18春は野味パレード

お『野味!!!ひゃー、全部野味がある。』
愛「へ???」

唐突に来た。
自分ではまったく気付いていない。
15年後の春、こういうことが起こるとは。。。

 

おとんと審評、第一日目。
2000天の老鉄、《11秋》×2レーン、24種。
その後、本日最後のレーン、《18春》13種。
精製が終わったばかり、製茶後約50日。
おとんにはいつの茶葉か伝えていない。

 

お『全部、野生の味がする!』

愛「へーー??」

お『野生!大自然の味!父親の茶葉には全部あった。もう安渓内どこにも残って無いけれど、自分も2002年頃まで野生のを摘んで作っていたときは、こういう野味だった。わああーーーすごい!すごい!』
愛「ほんとに???」

お『本当だよー。多少の高低があるだけで全部野味だ。全部にあるなんて不思議だな~~。これいつの?何年くらい前?』
愛「作ったばかりの。。。」
お『へえええーーーー???』

お『今春の??』
愛「そう」
お『18年??』
愛「そう」
お『精製が済んだばかりの??』
愛「そう」
お『老鉄じゃなくて??』
愛「そうだってば」
お『へえええーーー???』

 

愛「本当に野味?」
お『飲んでみなよ』
愛「いや、飲んでるけど。私には本物の野味はわからない、その時代に作った経験がないから。《おとんが野味と表現する茶葉に共通する味香り》なら分かるけれど、自分の中から《これは野味》とは出てこないよ。」

お『全ーーー部、野味だなんて!!! 嬉しいったらありゃしないーー♪』

蓋を聞しては、『ふあ~♡』
次の蓋を聞しては、『へえー♡』
そ、そんなにか?!

 

あの03秋の野茶(天然野生紅芽)から、ちょうど15年、か。。。
こんなこと言われるは、思ってもみなかった。
『全部、野味』、って、本当かい?

でも、なんでだ?
なんで野味なんだ?
何でこの春、『野味』がパレードしているの???

。。。わからん。

 

愛「先月はどうだった?」
お『無かった』
愛「だよね、製茶後の審評では言ってなかった」
お『作りたては標準じゃないから、まだわからない』
愛「それにしても、あの茶葉たちが、一ヶ月で全部野味が出てきた?」
お『はー?おかしいなー???』

 

ずっと飲みたかったはず、作りたかったはず、なのに自分で気付かない?
特別な香気や滋味には気付いているけど、私にとって『野味』という表現ではない。
なんでだ???
その中に入っちゃっているのか?
もはや特別ではなく当たり前になっちゃったのか?。。。いやいや。

。。。わからん。

 

 

17春&秋の梗、復火終了。
おお、新鮮、できたてのようだ、甜~い!!!
蘇った~~~♪ ぴっかぴかーーー☆
紅『ほんとだ!消えている、わー、香。』
絹『あれれ!?香~。』
おとん呼んで、ちょっと香気を見てもらう。確認。

お『今年の梗だ、好香~♪』
(え???)
小紅が横で、笑うのこらえている。
おとん、まんまと騙されている。。。複火成功。(笑笑)

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