「鉄観音」カテゴリーアーカイブ

安渓でおとんと再会

最後の茶葉を収茶して、
ひとり審評して、
おかんが絞めてくれたあひる食べて、
小紅とふたりで山仕舞いして、
全ての茶葉を小紅に預けて&挑梗を頼んで、
おかんと小紅が朝から作ってくれた山盛りのちまきを持って、
山を下りました。

安渓でおとんに会えました、元気そう!
とりあえず、よかったよかった♪
さっそくお茶。
だまって取り出したのは、「初めましてのあの老茶樹」。
どんな反応か見てみたかったー。

『!!!』
『独特☆』
『初めて飲む味だ!これは一度も飲んだことない!!』
「好き?」
『当然だよーーーー』
『ほら見てごらん、何煎淹れてもずっと変わらない!甜い!』
『これどこの?』
「(家の上の)大松杉の下の老茶樹」
『やっぱり!!!飲んだことないはずだ、あそこは一度も単独で作ったことがない』
「これ、好い?」
『当たり前だよーー、こんなのどこにもない!』
「どこにもないから好い、ってことでもないじゃん」
『これは違う。秋も作ろう、秋茶はもっとおいしいぞ、わーいわーい♪(想像中)』
「わーいわーい♪(想像中)、一緒に作ろうねっ!」

ふたりでお茶飲みながら、
パソコンで製茶の画像を最初から追いかけながら、
『わーきれい♪ みんな完熟だ!そうだよ!こうでなくちゃ!
自分もそうだった、父親(おじい)もこうだった。
今のはみーんな未熟なうちに摘んでさっさと終わってしまう、
ぜーーーんぜん違う。』

成熟度、季節、加工、どんどん変わってきてしまっている、等々。
ああだの、こうだの、どうだの、お茶談義。
いつまでも終わらない。
おとん、そろそろ寝なくちゃ、また明日。

明日はふいみんが来る、3人で一緒にお茶飲めるっ♪

気付いちゃった!

すごいっっ☆
気付いちゃた!!
わたし、もっとおいしいお茶作れる!!やったーーー♪(笑笑)

小紅がいたのお蔭で、ずっと探ってきたあるタイミングが見えたかも。
きっと17秋は、もっと上がるよ。。。うふ☆

小紅と言えば、
『愛子が作った今春のお茶、全部好いみたいなんだけど。。。』
『愛子、すごくお茶が作れるんだね。』
って言われた。(笑笑)

ある日(最初の方)は、出来上がったお茶を味見して、
『あれ?苦くない!甘い!!なんで?』
って聞かれた。(笑笑)

またある日は、静置中の茶葉を見て、
『これ昔見たことがある!黄金色だ!きれい!おとんが作ったお茶みたい!』
って携帯で写真撮っていた。(笑笑)

 

今日で製茶ラスト、明日には山を下りる。
ただいま最後の茶葉がホン干中。

製茶室から溢れ出ているその香りが、
風に乗って夕暮れの山に流れている。
この香りの中で山々を眺める。
鳥の声、セミの声、水の音、竹の音、、、
今夜が最後、しばしのお別れ。

お弁当届けてくれたおとんのおいっ子が、
山に流れる香りの中にバイクで到着するなり叫ぶ、
『愛子、このお茶は非常に好いよ!香りがすごい!こんなのない!!』
と教えてくれた。彼も鉄観音を作っている茶農。
製茶中、彼がここに来たのは初めてだから、知らないのね。。。
ここでは、これが標準なのよっ☆(笑笑)

製茶室、掃除した。
目が覚めたら、最後の茶葉を収茶して、
審評して、鍋を覆って。。。山をおります。
夜にはおとんに会える。

わーーー、おとん、どのお茶が好きかな~~~♪

ラスト再び

晴れたーーー!!!
摘む?摘む摘む??

ローカル予報では雨は来ない?ことになった?
山なので当てにはならないけれど、大きな参考にはなる。

朝、電話で小紅と相談。
体調は万全?なら大丈夫だね。
摘もう摘もう、と小紅。
いいよ、決定、摘もうっ☆
あらら、昨夜小紅が道具片付ていたのに、また出すことに。

昨夜相談して、晴れたら摘む予定だった、柳の横の老茶樹。
それから突然、それだけだと少ないかもしれないと、
小紅がおもいついて、家の前にある老茶樹も。
おおー、ここも初めましてだ!
これ、小紅が小さいときは、ものすごく背が高い樹で、
みんな椅子にのっかって摘んだそうだ。
今では周りの高さに合わせてしまっているので、
一見どの樹がそうなのか分からない。
物心付く前から摘んでいた小紅ならではの思いつき、ナイス☆

老茶樹と言っても、南山や家の上のように数百年ものではない、
30~40年もの。それでもすごい貴重よ☆
百年超えが、異常です。

 

一緒にしようかと思ったが、摘んでみたら1球で行けそうかも?
2種に分けることに、よっっしゃ!!
昨日も2種に分けられたので、製茶室では2種進む。
小紅のお蔭で、実験がいろいろ可能になる。
嬉しいっっっ♪

ということで、今日が本当のラスト茶摘み。
明日がラスト炒茶。
あ~~、揺青も今日でラストだったんだ~~。

今、静置中の2種の香りで、山の家は溢れている。
ホン干中の茶葉の香りは、山の家の周りにまで溢れている。
この香りの中にいられるも、今夜がラストか。。。
いつまでも、この香りの中にいられたらなあ。。。
また、秋だね☆

明日、ラスト炒茶、がんばりまーすっ♪

おとん退院

おとん本日退院したとのこと!
久しぶりにゆっくり眠れていることでしょう。
今ごろどんな夢みているかな~☆
ひとまず、よかったよかった♪
安渓に下りたら、一緒に審評する予定。

家の上、大松杉下の老茶樹、
単独で作ったことが、おとんもないんだって!!!
どんな味がするのか、電話で興味津津だった。
今ホン干中よ~、もうすぐ仕上がる~~♪

明日雨が来そうなので、やっぱり今日でおしまいだねー。
と片付けていたら、
遅めの夕飯食べていたときに、満天の星星☆
あれれ?明日午後まではもつかな、もうひとつ作る?!
しばし、星空見つめる。
ところが、30分後には星が消え暗くなった。
気圧下がって来ている、雨は近づいている。
明日起きて天と相談だね。

晩安☆

明日が採茶ラスト

家の上の老茶樹、摘んだーー♪
初めましての樹たち。

ものすごいエッセンシャルオイル感☆
だから老茶樹作るの大好きっ!
もうたまんないっっ♪

その横で、南山の老茶樹&生態茶、加工進む。
天気好くて回転早い。
山の家は、香りの合戦。

明日(29日)が茶摘みラスト。
明後日も雨無さそうだが、その後に来そう。
条件好いのは明日がラスト、そこで終わらせたほうが好い。

候補は二箇所。
おじいの初代樹後半、
竹林横の生態園、
どっちも行くか?とふたりで相談。

小紅がいるなら、大丈夫。
小紅、最高。
なんでもできる、教えればすぐ吸収する、働き者。
自分がもうひとりいるみたい、ストレスフリー!!!

星星出てきた、満天だあああーーー☆
今夜も好い発酵になるっ♪