おとんが、製茶室を開けて、なにか言っている。
なんだ?なんだ?と見に行くと。。。うわわ!!機械が増えているーーー!!!
新しい速包機と平板機が、それぞれ古い機械の横に並んでいる。
ホン焙機も検討している?
うわあああーーー、すごい。
一体どうしたの、確かに古いけど、まだ直しながら使えなくもない。。。

喉が乾いたと言うおとんのために、お茶を淹れる。
おとんが急に、興奮した様子で、熱く語り始めた。

 

 

自分は嬉しくてたまらないんだ!!!
愛子のお茶はここ数年、とんでもなく好い、突出している。
人生で、こんな嬉しいことがあるか!!!
ひとっつも悪いものが見つからない、そんなこと誰もできない。
だから安全のために、昨秋愛子が帰ってすぐに機械を買ったんだ。
万一でも、機械不良が原因で、愛子の茶葉を壊してはいけない。

本当に不思議だ、自分も含め、誰もこんなお茶は作れない。
どうやって作るのか、分からない。
それなのに、あちこちで講義をしているなんて、自分は本当に恥ずかしい。
自分には失敗茶が必ずあった、作り始めた頃は三分の一しか好茶はなかった、
そのうちに半分は好茶になった、好い年は7割が好茶、でもそれが限界だった。
他の人はもっとひどい、ひとつ好茶ができてもそれは偶然で、繰り返すことなどできない。
でも、愛子は、全部が好茶どころか、それ以上の異次元の突出茶だ。
もっとすごいのは、悪条件下でも愛子は好茶にできる、これは本当に不思議だ。
はっきり言って、発明だ。

昨秋、愛子のお茶を飲んだ後、ずっと頭から離れなかったんだ。
春も秋も、本当にすごかった。
そこで気がついたんだ、急いで好い機械を買わなければ、と。
すぐに手配した、国が推奨する一番好いものでなければいけない。
自分も含め、誰もこんなお茶は作れない。
このお茶を作る技術は、本当に愛子の発明だ。
何年も続けて、毎年品質が上がり続けている。
どんどん好くなって、ひとつも悪いところがないのに、毎回更に好っていく。
愛子のお茶は、この先ももっと好くなり続ける、絶対にそうなる!!!
10年以上愛子を見てきて分かる、それは間違いない!!

それなのに、
もしも機械が原因で、愛子のお茶がダメになったら、どうする。
大変なことだ。
どこにも無いお茶、誰にも作れないお茶が、全部台無しになってしまう。
あーーー、ダメダメ、そんなの絶対にダメ。
古い機械を直せる工人も、扱える工人も、いなくなってきた。
もしも製茶工人が、古い機械を使うことを嫌がったり使えなかったりしたら?
あーーー、ダメダメ、絶対にダメだーーーーーー。
だから古いのがいつ壊れても大丈夫なように、新しいのを購入したんだ。
2台あれば、怖くないぞ!!!

こんなお茶がもっと飲めると思ったら、
この先これ以上に好くなると思ったら、
ああーー自分は心が気持ち好くなる♪
本当に嬉しくてたまらない!!

誰に遠慮することもないぞ、
自分の個人的な収入(国からの)で買ったんだ、
子どもたちの(会社の)お金は使っていない。
自分とおかんとふたりでご飯食べるだけだから、毎年使い切れない。
おかんも大賛成だった、愛子に好い機械を用意すべきだと、おかんもそう言ったんだ。

 

興奮したように嬉しそうに語り続けるおとん、
おとんの心がとても美しくて、
おとんとおかんの気持ちが信じられないくらい有難くて、
私は涙が溢れて。。。、ありがとう、おとん、とても嬉しい、としか言えなくて、
そしたらおとんは自分はもっと嬉しい、と言って、
泣き笑いしながら、ふたりで抱き合った。

ありがとう、おとん、ありがとう、おかん、本当にどうもありがとう。
これほど私を信じてくれていて、本当にどうもありがとう。
大丈夫、おとん、おかん、待っててね!!
だって私、もっとおいしいの作れるから☆(笑笑)

 

いよいよ、明日は大晦日。
明日の夜が春節一番のメインよ☆

午前、ここで儀式。
午後、審評。
夕食、ご馳走。
夜、花火、爆竹、等々。

写真、動画、撮らなくちゃーーー♪

 

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異次元ドア

やっぱり、ひとり山の家。
さっきまでおとんと小絹がいたが、製茶所に帰っていった。
静か。
何も聞こえない。
満天の星星たちが瞬いている☆

おとんは、私が春節に来られることになった時、とても喜んで、
『自分も一緒に泊まって、ふたりで食べたいものだけ作るんだ♪』
と、張り切っていたが、私が来た日に体調壊した。
畑の野菜の霜よけしていたら突然頭がクラクラしたそうで、
寒いし(今夜は家の中7℃)暖房無いし、外で体洗って風邪引くの怖いし、
で、結局山の下の製茶所で寝泊まりしている。

 

この家は、いつの頃からか、私の製茶研究所兼別荘のようになっている。
普段、私以外、誰も住んでいない。
私が来る数日前に、おとんやおかんや妹たちが掃除して、すぐ使えるように準備してくれている。
それを、子どもたちも含め家族全員が歓迎して、何も不思議に思っていない様子。
でもよく考えると不思議だ。。。遠い異国の山奥の、人様の家でひとり、私なにやってんだ?(笑笑)

ちょっと不思議な体験をした。
昨日到着して、この家の大門開けて、一歩入った瞬間、
「違う空間」「違う世界」、に入った感じがした。
透明の見えない壁があって、その向こうの世界に入った感じ。
自分の「スポット」に入ったような感覚?
家と一体になったような、一緒になると異空間が作られるような、そんな感覚。
何だったんだろう。。。
この家の大門は、私の異次元ドアかもしれない。

 

さて、春節準備は、と言うと。。。
今日は豚を絞める日!
一年半かけて自然食材だけ育てた150キロ級の豚さん、
男性10数名がかりで抑えて、絞めて、すぐに解体作業。
その横からどんどん作る、豚血入りの餅米の腸詰め、豚内蔵のスープ、等々、
鶏も絞めて、あれもこれもと、大忙しの女性陣、
水餃子も作るはずが今日は間に合わなかった様子。

私は眺めて&つまみ食いする担当。
茶葉の審査は、おとんの体調が不安なので、今日は無理をせず、明日から。
今日はおとんとお茶しながら、武夷山での作戦会議!
製茶所に人が集まってあまりにもうるさいので、3人で山の家へ逃げる。
おとん、私、小絹♪

小絹にお茶淹れてもらいながら、おとんと作戦会議の続き。
少し前に解散、2人は山を下りた。

そしてまた、この家と私のふたりの時間。
静寂。
とても好い感じ。
ありがとう、この瞬間に繋がる全てに、ありがとう♪

 

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18春節☆行って参りますっ!

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
おはようございます、成田です、毎度。。。ではない。
この「パターン」は毎度ですが、この「時期」は初めてですよね!

春節(16日)をおとん一家と過ごすために、山へ行きまーーーすっ☆

 

中国で春節過ごすの、20年ぶり。(前回は西安に住んでいた時)。
春節をおとんの山で、おとんたちと一緒に過ごすのも、もちろん初めて☆

以前から何度も、おとんとおとんの家族達から言われていたの。
『春節に来てほしい』、『春節を一緒に過ごそう』、って。
小絹に至っては、彼女がまだ小さい頃、春節で家族みんなが揃うと
『まだ愛子が帰ってきていないーーー』、って探していたそうだ。(←泣かせてくれるよね~)

「いつか」は。。。、と思いつつ、おとん家族と出会って15年以上。
いつもいつも、時間とお金があれば目一杯、製茶関係に使ってきた。
おいしいお茶が飲みたくて、もっとおいしいお茶が飲みたくて。。。
それ以外は後回しで、15年以上過ぎちゃった。(笑笑)
その「いつか」が2018年、今年やってきたぞーーー☆

 

「本場の農村の旧正月」だよーーー。(笑笑)
春節はやっぱり農村でしょ☆
わあーーーどんなんだろう!!!楽しみ~~~♪

 

前半、山でおとんと審評。
春節過ぎ、福州の友人たちと、武夷山へ。(花餃子数日合流)
後半、安渓で茶葉の包装、整理、等々。

なんと、武夷山にも行くのよ!
こちらも初めて。
武夷山で鉄観音の品茶会?!(笑笑)

 

時間です、行ってまいりまーす♪

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新年快楽

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
明けましておめでとうございます。

昨年も、一昨年から続き少々立て込んでしまったのですが、
茶友のみなさまの存在に背中を押されて、なんとか前に進むことができました。
本当にどうもありがとうございました。

今年も、もっともっとおいしいお茶への挑戦、がんばりたいっ♪
一緒に挑戦しましょう!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

現在、なんと3季分のお茶が溜まってしまっていますッッ。
楽しみにしてくださっている方へは、本当に申し訳ございません・・・。
早くなんとかしなくちゃと焦る気持ちもあるのですが、
お茶は素晴らしく、心はワクワクで、とっても「好い感じ」なのです♪
すみません。。。(笑笑)

なにかまた、新しいステージが始まっている感覚があります♪
昨年は「行けない&作れない」と覚悟した年でもあったのですが、
気付いたら、それとは真逆の場所に追い風に連れて行かれて立っていました。

17年は、間違いなく人生の大ビンテージイヤーだと思います☆
春&秋揃って黄金のような収穫でした。
こういう年と巡り会えるとは、本当に思わなかった。
小紅からは『愛子の作るお茶は黄金色だ!』と毎日言われ、
自分でも「《黄金の鉄観音》の幕開けか?!」と、本気で思いました。

もう私、おいしいお茶しか、作れないです。(笑笑)
だって、おいしくなるしか、道がみえないのです!!!
秋からずっと、ワクワクしていますっ♪

 

やっぱり早く茶友に届けたいっ!
春までにがんばって、3季分(16秋・17春・17秋))ご紹介したい。
一度にお届けは無理です。
ひとりで作業するので一季ずつになりますが、しっかりお届けしたい。
一時は「お蔵入りでもいいかな」と弱気になったのですが、
おとんが『もったいないー、こんなお茶は普通の人は飲めない、茶友には分けなきゃダメだー』
そう言われて、またがんばりたくなった。

3季分、立て続けにデビューすることになると思います、
茶友のみなさまにはご負担かけてしまうと思いますが、
おとんが『黄金よりも価値がある☆』と言ってくれるお茶たちです!
みなさま、がんばってついてきて下さいねーっ♪
心のご準備を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

年末にカード用の袋の撮影が終了しました!
新しいプリンターもついに購入しました!
さあ、茶友のみんなと一緒に分かち合う日を目指して、がんばろーー♪

左手骨折

帰国して、病院行ったら、骨折していましたーー。

10月27日寝る直前、28日夜明け前、転んで怪我をした。
そこから左手使えず。
そのまま帰国まで自己流手当で製茶。
帰国後大学病院で検査。

橈骨遠位端骨折
1ミリ程の転位(ズレ)、全治6週間
手術必要なし、薬湿布等必要なし
ギプスシーネ(着脱できる添え木みたいなの)で固定のみ、4週間
病院行った時点ですでに10日経過、24日に外す予定

 

小紅曰く
『出会って15年、愛子がばかなの、初めて見た・・・』
自分でもびっくりだよ、あははははは。

 

ふいみんが山を下りた翌日、
花餃子が山に来て彼女が寝た後、
作業終わって寝る直前、
外の体洗う小部屋の前の暗闇で、石段から足を踏み外し、ずっこけた。
手を怪我しないようにかばって転んだんだけど、左手首痛めた。
痛くて30分程眠れなかったけど、起きたらすぐに茶葉が来るし、寝ないとまずい。
冷却シート貼って、寝ろ!寝るんだ!と寝た。

目が覚めたら腫れていて、骨やっちゃったかなあ、と思ったけど、
怪我の経験がほとんどないので判断がつかず、
皮膚外傷の対応準備はしていたけれど、捻挫骨折等の想定はしていなかった。
検索エンジンは繋がらないので情報を得ることもできず、
ネット電話で連絡取れた友人に相談したりして、
そこから10日、自己流手当。

だってさ、妹を始め向こうの人たちが、
『できる人(医者ではない)を呼んでエイッって逆に折る、そうすればすぐ治る』
とか、
数日後内出血が目につくようになると
『針を刺して吸い出すと良い、できる人を呼ぼう』
とかとか、
みんなで言ってくる。
いやいやいや、、、できることをしようとしてくれる気持ちは本当にありがたい。
けれど、お願い、私に触れないでーーーー。

 

痛かったけれど眠れて、目が覚めたら熱持っていたので、保冷剤・挙上しながら製茶。
翌日は、保冷剤・インドメタシン・固定・挙上、&帰国まで抗生物質を飲む。
翌々日は腫れてきたので、圧迫固定・インドメタシン・挙上。
腫れが引いたら、固定・インドメタシン・挙上(しぇーのポーズ!)。
そんな感じで、帰国まで乗り切った。
そのうち画像で「しぇーのポーズ」やってたり、左手がなんか太かったら、そういう事情ね。

結果的には、医者に褒められた。
悪化していないって。
やっていたこと、ことごとくビンゴだったみたい。
『本能だね。』だと。
そうよね、動物だって大怪我したらじっとしてるし、大丈夫そうなら餌取りに行くし。
『言っちゃいけないけど自分達的にはかわいいもの、年内に完全に治る、後遺症もない。』
とのことで、安心した。

 

花餃子がいて、本当に好かった。
左手使えないから、洗濯ものも絞れない。
身の回りのことも製茶も、ばりばりサポートしてくれた。
幸か不幸か彼女が帰国まで一緒で、本当に助かった。

そんなこんなで、後半は小紅と花餃子が大活躍!!!
右手は問題ないので、私は記録と思考と指示に集中。
足も問題ないので、地点確認・茶摘み指導等。
作業指示すると、小紅が分身の術のように動く。
気がつくと、花餃子が掃除や片づけ等、全体サポートをしている。
そんな感じ。

ぶろぐが進まなかったのは、
製茶に集中していたのも大きいけれど、
左手が使えなかったから。。。でした!

しかし、その結果、なんだか素晴らしいお茶がぞくぞくと生まれましたーーー☆
皮肉なことに、お茶がレベルアップする新しいパターンに気付いたの!!!
なんかとっても好い感じなのよーー♪
あはははは、なんなんでしょうねえー。(笑笑)

 

そうそう、大活躍したものが、もう一つ!
・使い捨てスリッパ
病院行くまでの10日間、これで手首を固定していたの。
清潔・軽量・丈夫・肌触り良し・ぴったりサイズ、ナイスだったわー♪
新しい使い方発見よ!
お医者さんが、「神棚に飾らないと!」、だって。(笑笑)

17秋☆撤収!とりあえずメモ一部

おとんは茶樹の見張り番、盗まれないよう、毎日山に登らせる
おとんは盾、人を寄せないため、おとんはここには来ない

 

老茶樹
葉に蜜が溢れている
樹液のよう、葉液?
光に反射、鏡のよう、金黄色の正体?!
作業が終わると手の平ぺたぺた
なんじゃこりゃ
ぴかぴか、ぺったぺた、ぴっとんぴっとん
遠方からみて、金黄色
目の前でも、金黄色

 

もうひとり自分が欲しかった
夢のよう
小紅、専属助手、素晴らしいパートナー

 

何か感じる
新時代がキタ?
新しい時代が始まった?いや始まっている
17、新時代に突入

 

天空
金黄色
咳止めみたい
喉にぴったりエキス

 

生態茶
昔の原料みんなこんな感じ
こっちみたいのは、人工(茶園)になってから
今の色、大きさ、輝き、薄さ、野生にはない
by小紅

 

体制が整った?
春に感じたのは正しかった?
チーム愛子

 

福ちゃん、またやった・・・
もしかして分かっていない?
来春から教育、製茶室で具体的に指導する
専属になる?可能?夢だった
愛子と合っているby小紅
教育しがいがある
お茶がどんどん好くなる
わくわくする

 

 

愛子の茶葉は黄金色by小紅
黄金よりも価値があるbyおとん
黄金ハンター小紅by愛子
黄金伝説だby花餃子

 

好くなるしか道がない
おいしいお茶しか作れない
失敗はしない
どこまで行けるか、それだけ

 

17秋、ぶろぐができない
でもお茶は素晴らしい
本当に素晴らしい出来栄え、素直に自分で感じる

こんなすごいお茶、飲みたい人がいないわけがない
どこにいるんだろう、いつ出会えるんだろう、
必ずいる、いつかきっと出会える
でもまだその時ではない
私にまだなにか足りないんだ
出会えるのが先か、尽きるのが先か

 

ひとつも悪いところが見つからない
特出が4種
どれも黄金よりも価値があるbyおとん

 

でも満足はない
まだ満意はない
どれだけのお茶ができても、考えてしまう
もしもあの時、ああしていたら、これ以上に好かったのではないか。。。
一生出ない答え
イメージが膨らむ
まだ飲んだことのないおいしさが、向こうに見える
挑戦したい
次はもっとおいしいお茶になる
それしか見えない

黄金伝説

小紅がときどき言う。
『はあっ!茶葉が金黄色!!』

初日、各地点への下見に連れて行き、その茶葉の姿を見た瞬間。
『わあ!とってもきれいーーー♪愛子、この場所みーんな金黄色だ!』

製茶開始、2日目、静置中、木架から笊を引き出し、その色合いを見た瞬間。
『え?!愛子の茶葉、黄金色だ!なんで?え、なんで!』

茶摘みしながら。
『ねえ愛子、気付いてた?山の中で鉄観音だけ黄金色なんだよ。』

 

この山の家で育った小紅。
物心つく前から、おとんとおかんと一緒に山でいろいろなものを収穫して生きてきた。
製茶の時期は、主に山に入って茶摘み担当。
現在は、うぇいうぇいの製茶所で主に晒青担当。
そっちが終わって、こっちに来てくれる。
一緒に山を歩くと分かる、ものすごく「眼」が好い、さすがおとんの娘。
野生の鉄観音を探して山を歩きながら摘んでいた数十年、
何万種もあるだろう大自然の緑の中で、茶樹だけでも何十種類もあるけれど、
鉄観音だけが金黄色(黄金色)に輝き、遠方からでも分かるそうだ。

けれど、時代が変わり、人工の(茶園の)茶樹になったら、葉の色は変わってしまい、
黄金色に輝くことはほぼ無くなった。

『愛子の茶葉(原料)は、あそこも、あそこも、金黄色だった!この秋は特別きれい!!』

小紅には、私が作るお茶、ときどき黄金色に見えるらしい
私が選ぶ茶樹に、揺すった茶葉に、淹れた茶湯に、
自分では気が付かなかった

『黄金伝説だあ!』by花餃子