今回の目的のひとつ、じっくり審査。おとんも一緒。
製茶のときはとてもこのような体制(3人揃う)でじっくり審査できないから貴重な機会。
17秋、18秋 燕王 すばらしくおいしい~(きらきら)。
今回の目的のひとつ、じっくり審査。おとんも一緒。
製茶のときはとてもこのような体制(3人揃う)でじっくり審査できないから貴重な機会。
17秋、18秋 燕王 すばらしくおいしい~(きらきら)。
雨だ。下の製茶所で愛子と合流、一緒に山の家へ。
菜の花、終わりかけ。
人の家の下がアヒルと鶏の家になっている。
村のスクールバス!初めてみた!
山の家~、ただいま~~♬
ふおおおーー☆ 新芽
目が覚めた。
野鳥たちが大合唱している!!!
晴れだーーー♪
雨の日も、霧の日も、嵐の日も、この山の家は素敵だけれど、
青い空が広がる晴れの日は、特別に気持ちが好い。
今回晴れるのは、多分、今日と明日だけ。
谷雨(穀雨)の頃の貴重な青空。
紅芽たち、艶々だよー!
ピカピカ光っている、美しいーー♪
晴れたけれど、今日はまだ各地点には行けない。
山肌が乾いていない、地面が崩れる、滑り落ちて危険。
明日の夜には雨が来て、その後ずっと降るだろう。
今日地面が乾いて。。。、チャンスは明日だけ。
18春【老茶樹】、金風山。
うーわ。。。すごい強い香り。もー烈☆
んー♪ 香り、味、輝いている!
なんか一煎目から猛烈においしい。
私がお茶を飲む席から見えるすぐ横の池の回りに、
いろんな種類の野鳥たちが集まって、
久しぶりの晴れを謳歌するように、
朝から延々と大合唱している。
私がここにいることに気付いていないみたい。
時々お湯を注ぐために腕を動かすと、サッと飛び立つ。
でもすぐに戻ってきてまた歌い出す。
気持ちよさそうだな~~♪
聞いているだけで気持ちが好い。
毎日こんな風にここでお茶飲めたら幸せだろうな~~。
昨夜、小紅が作って届けてくれた包子。
キャベツと人参と椎茸と三枚肉。
上手に出来ている、おいしい♪
おとんが上がってきた。
本日の大工仕事、開始!
今日はパソコン部屋。
外側から鍵をかけられるようにしたいの。
木の扉は開閉途中で床と擦れて動かない、
鍵は完全に壊れていて回らないし抜けなくて刺さったまま、
鍵を取り付ける木材は石材のドア枠から外れているし木肌がもろくなっている。
さて、どうやろうか。。。
ひとまず状態を確認して、外せるものは全部外して、
修理してみて、使えるところは使う、と。
わかった!おとん、こうしたらどうだろう!!
え、わからない?鉄線持ってきて、やってみる。
山の青空ーーー♪
爽やかさんへ行く途中、道の横の茶樹たち確認。
あれれ?
紅色が少ない、紅芽がほとんどない?
探すとちょっとうっすら紅色になっているくらい。
いやいや、びっくり。
他の家のだったら紅芽じゃないのも分かるけれど、
おとんの原料なのに、本当に茶樹によって紅色の濃さが違うわ。
紅芽は、生長して葉っぱになると緑色に変わってしまうから、
来月の茶摘みの頃にはそれぞれの色の違いは分からなくなる。
けれど、今の状態だと違いがよく分かる。
えーーー、ちょっと全部確認して比較してみたい。
だって、紅芽じゃないとおいしくならないよーー。
紅色が濃いほうがおいしい鉄観音にできる!
他のところはどうだろう?
あ、ここ(家の前の一部)も少ない、緑の方が目立つ。
私たちの樹は?!
蝶龍山、【蝶王】の樹。
うん、紅芽が多い☆
特別多いというわけではないが、さっきのところよりはしっかりと多い。
さて、これは何でしょう♪
これだけで分かる人いるかな?!
来月、もう少し大きくなっているかな。
ちびちびヘビイチゴ♪
【蝶王】の樹の周囲は、うぇいうぇいの樹も紅芽が多い。
でも、この樹は少し生長が早いので、紅色が一番濃い時期は過ぎている。
それでも、さっきのところよりは多い。
気になる。。。桂桜渓も見てみよう。
紅い!
というより、紫☆
全部ではないが、紫色(濃い紅色)の芽の樹がたくさんある。
紫は好いね~~、ぞくぞくする。
天然野生に近い色、嬉しいーー♪
でも、芽の色は気候によって一日で変わる。
翌日には紅色が無くなってしまうこともある。
明日、同じ日の中で全部の地点を比較してみたい。
長芋、頂き物だそうだ。
晴れたので、久しぶりにお外ご飯♪
今回初めての月光☆
今夜だけは星星もみられそう!
おとんと審評。
18秋【老茶樹】2種、金風山。
いくつかの視点の確認。
おもしろい☆
特に乾香と湿香の時点での香気の違いが興味深い。
どっちも好いのに、どっちも違う。
同じ原料で作り方を変えたので、結果を追っている、
先々どうなっていくかも気になる。
おとんは、ひとつは『クリーム♪』ひとつは『龍眼肉!』。
うんうん!最初は「焼き菓子」と『マンゴー』だったのにねー。
現在も好い&未来も楽しみ。。。ほっ♪
茶友のみんなは、それぞれどっちが好みだろう!
昨夜から霧が出始めた。
今日は朝から濃い霧、ひんやり寒い。
家の中で16℃くらい、外はそれより5℃ほど低い。
数日後には気温上がるから我慢していたけれど、
やっぱり毛布を出す。
霧の中の紅芽たち、ご機嫌いかが♪
紅芽がいっぱい!!!
家の前のこの辺り、発芽率がすごい☆
ここは私の樹ではなく、うぇいうぇいの樹。
うじゃうじゃ♪
いつまで見ていても飽きないわ~♪
ぞくぞくだよ、かわいいな~、楽しいな~、摘みたいな~。(笑笑)
では、私たちの樹を見てみましょう!
生態茶、まずは「地」。
ほーら、少ないでしょ!
生態茶はもともと発芽率は低いの。
気にしなくて好いのよ、ゆっくり生長してね。
量は必要ないの、好い芽だけに集中して栄養蓄えてね。
茶摘みまであと一か月以上あるからね、
マイペースでオッケーよ。
おいしくなあ~れ♪
他の場所と比べると発芽率は低いけれど、
ひと芽ひと芽が大きくてとってもいい感じ☆
「天」も見ようとしたら、バラバラと大粒の雨が降ってきた。
お茶タイム。
18秋【初代樹】、翠岩山。
わわわ。。。このお茶大変だ、すごい香りがする。
こういうのはなかったような。。。作った時から気になっていたけれど、100日過ぎて凄みが増している。
どうしよう☆
空が明るくなってきた、雲が行った!
大工仕事、一時中断。
生態茶「天」の様子を見に行きましょうー。
こちらは「地」より更に少ない。
けれど、やはりひとつひとつが大きい!重そう!
しっかりと好い紅芽になっている♪
いい感じ☆
この子たち、今春はどうなるかなあ~~。
昨春みたいな特殊現象は、また起きるのだろうか?!
周りの野生の樹も見てみましょう!
どこに茶樹があるか分かりますか?
野生の大葉烏龍。
紅芽鉄観音ではないので、芽は紅色ではない、緑色。
こちらは野生の紅芽鉄観音。
同じ紅芽だが、茶園の芽とは発芽状況が大分違う。
鉄観音の芽が全部紅色になるわけではなく、鉄観音種の中でも紅芽になる種類はごくわずか、他の大部分の鉄観音種の芽は大葉烏龍や他の品種のように緑色。更に、紅芽の中でも樹や場所や気候によって紅色の濃淡が違い、いつもは紅くなるのに全く紅色にならない緑芽の年もあるそうだ。
昔、この地方がまだ原始林で茶園などなかった時代、おじいとおとんは、山の中に入ってこういう野生の紅芽の好いものだけを探し出して、その枝を持ち帰り大切に育てて、それらがいつしかおとんの家回りで根付いていくつかの小さな茶園となり。。。その樹たちを今、なぜか私がお茶にしている。(笑笑)
持ち帰る状態にはまだ早い、
もっと生長して脇芽が見えてから。
行ったあの雲、標高の低い場所は今頃大雨だ。
こちらは青空になってきて、明日は晴れそう♪
夕食後、おとんと品茶。
18秋【古茶樹】、天樹山。
わああ。。。これも大変なことになっている☆
『すごい、飲んだ後に口の中にいつまでも香りが留まる。』
「うん、姿が消えた後の存在がすごいね、自分の口が香る。」
ちょっとおかしい。
一体どういうことなんだろう。
飲むお茶、飲むお茶、ことごとくおいしい。
たまらない香りがする。
どれも違うのに、どれも大好きな香りだ。
気分が上がる。
翌日まで漬けても雑物が全く出ない、澄んでいる。
口に入れる前も飲んでいるときも飲んだ後も、気持ちが好い。
17の春からの茶葉、全部だ。
おかしい。
どういうことだ。
私おかしくなっちゃったのかな?
昨夜、到着した後、夜中から雨。
今日は曇りでひんやり、、、ちょっと寒い。
まだダウンが必要。
ここのところずっと雨で、もう一週間以上降り続いているらしい。
今年は雨が多いのかな~。
茶摘みの時期に降られると困っちゃうけど、
今はたくさん降って生長してもらわないとね!
今の鉄観音たち。。。見る?見る?(笑笑)
家の前の芽たち。
うひょーーー、かっわいい~~♪
にょきにょきだーーー☆
思い出すね!緑茶の茶摘み☆
碧螺春だったら、採茶が追いつかなくて超級炒青になっちゃった感じ。
龍井だったら、摘み忘れか放置された状態だね。(笑笑)
懐かしいな~~。
思わず摘みたくなっちゃう、うふふ。
でもこれは緑茶作っても適合しないな、苦くなるだろう。
本日の大工仕事終わって、お茶タイム。
18秋の桂桜渓【渓王】。
まだデビューしていない、、、ごめんね。
うわあああ。。。☆
早くデビューさせてあげたい、素敵な香り♪
『愛子~、筍採りに行こー。』
「はーい。」
今飲んだ桂桜渓の近くの竹林へ。
『ひゃーーー、やられたー、もう誰かがほとんど採ってしまっているっっ、わーこんなに持って行かれたーーー、少しも残っていない、ひどい!!!』
本当だ、地面に捨てられた皮が山盛り、、、。
『あ!一本おっきいのあったー!!愛子、見てみて、これは絶対おいしい、これだけ大きかったら一本で十分だ、食べきれないよ、やったー♪』
ふたりごはん。
『そうだ筍の処理しないと!明日食べよう!』
また雨が降ってきた。
しばらく雨みたい、降ったり止んだり。
各地点に行きたけれど、今回行けるかなぁ。
今はどこの土も全部ぬかるんで緩くなっている。
地面が乾かないと本当に危険なので行けないの。
しばらく様子見かな。
雨の間を見て近場から見ていきましょうか!
2000年代の初め、私が最初におとんの山の家に来た頃は、厦門から山の家まで、3日は必要だった。現在は、数時間で来られるようになった。
途中、まだまだ山を切り開いて道路作っている場所があってドロドロのボコボコ道だけれど、空港に昼過ぎに着いたら暗くなる前には山の下の工場に到着して、おとんとおかんと一緒に夕食を食べられる。
春はキャベツ♪
おとんが炒めてる。
『おかんだと炒めすぎてぐちゃぐちゃ、栄養もない、おいしくない、何度言ってもダメ、自分で炒める。』
おかんだけではなくこの地方の一般的な習慣、亜熱帯地方なので病気の予防など昔の人の知恵でもあると思う。
けれど、おとんと私は嫌なので炒め物はいつも別炒め。
茶師にとって、『色・香り・食感・韵』!!!!
原料は命☆
そこが壊されるとふたりとも耐えられないみたい。(笑笑)
大量の豚の足とアヒルの卵、おいしそー♪
これは炒煮なので、おかん作でもおいしそうよ。
でもおとんは『肉が固い、なんで?』と。
「多分、急いで作ろうと火が大きすぎた。」
『ああ、じっくりやらないからだ。』
とまあ、ふたりとも食べ物目の前に話し出すとこだわりが多くて要求が細かくて面倒で嫌な人間になってしまうので(笑笑)、せめて「炒青」「殺青」は自分たちでやる!と。得意分野だものね。
おとんと私は、山盛りのおいしい葉っぱ炒め(笑笑)さえあれば基本満足だから♪
『苦菜』のスープ。野草。
いっぱい生えてる?どれ?どの葉?
工場の裏手、いっぱいある。
和名が出てこない、なんだっけこれ?
生でも食べられる、それほど苦みはない。
野生のハーブだね、日本だったらサラダに入れたい。
山の家到着。
さーて。。。早速、今回一番の目的、確認。
うーーーーん、、、惜しい。
見たい場所が20%しか見られない。
無駄&死角が多すぎる。
必要ない場所にあって、必要な場所にない。
やっぱりなぁ、、、。
まあ、1回で完成するとは思っていなかったけれど。
何日か昼夜で検証したら、技術工呼んで、やり直しだ。
製茶前の今回、私がいるうちになんとか完成させないと。
でも、ここまでできているから、まずまず合格!
だって、ここ日本じゃないの、街でもないの、集落でもないの。
山岳地帯の小さな農村部の外れのここより上に人は住んでいない高山の山奥の古い一軒家。
電源から作らないといけないのよ~~。
さあ、ゴールは近いぞ!次のステップだ、GO☆
茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
おはようございます、成田です。
ちょっとお山に行ってきまーす。
4月のおとんの山は初めてよ。
来月の春茶製茶前に準備完了しておきたいことがあるの。
これからもっともっとおいしいお茶になっていく予定(笑笑)なので、そこに集中するために欠かせない準備がいろいろある☆
いつもより期間は少し短く10日で帰国予定。
前半はひとり、後半はふいみんも来ます。
ふたり会議も審評もできる、単におしゃべりしながら気楽な品茶もできる、嬉し~な~♪
今年の春茶になる芽たちが発芽している頃です。
この時期の芽見るの初めてですね!
どんな感じかなーー。
た~の~し~み~~♪
行ってまいりまーす!!!
茶友のみなさま&これから茶友のみなさまへ!
現在、まだ17春以降の茶葉は募集していません。
4季分(17春・17秋・18春・18秋)の茶葉がデビュー待機しています。
このまま19春が来たら、5季待機になってしまう・・・、うわあ~~~っっ、参ったな。
進まない原因はいくつかありますが、物理的にできない事情が続いたことが大きいのですが、それとは別に、それらと平行して自分の中の「何か」がストップをかけていたような。。。
実は、17春から4季続けて、自分の中に収まらない位の「新しい宇宙」が広がり続けています☆
17春からは、明らかにそれまでとは違うことが始まっているのを感じていました。
18秋が終わった現在、全体像が見えないくらい大きい世界に、17春から突入していることをはっきりと感じています。
疑念と戸惑いもあったのだと思います。
本当かどうか確認したかったのだと思います。
進んでは考えて止まっていたように思います。
それまでとは大きく違うことを感じているので、
それまでの流れのままでは、違和感を感じる。
進めない。
違う。
変えたい。
どうやって?
どうすれば違和感無くなる?
まだ漠然とした感覚も多く、「時」を待っていたような、模索していたような、そんな感じです。
ここまで来るのに15年以上かかっているので、本当かどうか疑念は消えず。。。
4季、見ました。
分かりました。
疑念も戸惑いも消えました。
本当に始まったんだ。
15年以上、
本当はこうしたいと思っていたこと、
やりたくても出来なかったこと、
不意に始まっていた。
4季、続いている。
偶然ではない。
とうとう来られたんだ。
17春がスタート地点だったんだ。
もう始まっている。
ついに、
来た。
本当に出来るんだ!!!
心からそう感じられて、
やっと、
行きたい場所のイメージが見えてきました☆
あとはコツコツ進むだけです。
まだ時間が必要ですが、今年は一度始まったら溜まっていた分ご紹介が連続することになります。
頑張ってついてきてくださいねー、どうぞよろしくお願いいたします☆
★その2:拍子抜け【おとん認識】
ひとつは、私のお茶に対する現在のおとんのある認識。
これには、ふいみんも私も意外すぎてちょっと拍子抜け。
3人の話が終わってすぐに「あれ初めて聞いたよね?」とふたりで確認し合った。
おとんが
『愛子の茶葉は、もしも自分が横にいて何か意見を言ったりアドバイスしようとしたりしたら、全部台無しになってしまう。愛子が作っている時は、絶対に誰も口出し手出ししてはいけない、誰も側に寄ってはいけない、そんなことしたら全ておじゃんになってしまう』
そう言った。
初耳だ。
いつからそう感じたんだろう?
私やふいみんには当然で10年以上前から当たり前のことなのだが、おとんは何年も何年も何百回説明してもその理由や目的を理解できなかった、、、怒り爆発で数え切れないほど投げ出したくもなったが「いつかきっと」、と、理解してもらえる日が来ることを信じて努力を諦めなかった。
10年?、知らないうちに「そこ」に来られていた。
いつそう思ったんだろう?
ふいみんも私も思いがけなかった現在のおとんの認識。
本当の意味での理解はしていないが、それはいい。
その認識があるのとないのとでは、違う惑星に住むくらい世界が変わる。
おとんは時間かかるけれど確実に進化する。
長い年月積み重ねてきた実りを感じたし、いつのまにか共通理解できている好いチームになっていることも実感。
「今?今なの?え-?いつからよー?」(笑笑)
気が抜けるように嬉しかった。
他にもいくつか、初めて気づいた・知ったことがある。
新しいことに気付くと世界が拓けた感じになって、新たな考えが生まれる。
大きな実りに繋がりそうな気づきや発見があった、なかなか好い3人会議だった。
◆3人会議
個人的に初めて気付いた?認識した?こと、いくつか。
目から鱗やら拍子抜けやら。。。
★その1:目から鱗【おとん解説】
ひとつは、私が作る茶葉だけの特徴や価値についておとんが解説した内容。
いくつかあるが、中でも「そのこと」が私が作る茶葉だけだということ。
そのことに、個人的に目から鱗。
ふいみんもそうですよと言うが、自分では未だに半信半疑。
まさか?本当に?嘘だー。
「そのこと」はもちろん知っている、が、普通の事だし当然のことだと思っていて、そうなるのが自分だけだとは思っていなかった。
まだ半信半疑、本当にそうなのか確認したい。が、どうやって?
。。。
そのことも踏まえ審評続ける。
もしかしたら私、おとんが言うように本当に『発明』しちゃったのかも?!
。。。
だが、他に存在し無いことを証明するのは存在することを証明するより難しい、
なのでおとんのように断定はできない。
しかし、おとんほど長く深く専門的に鉄観音の現場に従事していて、しかもその道のトップとして国から審査や教育等の様々な鉄観音の管理職務に継続して現在もつけられている人が、あれだけはっきり断定するということは?
。。。
本当にそうなのかもしれない。
『何年も前から毎回そう言ってるじゃないか~!』と言われた。
確かにそうだけれど、おとんやさしいから毎回ただ褒めてくれている表現なだけで、もちろん本気で言っているのも分かるけれど、「そのこと」は私が感じている鉄観音の最大の魅力でもあるから、私には鉄観音として当たり前のことで、明確にそうならないときはまだ自分に何かが足りないからで。。。、
おとんがそこまで特別なこととして言っているとは感じていなかった。
国家茶葉研究院の先生方にも、理論面でそういう記録や情報がないか確認してみたいところだが。。。、
その研究院で国内トップの評茶師になる専門カリキュラムを10年近く受け続けて最終的に先生方と同じ国家高級試験に合格した私とふいみんの二人分の記録と記憶を合わせればある程度は参考になるだろう、と確認してみた。。。が、確かに無い。無いな~。
。。。
でも、鉄観音専門の先生はいないし、鉄観音はかなり上級の技師クラスにならないと出てこないから全体からすればボリューム少なかったし、私たちが聞き逃しているのかもしれないし、そうでなかったとしてもたまたま言わなかっただけかもしれないし。
杭州黄山では誰もが「そのこと」に驚き不思議だと連発し、そんなお茶があるなんて信じがたいおかしいと首をかしげていた。
。。。
だが、彼らはほとんどお茶関係者じゃないし、関係していても緑茶だし、詳しい人と言っても商品茶ベースの話だし、これが緑茶圏の一般的な人の反応だと思っていた。鉄観音飲み慣れていないんだろうな、飲んでいるって言っても商品茶だろうし当然の反応だろうな、くらいに。
福州の茶友たちにも聞いてみた。
彼らも『全く無いよ』『全員初耳』『慣れた今でも不思議でたまらない』『前からそう言ってたよ』、と。
。。。
まあ、彼らも街に住む一般的な消費者だから、初めて商品茶以外の仕上がりと保存のまともな鉄観音飲んだ人の反応はこうなんだろうな、好感を持ってそう言ってくれるんだろうな、くらいに思っていた。
。。。。。。
だって、鉄観音だもん。
自分にとっては「そのこと」は普通で、特別なこととは思っていなかった。
私じゃなくてもやろうと思えばできるものだと思っていたし、みんな知っている・気付いているものだと思っていたし、上手な人が作れば程度の差はあれ時々はそうなるものだと思っていた。
。。。
今だってそう思っている。私じゃなくてもできる。自分にできることが他の人にできないとは思わない。だって、私は魔女じゃない。
けれど、どうもそうではなさそうなんだ。。。
私が感じた鉄観音の潜在能力?に気付いた人は他にいない?そういうお茶を過去に作った人はいない?誰も知らない?おとん、本当?おとんも気が付かなかった?
過去の歴史にもいないのかなあ??。。。うーん。。。悪魔の証明だ。
次の品茶会で日本の茶友にも確認してみたい。
気がついていたか?気がついていたとしたらいつ頃からか?
みなさんお願い教えてね。
3月の品茶会楽しみ、聞きたいことまとめておかなくちゃ。
「そのこと」については、長くなるのでまた改めて。
品茶会で直接説明して、まずは実際に飲んでくれている茶友に確認してみたい。