★その2:拍子抜け【おとん認識】
ひとつは、私のお茶に対する現在のおとんのある認識。
これには、ふいみんも私も意外すぎてちょっと拍子抜け。
3人の話が終わってすぐに「あれ初めて聞いたよね?」とふたりで確認し合った。
おとんが
『愛子の茶葉は、もしも自分が横にいて何か意見を言ったりアドバイスしようとしたりしたら、全部台無しになってしまう。愛子が作っている時は、絶対に誰も口出し手出ししてはいけない、誰も側に寄ってはいけない、そんなことしたら全ておじゃんになってしまう』
そう言った。
初耳だ。
いつからそう感じたんだろう?
私やふいみんには当然で10年以上前から当たり前のことなのだが、おとんは何年も何年も何百回説明してもその理由や目的を理解できなかった、、、怒り爆発で数え切れないほど投げ出したくもなったが「いつかきっと」、と、理解してもらえる日が来ることを信じて努力を諦めなかった。
10年?、知らないうちに「そこ」に来られていた。
いつそう思ったんだろう?
ふいみんも私も思いがけなかった現在のおとんの認識。
本当の意味での理解はしていないが、それはいい。
その認識があるのとないのとでは、違う惑星に住むくらい世界が変わる。
おとんは時間かかるけれど確実に進化する。
長い年月積み重ねてきた実りを感じたし、いつのまにか共通理解できている好いチームになっていることも実感。
「今?今なの?え-?いつからよー?」(笑笑)
気が抜けるように嬉しかった。
他にもいくつか、初めて気づいた・知ったことがある。
新しいことに気付くと世界が拓けた感じになって、新たな考えが生まれる。
大きな実りに繋がりそうな気づきや発見があった、なかなか好い3人会議だった。