さらにさらに歩いて山を登っていくと、あった。立派な茶樹たち
腰の高さまである。しかも剪定などのお手入れされた状態。周りの密度が高くて低いやつと全然風格が違う。あ、向うで機械摘みしている。バリカンで刈ったら、どんどん低くなりそう。
同じような環境で育っても、管理の仕方によってまったく違うものになるよね。
人間と同じかな。
おとんの貫禄たっぷりの茶樹はまだ早い。上だけ新緑状態。
周りの茶樹はすでに全部刈られている・・・原料となる茶の葉が未熟でも天気が曇りでも雨でもなんでもとにかく客がいるうちにどんどん作って、どんどん売らないと、ということなんだよね。
茶園管理、茶摘み、同じ工程のはずが、違う過程を経て違うものになる。
単なる「伝統茶」の工程ではどこまで「伝統」か、判断がつかないよね。