家と茶葉と私

昨日摘まなかったので、今日は製茶室はお休み。
なので、製茶工人もいない。
おとんもいない。

おとんは、晒青の時間になっても来なかった。
大分遅れてやってきて、小路を整備して、ご飯作って、一緒に食べて、また製茶所へ戻った。
製茶中、おとんがここに泊まることは、もうないだろう。

ということで、今夜はこの家に、完全にひとり。
昨秋今春に続き、山の家の一人暮らしが、また始まった。

ひとりお茶を作っていた。
とても集中できる、好い感じ。

この家と茶葉と自分と、三人の感覚。

明日からまた忙しくなる。
後半突入、帰国までがんばる。

ひとり山でお茶作る

満天の星星が広がる。
ひとり山の家でお茶作っています。
とても静か。。。

今朝、お兄ちゃんとふいみんは山を下り、日本と香港へそれぞれ直接帰国。
自宅とおとんの山の家、ふたりとも直行直帰。

つい先程、16号ホン干開始。
茶巾を山泉水に浸し、本日の製茶終了。

昨夜は徹夜、朝までふいみんと手揉。
本日は摘んでいない、ここからひとりになるので茶摘みは一日休んだ。
なので明日は、茶摘みと揺青はあるが、炒茶と加工がない。
眠れる。

ここから後半へ突入。

おやすみ☆

 

分解術

炒茶&晒青/揺青のタイミングが重なることが多いから、分身がいたらなあとよく思う。現実は孫悟空みたいに分身術ができないから分解術でやるしかない(笑)。

CIMG7622 CIMG7628 
鍋から上がった茶葉の香りを確認し、揉青機にかけて、その間に

CIMG7637 CIMG7640
首には揺青のタイマーをかけ、時がきたら揺青機を止め、香りの変化を確認、メモする。

 CIMG7642 CIMG7650
確認が終わったら、掃除もする。  

こうして、作業を小刻みに分解し、合間を縫っていろいろやってるわけなので、
とても大量は作れない。