揺青籠を回して、止めて、『茶葉の声』に耳を傾ける隊長。
隊長にはどんな声が聞こえるのかしら?
「19春天♪鉄観音」カテゴリーアーカイブ
読めない天気
安渓の天気予報はあるけれど、山の天気はその予報とは違う、真逆の時もよくある。ここは標高が高い山の上なので更によく変わって、読むのがとても難しい。
天と交信中の隊長。。。そのあと、「翻」しはじめた。
第一揺を準備
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突然、雨、のち霧
茶葉を順次に晒青に出す。
突然、雨?!
待機中の茶葉たち。外にあるものはすぐ軒下に避難させる。
本格的に降るかどうか、山の向うの見える場所に行って大気の状態を見てくるという隊長。
出ていった矢先、走って戻ってくる隊長。
え?雨が来るの?大変!!
ひぇ~、大粒の雨が降ってきた!
すぐすべての篩を家の中に取り込む。
わー、晒青前の茶葉があるのに。。。
おっ?!止んだか。。。
いや、今度はすごい霧、、、あっという間に辺りは霧に包まれていく。
隊長、どうするんだろう。。。
仙朴園で茶摘み2
茶摘み中、隊長は要求の通りに摘まれているか度々チェックしながら原料のメモをノートに記録している。
仙朴園で茶摘み
今日の2か所目は仙朴園。
茶樹の中に生えてある雑草(結構太くて大きい、刺がすごい)を抜いてくれた。
ありがとう。
要求された量になったので撤収
皆さん、お疲れ様でした!
いつもの風景
製茶時のこの風景って本当に好き。だからいつも似た角度になる(笑)。
愛子は小紅に何やら指導中。いわゆるOJTみたいな感じかな。
小紅は製茶にかかわる年月が長いけれど、市場流通品のやり方に慣れているので、愛子の要求やその背景にある理由をよく言い聞かせて、ここのは全く違う茶葉だという意識が抜けないように、常に教育しないとだめだという。
贅沢な摘み
愛子の要求する茶摘みは、機械摘みが主流の今では珍しくなった手摘みであることは大前提で、さらに茶樹の横・下・中は摘まない、芽も若い葉も摘まない、などなどの条件をクリアした「完熟の原料」のみを選んで摘み取る、いわば「贅沢な摘み」なのだ~
19春天♪初摘み
今年最初の茶摘みだ。今日はおかんを含めた3人組で、3人とも地元のベテラン。
岩を登っていく。
皆さん、茶葉の詰まった籠を持ちながら軽やかに岩から岩へ移動。
愛子が選ぶ鉄観音の樹って、昔からの樹が多いから、急斜面や山の頂上やこういった岩場が多くて雨が降ると滑り落ちるリスクがあったりして、実は危険な場所が多い。
現代は平らな茶園が多いし機械で摘んでいるから聞かなくなったけれど、以前、ほかの茶園で土砂崩れや地滑りで命を落とした茶摘み工人がいると何度も聞いたことがある。
発車
朝、お茶を飲みながら愛子が茶摘みのタイミングを見計らっている。
摘みたいけれどまだ時間がかかると言う、葉が乾ききっていないからだ。しかし乾いただけでは摘めなくて、乾いてからの『葉の動き』が重要で、その『動き』で摘むタイミングを決めるそうだ。なのでまず乾いてくれないことには何も始まらない。
晴れてはいるがなかなか茶樹の中の枝や葉まで乾かない。
昼過ぎ、愛子は朝から観察していた茶樹たちを確認し、小紅を呼んだ。茶摘み開始!
いくつかの茶摘み候補地点の茶樹を最終確認し、2か所に決めた。まずは燕石頭。茶摘み隊、出発!