おとん長いこと製茶していないが、思考が完全に製茶人だ。
お茶と対峙すれば自然に頭が「製茶人の世界」に入っている、
そこで気になったことをその後ずっと考え続けている。
根っからの製茶人。。いや、魂から茶師なのだと感じる。
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誰が作ったものでも身体がおいしいと反応すると大喜びで、
逆に自分が作ったお茶でも身体が違和感を感じれば
誰が高い評価をしても自身の中から嫌悪感が消えない。
誰が作ったかなどおとんにとっては非常に小さなことで
もちろん私が成功すると嬉しくて堪らない様子ではあるが
それとは別の次元でおいしい鉄観音が口に入った時に
最上級の生の悦びを感じているように感じる。
まあおとんの場合、鉄観音だけでなく口に入るもの全てが
「生」そのもので、それ以外人生に用は無いというくらい、
口にするもの・身体に入るものに対する本能的執着が強い。
その上、品質に対する感覚的要求や反応がずば抜けている。
何でも口にしないと生死に関わった時代は違ったと思うが、
私が出会ってからのおとんは、おいしくないもの・不自然なもの
・違和感があるものが口に入ると、途端に挙動不審となり、
この世の全てが終わったかのような絶望状態になってしまう。
25年間変わらない
シンプル、無駄なし、ぶれない、正直、純粋、自然、etc.
おとんの素、素敵だな