武夷山四日目の二:岩茶の弟と

花餃子を見送った足で、岩茶の弟の工場へ。
春節にこちらに帰省して、街(店)に戻る予定を延期し、私が来るのを待っていてくれた。

彼の茶山は正岩のみ。
市場用の商品茶いろいろ、品茶しながらおしゃべり。
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私は、再加工(焙煎、火入れ)していない状態、が飲みたい。
そうでなければ、品種特徴、正岩の土地特徴、製茶の加工技術、等々分からない。
しかし、そういう状態(岩茶産地では毛茶と呼ばれる)はない、全部再加工済み。

『製茶時に来ればなんでもある、愛子なら自分で選んでどれでも好きに飲んだら好い!』
そりゃそうだけど、、、時期重なる。

何かに気付いて、持ってきてくれた!

冷凍茶。
乾燥前の水仙。
私の言うところの「くるくる品(の最初の方)」、を冷凍した状態。
この状態を好きなお客さんがいて、リクエストで取っておいたそう。
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お昼。
簡単にして、って言ったのに、数年ぶりなのにそれじゃダメだ、と。
閑静な水辺の高級別荘地みたいなエリア内のレストランへ移動。
ちょっと西洋っぽい立派なお屋敷が並ぶ、建売?
住んでいる人はほとんどいない。
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ここでしか食べられないもの、珍しいもの、私が食べたことのないもの、弟が次々とオーダー、、、多すぎだって。
武夷山名物のおいしいお料理、続々。
『わー、花餃子もいたら好かった、残念、きっと食べたかったはず!』by車出してくれた茶友
一同大きくうなずく。
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再び工場に戻って、お茶。

茶庫物色中。
冬茶、作ってまだ数ヶ月、時期的に火入れしていない状態。
おお、これ飲んでみよう。
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岩茶も、あちらこちらで民間の茶王賽が開催される。
受賞歴いっぱい。がんばっているね☆
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プレゼント?ありがとう♪
肉桂。非売品?数万元?ありがとう。
こっちは茶王、十数万元?。。。わーお、みんなで飲むか。
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1箱に2袋、タバコみたいなパッケージ。
実際にタバコ(金箱)と並べてみる、このタバコも非売品。
(ついでに、私たちの鉄観音も非売品。。。笑笑)
お茶とタバコとお酒、この3つはセット。
どれも本物の好いものは非常に希少、価値が高い、一般には手に入らない。
今も昔も中国で欠かせない、国家トップ級の高級贈答品。

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最後は、岩茶の薬用茶。
その年の売れ残りをミックスして、チョコレートみたいな形の餅茶にし、数年寝かし、少しずつ割って、煮出す。
老茶、10年以上、すでに転化している、個人的には前半に飲んだのより飲みやすい。
研究用にいただいた、今度日本の品茶会で飲んでみようか。
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再加工はしてあるが、岩茶も、老茶は薬用。
正山小種も、老茶は薬用。
鉄観音も、老茶は薬用。
そこは共通。

 

夕方。帰り道、延々と続く、岩茶の苗床。
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だいぶ山奥に入ってきた、同じ武夷山でもさっきの場所とは雰囲気がぜんぜん違う。
霧が出ている、ここまで来ればもうすぐお家。
間もなく日が暮れる。
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早朝から、謝々大家。
今晩は寝たい、寝不足限界、一度しっかり寝て、明日品茶会しましょう。
花餃子、今ごろ空の上で爆睡中かな☆

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