一人数役

【老茶樹】の前半の鮮葉が来たー。茶摘みおばちゃんの息子さんがバイクで運んでくれた。

実は山の下でバイクに抜かされてしまい、家が閉まっているので彼は茶葉を門の前に置いてから私たちのところまで戻ってきて、三人乗りで山を登って家まで送ってくれた、助かったー。

隊長は彼に計量と袋から茶葉を出す手伝いを頼み、お礼を言って見送り、すぐに鍵を閉めて作業開始
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いい香り

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隊長の動きが変わった、もしかして?そろそろ炒茶?、のようです。隊長が電話で福ちゃんに来るよう連絡した&製茶室の鍵を開けて各所点検

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炒茶鍋も点検。次に老茶樹鮮葉を水篩に広げて、木架で涼干、晒青の準備。

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隊長は一人で複数の作業をこなしながら全て記録をしている。
茶摘み隊や小紅はまだ戻って来ない。

ふいみん

ご機嫌よう、老茶樹

今日はとてもいい天気♪
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老茶樹に会いに行くことになった、今茶摘みしているそうだ。

私は久しぶり。愛子隊長は毎シーズン会いに行っている、数日前も成熟状態確認等のために行ったそうだ。私はここ数シーズン時間や天候の関係でなかなか老茶樹の山に行けなかったからうれしい。行き方が分からないので隊長に付いていく。

いざ、出発!
おとんの山の家とは違う山なので、まずはおとんの山を下りる。

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村まで下りて来た、しばらく村の道路を歩いて、老茶樹の山の下まで回り込む。
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村の人の習慣かな、あちこちの道路にいろいろ広げて天日干し

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ここから登りです。
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隊長は歩くのが速い、待って~。久しぶりに山を歩いた、汗だく~ 着いた!
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ここは太陽と風が気持ちいいなあ。。
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隊長が状況判断して何やら指示している。今日は陽光が強く気温が高い、天気予報では午後は曇り、隊長は早めに作業を開始するために摘み終わったものから順番に山の家まで運んでもらうよう頼んでいる、私たちは急いで戻ることに。『がんばって気をつけて歩いて』、はいがんばります。
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待って~、隊長の姿がすぐに見えなくなる、迷子にならないようにがんばって歩く。『向こうに見えるのがおとんの家がある山だよ』?どこどこ?どの山?? 途中、水田を見かけた

ふいみん

新しい取り組み

ご飯を食べて、部屋に戻り、布団を整えようとしたら、変な虫がいた。

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怖くて眠れそうにないから、小紅に退治してもらった。
はあー、よかった。

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第二揺青スタート

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ご飯を食べて、作業完了まで約2時間半。
画像では一瞬のように見えるかもしれないし、本当の時間の流れやこの時代では博物館級に貴重な現場をよりリアルに捉えるよう、今回から新しい取り組みとして、違う方法でも現場記録を撮ることにした。
投稿の準備にはまだ時間がかかるけれど、きっと?そのうち?アップできるよう、頑張りますっ!!

ふいみん

製茶が始まっている

山の家に到着♪

荷物の整理をそこそこに、今日茶摘みしているというから大急ぎで撮影の準備。

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鮮葉到着
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茶摘みおばちゃんたちに帰る前に晒青の笊運びを手伝ってもらった、速い。

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久々の光景。「翻」しているといい香りが漂う。

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さっきまで曇っていたけれど、夕方に近づき陽光が出た。

ふいみん

無音の夜

夜、座る
ノートと向き合う

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ふと気付く

音が無い。。。全く音がしない

風ひとつない
物音が全くしない
湧き水の音も聞こえない
灯りに虫の羽音もない
木々も夜鳥の声もない
秋の虫の音もない

無音。

 

静寂の闇の大気に
茶花を乗せた透明な香りだけがかすかに彷徨っている

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この無音に宇宙を
この香りに地球を

感じる

この静寂の中にいつも居たい

『小年』の25秋

 

おとんの家の桂花が咲いた気配がない
よく見ると小さな芽が出ている
私が滞在している間に咲くかも知れない

東京の桂花も今年は開花が異常に遅かった、
ここ20年観察してきて初の遅さ。
例年なら9月には咲いている、早い年で8月、
時々2度咲き、多い年で3回咲いた。
今年は10月初でも気配なく10月中旬になって
やっと蕾が出始めすぐに鈴なり状態に、
しかし花は出国日の20日になっても五分咲き程?

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茶樹の様子もいつもと少し違う
山の家に到着時、暗闇でもすぐに気付いた程

今年は産地全体が『小年』だろう

もちろんこの辺りの製茶は全て終わっていて
私が作る茶樹以外はどこにも残っていない
だから他の樹の収穫前は確認していない
でも見ればこれは分かる

生態茶だけではなく
私が作る茶樹だけではなく
多分どの茶樹も収穫量が少なかったはず

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今夏の猛暑の影響かな
水が少なかった、暑すぎた、涼しくならない
日本も夏の猛暑が農作物に大きく影響したし

小紅によると、今年は10月入ってから約半月の
製茶期間中ずっと気温が高くてとても疲れた、と。
途中で雨もなく停止は一日だけ
私が到着する前日まで暑かったそうだ

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茶花の様子も、例年とちょっと違う

初冬に咲く茶花がすでに大量に咲いている
摘み終わったうぇいうぇいの茶樹にもたくさん開花
まるで命の危機を感知した時の茶樹のような状態
原因は猛暑と干ばつ、かな

その横で
初秋に咲く桂花がこれから蕾を出そうとしている
東京と同じ、これも猛暑と干ばつの影響、かな

 

おかげでこの家のどこにいてもほのかに
この時期にしてはちょっと珍しい香りがする。
鉄観音の茶葉の不思議な薬草のような香りに
茶花の硬派で高貴な香りが混ざったような大気、
その中に包まれている。

家周りの生育状況

 

 

深夜、懐中電灯を持って
生態茶に会いに行った

摘まれてはいなかった!!
おかんありがとうー!

 

とても深く眠れた
ここではいつも一瞬で意識が消える
何者にも邪魔されない眠り
すっと気が付くと朝
「軽い」
この家は何かの回復装置のようだ

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明るくなって、家周りの茶樹をチェック
生態茶、蝶王の樹、燕王の樹

少ない・・・とても少ない
低い・・・伸びていない

慣れてない人が見たら多分、
摘み終わった後だと勘違いするだろうレベル

秋だから春のようにワサワサは伸びないが
秋にしても枝が伸びていない

生育がいつもと大分違う
夏の酷暑の影響?

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節間が短い
新葉量が少ない
若干小さい?剪定の影響?相変わらず密集
柔らかめ?確認タイミングがいつもより早い?

成熟具合は悪くない、むしろ好い
駐葉がきちんと成熟、これは理想的☆
香りが上がる、少ないのに主張がある

剪定位置に近い場所で密集(摘茶時要注意)
これは剪定の方法も影響している、しかし
今年はそれよりも気候の影響が大きそう
きっとどちらも影響している

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収穫量少なそう
しかし一見少なく見えて驚く程多い時もある
またその逆もある
なので摘んでみなければ実際のところは分からない
だがそれ以前のレベルで明らかに少ない

生態茶、蝶王
どこかと合わせないと一球にできないかも
「餡子」用の茶葉はもうどこにも残っていないし
量的にどちらも外形作るのが難しそう
他の地点も見てみないと、、、
もしかしたら仙王が少し摘めるかもしれないし
組み合わせて工夫、かな

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節間と駐葉の成熟度、その全体の割合とバランス
これが好い、これは理想的、素敵☆
全体が時間を適度にかけて成熟した証☆

この状態、久しぶりの気がする。
おとんが見たら『きれい!きれい!』って喜びそう。
昔おとんと作っていた頃、これと似たような年があって
ふたりで審査台にずらりと葉を並べて観察したな、
「こういう状態が理想なのか!」と一生懸命学んだ。
このような成熟状態になった年、過去に何回かあった、
いつだったかな。。。かなり前。
後で過去ぶろぐ見てみよう

他の地点はどんな感じだったのだろう
後でうぇいうぇいに聞いてみよう

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生態茶と蝶王は
量的に成形するのは難しそうだが
燕王も含め成熟の様子を「看」「聞」するに
品質的においしいお茶になりそう☆

どんなおいしさのお茶に出会えるのだろう!!!
たーのーしーみーーー♪

 

他の地点はどうだろう??
今日は小雨で危ない
明日は曇り、明後日は陽光来るかも?

よし、大そうじは明後日
先に明日地点全部周って確認しようっ!

夜の生態茶のシルエット

 

夜の暗闇の中、おとんの山のお家に到着
茶園がバイクのライトでちらりと見える
生態茶「地」の上部も一瞬見えた

え、、、生態茶、ない???

もしかして摘まれちゃった??
また間違えて摘んじゃった??

 

いや、そんなことはない、、、はず
以前間違えて摘まれた年、私はがっくり
おとんは大騒ぎして、その後おかんは
隣接しているうぇいうぇいの樹を摘む際に
とても注意して工人を監督してくれている。

でも暗闇に一瞬照らされたシルエットは
まるで採茶後の・・・。

どういうこと???

 

摘まれていなかったとしたら
発芽しなかった、少なかった
生育しなかった、遅かった
え・・・枯れた?、いやそれはなさそう

後でひとりになったら見に行ってみよう

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先に家を開ける、電気を入れる
小紅がいるうちに荷物や食材等運び込む

ただいまーーー!!!
ああこの香り~~~♪
山の家の香り~~~♪
おとんの香り~~~♪
いないけれどおとんの香りがするぅ~~~(笑笑)
おとん、帰ってきたよーーー☆