製茶時の1日の流れ:①起きてから~外出まで
前日摘んだ茶葉を確認、今日の気候を確認、出来立ての茶葉を品茶、収茶(保管)、前日使って水に浸けておいた茶巾を洗う、製茶室やその他の場所を掃除する。朝ごはんを食べる。
製茶時の1日の流れ:①起きてから~外出まで
前日摘んだ茶葉を確認、今日の気候を確認、出来立ての茶葉を品茶、収茶(保管)、前日使って水に浸けておいた茶巾を洗う、製茶室やその他の場所を掃除する。朝ごはんを食べる。
当日の茶葉の作業
前日の茶葉の作業
やはり何かを手作りするのが得意ではないので、上手なおふたりに任せて自分にとって得意な部分(撮影&ブログアップ)で頑張ろう
〔火共〕焙機にセットしてようやくこの日の作業が終了~
これから身体を洗う、洗濯&画像整理。。。寝るのが4時半頃になるのかな。
おまけ
雨が降ったためか、いつも声だけで姿を見せないカエルが来た~♪
小さーーっ、かわいい~
来た~
明日のための打合せ&夕食
途中経過チェック
そうこうしているうちに晴れた。
今日は昨日のハプニングのフォローで小紅が茶摘み現場に行けなかったためか、摘んできた鮮葉の量が希望より倍になっていて、作業もダブルで、、、。
いちいちその場で確認しないと思う通りにならないところが変わらないこの国。
愛子はこの量を利用して種類を分けて実験研究。いつも必死に考え、ピンチをチャンスに変える。『どうしよう?』を聞いたことがない。
晒青 翻
炒茶準備(起火)
掃除&点検
倒茶
炒茶 揉捻
今日摘んだ葉、昨日摘んだ葉、同じ日に複数種類があればその分だけの工程も複数にわたる。それを、全部、種類別に記憶、印象付けて、記録する。目が回りそう~@@
葉の変色がさらに進行し、枯れてきた。
もともと茶摘みを見に行く計画だったけれど、それどころではない。
3人で頑張って枯れた葉を取り除くことになった。
途中、鮮葉が届いた。
一時停止して、すぐ晒青のお手伝い。
これを捨てる。
ショウガの肥料になった。秋はお茶の香りのするショウガが食べられるかもしれない。
全体の数分の一というくらいたくさん捨てた。。。捨てたのはもったいないけれど、それより愛子は残すものを優先した。
個人的に鉄観音を作るのにもっとも難しいと思う工程:揺青。一体、いつ第一揺、いつ第二揺するのがいいのか、毎回どれくらい揺するのか、決まった方程式など存在せず、すべてはそのときの状況や茶葉の活かしたい方向でいろんな要素から総合的に判断するしかない。
愛子は毎回真剣に考える。本気勝負。最後まで決して諦めない。これを十数年繰り返してきたことで職人感覚が養われたと思う。だから失敗がない。どれだけの悪条件に置かれても。
茶葉を蛍光灯の下に持っていき確認中
今日はハプニングがあったことで、さらに考えることが増えたみたい。
達人助手、小紅、帰宅、今日もありがとう&お疲れ様
製茶人は、考える人だ(本来ならね)。
葉っぱの状態、当日・翌日の天気、そのころの気候、それまでの中長期の気候、摘み方、それまで経験した現象、そのとき考えたこと、判断したこと、取った行動と結果などなど、いろんな要素を総合的に考える。
そのために、じっくり茶葉に向き合い、よく観察して茶葉の「声を聞き」、記録する。
よく製茶師は経験値に基づくと聞きますが、いつどのような経験でどんな根拠があるのか、具体的に考えられて説明できる人って果たしてどれくらいいるのでしょう。
ようやく昼食・・・・途中 集合?どうした?
葉が変色、ひーーーー 愛子の指示で全員総出で翻する。
すぐに家の中に取り込んだ。暑い。茶葉も篩子も熱い。
変色した茶葉を取り除く作業。
この作業風景ってなんとなく碧螺春の揀茶葉シーンを思い出す。
去年も初日にホン焙機故障というアクシデントが発生。
初日は想定外なことが多く、問題解決力が鍛えられるということね。