20秋も、ない。
想定内ではある。
秋を日本で過ごすのは、20年ぶり?
あっという間だね。
気持ちの好い秋の空。
香り、陽光、月光。。。
この大気に乗って移動できたらな。
乾燥した晴天が続いているそうだ。
どれだけ美しく生長していることだろう。
今秋の黄金度はどんなかな。。。
夏の間、おとんは剪定の監督をがんばった。
どれだけ立派に生長していることだろう。
ダイヤモンドたくさん出ているかな。。。
茶樹の側に行きたいな。
お茶作りたいな。
小紅が、呼んでいる。
会いたい。
一緒にお茶作りたい。
おとんが、呼んでいる。
会いたい。
一緒にお茶飲みたい。
何事もなければ、今頃山の家。
自分の部屋でぐっすり寝てすこんと目覚めて、
一昨日には小紅とふいみんと各地点の山を登って、
黄金とダイヤモンドとハートがどのくらいあるか確認して、
茶樹の中で小紅と会議して今秋の方針を決め、
ふいみんと品茶しながら今秋の作戦を立て気合いを入れ、
3人で製茶室の機械の最終点検して、
家中の道具も掃除も最終のチェックをして、
昨日は大晴天の光の中で初摘み、晒青、揺青、
月光の下あの美しい時間の中でお茶を飲み、
今日はいよいよ20秋の初釜だ、
初摘みの茶葉から見たことのない花のようなあの香りが来た、
急いで朝から陽光に晒しておいた茶布を取り込み、
生態茶の近くから薪と竹を運んでくる、
もうすぐ新茶が飲める、
2日目の茶葉も山の家に到着した、
さあ忙しくなってきたぞ。
しばらく頭はお山だわね。
ああ、、山に行きたい。