「18夏天」カテゴリーアーカイブ

18夏天撤収!

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
厦門空港です、帰国しまーす。

あー、眠い。。。安渓品茶会、昨夜12時終了。
朝は9時から開始。
しかし、前日に到着したメンバーで、前夜から準備しながらすでに開始。(笑笑)

楽しかったよおおおーーー♪
最後は強奪合戦☆(日本の品茶会と同じ。笑笑) これ、毎回とても嬉しい!!!

次に繋がりそうな予感も☆。。。あー、本当にそうなるといいなーーー。
がんばろう。

新しい茶友3名。
春節に参加してくれた福州茶友の茶友、福州人2名、広州人1名。
とっても楽しみにしていてくれたみたいで、みんな休みとって泊りがけ。
『非常贅沢』、『非常満足』、『非常すごい』、『鉄観音の概念が覆った』、等々。

好かった。。。

 

時間です、帰国します、またーーー♪

粽子(ちまき)大会

明日山をおりて安渓へ移動。

おかんと小紅が、朝から笹の葉やら豚やら椎茸やらを準備して、
ちまきをいっぱい作ってくれた!!!
やったーーー♪
おとんの家の粽子は、超絶品なのよ、私の人生の粽王ーー☆(笑笑)

持って帰れるように、山を降りる最後の日に作ると言っていた。
今日包んだのは、私が先に食べる分だそうだ。
明日がメイン、朝から大量に包むらしい。
安渓の品茶会でも食べられるように?! 
わーお!!! 福州の茶友たち喜ぶぞーーー☆
安渓は街なので、ここで毎日食べているような新鮮でおいしい素材なんて無い。
こんなに安全でおいしいものだけで作られた手作りの粽子も、どこにもない。
福州はもっとない。
ありがとう♪ おかん&小紅。

小紅がメインで作ると、本当においしいんだよ~~☆
さすが私の助手だね。へっへっへ。(笑笑)

おとんは山に残る。
私の茶葉の管理があるからね。
夏はとくに温度管理に気をつけないといけないから。
おとん、頼んだよー。

 

小絹に手伝ってもらって秘密の倉庫の最終チェックをして、
おとんとふたり山の家で安渓品茶会に備えて最終審評&会議をして、
いろいろお片付けして、今はひとり山の家。
虫の音聞きながら、安渓品茶会の構想を練っています。

いやー、しかし、さっきおとんと飲んだ11秋の【特王】は、やっぱり『特王』だった。
超絶濃厚エキス☆
♡の老茶樹の手揉も飲んだよ、おとんがすっごく喜んでいた、嬉しいなー。
その前に飲んだ【錦森王】のおいしさには、ふたりでにんまり笑いが止まらない。
【秋桜】も、特別なおいしさでおとん、はしゃいでいるし!
単独で飲むとどれも彗星のような特別感がある☆
うーーーん♪ 品茶会が楽しみーー♪

 

明日安渓に降りたら、18春の茶葉たちの連れて帰る分の包装&整理。
終わったら、小紅と小絹と「マンゴーかき氷」食べに行くんだ、やったあーーー♪

安渓品茶会準備

審評3日目、昼から本格的に雨。
連日マンゴー・ライチー・とうもろこしの真夏日だったので(笑笑)、過ごしやすい。
今日はまとめの審評しながら、おとんと作戦会議☆

 

審評1日目の《11秋24種》は、品茶会の準備も兼ねていた。

日曜日、帰国前日、安渓でプライベート品茶会をするの。
一ヶ月前、《老鉄11秋:隊長の心》の予約者、おひとり☆
おひとりでも、今、本当にありがたい。

春節の武夷山で再会した、6年前(確か)に初めて会った福州の茶友。
春茶が終わって帰国直前に連絡が来た。
7月に安渓に戻るので、安渓まで来られるならプライベート品茶会やりたい、
と伝えたら、ものすごく喜んでくれて、必ず行きます、と。
春節の武夷山で、一足先に家族と帰ったので、その後に
一日たっぷりの品茶会をやったことを、残った人たちからいろいろ聞いて、
とても残念に思っていたらしい。

こっちの茶友へは、公募の品茶会をするつもりはもうない、と伝えてある。
毎回赤字になるのもそうだけど、それよりもリスクが高すぎて・・・、
二度とお茶が作れなくなったら元も子もないから・・・。
予約者がいるときだけ、予約してくださった茶葉がテーマの、
予約者へのプライベート品茶会をしたい。
タイミングさえ合えば、おひとりでも構わない。
茶葉は直接手渡したい。
そう伝えてあるの。

予約茶友はひとりでも、参加者は絶ーーー対、ひとりではない。
こっちの習慣で、必ず便乗者がいる。
もちろん、メインの予約茶友が希望するメンバーなら、歓迎☆

今回も、他の鳥さん達がやってくるよー。(笑笑)
新しい鳥さんとの出会いもあるみたい♪
新しい道が開拓できるかな。
通訳役の鳥叔も入れて、参加者6名。

 

 

その11秋。
茶庫の作業で再会。

今回山に来た目的は、茶庫の設備点検と、すべての茶葉の状態確認と整理。
秘密の倉庫にある全ての茶葉を、ひとつひとつ開けて、状態を確認し、サンプルを取り出し、真空袋(日本製)を新しいものに入れ替え、計量し、茶箱を整理し、記録し、、、等々。
その後、審評。
問題があれば、加工等対処。
この全体確認は、数年に一度は必ずやる。

一期ずつ、まず確認しながら日付順に並べるのだが、
この11秋が、すごかった~~。

連日連日、よくもまあ、ここまでやったもんだ。。。どこのおばかさん??(笑笑)
ものすごい突っ込んだ細かい実験を、毎日別の視点で続けている。
スイッチ入ってるね。
必死で、真剣で、集中して、取り組んでいるのがわかる。
なにをやりたかったのか、何を探りたかったのか、ずらりと並んだ茶葉から、当時の自分の気持ちが、やりたいことが、痛いほど分かる。
辛い状況も、耐える気持ちも、その中で得た歓びも、見えてくる。
横に行って、励ましたくなった。。。多分、必要ないと思うけど。(笑笑)
なんかちょっと、過去の自分に感動してしまったよ。

最後の最後に、復活させることができた老茶樹から「ラブレター」をもらった♡
びっくりして、報われたような気持ちになって、嬉しかったなあ~~。
「ハートが出たらもう1袋!」、品茶会で一緒に探したね♪

そうか、安渓の品茶会では、この話しもしましょうか☆

 

11秋の情熱ぶろぐと製茶ノート、読み返しておかないと。。。
成功、祈っててねーーー☆

めくるめく世界

おとんと審評、2日め。
昼前から20:00まで、立ちっぱなし。

先に、08春からの《熟香型》で、気になるものを。
08春、あれから10年経ったんだ。。。

本日のメインは、その次。
17春・17秋・18春の、地点ごと☆
3レーンに分けて。

《17春》9種。
《17秋》11種。
《18春》13種。

あああーーー♪ なんかすごいことになっている~~。
めくるめく世界に突入している!!!(笑笑)
おとんがにやついておかしくなっている~~。
この3期が渋滞しているなんて!!!
早く茶友に届けないと~~。
一緒に飲みたいよ!!!
がんばれーーー☆

あーー眠い、明日も審評、とにかく寝ないと。。。

今夜も天の河キラキラ~☆

18春は野味パレード

お『野味!!!ひゃー、全部野味がある。』
愛「へ???」

唐突に来た。
自分ではまったく気付いていない。
15年後の春、こういうことが起こるとは。。。

 

おとんと審評、第一日目。
2000天の老鉄、《11秋》×2レーン、24種。
その後、本日最後のレーン、《18春》13種。
精製が終わったばかり、製茶後約50日。
おとんにはいつの茶葉か伝えていない。

 

お『全部、野生の味がする!』

愛「へーー??」

お『野生!大自然の味!父親の茶葉には全部あった。もう安渓内どこにも残って無いけれど、自分も2002年頃まで野生のを摘んで作っていたときは、こういう野味だった。わああーーーすごい!すごい!』
愛「ほんとに???」

お『本当だよー。多少の高低があるだけで全部野味だ。全部にあるなんて不思議だな~~。これいつの?何年くらい前?』
愛「作ったばかりの。。。」
お『へえええーーーー???』

お『今春の??』
愛「そう」
お『18年??』
愛「そう」
お『精製が済んだばかりの??』
愛「そう」
お『老鉄じゃなくて??』
愛「そうだってば」
お『へえええーーー???』

 

愛「本当に野味?」
お『飲んでみなよ』
愛「いや、飲んでるけど。私には本物の野味はわからない、その時代に作った経験がないから。《おとんが野味と表現する茶葉に共通する味香り》なら分かるけれど、自分の中から《これは野味》とは出てこないよ。」

お『全ーーー部、野味だなんて!!! 嬉しいったらありゃしないーー♪』

蓋を聞しては、『ふあ~♡』
次の蓋を聞しては、『へえー♡』
そ、そんなにか?!

 

あの03秋の野茶(天然野生紅芽)から、ちょうど15年、か。。。
こんなこと言われるは、思ってもみなかった。
『全部、野味』、って、本当かい?

でも、なんでだ?
なんで野味なんだ?
何でこの春、『野味』がパレードしているの???

。。。わからん。

 

愛「先月はどうだった?」
お『無かった』
愛「だよね、製茶後の審評では言ってなかった」
お『作りたては標準じゃないから、まだわからない』
愛「それにしても、あの茶葉たちが、一ヶ月で全部野味が出てきた?」
お『はー?おかしいなー???』

 

ずっと飲みたかったはず、作りたかったはず、なのに自分で気付かない?
特別な香気や滋味には気付いているけど、私にとって『野味』という表現ではない。
なんでだ???
その中に入っちゃっているのか?
もはや特別ではなく当たり前になっちゃったのか?。。。いやいや。

。。。わからん。

 

 

17春&秋の梗、復火終了。
おお、新鮮、できたてのようだ、甜~い!!!
蘇った~~~♪ ぴっかぴかーーー☆
紅『ほんとだ!消えている、わー、香。』
絹『あれれ!?香~。』
おとん呼んで、ちょっと香気を見てもらう。確認。

お『今年の梗だ、好香~♪』
(え???)
小紅が横で、笑うのこらえている。
おとん、まんまと騙されている。。。複火成功。(笑笑)

梗磨き中

愛「初めて会った日も、夏だったねー」
絹『知らない~~』
愛「覚えているわけないか!」
絹『うん!』

 

茶庫の作業が終わった。。。やった。
続きがあるが、また次回。

復火したいから、製茶室に帰らないと。
夕食後、小絹と歩いて山の家に戻る。
途中、見たこと無いジャスミンの花、発見♪
到着したら満天の星空、ふたりで夜空鑑賞~☆
その横で、蛍飛ぶ。
小絹、初めて蛍見た、って。。。多分、小さい頃見てたよ。
初めて会った頃は、もっともっとたくさんの星だったなあ~~。

しかし、梗、うまいーーー♪
どうしてこんな香りと味になるんだろう、すごいな~~☆
「黄金の茶葉が成る茎」、だね!(笑笑)
春は春で、秋は秋、どちらも魅力的。
昨夜小絹と私が審評した残りを、おとんががにやにやしながら『あま~い♪』って吸っていた!(笑笑)

その17春・17秋の梗、ただいま磨き中☆
曇りを取って、中の特別おいしいところが光るようにする!
復火。
焙煎とは違うよ。
熟香型じゃないよ。
ほうじ茶みたいになったら台無しよ。
中に傷は付けない、このおいしさは壊さない。
そのぎりぎりのところで、ストップする。
途中で何度か評茶しながら、進行中。

あー、眠い~~。
明日は審評、寝たいよーー、
でもまだダメ、あともう少し、、、かな。
あー、星星、きれい~~~☆

七夕の夜の授業

愛「小絹、蓋碗と審評碗、3セット、準備して!」
絹『今?』
愛「そう、今」
絹『好!』

七夕の夜。
今はひとつも星は見えない。
けれど、1時間ほど前、ちょうど作業終えて山の家に帰る夜空、満天の星星~☆
見送ってくれた小絹と一緒に、お星さま見たよ。

 

作業切り上げて帰宅しようとしたら、
近所に住んでいる小紅の従姉妹が『饅頭できるまで30分待って』、
ということで、チャンス!と3期分の梗の審評開始。
同時に、小絹を教育。

17春・17秋・18春と、まあとんでもない黄金のような茶葉が続くのですが、
その3期分の梗。
それぞれ頂級挑梗した後、そのまま茶庫保管。
18春はつい先日終わったばかりだからいいのですが、
17春・17秋の保存は、私が指示したとおりに小紅がしていなかった。

結果、内質に影響。
「黄金の梗(笑笑)」が、ちょっと曇ってしまった。
言わなきゃ誰もわからないけれど、私が分かるからダメー。

小紅は、外形判断はできるけれど内質判断はできないから、気付くべきだった。
私の詰めが甘かった、監督ミス、管理不行き届き。
その場で説明、次回からどうするか。

問題は、17春&17秋。
火で磨かないとダメだこりゃ、、、もったいないことした。
けれど曇っているのは表面だけで、中はピカピカのはず。
しかし、どう磨くかは実際に飲んで曇りの程度を見てからでないと決められない。

饅頭できるまで30分?
そうだチャンス!今やれば明日の計画が今夜考えられる!
ということで、小絹を助手役に、湿評内質、開始ー♪

作業上がりの夜中に、マンツーマンで、「審評の方法」と「保存と内質の関連性」と「劣化の原理」と「商品茶との違い」と「お茶の分類」等々、等々。。。、審評しながら対話形式の授業。(笑笑)
質問が出たらチャンス、どこからでも、どっちの方向へでも説明。
学校教育を受けているだけあって、話しやすい。
興味もあるし、どんどん理解していく。

 

1時間ほどやっていたら、おとんが起きてきた。
饅頭も届いた。
なに?どうしたの?
もしかして饅頭食べたいの?(匂いで起きたのか?!)
『いや、夜遅いから食べない。声がするからなんだろうと思って。。。』
「審評してた、小絹に教えながら。。。」って、おとん、おもいっきり食べてるじゃん!!!

 

作業の方は、今夜ついに、18春まで来た。
まだ続くけれど、第一段階が終わった感じで、ちょっと安堵。
なので、明日はちょっと遅めにスタートすることに。
小紅も疲れが出てきている。
さあ私も寝よう。
その前にもう一度、七夕の夜空にお願い事をしましょうか。。。☆

お宝ざくざく☆

紅『ひゃああーーーなにこれ、すっごい香り☆』
愛「好き?」
紅『もちろんだよ、こんなの無い、嗅いだこと無い』
愛「小紅が好きなら、あー好かった」
紅『数年したらもっと。。。(想像中)。。。、これぜーんぶ、本当に国宝だ~。』

なんかね。
開けるたびに、ものすんーーーっっっごい好香のお茶が、次々に出てくるの!!!
一体どーいうことなのかしらーーー♪(笑笑)
あー、早く飲みたいなーー。

しかし、どこからこんな香りが生まれるんだろう。
不思議~~。
それに、嗅ぐと、どうしてにやけちゃうんだろう。
覗きに来たおとんもにやけている。
変な顔~。
え、やばいっっ、同じ顔しているかもーーー!!!

 

本地ライチー、本地マンゴー、本地お茶(笑笑)、
おいしいの大好き、大好きなのいっぱい、お宝ざっくざく☆

研究生トレーニング中

愛「研究生は?」
紅『まだ寝てる、愛子が呼べば起きる、起こして』
愛「いいよ、放っておこう、自覚ないと無理、始めよう」

研究生=小絹のことね☆
数時間遅れの重役出勤。(笑笑)
だけど、そこからは最後まで手伝ってくれています。

教育中です。
私の茶葉、手伝うの初めてだから。
作業しながら、それぞれの意味、目的、ひとつひとつ説明。
これ積み重ねたら、きっと先々楽になるかも?!(笑笑)

研究生は、小紅のサポートね。
なかなか頼りになるのよ。
当然、小紅のような作業はできないけれど、
読み書きができるから、間違いが防げる。
(小紅は読み書きができないので。)

もちろん、小紅も教育中。
私にはこちらがメイン☆
相変わらずよく働く、本当に素晴らしい。

どちらにしても、
私がやりたいことできる人がいないから、育てている?感じ。
誰もやったことないことやっているので、仕方ないよね。

表からは見えない、親戚も知らない、隠し部屋になっている場所で、
朝から晩まで作業して、早3日。
今日は11春まで来ました!
でも、まだまだだわ~~。
一体、誰がこんなにお茶作ったのかしら?。。。(笑笑)

明日もがんばるぞ。
晩安☆

秘密の倉庫で秘密の作業

到着した翌朝から、さっそく始めていまーす!
結構、みっちり。。。

6時起床、ひとり山の家
7時:出発、山歩き
7時30分:茶庫に出勤(笑笑)

↓(秘密の倉庫に籠もって、もくもくと秘密の作業☆)

22時:切り上げ、続きはまた明日

こんな感じで、朝から晩までずっと作業しています。
基本、小紅とふたり。
しかしそこに、強力な助っ人あり! 小絹☆

なんと、初めて会った時、まだ歩くこともできなかったあの小絹が、
先週中学卒業して、9月から高校生よー!!!
2ヶ月の長い夏休みに入ったところ。
だからこの時期に来たのでありま~す。

文字も書けるし、真空機も使えるし、茶箱も運べるし、
計量もできるし、包装もできるし、お茶も淹れられるし、
説明すれば理解するし、教えればもうなんだってできる☆
おばちゃん感激ーーー♪(笑笑)

詳しくは、また。
寝なくちゃ、あと5時間しかない、晩安☆