次の地点、金風山。
遠いので山を下り、スクーターで近くの山道の入り口まで行ってからまた登る。
3人乗りだ~

小紅はスクーターを別の場所に止めてから来る。

着いた。 ハート型の岩発見

次の地点、金風山。
遠いので山を下り、スクーターで近くの山道の入り口まで行ってからまた登る。
3人乗りだ~

小紅はスクーターを別の場所に止めてから来る。

着いた。 ハート型の岩発見

茶摘みの注意点について小紅に説明中。市場に流通しているものと別物だから摘み方から何から何まで全く違うため毎回丁寧に言っておかないといけない。
19春天♪の魔王の樹、どんな感じかな。

愛子は小紅に黄金度、成熟度を確認し、それから摘み方、剪定についての要求を説明した。
さて、次行くか。
まずは『魔』の棲む場所へ。
ちょうど来た日の前日とその前日に大雨が降っていたそうなのであちこち滑りやすくなっている、危険度MAXの道のり。

途中小紅と合流した。
道中に野生の梔の花。同じ花でも状態によって香りが違う、花の香りに例えるときは何の花のどのような状態かが重要、と説明する隊長。


到着!





















ただいま、山の家。
すっかり夜になった。
ふおお~、なんか家の電気が新しくなっている。
スイッチも、電源も、電気も。明るいっ☆ まぶしいっ!
電線など、老朽化が進んで、愛子が全体の電気工事を頼んだそうだ。
なんか前の雰囲気とちょっと違うね。
茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
おはようございます、成田です、毎度~~。(笑笑)
先月のブログ(19谷雨)が途中で止まっていますが、
帰国して10日間のゴールデンウィーク挟んで、
あっという間に春の収穫期が来てしまいました。
19春、とっても好いイメージがあります☆
そこに向かって進みます!
さてさて。
私たちのあの「紅い子」たち、どうなっているかな~♪
もう「緑の葉っぱ」になっているのでどれも同じにみえるでしょうね。
でも4月は芽の状態だったので、一目瞭然でびっくりしましたね!
私が選んでいる茶樹、本当に目立っていたよ。
あそこまで違うとは、知らなかったなーー♪
あの辺りは、見渡す限りの山山山どこまで歩いても
どこもかしこも全部鉄観音の茶樹だらけなのに、
その芽の海の中で私が作っている茶樹たちは、
他と違ってとっても目立っていた。
どれだけ「違う」と言っても、
『同じ』『変わらない』と言われてきた。
茶樹の段階で香りが他とはぜんぜん「違う」のに、
香りは目に見えないからかな、
ほとんどの場合『変わらない』と言われる。
気付かない人にはきっと『同じ』なのだろう。
でも気付いてくれる茶友が少なからずいる、
それがすごいと思う。
本当に嬉しい。
だから自分を信じて前に進める。
ところが。
見えない違いが、あそこまで視覚的に確認できるとは!!!
いやー、びっくりびっくり。
なんか証明(?)されたみたいで嬉しいねー☆(笑笑)
よし。
その「紅い子」たち、炒ってきまーす♪
気になるヴィンテージをじっくり飲む!






途中、「奶香」の話題になり、安渓にもともと牛乳や乳製品はなく、おとんはこれまで牛乳も生クリームもヨーグルトもバターもチーズも口にしたことがないのに、おとんにとっての「奶」はいったい何なのかについて愛子がおとんに疑問を投げかけた。
愛『鉄観音にいつから「奶香」という表現を使うようになったの?誰が言い始めたの?外地人?本地(安溪)人?昔から伝統茶に「奶香」という表現はされていたの?いつから聞くようになった?おとん、牛乳の「奶香」は知らないでしょう?おとんにとって「奶香」って何が一番近い?この地方で昔からある「奶」といったら母乳か羊乳(ヤギの乳)だよね?でも羊乳の香りはこれとは系統が違うし。』
お「どっちも違う。」
愛『じゃあ何?』
おとんは、40年ほど前よく売られていた2~3元の缶詰めの保存食品に「奶香」があったといい、錆びて真黒になった缶を出してきた。小麦粉をベースに、油や、粉ミルク(???)などが配合されているという。お湯で溶かしてオートミールのようなイメージで子供や年配の人が食べたそう。
愛子の推理、おとんは若いとき軍隊で服役していたので、軍隊の食事は非常によかったらしく、一般家庭では食べられない上等な脱脂粉乳みたいなものを食べる機会があったと思う、そこで記憶されて、ほかのものに少し配合されれば感じ取れるのではないかと。
では、安渓地方の昔からの「奶香」って何???と愛子は十年来の謎がまだ解けないみたい。確かに、言われると本当に謎。
タケノコを取りに桂桜渓の近くへ。


だれもいない畑で、タケノコの皮が散乱。。。すでに全部取られていた。
だれもいないから、取っていいというのはなんだか、、、イノシシやサルじゃあるまいし。
日本にある野菜の無人販売所を見たらここの人たちは驚くだろうな。


おとんはそれでもまだ土の上に出ていないタケノコをみつけてくれた。
愛子がタケノコの処理について言おうとしたらおとんは別の場所にタケノコを採りにすばやく移動していた。呼べば呼ぶほど遠くへ。
もうおとんの頭の中にはタケノコしかないんだろうな。
実に常にシングルタスクで瞬間集中型。
今回の目的のひとつ、じっくり審査。おとんも一緒。
製茶のときはとてもこのような体制(3人揃う)でじっくり審査できないから貴重な機会。



17秋、18秋 燕王 すばらしくおいしい~(きらきら)。