外で食べる。来てからずっと雨だったのでやっと外で食べられる!
やっぱり、アウトドアは気持ちいい♪
外で食べる。来てからずっと雨だったのでやっと外で食べられる!
やっぱり、アウトドアは気持ちいい♪
次は生態茶のところを回る。
去年の台風で大きな木が倒れたあと、どうなったのだろう。
生きていた!(当たり前か) でもまだ小さい(摘み頃ではない)
夕飯まで時間があったので、おじいの初代樹を見に行った。
ようやく雨が止んだけれど、向うにまだ雨雲が・・・
今年は天候の影響でどこも産量が例年より少ないそう
まだ小さい 周りはもう刈られていた
今日も摘めない。
大雨は止んだが、一日中今にも雨降りそうな曇り空。
これまでのいろんなことを振り返り、整理し、また考える。
おとんインタビューの作戦会議も。
昼食後、おとんが昼寝してすぐ、事件発生!!!
突然人がやってきたーッッ。
やめてーー、今おとんが寝たばっかりー。
うぇいうぇい?だ、客を3人連れてきたーっっ。
ここには客連れて来ないで、って言ってるのに、なんで?
おとんが昨日電話で要求した?、、、は??意味わかんない。
おとんが起きてくる、ニコニコしながら『愛子!、老茶を淹れて!』と。
どうしてそうなる???
あるわけ無いじゃん!!!(あるけど絶対出さない)
貴重な老茶を持ち歩くわけないじゃん。
茶友の予約がなければ茶庫から出さないよーーッッ。
なんで突然やってきた見知らぬ人に大切な老茶を振る舞わなきゃいけないの?
一回でもそんなことしたら、噂が噂を呼んで人が押し寄せて、
私がここにいれば無料で高価な老茶が飲める茶館と化して、
この山の家はもう二度とお茶を作れる環境でなくなっちゃうじゃないかーーッッ。
それを私が一番恐れて守ろうと色々工夫して何年も苦労しているのが、
わからんのかーーーッッ!!!
一昨日「老茶に興味ある中国の茶友を探したい」と私が言っていたから???
うぇいうぇいに電話して興味あるお客さん連れてくるように言った?
ばかかーーーッッッ。
自分で自分たちの首絞めてどうするのよーーッッ!!!
飲んだことないものただで飲めるって聞いたらみんな来るに決まっているでしょーー。
こうやって昨日の今日で何の連絡もなく突然大勢でやってくるじゃないかーー。
うぇいうぇいにも失礼だ、彼のお客さんに彼に作れないお茶飲ませてどうするのよーー。
それが欲しいって言われたら、うぇいうぇいの立場どうなるのよーーー。
先のこと考えて行動してよーーーッッ。
自分たちの茶友は自分たちで探すのッ!!
山でじゃない、都会で!品茶会できる場所で!!
私たちは商売じゃないんだから!!!
ここはお茶を振る舞う場所じゃない、作る現場に人を呼ばないで!!!
ここに直接来られる人に老茶があること知られたら危険でしょーッッ。
何年も家族ぐるみでここにそういうお茶があること必死に隠しているのに、
この家に人が来ないようにいつもおとんだって苦労しているのに、
なんで自分で台無しするようなことするのよーーーッッ。
もおおおーー、おとん、ほんと考え足りなさすぎーーッッ。
ひとりで勝手に突っ走らないでーーー!!!
思いついたらまず相談しろーーーーッッ。
お客さんが去るまで、私たちは外に出ているよ。。。
彼らには申し訳ないけど、会話もしない。
『一度でも受け入れたら、二度と断れない』
『居心地良くしたら、いつまでも居座る』
『歓迎の素振りを見せたら、次から勝手に入り込んでくる』
『顔見知りになったら、人を連れて突然またやってくる』
これ、全部おとんから教わってみんなで気をつけていることじゃないかーーー!!!
わかるよ。
良かれと思ったんだろうけどさ。。。
名案だと思ったんだろうけどさ。。。
気持ちは有難いけれどさ。。。
おとん、いつもこうだ、一箇所見ると他が見えなくなる。
考え足らずひとり勇み足、、、その尻拭いがいつも来る、、、勘弁してくれ~~。
製茶日じゃなくてホント好かったよ。
しかし、午後の予定、丸崩れだ。
インタビューどころじゃない。
おとん、昼寝できていないし・・・。
しかたない、夜のインタビューも変更だ。
今日はおとん教育が優先。
すぐにやらないと、また同じことが繰り返される。
こうなったら、事件を教材にするまで。
ふいみん、茶園で作戦会議しようっ!
今日は曇り、時々小雨。今年の天気は春みたい。でも寒い。
本日のお茶はこれ
深夜、おとんが起きてきた!!!
わーーー、びっくり。
これって、いつかもあったパターン。
さっき飲んだお茶の味が忘れられなくて気になって、どうしても飲みたくて起きてきた☆
さっき飲んだお茶、おとんの『アレ』、13秋13号【魔王】。
おとんの人生の茶王は、私が作ったこのお茶だそうだ。
さっき3人で飲んだ後、ふいみんと私でかなり飲み倒してしまった。
それでも嬉しそうに独り言言いながらしばらく続きを飲んで、
再び寝る前に一言。
『朝起きたらまた飲みたいから、絶対に捨てないでねっ♪』
おとんと「会話を成立」させるのは、容易なことではない。
おとんは、記憶するのが得意ではなくて、思い出すのも時間がかかる。
質問の方法や会話のテンポなど、普通とは違う。
おとんには、独自のペースがある。
それを理解して「ナビゲート」しないと、何も聞き出せない。
長年インタビューされるの慣れているし、普段お客さんも多いけど、
「用意している言葉」を繰り返しているだけ。
おとんから本当に知りたいことを知るには、
「工夫」と「時間」と「タイミング」と「忍耐」が必須。
ひとつの質問の答えが、数日~数週間後、時に数ヶ月後、ということもある。
多くの質問は忘れてしまうが、気になることはその間ずっと考えて、
何かの拍子に思い出し、そこからまた、紐を解くようにゆっくり思い出していくみたい。
聞きたいことがいつ返ってくるか分からないの。
こっちが忘れた頃に突然来ることもある、「え?今?このタイミング?」、って。。。
ポイントは、それを思い出す手伝いをしてあげること☆
一緒に紐を解いてあげるような感じで、ひとつひとつゆっくりと、
頭の中の景色が今どの段階にいるのか、おとんの記憶に寄り添うように、
おとんのペースに合わせて、進める。
答えを急かさず、軌道修正を怠らず、その日たどり着かなくても諦めず、
連日(毎年)同じ質問を繰り返す。
とっても「時間」がかかる。
それから、すぐ忘れる、覚えていられない。
今した質問を忘れる、自分で言ったことも忘れる、
話していくうちに話しの目的も忘れる、脱線した話しに夢中になる。
気になることがあると(ごはん、気候変化、電話、来客、鶏、等々)、
あっという間に意識がそっちに移行して、永遠に戻ってこない。
なので、聞く「タイミング」も重要。
「忍耐」は、どんなときも必要。
「工夫」は更に必要不可欠。
最強アイテムは、「お茶」☆
おとんの体には、「ある種」のお茶の味や香りは、鮮明に記憶される。
記憶というより、「反応」かな。
そういうお茶を飲ませると、出て来る&出て来る!!(笑笑)
引き出しが開き、いろんな記憶が蘇る☆
単なる記憶よりも、信憑性が高い。
私たちは、おとんに確認したいことが、まだまだたくさんある。
しかし最近、おとんは物忘れが多くなってきた。
思い出すのに更に時間がかかるようになった。
思い出せる内容も少なくなってきた。
でも、ナビゲートすると、まだ思い出せる。
聞ける時に聞いておきたい。
おとんから教わりたいこと、おかんやおとんの子どもたちも知らない、
おとんにしか分からないことが、たくさんあるのだ。
晴れると、インタビューは難しい。
雨が上がると、気もそぞろになる。
いざ製茶が始まると、おとんの頭はそっちでいっぱいになっちゃうから。
何質問したって、聞く余裕も思い出す余裕もなくなる。
長雨でこの先しばらく製茶ができないと、開き直ってみんなのんびりする。
今秋は、おとんインタビュー、絶好のチャンス♪
勝敗の決め手(笑笑)は、どのタイミングでどのお茶を出すか、その見極め☆
お茶は、おとんの記憶の扉を開く鍵だから、出し間違えてはいけない。
おとんは会話に集中が続かないから、今何を知りたいのか、
話をどっちにナビゲートしたいのか、目標を定めて。。。
鍵=最強の助っ人=お茶を決めるっ!
おとんインタビューは、ふいみんがいる時がチャンス☆
ふたりで打ち合わせし、作戦が練れる。
軌道が外れないように協力する。
ふいみんがいれば、通訳も録画も完璧だ。
準備はおっけー。
いざ、勝負っ♪(笑笑)