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旅日記♪07夏天(茉莉花茶) アーカイブ

2007年07月26日

いざ♪

 

  福州来たー!

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愛莉花茶、特殊茶2種♪

候補の中から選んだ特殊茶2種、ご紹介~♪

どちらも春3月に産地にオーダーした茶?(花茶の原料となる緑茶)。
頭春茶(明前茶)の好芽のみを尖で仕上げ多yinに耐えられる特殊茶として依頼加工。
サンプルとして注文したものなので品質が好い♪

花茶の茶?サンプルは数十キロ単位。
花茶生産者はそのサンプルを見て欲しい種類を少なくても100キロ~トン単位(品質による)で注文。
だからサンプルは品質の高いものが多い、茶?の作り手さんもたくさん注文欲しいものね。

でもね、愛莉花茶はサンプル量で十分なの。。。1種100キロなんて私飲めないよ。あはは。
それから、注文するころには明前茶は終わっている、サンプルと商品は品質が違う。
だからオーナーも私も極品茶作りにはサンプルをうまく利用する、っと♪
もちろん、オーナーが長年他に大量注文しているから、こういうことが可能になる。感謝。

さて。
うおおおーーー、もう花が届くまで時間がないーーー。
決めたら愛莉花茶は今夜5yinに入る。
候補から外したものはもうyin花する必要ない、加工を変え提花してすぐに
あるところへドナドナされる。
私が早く決めなければ、今夜の花量の仕入れに差し障る。

春にオーダーしたものや他の候補たち、
オーナーと一緒にさっそく品茶~♪  急げ急げ。

うん♪ 見て聞してすぐに2種候補!!
オーナー、意を得たりの含み笑い。 
原料・形状・状態、等々、この2種ダントツ、甲乙付けがたし。
でも、肝心な味! やーーーば。。。うんまぁ~~~♪
文句なーし♪

原料条件はほぼ同じ、形状が若干違うだけ。
多yinにしたらどっちが好い加工で進むか?  
経験上こっちはちょっと気になるけど。。。大丈夫? ホンとかなぁー。
やってみないとわからないよね。うーーーん。

え? 2種ともやってみよう? この2種は手放すな?
でもでも、、、私、特殊茶は1種が希望で、、、あのぉ、、、予算がぁ、、、。

あぁーーー、もうダメだぁーーー。
オーナー2種やろうとしている、2種にしろと言う。
うんまぁーーー♪ と思わず言ってしまった私がばかだった。
こんな好い原料の2種もう手に入らないぞーーー♪ オーナーがはがは大笑いだ。
自分も欲しいと言う。
確かにこの2種はそうだろう。そりゃよく分かる。

1種のために工場と人を動かすなら、2種も3種も変わらない? ささっと一緒にできる?
ささっと、、、って。はは。いや、確かにそうだよね。それは分かるよ。
こんなちょっとの愛莉花茶のために大きな工場と人を全部を動かすわけだから、、、。
ほんと申し訳ない、本当に感謝しています。
でもね、作る手間は大きく変わらないのはよく分かるんだけど、、、
あのあのぉ、、、私の予算は変わるわけで、、、あのぉ~。

おおおーーーぅ、ぜんっぜん人の話聞いてないよぉ、オーナーやる気まんまん!!
はぁぁぁ・・・。
すでに自分の分も加えて量を増やして、4yinまでこんなに好い加工を進めてくれている。
このままの状態でも高級すぎて市場には出ないだろうなぁ。
やっばいなぁ・・・。
1種希望なんて、、、もうそんなこと言える雰囲気じゃない、、、どうしよう、、、。

えええーーーーい! 私も女だっっっ!! オーナー任せたっっっ!! 
2種行ってみようーーー♪ 
 
あぁ。。。言っちゃった。。。(苦笑)

ということで。
まだまだ 《心の隊員》引き続き大募集中ですうううーーーっっっ!! ほんとにっっっ!!
初めてのご連絡、楽しみにお待ちしていまーーーす♪

追加も大募集中~♪(笑笑)

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花来た♪

本日の花、第一便到着。
 
本地の茉莉花はバイクに乗ってやってくる。 さっそく通風。まだまだ来るよー。  

 ああ。。。やっと会えた。
好香~♪ 清香~♪ 香高~♪

 

 

 

 

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養花中

今日の花が半分届きました♪

暑い午後に花を摘むので、花は熱気でむんむん。
茉莉花には温度が必要。36℃は超えなければ好い花は採れません。


熱がないと花は開かない。開きかけた蕾のまま止まってしまう。
蕾が開かなければ茉莉花のような気質性の花は、その香りも開かない。

花全体を翻してこもった熱を取り新しい空気を含ませてあげましょう~。
通風。

ささっと温度を平均にしたら、熱が冷めないようにすぐに厚みを作って
全体をまとめます。花全部が標準で開くようにしましょう~。
養花開始。

広い工場では、決して多い量ではない。
でも、もう茉莉花のさわやかな香りが充満~♪

しかーし、茉莉花の香りが開くのはこれからこれから。
今はまだ、蕾がぷっくりし始めた状態よ♪

 養花中~♪
また後で翻するまでこのままこのまま。
蕾はゆっくりと開いてきます!

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毛花♪

花園から届いたばかり、午後摘みの本地の花たち。

新鮮ぷりっぷりんの毛花たち。
明日になればその姿は消し、その香りだけを茶葉に残していってくれる。
愛莉花茶、5yin目の香りになってくれるの。
どうぞよろしく~♪

花園から届きたてのこの毛花、そのままyin花に使うわけじゃないよ。
毛花の中には、使えない部分も入っている。
それに、まだまだ花は開いていません。
摘花する花園のオーナーから、yin花するがははオーナーにバトンタッチ!

バトンタッチされたら、工場内ですぐに養花。
毛花全体を平均して好い状態に少しずつ開かせていく。
3時間~5時間ほど。全体量とその日の花質や状態によって違う。
そこには気候が大きく関係。
今日何時間養花が必要かは、その日の毛花たちに聞きましょう~♪

養花に成功し花が開きはじめると、香気も開き始めます。
そしたら、篩花(花の選別)。
篩花で取り出した正花(成熟度の正しい花)がyin花に使われます。
でもまだそれは先のお話。

香気が開き始めるまでにはまだまだ何時間もかかるのに、
もうこの蕾の状態で香気はあふれ出している。
あぁ。。。もうだめ。。。夢にまで見た花たち。。。ここは天国だぁ~♪

たった一晩だけ、今日の花たちの夜が始まるよおおおーーー!!

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第二便、到着

花第二便、到着~。

 
すぐに測量。         

  
測量したらすぐに網袋からだし、鍬で軽く翻して通風。
こもった余分な熱気を取り除く。
酷熱の太陽を浴び生長した蕾たち、そのままにしてたら蒸れちゃうよ。
急げ急げ。
必要な温度まで逃がさないようにささっと翻したら、、厚みを作って養花。
花がyin花開始標準に開くまで何度か通風しながら、篩花タイミングを待つ。


すでに養花に入っていた先発隊の花たち。
少しずつ動きはじめ、ちょこっと開いてきた。香~~~♪

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露天屋台

養花中。
花の状態を見ながら、あとでまた翻して通風する。
少し休憩。

『愛子ぅ~、夜食食べようよ。買いに行くけど一緒に行く?』
「行くーーー♪」
夜のおやつを買いにびんびん(オーナーの長男)とお散歩。
大門を出て真っ暗い村の細道を抜け。。。歩いて1~2分。

おおー、村の中のこんな近所に夜の社交場、露天屋台ができている!
ここは数年前に大きな道路となり、まだ車の通りはほとんどないから、その歩道。
この道には江辺の風が吹き抜けるので、村人たちが夜は涼みに出てくる場所。
でも、この屋台ももっと開発が進むあと数年以内になくなっちゃうんだろうなぁ・・・。

大好きな中国の夜の露天屋台♪
もう大きな都市にはない。福州クラスでさえ禁止になってしまった。
衛生上の問題で、都市では全面禁止。
それのミニチュア版~!

西安にいた頃は、毎日夕方になるとどこからともなくリアカー大集団が出現した。
何百人という人が理解できないくらい天才的に摘まれた大量荷物のリヤカーを、
場所取り合戦のために駆け足大移動するその光景は、忘れられるものじゃない。
四方八方から猛然と一箇所に集まってくる天才リヤカー集団。
遠方でリヤカー集団が近づくことを知らせる砂煙を発見すると、最初はぎゃーと
叫びながら友人達と同じ道を同じ進行方向に走って逃げたが、すぐに追いつかれて
大集団に轢かれそうになった。ただ脇に避ければ何事もなく事は過ぎることに気付くと、
砂煙は夕食時を知らせる時計代わりとなり、天才的な荷物の積み方を分析するのは
毎日の楽しみになった。
それはそれはすごい光景が、毎夕毎夕、365日繰り返された。
リヤカーからおろされた荷物は、あっという間に路上ににぎやかな夜市を作り出し、
どこもかしこも夜の路上は大きな笑い声と乾杯の大声のグループ合戦となり、
ギターや胡弓の歌曲売りの親子たち、花売りの小さな女の子たち、
樽漬けの自家製漬物を天秤担いで売りにくるおばあちゃん。。。
酒や食べ物の名前が大声で行き交いう活気溢れる夜市は、
本当に本当に大好きな大好きな場所だった。

今は、中国全土、どこに行っても見られないだろう。

この小さな一件だけの露天屋台も、もしかしたら来年は消えているかも知れない・・・。
 そうときたら!!
食うべし食うべしーーーっっっ♪

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ぷーしんin茉莉花♪

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yin花準備!!

工場内、第一室。

養花中の花達の奥で、今夜yin花される茶葉の準備も完了。
愛莉花茶?

こっちこっち~♪
 ちょもりん。。。
周りに比べるととっても小さいいくつかの茶葉の山が見えるでしょ?
それが愛莉花茶たち+α♪

少しでも好い加工にするために、オーナーが個人でスタート時に量を足してくれていた。
オーナー個人だって、現在の市場で需要のないこんな高価な茶葉がそんなにたくさん
必要なわけじゃない。特別なコネクションのための贈答用に準備しておくくらいの量で十分。
そこで、有名な茶葉企業のオーナーや極品茶にならいくらでも金を出すという知り合いや、
ご近所の工場オーナーにもそういう知り合いがいないか声をかけながら、
4yinまで進めてきてくれていた。
なるべく量を増やして愛莉花茶が好い加工になるよう協力してくれていた。
『しかたないじゃないかぁ~。愛子、飲みたいんだろ~?』
と、舌をべろ~って垂らしながら笑って言うオーナー。本当に感謝。

愛莉花茶の特別な加工法での4yinだ。
通常の茉莉花茶を作るのとは違う特別な加工の上に、今夏は酷暑の気候に恵まれ
7月の上旬から花の品質が非常に高かったこともあり、すでに香気は通常の6yin以上。

この段階で、オーナーは参加してくれた人たちに連絡を取った。
4yinの段階で、香気が好い上に茶[土丕]の好い滋味もしっかりしており、
今なら外観も白毛が比較的多く残っているので美しく見え、通常ならこの4yinで
十分な極品茶、という判断。
本日には大部分が、それぞれ出資してくれると言ってくれた茶葉の外観を残したい
茶葉オーナー元へ届けられ、残るはほとんど愛莉花茶分のちょもり~の茶葉の山。

通常は7~8yinなんかしない。
そこまでの極品は、材料費がかかり非常に高価になるのに、リスクも非常に高くなるから。
yin花の回数が多くなれば、それだけ加工が増えるということだ。
茶葉は何度も花の香気を吸うので変化を繰り返し、表面は加工の数だけどんどん表面が
磨かれるようなもので、元は白毛が多く真っ白に見えた高価な茶[土丕]も、
次第に表面の芽先の崩れが多くなり、外側も少しずつ剥がれていくので、白毛が少なくなる。
多yinするほど外観は変化して、白く見える部分が減っていくのだ。

yin花すれば花の水分が茶葉に移るので、翌日には復火をする。
茶葉が吸収した好い香気が、悪い香気に変化したり、湿度により茶葉が痛み始める前に、
タイミングを見てすばやく火入れをし、好い香気状態をストップさせ、
同時に次のyin花に備えた乾度に調整する。
その加工回数が多ければ多いほど、100%今春の新茶で元は淡い色合いだった
高価な明前の茶[土丕]も、黒味を帯びていき、元の色合いをとどめることができない。
白毛も取れていくので、更に黒く見えてしまう。
しかし、多yinであればこれは正常な現象。

加工の原理を知らない茶葉商人たちには、下手すれば陳茶と思われてしまう。
陳茶は黒い。
しかし、陳茶の黒と、多yinの黒は、質が違う。
淹れればその葉底から分ける人にはわかる。
だが、取引現場はじっくり淹れて飲んで、なんてことはしない。
それに、茉莉花茶はオーダーでもしない限り、100%新茶なんてないと思ったほうが好い。
茉莉花茶が取引されるときは、その乾燥した状態の茶葉の外観(見た目)と
面香(表面の香り)で判断されて取引される。
内質ではなく、外質優先されるのが一般的。
自分で多yin加工したことがなければ、陳茶の黒と多yinの黒の見分けがつかないのも
自然だろう。

一般の消費者にはなおさらだ。
高級な茉莉花茶を探す人の多くが、外観がきれいな多yinを求めるが、
本当に多yinしていれば元の茶[土丕]のような白毛が残っているはずがない。
が、これも加工したことなければ、多yinによる黒なのか、元の茶[土丕]の等級が
低いためによる黒なのか、陳茶の黒なのか、見分ける事はできないのはもっともなことだろう。
だから、商人だって外観美しく表面の香り(中は正直どうでもいい)の強い花茶を
仕入れるのは当然だ。
もし仮に私が中国の茶葉商人だったとしても、売りにくい高価な茶葉を仕入れはしない。

多yinになれば、湯色も変わる。
花量少ない3~4yinなら、頭春(明前)茶の透明度の高い淡い清緑の湯色が保てるが、
花量の多い6yin以上の多yinに入れば、必ず湯色は黄色味を帯びてくる。

この湯色も、一般的には陳茶と間違われやすい。
しかし、陳茶の黄色と、多yin影響による黄色とは、違う。
飲めばはっきり違いがわかることなのだが、、、まあ言ってもしかたない。
やったことがない人にわからないのも、また自然なことだろう。

この愛莉花茶の4yin位の茶葉になると、販売用にしたり自分用に消費したりする人は
まずいない。そんなレベルをとっくに超えている。
便乗してくれた人のほとんどがこの茶葉を特別な贈答用に使う目的で出資したわけで、
外観優先して4yinで引き取るのももっともなこと。
すぐに贈り物に使うなら香気も十分、どんな人にでもわかる特別級の香気が爆発している。
オーナーや彼らがもっとも恐れるのは、贈答した相手やその人の周りから
『これは陳茶だ・・・。陳茶をこの俺さまに・・・。』
ってな勘違いが起こることが大いにありえるので、そうなったら冗談ではなく
中国では一生の一大事・・・一族存続の危機に繋がることもある。

お茶好きの中国人だからって、中国茶がわかるわけではありません。
お茶好きの日本人だからって、茶道ができるわけじゃないのと同じ。

そんなわけで、今夜から量が少なくなるが、ここまで安定した加工で進められている。
本当にありがたいことだ。名前はいえないけれど、便乗してくれた数人に感謝。
次回もよろしくね。。。(笑笑)

多少残った+α分も途中までは同時進行する。
しかし、きっと最後はほとんど愛莉花茶だけになるだろう。
 この山は『種子』
と呼ばれてきた種類。
「花茶の種だー♪」と言ったら笑われた。
愛莉花茶になった時の名前は、あとで考えよう。
ちりとりみたいなのに入っている分は、最後に蓋面する分。

今夜のyin花する各茶葉たち、準備おっけーら!
後は花が来てくれるのを待つだけね♪

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花が開いてきた♪

ゆっくりゆっくり。。。蕾も香りも開いてきています♪


ここでまた翻して軽く通風し、また養花~。

翻&軽く通風は、養花中にその日の花の状態を見ながら何度か行う。

今はね、こんな感じー♪

左側のまだ開いていないのが、摘花タイミングが好かった成熟度の正しい正花、
の今の状態。今日は、多分8、5割以上が現在この状態の正花。すごい!
右は毛花の中から探し出した。。。すこーしだけ開くのが早かった花。
この茉莉花たちが開くとこんな姿になるの!美しいわあ~素敵ね~♪
でも、他の花はここまで開いちゃだめ~。

次の翻&通風まで、しばしの休憩。
 おやつ届いたー。
さっき露天屋台で頼んだやつ、出前してもらった。
お気に入りは、焼き胡瓜~♪

いきなり炎熱の場所に来たからね。。。下火の素材を食べたくなる。
体の調整のためにも食うべし!
体力つけるために、肉だって食うべし!!
秋刀魚? 何でも食うべしーーー♪

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花開く

こんな感じになりましたー♪

蕾が7~8割開いた。そろそろ始まる!

『愛子~、ほれほれ、早く部屋においとけ。クーラー入れとけよ。』
 きゃう~満香~♪
こんな少しで大きな部屋も明日の夜までは茉莉花香よ。
トーンの高い透明感のあるその香気は、ドアを閉めても廊下まで溢れる。

部屋においてクーラーのスイッチ入れたら。。。急いで戻るーーー!!

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篩花始まる

花がyin花開始標準に開いた。篩花開始~!

全員動き出す。工場内一斉に活気づく。
さあ忙しくなってくるぞ。

篩花機起動ーーー!!
篩花機で花を篩い、正花・小花・紅花等に分ける。

取り出した成熟度の正しい正花を測量し、それぞれの茶葉に乗せていく。

それぞれの茶葉に今夜どのくらいの正花を使うか、指示するのは全てオーナー。

すでにそれぞれの茶葉の横にチョークで花量が書いてある。
yin花準備中、オーナーは茶葉の等級や行程状態や仕上がりイメージ、
今日の花の状態等々から判断し、花量を決定しチョークで指示する。
全種同じ加工をやっているように見えるが、全種違う茶葉。
当然、使う正花量も全種違う。

花は活きている。
茶葉も活動を続けている。
日々の気候も違う。
教科書どおりにはいかない。
長年の経験と勘とセンスが命。

 篩花進む。

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篩花

篩花機、活動中~。 
 ド・ッド・ッド・ッド・ッド・ッドーーーー。
叫ばなければお互いの声が聞こえない~。

傾斜している篩花機には篩花用の2種の篩いがセットされ、
毛花たちは上から下へと篩われながら選別される。


下からは2種類が出てくる。
画像右は、正花。
画像左は、まだ標準まで開いていない花、もう少し養花が必要。

左から出てきた花。
 もう少し養花する。
或いは、等級の低い茶葉に使う。

右から出てきた花。
 正花♪
愛莉花茶に使うのはこれー!

篩花機の側面から出てくるのは、小花・紅花・ゴミ等々。

赤茶色に見えるのが紅花。
摘むタイミングが遅すぎた花、1~2日前に摘めば正花になれた。
香気タイミングがすでに過ぎ、傷み出し微醗酵した紅色に変色している。
こうなるともう好い香りはしない、放っておけばさらに臭くなっていくだけ。
yin花には使えない。再見~。

小さくて白い硬い蕾のままなのが小花。
摘むタイミングが早すぎた花、1~2日後に摘めば正花になれた。
蕾が開かないので香気も開かず、いつまで待ってもこのまま。
養花しても開かない。yin花に使う意味なし。再見~。
『モ~モ~』にあげる!

この小花の比率が多いと、毛花としては等級が低くなる。
小花が多いのは摘花法が悪い、花茶生産者としては一番避けたい毛花等級。
小花は重量があるのに使えない花だから。
例えば、小花が4割も入っていたら、100キロの毛花を仕入れても使える花は6割以下。
多少安く仕入れられても、オーナーも私もそんな毛花等級は仕入れたくない。

しかし、それぞれの工場オーナーによって方針は違う。
近くの工場は今夜、小花4割の安い花を大量に仕入れていた。
一般的に、花茶の注文主と製茶側とは、毛花量で話が進む。
小花が多いほうが毛花は安い。安い毛花を仕入れた方が製茶側の材料費安くあがる。

がははオーナーは、等級が低い茶葉にも、その日の相場標準より多少高くても
等級の高い毛花を必ず選ぶ。これはオーナーもともとの方針。
『花茶に重要なのは花の品質、安い茶[土丕]でも花が好ければましな花茶になる。』
『花茶作るのに花でけちってどうする?信用が落ちるだろ。』
『5yinしたって安い花の5yinなら、好花の3yinの方が遥かに好い花茶になる。』
『香気の低い安い花で5yinしたって6yinしたって、そんなの意味なしだ。だろ?』
『多少高くても必ず高品質な花を選べ。』
『その日そういう花品質がなかったら?仕入れるな、そういう時は待つんだ。』

愛莉花茶には、9ceng花という素晴らしい等級の毛花のみ事前予約して仕入れる。
他にも、愛莉花茶の花にはいくつかの条件がある。
全部満たした花を使わなければ、愛莉花茶とは言えない。
そんな花、予約しない限りありえない。
それから、好い花オーナーとの縁がない限り、ありえない。

花オーナーとがははオーナーとは、20年以上の付き合い。
中国で言う義理の兄弟の関係。がははオーナーが兄。
(ちなみに、私が男だったらオーナーと私も義理の兄弟。
がははオーナーは私の大兄で、花オーナーはちょっと下の私の弟。)
オーナーは、この花オーナーが薦める花以外仕入れない。
花園の管理や土壌や農薬関係などの状況、花質を一番わかっているのは花オーナー。
花オーナーも、がははオーナーの要求をよく理解しているから、
愛莉花茶加工日は必ず自分の仕事が終わってもここの工場に来て、
加工参加しては開花の経過を確認しながら一緒に時を過ごしていたそうだ。
今夜も一緒に作業している。
愛莉花茶は、このふたりの協力なしには作れない。非常感謝。

さて、赤く見える紅花は、前日の気候が影響するし、篩花で取りだせるし、
とにかく重量が軽いので、仕入れ時に重量の重い小花ほど重要視しなくても好い。
紅花が若干大目でも、その日の正花が高品質であればそっちの方が毛花品質として優先。

今日の毛花は9ceng花。
要求通り!! 超ーーー高品質~♪

 あ。そろそろ篩花が終わる。
次の作業に進む。
更なる力仕事が始まるよーーー。

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ランニング姿!

今年のオーナー、パジャマじゃない?!

細かい指示を出しながら、一緒に作業しているーーー!!

 その後姿。。。
かっこいいぜーーー大兄~!!

その後方で、白い小山に見えるのが愛莉花茶♪

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始まったーーー!

まずは、愛莉花茶の特殊茶その1「香珠(仮)」から♪
最後まで付き合ってくれる便乗者が数人いるので、
特殊茶その2「花芯(仮)」より多い。

ふんわりと空気を含めながらつぶさないように茶葉と花を拌(平均に混ぜる)。

お次は愛莉花茶の「花芯(仮)」♪ 「種子」じゃちょっと・・・ねぇ~。(笑笑)
オーナーと私分だけになっているので「香珠(仮)」より小山。
 真っ白だよおおおー♪
どこに愛莉花茶はいるのでしょう~、うはは!

左上隅、ちりとりみたいのに入ったのが蓋面用の茶葉。
蓋面用の茶葉は拌した後に使うので、別にとっておく。

まずは鍬で軽くほぐしてもらっ。。。たら。
 私の出番だあーーー♪

ほい来た!
両手でやさし~く拌。。。。平均に。。。平均に。。。(ごめん、写真撮っている余裕なし)

はいできた!
すぐにオーナーが全体に蓋面してくれる。

黒く見えるのが、別にしておいた蓋面用の茶葉。
小山の表面にまんべんなく茶葉で薄く蓋をする、っと。

 一丁あがり~♪

次次ー! 

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作業進む工場内

こちらは今夜が提花。明日には仕上がり、すぐにドナドナされる。
 拌した後。
提花したら復火もホン干もしないので、提花の花量は少ない。

茶葉の表面に花香を付けるのが提花。
茉莉花茶は、提花するのが基本。
でも、愛莉花茶はしな~い!

今夜yin花する茶葉の山たち。

山ごとに等級が違う。

篩花機の隅にあるこの山は、朝から圧花していた茶葉。
 
等級の低い量産用の安い茶葉。

あ、提花も同時にされている。

ここまで安い茶葉に、鮮花使って提花することはほとんどない。

前の晩、別の茶葉のyin花で使った花を再利用して香りを移す。それが圧花。
yin花で使った後の花も、まだ香りは若干ある。
お茶で言えば、出がらし・・・って感じ。だけど、出がらしのお茶でも
白湯よりはなんとなくお茶の味するでしょ。そんな感じーーー。(笑笑)
オーナーは、この茶葉の圧花には今日の鮮花も混ぜて提花してあげている!

こちらの籠の中に入っているのは、まだ養花が必要な花。
さっき、篩花機の下の画像左側から出てきた花ね。

もう少し養花して、yin花標準まで開くまで待つ。
量は少ない、養花するのにそんなに時間はかからないはず。
あとどのくらいかな~。

工場内、拌の作業がどんどん進んでいる。手伝いまーーーす♪

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拌進む

茶葉の種類ごとに、次々に拌していく。

師匠が鍬で軽く平均にして拌しやすくしたら、ふたりで両側から拌していく。
平均に。。。平均に。。。
 力が必要な作業。
茶葉は重い。汗が流れ続ける。でも汗拭いている余裕なんかない。

茶葉が工場内を舞う。
全身茶葉だらけになる。
拌する人は頭にタオルを乗っけて。。。っと。
そうでないと、髪の毛も顔も大変なことになる~。
眼にも入って痛いし、鼻の中なんかもうむずむず。。。ぶ・ぶ・ぶえっっっくしょーーーい!

拌したら成型し、蓋面用の茶葉を全体に平均して薄く載せる、と。

茶葉箒できれいに山をまとめて。。。
はい、この山はyin花開始~♪

次次ーーー。


拌の最中、世の中はこんな感じ↓
 茶末や茶毛が舞う。
ぶ・っっっはあ~~~。
げ・・・瞬間で撮影してすぐカバーしていたのに、すでにカメラは真っ白だぁ。

拌してyin花に入った茶葉の山が増えていく。
 あともう少し。がんばれ~!!
ほとんど近所のこのおばちゃんふたりで拌している。

それぞれ孫がいる、そんな年齢だよ。すごい力持ち!
それに、このふたりの息がぴったり♪

このふたりのおばちゃん、今はそれぞれ工場がつぶれちゃったけれど、
この村で花茶製茶歴は長い。。。さすがだーーー♪

女性だからかな、なんとなく例年より拌の方法が丁寧に感じるのは私だけだろうか。
1回、2回、3回、、、最後まで行ったらまた戻って、1回、2回、3回、、、また戻って?!
1回、2回、3回ーーー、うお~間違いない。丁寧だあ~~~!!
1回ずつの拌も、今まで見てきた外地の男性たちよりはるかにきれいに拌されている。
さ・す・が~♪

おばちゃんたちが拌している間、私はなにやってるかって?
 れれれ~♪ のおばちゃん!
愛莉花茶の時以外はね。(笑笑)

オーナー? 私と一緒。 
れれれ~♪ のおじちゃん!

拌すると花も茶葉も飛ぶから、拌する後ろに付いてどんどん茶葉箒で寄せ集めるの。
何度も何度も。。。茶葉の山の周りをぐるぐる回りながら。。。
工場内、外より温度高くて風がないから、これでも汗だらだらだよお~~~。

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一時解散!

作業終了!
全ての茶葉の山がyin花開始~♪
工場にかぎ掛けて、このまま数時間yin花。
深夜翻して通風の作業するまで、一時解散。

あ、あづいぃ・・・。のどかわいたぁ・・・。
冷ました茉莉花茶、ごくごくーーー。う・ま・い~~~。あーーーん、天国~♪
 風がある場所、どこぉ~。
いたいた、右が「少少」、左が「多多」。
この子たちがいる場所が、一番涼しい~。

『愛子ぅ~、夜食食べに行くぞー。』byオーナー
「ういっす~!」
 ふたりでお散歩。
やっぱ、焼き青瓜(きゅうり)でしょ♪

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2007年07月27日

愛莉花茶5yinの夜♪

徹夜で準備をしてなんとか日本を飛び立てた。
約8時間後、無事に到着!
すぐに5yin目の花達も到着!!

「もしかしたら4yinに入るかも」と私が書いた直後、
気温40℃を超えたその日の高香花を使って4yin決定。

本日も好花! ただいま5yin中~♪
あと2時間くらいで(日本時間5時頃)通風する。
それまで休憩。
yin花加工作業で何度も大汗。水浴びた。
少し横になる。ねむい~。

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寝坊?!

ん? なんだ? この音???

ホン干機が動いている音? だよおーーーっっっ。
うーーーわ、やっっっばあああーーー。(階段二段飛び~)

愛莉花茶は? どこどこ??
 ・・・げ。
もしかして・・・終わっている?

2種の特殊茶・・・起花も?復火も?
うっそーーーん。こんな早かったっけ?
茶葉は人を待たない、だね・・・とほ。

いたいた。ちょもりん、おはよー♪
 あれ???
なんか違う。

ああ~~~なんだ。違う茶葉じゃーん!
好かった~間に合った♪
しかし、オーナー丁寧にしているなぁ。
どれどれ。。。ひえーーー、香~♪ これも飲んでみたい。(笑笑)
でも、その前に愛莉花茶の起花と復火。

まだ大丈夫かな? だね!
顔洗ってこよ、っと。。。ダーーーッシュ。

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おはよう愛莉花茶♪

顔洗った! ダーーーッシュ。
化粧水も何もつけない。その意味ない。すぐにまた顔洗うことになるもん。あはは!

脚洗って裸足で工場に入ります!
起花(茶葉から花を取り出す)と進んでいる。
 それを片隅から眺めているのは。。。
香珠(仮)のちょもりん♪

どれどれ。。。
 おっはよ~♪よく眠れた?
きえーーー♪なんだこの花!
まだyin花状態が続いている。
昨日の愛莉花茶用の花。。。本当に好かったんだ。

その2、花芯(仮)は。。。
 おっはよー♪眠れた~?
おっほーーー♪
まだまだ! こりゃ起花はまだ先だね。。。すっごい好花! 

他の起花から進んでいる。
 手伝いまーす!

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起花

夜は篩花機、朝は起花機に変身~♪
 茶葉から花を取り出すのが起花。
ひとつの機械が二通りに使える。
中にセットする2種の篩の種類を、用途に応じて変えるの。

この種類にyin花していた花の一番好い香気タイミングは過ぎた。
香気ピークは過ぎたが、まだほんわりとその好い香気が残っている状態。
ただし、このまま一緒にしていたら劣化していく花香まで茶葉に移ってしまう。
なので、まだ好い香気が残っている今、花香が悪い香りに変化する前に、
茶葉から花を取り出す。
茶葉&花。。。一晩だけの逢瀬。。。朝が来ればお別れね。。。再見~。

大丈夫!
花の姿は消えても、茶葉の中にはその素晴らしい香りがしっかりと
見えない姿となって残っています♪


この種類は好い等級の茶葉よ~♪
オーナーが毎年力を入れているオリジナルの1種、100%今春の頭春茶。
100%の新茶で作る茉莉花茶なんて実際は少ない。
オーダーでもしない限り、仕上がった花茶の中で探しても無理無理~。
昨年や一昨年の陳茶を新茶とブレンドするのが花茶として一般的な加工だから。
特に今年は、春の茶[土丕]価格が1.5倍~2倍だった。
原料となる茶葉が、毎年高騰している。
となれば、100%今春の新茶で以前のような予算で好い花茶なんて作れるはずもない。
頭春茶100%で作ればもっと高価になる。
花茶現場は、毎年厳しくなっている。

そんな中で、100%新茶でしかも頭春茶でオーナー自信作!と来れば!!
とおおおーーーぜん、愛莉花茶になる1種で~す♪
当然予算は上がるが・・・仕方ない、これも時代の流れ。
だからこそ、こだわった好い原料を選択し予算をかける愛莉花茶だからこそ、
可能な限り好い加工条件で仕上げたい。
まだ便乗者と一緒、というよりも、ここまで便乗させてもらった、という感じかな。
多yin独立するまで少しでも量が多いほど安定加工ができるから、
ぎりぎりまで独立させない方が好いのであ~る。


起花機からは、昨夜の篩花と同じように3箇所から分かれて出てくる。

ただし、出てくる種類は篩花機仕様のときとは違う。

真ん中。
 花。たくさん。
上段の篩で取り出した花。
まだ香気の名残あり。低い等級の圧花に再利用する。

左。
 花と茶葉。少なめ。
上段の篩で離しきれなかった種類。
この後、手でひとつひとつ花を取り出す。  

右。
 茶葉~。花の次にたくさん。
上段と下段の篩で花を取り出せた茶葉。
この茶葉たちが次に向かうのは、復火!

起花で取り出したまだ使える花は、低い等級にあげましょう。
 圧花。
これだけ集まれば、まだ香気はある。

香精(人工香料)使うよりも香りは弱いし手間もかかるが、
自然な香りに仕上がる。

オーナーは基本的に香精が嫌いで使わない。
私も香精使った花茶は飲みたくない。

安い等級の花茶にはよく香精が使われる。
香精を使った方が簡単で安く大量に仕上がる。
一般的には、飲んで香精使っていることを見分けられる人は少ない。
飲んでも分からないように加工するし・・・。
100%新鮮な茉莉花を使った花茶なんて市場に存在しないし・・・。
それを茉莉花茶として最初に飲んだとしたら、『花茶はこういう味』だと
認識されることでしょう・・・。
でも、新鮮な茉莉花を使った花茶を飲みなれている人が飲んだら、
『なにかが違う』と気が付くことでしょう・・・。

 汗が。。。滝だよぉ。。。

私は籠がいっぱいになったら籠を変える人&花籠を運ぶ人。
あづいよぉ。。。まだ朝なのに。。。ふぅ~。 

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茶葉ほうきの実

オーナーは?
 箱詰めしてる!
手伝いまーす。 れ~れれ~♪

4yinまで愛莉花茶に便乗していた種類、昨夜は出荷分のみ提花した。
提花したので復火はせず、このまま箱詰めし出荷準備。
福州にドナドナね、再見~。


あ。そうだ!これこれ。
明るいうちに《心の隊員》に紹介しなくちゃ。
 れれれ~♪ の茶葉箒だよ。
こちらは、ほうき草を使った茶葉専用のほうき。
実も付いている。

《心の隊員》のみなさま!
みなさまには、最後の最後の精制(茶葉チェック)に参加していただくことになるので、
そのときに備えてちょっとご紹介でーす。
愛莉花茶の中に小さな実が入っていたら、きっとこの茶葉専用「ほうき草の実」です。
もしもまだ残っていたら、これも飲む前に取り出してくださいね。
早い話が「殻付きとんぶり」。あはは。
飲んでも人体に害はありませんので気にならない方はそのままでも。(笑笑)
どうぞよろしく~♪

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愛莉花茶5yin後、涼通中~♪

夜中。
通風、寝ぼけ眼で作業。
暗くて(&眠くて)画像失敗。
工場に鍵かけ、朝まで茶葉と花は一緒に寝る。
私も寝る、朝の起花作業まで数時間、爆睡。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝。
工場のホン干機が動き出す音で気が付き、飛び起きる。
起花、復火。。。ホン干機の裏は灼熱の火の部屋。
工場内も温度上昇、肉体労働。
目覚めて数時間大汗、汗拭く暇なし。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
午前。
2種の愛莉花茶、5yin後の涼通。
yin花継続する他の種類、箱詰め終了。
出荷直前の提花した種類、起花。
愛莉花茶はしばらく涼通、
好い状態まで熱を冷ましたら後で箱詰め。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昼食後。
愛莉花茶2種箱詰め終了!
このまま休憩させ、明晩お腹が空いた頃
6yin目の花をあげましょう♪
明日も好花が採れますように。。。

あと数時間で今日の花が届く。
今夜は提花種類の加工。

熱い~。

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2007年07月28日

ドナドナ茶、提花中~♪

今夜は花量少ない。
提花のみ。yin花の種類はない。
成品直前数種を提花。
養花→花開→茶葉に混ぜる→寝かせる、提花中~。
熱い。。。江辺散歩。。。水浴び。
提花後は通風もホン干もしない、起花したら出荷準備。
早朝4時頃から起花が始まる。
2時間半眠れる。寝る。

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休憩中。。。

朝。
起花。数種箱詰め。
全部で1トン以上の花茶。
昼までに出荷準備。
毛まみれ汗まみれ。
ーーーーーーーーーーーーーー
白雪芽&小龍毫。
愛莉花茶分のみ保留、今夜から単独加工、多yin目指す。
私の必要量、少量すぎる、好い加工にならない。
オーナー助けてくれる、自分の分も足して、2人分でyin花続ける。
感謝。
ふたりで白20キロ小10キロ仕上がり、目標。
好加工のための最少量。
何割残るか、すでに開始時の約2~3割削れている。
愛莉花茶独立分残し、提花後の白雪芽&小龍毫は福州へドナドナ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2種の単独愛莉花茶の茶[土丕]。
春に完全オーダーで作った緑茶。
名前はまだ決めていない。
自分の子供の名前は自分でつけろ、とオーナー。
募集したいが画像出せない、後回し。
私の必要量少量、近所数件で分け合う。
この原料茶葉の質・形、他の市場には存在しない。
オーナーご自慢、日に何度も言う、もうわかった、ありがとう!
愛莉花茶分10数キロでは少なすぎる、オーナー分追加してくれていた。
少しでも量が多いほど安定した加工ができる。
感謝。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
とんでもないモンスター、作り始めている。
迷っていた、が、もう決めた。
飲んでしまった私がばかだった。もう止められない。
茉莉花茶としては高価すぎる、個人で買い取ってもかまわない。
腹は決まった。
もう誰にも止められない。
2yinですでにモンスター、ある有名なところへドナドナ。
オーナーと私は7yin目指す。
もしかしたら7yin必要ないかも。
やってみないとわからない。
春にある人が完全オーダーした茶[土丕]。
オーダーするには高価過ぎて量多すぎて私には手が出ない、
春に便乗しといた、昨夜分けてくれる量決定。感謝。
オーナー分も合わせる、商品ではなく自分用。
加工が安定する、助かった、感謝。
この品質、市場に存在するはずがない。
このモンスター、話すと長くなる。また。

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休憩中。。。。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
花産量、少なくなってきた。
今夜オーナー希望800斤(400キロ)鮮花。
だが量足らず。200斤(100キロ)採れるかどうか。
花オーナーとも相談。

がははオーナー言う。
今しか採れない好花、今日の分は愛莉花茶に優先。
花がなければyin花できない、オーナーの他の茶葉は後回し。
感謝。
夕方、収穫量と花質をみて最終決定。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今夏雨少ない、日照り続き、気温高い。
=花産量少(蕾少ない 生長遅い)
=花高品質(香度高い 濃度高い 粒大きい)
=高値だが高品質
最高の花茶年ーーー♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
愛莉花茶、5年保存目標で加工&仕上げ。
一般花茶、1ヶ月以内に売ること前提に加工&仕上げ。

今の問題、愛莉花茶仕上がり最後まで好花が採れるかどうか。
私のだけなら量が少ないからいけるだろう、と花オーナー。
しかし、愛莉花茶優先したらがははオーナーの茶葉は?
採れたときにやるからいい、とオーナー。感謝。
花量少ない時期、生き残った工場同士で譲り合う。
工場、以前の3分の1、片手以内になった。
あと3年もしたら、愛莉花茶もう作れないかもしれない。
今年がラスト、そんな意気込み。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
愛莉花茶。
一番産量多く高気温続いた価格安定時期に4yinまで進めて正解。
吸香する前半の3~4yin、後半yin花より花量必要。
オーナーの判断に感謝。
この先、更に花産量少なくなるだろう。
本当に最後まで持つか。
花オーナー頼む、好花採れたらこっちに回して、お願い!

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Re: いってらっしゃい

ふいみん!
ありがとう♪

すごいモンスター、今年来るよ。
今夜3yinに入る。
お茶代も・・・きっとモンスター。
足りなかったら、作るだけ作って、中国で買ってくれる人探そうと思っている。
今夏も行商に出ることになるかも。(苦笑)

花茶、マンゴー、おいしい♪
夏、嬉しい♪

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養花中~♪

夕食後。
花届く。200斤(100キロ)強。
花少ない。愛莉花茶5種+1種、のみyin花。
他2種提花、明日ドナドナ用。

今日の花、昨日より好。
成熟度好い、9ceng以上、香度高い濃い、高価。
遠いところからやってきた。
本地花、収穫足りない。明後日分本地花、予約。

養花後、花が開き始めたら選別、そしてyin花開始~♪
まだ早い。休憩。

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2007年07月29日

yin花中~♪

花量少ないので養花早い。
好香。
朝4時半頃、通風。

今年、花少ない。
工場、減った。
前とは夜の大気が違う。
04年、夜の大気いっぱい茉莉花の香り、
各工場から溢れ出していた。
今年、夜の大気に茉莉花香がない。

そういえば龍井も。
朝から夜中まで村中に溢れていた炒茶の香り。
今年は以前のような炒茶の香りが各村になかった。
機械化され、手青鍋がなくなったから。

茉莉花、少量でも工場には香りが溢れている。
しかし、大気にまでは溢れていない。
さみしいなぁ。
寝よ。4時間眠れる。

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愛莉花茶、yin花順調~♪

愛莉花茶、yin花順調~♪

昨夜から朝までyin花。
昨日の花質、素晴らしい!!!
天3yin、王6yin、種5yin、白6yin、小4yin。
《心の隊員》全員分「yin名」。
みんなの名前、全種にyinしました♪

そんなことしても味は変わらない?
そんなことはない。
笑ってください。かまわない。
私は信じている。
想いは茶葉にも通じる。
茶葉は活きている。
刻々と活動をしている。
話しかければ茶葉はもっとおいしくなる。
人の心がおいしい茶葉を仕上げる。
これまでも、今も、そう信じている。
理屈や理論では説明つかないこと、
高い知識や技術でもどうすることもできないこと、
製茶にはたびたび起こる。
天地人が一体になったとき、モンスター級の茶葉と出会える。
人の心、強い想い、不思議な力、おいしい奇跡を起こす。
あとは努力するのみ。
信じる、そして全力を尽くす。
オーナーは笑わない。
一緒に汗流しながらうんうん♪とうなずいていた。

今年は働くオーナー、パジャマではない!!
朝に晩に一緒に汗流す。
工人少ない。工人費高い。出荷茶葉少ない。
住み込み男性外地人いない。
通い本地人ふたり、女性。
04年3人いた師匠、今年は1人。
びんびん&かんかん、2人の息子も休み返上、働く。
私も働くおばちゃん。

朝~昼食後。
愛莉花茶。復火、涼通、箱詰め。
次のyin花まで箱の中でお休みなさい♪

福州に出る。一泊。
換金、日用品買出し、等々。
明日の花が到着するまでに戻る。
福州朋友達、さっそく出迎え。
誰にも言うなと言ったはず、口止め通用しない街。
やめてくれ、酒は飲みたくない。
まだ作っている途中、終わってからにしてくれ。
わかったわかった? 
飲まなくていい? 
食事だけ?
なわけない。
そんなことは通用しない、ここは福州、熱き街。
嬉しい歓迎、辛い酒。
今夜は何人? 
すでにゴングは聞こえたよ・・・カーン♪
福州必需品、二日酔い薬、オーナーの家に置いてきた。
あぁ。。。私が甘かった。
飲まずに去れると思うな福州。

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2007年07月31日

本日の愛莉花茶♪

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お茶端会議室が消えた?!

ありり??? 
お兄ちゃん@管理人、お茶端会議室無くなっちゃったの?

 

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2007年08月01日

あづい・・・。

あづい~。

朝から昼食まで、毛茶のduo篩。
4人で3トンくらい。全身毛だらけ。工場内真っ白。ぶえっっっくしょーーーいっ。
手ぶるぶる。。。指水ぶくれ。。。体かゆい。。。あづい~。

愛莉花茶、今夜仕上がり予定3種くる!!!
熱い夜になりそうだ。
昼寝しておかなければ体がもたない。とにかく暑い。
何℃?知りたくない。知ったら倒れそう。寝よ。


 

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2007年08月02日

愛莉花茶3種、最後の夜♪

夕食後、しばらくして花届く。
最後の花は本地花、爽香~香高~好花~♪
本地花量少ない、雨なし、台風なし、毎日高気温。
本日必要量、愛莉花茶+1種、80斤強、高品質、素晴らしい。
すぐに通風、養花。

養花中、オーナーとおしゃべり。日課。
80年代~現在、花茶市場。
20年以上中国全土花茶行商々、春茶[土丕]、夏花茶加工。
語るオーナー。日課。
特にこの10年、花茶市場急激に変化。
鉄観音、龍井、碧螺春、等々、どこも同じ。

花茶飲み飲み、おしゃべり続く。
ガサ。。。庭のマンゴー落ちる。拾う。
ボト。。。また落ちる。食べる。
ゴロゴロ。。。どんどん落ちる。
ガサボト。。。どんどん食べる。
オーナーと語る、もうすぐ花開く。
完熟マンゴー山積み。種も山済み。
食べきれない。後でまた食べようー♪

花開く。起花。測量。
愛莉花茶3種最後のyin花。
愛莉花茶1種5yin目。
広西でyin花した1種、要加工。
最後のyin花3種、仕上げに向け比率変える。

打tui、蓋面。
《心の隊員》全員分「yin名」~♪
ここ数日で初めて連絡くれた《心の隊員》も「yin名」~♪
このまま数時間。
師匠、今夜は何時?
2時?4時間ある。一時解散。
江辺散歩、起風、漂香、紅月。。。美しい夜。
水浴びたら少し寝る。
3種、最後の夜だ。
今夜は茶葉の横で寝る。

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できたあああーーー♪

愛莉花茶3種成功了ーーー♪
ばんざーいばんざーい!!

夜中。
通風。yin花継続。花と一緒の最後の夜、おやすみ♪
工場鍵かける。
愛莉花茶の横、星空の下で寝る。
か・かゆい・・・。一時間。起きた。
蚊ーーー。部屋に戻る。寝る。
ーーーーーーーーーーーーー
朝。
ホン干準備。起火。
最後のホン干、温度重要、要注意。

広西花茶からスタート。
この茶葉で、篩花機、ホン干機、掃除。
ホン干機、温度安定させる。
準備完了。
さあ行くよ。師匠頼んだ!

愛莉花茶、まだyin花する「国色天香」から起花。
5yin後の復火。
モンスター、変化してきた。
ストップするか? いや、進んでみよう。
外観壊れる? やめた方がいい? 売れなくなる?
問題ない、高く売れる美しい茶葉を作りたいわけじゃない。
ここまでの多yinするなら外観崩れるのは自然の道理。
外観大切だが、最終的に優先するのは外質より内質。
どこで見切るか、だね。最後の勝負に入ってきた。
広西花茶、同原料、2yin先行させ、チェック。
いける。。。かな。うーん。
涼通してから、品して相談しよう、そうしよう。

続いて「白雪芽7yin」起花。
ホン干機、愛莉花茶の成品用に温度調整。
ホン干。出てきた、出てきた。うっしゃあああーーー!! 
好香ーーー♪

篩、特殊用に交換。
「花芯(仮)8yin」起花。
砕茶多?仕方ない。本物の8yin、自然道理。
外観美しく残したいなら、元より多yin要求なんかしないってば。
オーナー、私、商人じゃないから大丈夫、問題なし。
切り上げぎりぎりだね! おっけーら!
ホン干機、愛莉花茶の特殊茶成品用に温度調整。
ホン干。出てきた、出てきた。うっきょおおおーーー!! 
好甜香ーーー♪

「香珠(仮)8yin」起花。
砕茶多。これも自然道理。外観より内質欲しい。
切り上げぎりぎり! おっけーら!
ホン干機、成品用に温度調整。
コロコロ。。。コロコロ。。。あっちへこっちへ。。。うっひっひ♪
好きなところに飛んで跳ねて自由奔放元気な子。それももう最後。
ホン干。出てきた、出てきた。うっきぃいいいーーー!!
好甜、香高ーーー♪

涼通。
早速品茶。
出来立て、高火影響、まだ標準じゃない。
大丈夫、計算して飲む。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特殊茶2種、涼通中。
今日のお絵かき。
《心の隊員》全名、呼びかける♪

ご近所集まる。みんな見に来た。
名前、候補出し合う。
出し合いながら、茶葉チェック手伝ってくれる。
特殊な名前付けろ。
斬新なのが好い。
絶対好いのにしろ。
なにがいい?
あーだ、こーだ。
愛子の子、やっぱり自分で名前つけろ。とオーナー。
「国色天香」はどうする?オーナー満意?それ以上ない?
じゃ、それはそのままにしとくよ!
このふたつはゆっくり考える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
涼通後。
手篩。軽く手精制。
終わらない。先に昼食。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昼食後。
続き。
末茶、崩茶、軽く取り出し。
落ち着くまで強い篩してはだめ、砕が増える。
現時点、砕茶比率計算。
箱詰め、休憩、今動かしてはだめ。
涼しい茶庫、ここで安定させる。
鍵かける。一安心。

さあ、飲もう。
冷めればもっとわかる。
熱けりゃ何でも香りはする。
冷めて爽快でない茶は飲むな、体に悪い。
今はまだたくさん飲み込むな、上火。
はい、大丈夫、わかっている。

マンゴー採ろう。
うん、採ろう。
でっかい猿、マンゴーの大樹しがみつく、ガタガタ、ユッサユサ。
ちっさい猿、落ちたマンゴー追いかけ、庭中走り回る。
ガサ。。。ガサガサ。。。ボト。。。ゴロ。。。ゴロゴロ。。。
どこ行った?あっちだ、そこそこ。あっちそっちだ大忙し。
猿2匹、真昼の太陽の下、全身から花茶の大汗。
本日のマンゴー収穫、まずまず。
もう少しで終わりだね。
龍眼が大きくなってきた、でもまだ早い。
水浴びて、休憩~。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夕方。
風吹く。
空暗い?雨くる?
遠くで雷。。。こっちまではこないかな。うん、多分こない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

愛莉花茶が本領を見せ始めるまで、あと約1ヶ月♪

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2007年08月06日

モンスター、最後の夜。

今夜が最後、7yinに入っている。
愛莉花茶最後の種類。

6yinで、すでにとんでもないモンスターになっていた。
噂を聞きつけた人がやってくる。
5yin時、6yin時、あるところ数箇所に贈り物として届けられた。
オーナー分、売らない、礼品用。
愛莉花茶の分のみ、7yinの夜を迎えている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本地の花届く。
養花中。
最後だ。
花のそばから離れたくない。座り込む。
顔を突っ込む。もぐりこむ。花のベッド。
体の周りで花が呼吸をしている。
蕾が開いていくのを感じる。
花が活きている。
私、花に包まれている。
この香り、表現できない。
両手でそっと包む、顔をうずめる。
ひと蕾ひと蕾、触る。
なんて美しい。。。
なんてかわいらしい。。。
なんて気持ちが好いのだろう。。。
この感触。。。本当に時を忘れる。。。
いつまでも、いつまでも、このままでいたい。
でも、この瞬間、たった一晩、この数時間だけの香り。
茉莉花茶、なんて贅沢なお茶なのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
起花。
昨日の夕立の影響、いつもより紅花目立つ。
雨後、摘めなかったから。
しかし、本日急激に高気温。理想。
今日の花、香度高、清爽。すごい。
最後にこの花がきた、仕上がりまでもった。
モンスター用、ひと蕾ひと蕾、紅花を手で取り出す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

両手でやさしく拌。
愛莉花茶、ほとんど私ひとりで一回一回拌してきた。
最後、オーナーもやってきた。ふたり、よっつの手で拌。
7回もyin花している。。。やさしく。。。やさしく。。。
オーナー、蓋面してくれる。

このままあと数時間、4時半通風。
少し寝る。

明日になったら、どんな茶葉に仕上がるだろう。
想像するだけで、眠れない。
6yinのモンスター、飲む。
本当に。。。これは『天香』だ。

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2007年08月08日

メールのお返事が届いていない方へ!

みなさま、ぬゅーほお~♪(福州語:にーはお)

ひと段落付き、やっとやっとゆっくりとメールを開けることができました~♪
ちょびちょびとは見られていて、着信があるとすごく嬉しくて製茶に燃えていました!!
《心の隊員》追加してくださったり、《期間限定:おまけ付き茶葉》のご感想書いてくださったり、
その追加ご依頼や、他の《品茶セット》希望依頼の連絡もくださったり、応援や完成祝いも!
初めて連絡下さり《心の隊員》になってくださった方も数名いらっしゃって、
おおおーーー、すっっっごく感激ですーーー♪

製茶中はパソコンに向かう時間をつくるのはやっぱり難しいや。。。あはは。
少しでも横になったり睡眠をとったりする時間を見つけることでいっぱいいっぱい。
それと、回線が日本のようにはいかないから、開いたり開かなかったり時間がかかったりで、
やっぱり落ち着いた時でないとメール開けるのもお返事するのもむずかしぃですぅ~。
ごめなさい。

今日は、まとめて拝見しました♪
ちょっと回線が安定しないのと、調べ物や梱包関係調達等で走っているので、
まだ全員にお返事できていません。
急ぎの方や、初めてご連絡くださった方へのお返事を優先します。
ご了承くださいませ。
でも、いっぱいいっぱいのメール、本当にどうもしぁーりぃぁ~!(福州語:謝々)


その中で、一番気になったメールが届いた。
これは、ずっと私も気にしていたこと。
とりいそぎ短いお返事をしました。

7月に入ってからサイトがおかしくなってきて、おまけに私のメールサーバーも
途中でおかしくなっていて・・・もしかして、その期間に出したメールがお互いに
届いていない可能性があるのではないか???
と心配していたこと。

あったぁ・・・・・・。(涙涙)
おひとり連絡をくださいました。本当にすみませんでした。
それからご連絡くださり、本当にどうもありがとうございます。
「お返事ないなぁ~」とお互いに思っていた様子で・・・。
うわぁ・・・その方には出発前にお茶をお届けできなかった。
お互いに知らなかったこととは言え、本当にごめんなさい。

他にももしかしたらそういう方がいらっしゃるのではないかと、非常に不安です。
そうだったらその方にとっても失礼だし、お互いに残念な想いが残るだけなので、
せっかく《心の隊員》や《期間限定:おまけ付き茶葉》のご連絡くださったのに、
お返事メールが私から届いていない方が、もしももしもまだ他にもいらっしゃいましたら、
どうかご連絡ください!!! よろしくお願いしますーーーっっっ。

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ブログアップ、2方面♪

ブログ追加していまーす♪
いまね、26日。。。初日の夜に養花中。。。あはは。

時差があるのよ。。。時差よ時差!!
日本と中国の時差は一時間?そうだっけ?(笑笑)
本当は、製茶中は画像整理したり編集したりブログアップする時間が作れないから。
それと、通信環境が違うのでスムーズにアップできない。時間がかかるの。

今日は製茶がなかったので半日くらいブログアップのための作業ができたのですが、
倍の時間がかかって成功率3分の1。あちゃ~~~。
ま、しかたない。まったくアップできないより好いよね。

ということで、2方面(現在&時差分)同時に見てくださ~い。
カテゴリーで《07夏天:旅日記(茉莉花茶)》を指定して、
新しくアップし分チェックしてみてね!
よろしくお願いいたしまーす♪

まだ初日だよ、初日。。。がははーーー♪






続きを読む "ブログアップ、2方面♪" »

台風が近くに来ている

今日はメールが開かない。
一時開いて「さあお返事していくぞ~♪」と思って先に昼ご飯たべたら、
まるっきりサーバーにアクセスできなくなっていた・・・がっくり。
なんなんでしょうねぇー。
台風の影響だ。。。きっとそうだ。。。そういうことにしておこう!

「台風が近くに来ている」
ここに含まれる大きな大きな、本当に重大な意味がわかりますか?!

モンスターが仕上がった翌日から、大気圧が変わり空気中の水分量が上がった。
熱風は湿度を帯び、黒い雲たちの集団が次々と急ぎ足で去っていく。

ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
愛莉花茶が。。。愛莉花茶が。。。
全種、奇跡的なグッドタイミングで仕上げることができた。
ということなのよおおおーーーーーー。
もう最高~~~~~~涙がでるよ♪


雨季が去った7月初めから、オーナーと相談してきた。
例年より、気温の上がるタイミングが若干早い。
雨季も短かった。
オーナーの今夏の気候予想を信用し、7月中旬に愛莉花茶はスタートした。

現地にはいってからの難しくなる後半加工は、花の状況見ながら更に相談を重ね、
行程の進行具合を決めた。私はオーナーの長年の勘を信用し任せた。

例年で言うと、8月中旬に好い花の時期が一瞬だけある。
数日間。
多くの人はそこにラストを持ってこようとする。私も最初はそうしようとしていた。
花園のオーナーも周りの工場のオーナーたちもそうしたほうがいいのではないか、と言った。
だが、オーナーは違った。

例年のその時期の香気の花等級が、今年は7月後半には始まっていた。
そう、私が到着した頃だ。
気候が年々ずれてる。
8月中旬のその数日間の花は、確かに香度も高い。
だが産量が少ない。収穫時期も短い。需要が多いから高騰する。
花質は高いが、花虫の時期でもある。

オーナーが心配したのは、その頃は台風が来るかもしれない。ということ。
今年はまだ来ていない、おかしい。と。
もしも台風が来たら、その数日間の花の品質は落ちる。
最悪、収穫はなくなる。
そうなったらおしまいだ。取り返しがつかない。

今目の前に、例年のその時期以上のこんなに好い花が、連日ある。
多少高くても、今夏のこの好花を使わないでどうする?
できるときにしておかないで、待っていてどうする?
7~8yinもするんだ、大量の花が必要になる。期間も必要だ。
途中まで好くても、ラストに希望する花品質の収穫がなかったらどうする?

すげーよ、すげーよ、オーナー天才っっっ!!!
大当たりいいいーーーーーー♪♪♪

オーナー? 今、お昼寝中~。(笑笑)

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2007年08月12日

走る。。。走る。。。

今日も一日中黒い雲が空を覆う。

花の心配はしなくてよくなった。
好運に感謝。

次なる課題をクリアーするために走る。
連日福州を走る。
あっちへ。こっちへ。。。東南西北。。。とにかく走る。
もう何日間?

作業。ひたすら作業。
電話をかけまくる。
交渉、交渉、また走る。
作業。延々と作業。

製茶後が大変。
製茶より時間がかかる。
製茶とは違う膨大な手間と時間。
でも、これらを乗り越えなければ、日本でこの愛莉花茶たちは飲めない。

明日も走る。

気力・体力、本日限界。寝る。

 

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流星群~☆

ペルセウス座流星群。
陽暦8月13日。
今年は新月。
好条件。

流星群、会いたいな。
今夜、雨が降っている。
明夜、雲切れてくれるかな。

いる場所は違っても、時間が少し違っても、同じ天空、つながっている。
次の夜、一緒に流星群、見上げてみませんか♪

詳しい情報、日本の回線ならきっと検索できるでしょう!
ここでは残念ながらできない・・・何時ごろだろう。

8月13日。。。我的生日。。。流星群に願いを~☆




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2007年08月17日

メールくださったみなさまへ!

みなさま! ぬゅーほぉ~♪(=にーはお)

この一週間くらいで、《心の隊員》参加のご連絡や、《心の隊員》追加メールや、
初めてご連絡くださったみなさまも、その他のメールくださったみなさまも、
ご連絡くださり本当にどうもありがとうございます!!
大陸にいるときにいただくメールって、ものすんっっっごく嬉しいーーー♪

連日連日、朝から夜中まで、ひとりでいろんな作業や手配などで動き回っています。
涙が出そうになることもたくさんあって、夜中に疲れ果てて部屋に戻ってパソコン開けて、
そこに日本からのメールの着信があると、もおおお~~~♪ 
嬉しくて嬉しくて本当に元気が出ます!

本当に不思議。
離れていても、一緒にいなくても、見てくれている人、待ってくれている人がいる。
心の中に誰かがいるって、なんでこんなに勇気が出て、なんでこんなにパワーが出るのだろう。
さっきまで「・・・もうだめ・・・動けない・・・終わらない・・・誰か助けて・・・。」なんて、
シャワー浴びる気力もなくぐったりしていたのに、メール着信見た瞬間元気になって動き出す。(笑笑)  
「そうだよ私ひとりじゃない!《心の隊員》たちが待ってくれている!明日もがんばるぞー♪」
本当に、しぁーりぃあ~♪(=謝々)

でも、この一週間くらいはメールのお返事ができていません。すみません。
初めてご連絡くださったみなさまも、私からの返信がなくてもどうかもう少し
お待ちいただけますか。失礼ながらよろしくお願いいたします。

明日中にどうしてもやり遂げてしまいたい愛莉花茶の作業があるの。
早朝からがんばりたい。

それから、なんだかこの一週間くらいメールの送信がうまくいかない。
送信がスムーズに行くときと行かないときとのばらつきが多い。
短い文章なら行きやすい。
うーん。。。なんだろう?

受信は問題ないです! ちゃんと届いていまーす♪ 多分。。。

よっしゃーーー! 次だ次~。明日もがんばるぞーーー♪

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2007年08月20日

愛莉花茶、名前決定♪

福州最後の夜は、福州のお父さんとお母さんの家で「せぇぼぉ~♪」(=ごはん!)

愛莉花茶品茶して、急におしゃべりが止まったお父さん。
何度も光に茶葉をかざしては、何度も首を大きく振っている。
どんどん頬が緩んでいっている。
どんどん眼が輝いていっている。
その表情。。。その表情。。。あぁ。。。もうなんにもいらない。
最高の勲章♪

一緒に3人で品茶しながら相談したら自然に出てきた。
『愛子の子だ、自分の子の名前は自分でつけろ~!』
にっこにこのオーナーからそう言われて渡された愛莉花茶たち。
まだ決まっていなかった3種の名前も、福州を離れる前夜に福州のお父さんの家にて決定~♪

①07天香7yin  ←別の名を「モンスター」
②07愛珠8yin
③07花心8yin
④07白雪芽7yin
⑤07小龍毫5yin

みなさま、どうぞよろしく~♪


2度目の台風は去った。
でも、この先も数日間は雨の予報。

本当になんという幸運なんだろう。
愛莉花茶最後の1種「天香」が仕上がった後、
一日の中で雨が降らなかった日は。。。13日のみ。

しぁーりあ~、福州♪
明朝、杭州に向かいます!

杭州でネット使えるかなぁ。
春は調子悪かったんだよなぁ。
メールお返事したいなぁ。
ブログもアップしたいなぁ。
通信状況悪くてできなかったら、みなさま本当にごめんなさいね。
晩安~☆

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2007年08月24日

帰ります!

明朝杭州から上海に向かい、日付が変わる前には東京に帰宅できるでしょう。

あぁ。。。終わった。。。

大陸に来て1ヶ月。
もっともっと長い時が経ったような気がする。
ここにたどり着くまで内容が濃かった。
休んでいる時はほとんどなかった。
いつも何かしらで体が動き回っていた。
座っている時も頭が動き回っていた。
出し切った感。。。

あぁ。。。好い感じだ。。。

ついでにさいふの中も出しきった。(笑笑)
日本円もない。
残るはポケットに入っている人民元。
帰国まで持つのか途中で焦った・・・はは。
今ね、ポケットの中にいくらあると思う?
36.5元。日本円で500円ちょっと。。。がははーーー♪
大丈夫。空港までのバスチケットは買ってある。
朝は1元のおかゆと5角の漬物と5角の肉包、締めて2元。
おかゆおかわりしても、3元。
あとはバス停までのタクシー代。
昼用のパンは人からもらった。
帰国はできる!
何か問題が発生したらかなりまずいけど。へへへ。
あれぇぇぇ・・・バス停まで30元で足りたっけ??? うひゃ・・・。
だいじょーぶ、そのときはなんとかするさー♪

ここまでくると、出し切った感倍増!(笑笑)
愛莉花茶片手になんだかおかしくて笑いが止まらない。
なんとも清清しい最後の夜。
ポケットは空っぽだけど心にいっぱい花が咲いています~♪

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2007年08月26日

天香の翼♪

崖に立っていた。
いつのまにか崖っぷちが迫っていた。
もう自力では飛べなかった。
立ち尽くしていた。

霧が深かった。
その場にしゃがみ込んだ。
飛ぶ力が残っていなかった。
空が遠く感じた。

また飛びたかった。
燃やせるものを必死で探した。
崖の場所を伝えたかった。
のろしを上げた。

声が聞こえた。
霧の中からいくつも聞こえた。
立ち上がる勇気がわいた。
歩き始めた。

歩きながら叫んだ。
崖の向こうからたくさんの声が聞こえた。
進む勇気がわいた。
走り出した。

走りながら叫び続けた。
空の彼方からもっとたくさんの声が聞こえた。
飛ぶ勇気がわいた。
全力で走った。

向かい風が吹いていた。
飛べてもどっちに行くのかわからなかった。
大空に羽ばたけるのか真っ逆さまに落ちるのか。
全速力で崖から飛んでみなければ全くわからなかった。

霧が晴れてきた。
光の中からもっともっとたくさんの声が聞こえた。
信じる勇気がわいた。
寝ずに走り続けた。

大空が近づいてきた。
飛べる。
飛んだ。
風向きが変わった。

飛びすぎたーーーっっっ。    。。。まさか天まで行っちゃうとは。(笑笑) 


《心の隊員》のみなさま!
《おまけ付き茶葉》等品茶してくれたみなさま!
心を寄せてくださったみなさま大変お疲れ様でした。(笑笑)
お蔭さまで07愛莉花茶は天からの恵み酷熱の花風に何度も何度も乗りました。
大成功です♪  非常感謝。。。心から感謝。。。

7月26日朝。
《142》の心と共に飛びました。
崖の向こうに待っていたのは、天上の花縁でしたよおおおーーー♪
そして30日後。
8月24日夜。
《212》(!!!)の心と共に、天香の翼に乗って帰還しましたあああーーー♪

本当にみなさまのお蔭です。どうもありがとうございました。
愛莉花茶はまだ日本に届いていません。
届いてからもお届けするための作業があるのでまだ時間はかかります。
メールのお返事も溜まっているしブログも2日目の朝のままだし(苦笑)、
他にもたくさんたくさんやることはありますが。。。
ひとまずたっぷりと寝かせていただき、隊長体調絶好調であります!
引き続きがんばります。とりいそぎご報告いたします。ビシッ♪


あ。。。《心の隊員》はまだまだ大募集でありまーーーすっ!!
だってぇ~
特殊茶は2種に増やしちゃっているしぃ~
突然モンスターなんかと出会っちゃっているしぃ~。 
・・・どうすんのよ、これ一体・・・がはは。

でも~♪ 嬉しいな~~~♪
「喜んでばかりいちゃ現実は変わらないでしょーーー。」とか言いつつ。
でもでもぉ~♪ おいしいね~♪  すごいな~♪
嬉しい~♪ えへ~♪ あは~♪ でれでれ~♪

・・・しばらく放っておいてください。(笑笑)

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2007年08月28日

メールくださったみなさまへ♪

たくさんメールくださって嬉しいです♪
どうもありがとうございます!

しばらくお返事できない日々が続いて大変失礼いたしました。
まずは初めてご連絡くださった方とお急ぎの方を優先させていただき、
着信日時の早い順番にお返事しています。
おひとりおひとりお返事書いていますので、まだ届かないみなさまも
もう少しお待ちくださいませ。どうぞお願いいたします♪




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2007年09月06日

お知らせなどいろいろ♪

☆品茶セットご希望連絡くださっていたみなさまへ!

大変お待たせいたしました。本日出発いたしました。
ここまでお待ちくださり心から感謝いたします。
愛莉花茶ではありません、「帰国したら一番でお届けします」
と中国からメールでお返事していた方々の品茶セット茶葉たちです。
本日がその「帰国後一番」になりました。
早くお届けしたくてずっとずっと気になっていたのですが、
お届けが9月に入ってしまい大変申し訳ございませんでした。

無事に帰国した翌日から留守中に溜まった急ぎの仕事を
ダッシュで片付ける日々が続きました。毎度のことです。(苦笑)
今回は帰国翌日から自宅にいる時間がほとんどなく、
なんだか何ヶ月もずっと走り続けている感じ。。。
好きなことのためなら走れちゃうから不思議です!(笑笑)

もう少しで到着します♪
お待ちくださり本当にどうもありがとうございました。


☆07愛莉花茶《心の隊員》のみなさまへ!

愛莉花茶たちは全て無事に届いています。ばんざーい♪
しかし、お届けするにはまだ茶葉状態が安定していません。
募集の時の予想通り、9月末頃のお届けになりそうです!

今夏のあの花品質で7~8yinもしちゃいましたからね~~~♪
高火の影響が大きく消えるのはあと一週間くらいでしょう。
なので、まだ全体開封してはいけない。
焦って開けたら、3月から6ヶ月の時間をかけて仕上げた努力が
水の泡・・・にはならないけれど、最大限に発揮されない!
9月中旬を過ぎれば小分けしても影響の少ない安定状態に入るはず。
そのタイミングに合わせて、合宿隊長「奈良のお茶怪獣」が手伝いに
来てくれます。なので、先にできる準備作業から進めています。
小亀が帰国日から週に何度も就業後に泊まりで手伝いに来てくれて、
夜な夜なふたりでこつこつと作業しています。
「亀さんが~夜なべ~をして~♪」と、つい歌ってしまう私。(笑笑)

心の隊員はびっくりの230心超ですーーー♪
「一時ストップしないと作業が追いつかなくなるかも~。」
「メールの整理や返事だけでも追いつかないよぉ~。ひぃ~。」
なんて、一時のことを考えると信じられないような嬉しい悲鳴!!
本当にみなさまのお蔭さまです。。。感謝。感謝。
「心の隊員たちが待っている!」と思うと焦る気持もありますが、
好い茶葉状態でお届けすることを最優先して日々がんばっています。
最後までしっかりとやり遂げますよーーー♪
お届けする日まで私の旅は終わらない。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


☆全ての茶友のみなさまへ!

私事ですが、8日~17日まで休暇で留守にします。
休暇中は茶葉の作業はできません。メールのお返事もできません。
ご了承くださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

ふと、休暇らしい休暇って、この前いつだった?
と思ったが、思い出せない。
スケジュール表見てみた。
冬の休暇は「ひとり練成会!!!」とか燃えていた。
前に「ぼけ~」とできた時って・・・げげ・・・正月?!
月日って早い・・・がはは。

この休暇はパソコン持っていって花茶ブログの整理もやりたい。
できるかなぁ…連日ぼけ~っとしてしまいそうな予感も…あは。
茉莉花茶は緑茶や青茶とは違う加工茶なので製茶後の作業も多くて、
福州でひとりでそれをやっていたので(正直、製茶よりしんどかった。)
製茶が終わってもブログを進める時間が作れなかったのが、
本当はすーーーっっっごく悔しかった。
ブログ作成することよりも、愛莉花茶を好い状態で無事に日本に
届けることのほうが最優先だったので「飲めば分かってもらえる!」
と信じて連日朝から晩まで黙々と作業していました。
今思えばそれも懐かしい。。。(笑笑)
しかし、今夏の茉莉花茶の記録は個人的に残しておきたい気持ちが強く、
花茶のブログ整理は引き続きがんばりたい!!!


☆07愛莉花茶を振り返って

04年から3年ぶりの愛莉花茶。
今夏、予想通りトータル費用が高かった。
製茶以外でも福州で走り回って細かくいろんなところで工夫したが、
それでも春の原料茶葉だけ見ても安い種類でも同じ品質を求めれば
必要な費用が04年の1.5倍近くに上がっているので、
そこだけ見ても当然か。
そこそこの茉莉花茶なら他の方法でいくつも製茶工夫が可能だが、
これまでのような愛莉花茶の品質を継続して作ろうとしたら、
もう基本からして費用がかかる。
人民元での取引相場は他の現場でも聞き慣れているせいもあり
春から覚悟もしていたので現地ではそれほど驚かなかったが、
帰国後に日本円に直して驚いた。
茉莉花茶作るのにこんなに費用がかかるなんて・・・。
本当に《心の隊員》募集していなければ実現しなかった。

高品質の自然素材を使い時間と手間をかけて仕上げる花茶、
数年前ならまだたくさんあったのに・・・。
品質にこだわるほど現在では作ることも手に入れることも
多方面で難しくなっている。
そのスピードが早い。

現場でちょっと思った。
確かに04年から比べると今夏は2倍近い費用が必要だったが、
あと2~3年後から比べたらきっとこれでも安いのだろう、と。
04年もその2年前から比べると必要費用がかかると感じたが、
それでも今夏と比べると天国だった。
物価だけの問題ではないが、中国の物価上昇は半端じゃない。
1940~60年代の日本とかも似たような感じだっただろうか。

今秋、難しいかも、、、とかちょっと弱気になる。
でも秋を考える前に愛莉花茶を最後までやり遂げたい。
まずはそれ。
次を考えるのはやることやってから。
ひとつひとつしっかりやりたい。
やり遂げた時にきっと次が見える。

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About 旅日記♪07夏天(茉莉花茶)

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