気持ち好い~♪
絶好の山歩き日和。
家の前の樹もちょっと見て。。。
行ってきまーす!
まず翠岩山、おじいの初代樹。
17年に還暦、18年はリスタートのような感動的な「新しい味」や珍しい現象を見せてくれて、嬉しくたくさん裏切ってくれて、これまで知らなかった気がつかなかった新しいことをたくさん教えてくれた☆
19年もびっくり手品みたいなお茶になるかなーーー!おじい、今年もどうぞよろしくお願いしまーす♪
次は天樹山、古茶樹。
この樹の少し上の方に10年ほど民家があって、その影響があったため作りたくても作っていなかったのだが、今は引っ越して廃屋となっている。現在、この樹より上に人は住んでいない。なので作る!
多分200年を越えるであろうこの大物の樹たち、この樹で作った茶葉だけが持つ韵は「格が違う」という表現がぴったりする。
17年18年は、まだ私は遠慮して作っていたかもしれない、多分この樹は、もっと私が想像できないくらい巨大な知らない世界を持っている、そう感じる。
19年はもっと突っ込んで作ってみたい、そうしたらどんな姿を見せてくれるのだろう!今年もどうぞよろしくお願いいたします。
仙朴園を通って、仙王の樹(撮影忘れた)。。。
この樹で作る茶葉からいつも感じる天然のハーブ園のような特有の香りは、本当に心地よい。どうやったらこんな香りが生まれるのか、きっとこの樹の回りで共生しているおとんが植えた他の植物たちと相性が好くて、一緒にいるとこの樹自身が気持ちよいのかな。
19年はどんな天然ハーブの香りが出てくるかしら!まるっきり違う傾向だったりして!!それも楽しいなーー。今年もどうぞよろしくね。
一度家まで下りて。。。
おとんの家の野生の椿が、満開になっている!
花弁、何枚あるんだろう、数えてみようかな。。。
鉄蘭山、生態茶(地)。
大木が倒れてから天(上)の方は環境が大分変わったが、こっちの地(下)たちはさほど大きく変わりなくマイペースで成長している。あ、違う、野生の梨の樹が大木で倒されたからやっぱり少しは変わっているな。
18年は生態茶を天と地に分けて作る、というそれまでだったら考えられないことを実現出来たから、環境等による違いで現れた珍しい現象の違いがどんな味香りになるのか確認することができて、最高に楽しく嬉しかった!
19年はどんな姿を見せてくれるかな、今年もよろしくね。
燕石頭へ、燕王の樹。
何十万年前か何百万年前かそれよりもっと昔か。。。、このあたりの地形が形成された頃に火山で吹っ飛んで流されてきた巨大な剥き出しの岩の間に育っている燕王の樹たち。作りたくてでもここまで手が回らなかった年が多かったけれど、17年から4期継続製茶が実現し、作れない間に少しは成長したであろう私に、更に確信めいた硬派で美しい世界を見せてくれている。
19年の燕はどんな風に飛ぶかなーー、今年もどうぞよろしくー♪
桂桜渓へ。
渓王の樹(撮影忘れた)を抜けて。。。
台湾の学者はこの地点を見て『本当の生態園だ』と言ったそうだ。わずかに残っている原始林と竹林と岩場の間にひっそりと隠れるように共生していて、一年中森の葉が舞ってきてとても土が肥えている。横にはリスの家族も住んでいて、春には筍子もたくさん採れるよ。秋茶の頃は、好い香りの博打の大木の白い花が茶葉の上に降ってきて、ここに立って茶の葉と花の香りに包まれているだけでいろんなものが満たされていく。目には見えないけれど地面の下には渓流が流れていて、地面に耳を澄ますとその音が聞こえるの!この樹の根はそこまで届いているのだろう、日照りが続いてもしっとりとしている。そんな環境が、大木の花のような自然な香りと森をまるごといただいていような要素の多い充実した味わいになるのかな。
17年18年は、それまで気が付かなかった甘い香りと味わいの豊富さを見せつけてくれた!
19年も森をぎゅっと詰め込んだようなお茶になるかな、今年もよろしくね。
鉄蘭山、生態茶(天)。
数年前に、この樹たちの横にいた大木が台風で倒れて環境がちょっと変わった後、この樹たちは不思議な成長を見せてくれていて非常に興味深い。相変わらず説明のつかない独特の風味は健在で、ここだけに出るココナツミルクのような甘いオイリーな香りは一体どこから来るのだろう!貴重すぎるので近くに来た人にも茶樹の存在が見えないようにおとんが草ボーボーにして視界を遮っている(笑笑)。
18年の春には、初めて見るおもしろい現象があり、それによって生態茶を天と地で分けて作ることができ、その違いを確認することができて、本当に嬉しかったしものすごく充実した。ずっとそういう製茶がしたかったんだよ!それをさせてくれた茶樹たち、本当にありがとう。
19年はどんな現象を見せてくれるかな、今年も色々教えてね、どうぞよろしく。
蝶龍山、蝶王の樹。
一見たくさんあるようにみえるけれど、隣近所に溶け込んでいて説明しないとどの樹かは分からない、その中の一部だけで量はとても少ない。17春に初見だったのだが、そのときに驚くような香りが出た。相性が好いのかな、それから毎回強烈に見たことも無い美しいキラキラの香りが出る。不思議なことにこの樹の茶葉の上にはいつも蝶々が舞っているの、白や黄色いのの小さいの、黒にターコイズブルーの模様が入った大きいのも、お花の香りと間違えているのかな。今は高さを押さえて剪定しているけれど、小紅が小さいときは3メートル位の高さがあって、椅子に立たないと届かなかったんだって!
19年はどんな色合いのキラキラな香りになるかなー、今年もどうぞよろしくね。