養花中。
花の状態を見ながら、あとでまた翻して通風する。
少し休憩。
『愛子ぅ~、夜食食べようよ。買いに行くけど一緒に行く?』
「行くーーー♪」
夜のおやつを買いにびんびん(オーナーの長男)とお散歩。
大門を出て真っ暗い村の細道を抜け。。。歩いて1~2分。
おおー、村の中のこんな近所に夜の社交場、露天屋台ができている!
ここは数年前に大きな道路となり、まだ車の通りはほとんどないから、その歩道。
この道には江辺の風が吹き抜けるので、村人たちが夜は涼みに出てくる場所。
でも、この屋台ももっと開発が進むあと数年以内になくなっちゃうんだろうなぁ・・・。
大好きな中国の夜の露天屋台♪
もう大きな都市にはない。福州クラスでさえ禁止になってしまった。
衛生上の問題で、都市では全面禁止。
それのミニチュア版~!
西安にいた頃は、毎日夕方になるとどこからともなくリアカー大集団が出現した。
何百人という人が理解できないくらい天才的に摘まれた大量荷物のリヤカーを、
場所取り合戦のために駆け足大移動するその光景は、忘れられるものじゃない。
四方八方から猛然と一箇所に集まってくる天才リヤカー集団。
遠方でリヤカー集団が近づくことを知らせる砂煙を発見すると、最初はぎゃーと
叫びながら友人達と同じ道を同じ進行方向に走って逃げたが、すぐに追いつかれて
大集団に轢かれそうになった。ただ脇に避ければ何事もなく事は過ぎることに気付くと、
砂煙は夕食時を知らせる時計代わりとなり、天才的な荷物の積み方を分析するのは
毎日の楽しみになった。
それはそれはすごい光景が、毎夕毎夕、365日繰り返された。
リヤカーからおろされた荷物は、あっという間に路上ににぎやかな夜市を作り出し、
どこもかしこも夜の路上は大きな笑い声と乾杯の大声のグループ合戦となり、
ギターや胡弓の歌曲売りの親子たち、花売りの小さな女の子たち、
樽漬けの自家製漬物を天秤担いで売りにくるおばあちゃん。。。
酒や食べ物の名前が大声で行き交いう活気溢れる夜市は、
本当に本当に大好きな大好きな場所だった。
今は、中国全土、どこに行っても見られないだろう。
この小さな一件だけの露天屋台も、もしかしたら来年は消えているかも知れない・・・。
そうときたら!!
食うべし食うべしーーーっっっ♪