3人会議①目から鱗

◆3人会議

個人的に初めて気付いた?認識した?こと、いくつか。
目から鱗やら拍子抜けやら。。。

 

★その1:目から鱗【おとん解説】

ひとつは、私が作る茶葉だけの特徴や価値についておとんが解説した内容。
いくつかあるが、中でも「そのこと」が私が作る茶葉だけだということ。

そのことに、個人的に目から鱗。
ふいみんもそうですよと言うが、自分では未だに半信半疑。

 

まさか?本当に?嘘だー。
「そのこと」はもちろん知っている、が、普通の事だし当然のことだと思っていて、そうなるのが自分だけだとは思っていなかった。
まだ半信半疑、本当にそうなのか確認したい。が、どうやって?
。。。
そのことも踏まえ審評続ける。

 

もしかしたら私、おとんが言うように本当に『発明』しちゃったのかも?!
。。。
だが、他に存在し無いことを証明するのは存在することを証明するより難しい、
なのでおとんのように断定はできない。

 

しかし、おとんほど長く深く専門的に鉄観音の現場に従事していて、しかもその道のトップとして国から審査や教育等の様々な鉄観音の管理職務に継続して現在もつけられている人が、あれだけはっきり断定するということは?
。。。
本当にそうなのかもしれない。

 

『何年も前から毎回そう言ってるじゃないか~!』と言われた。
確かにそうだけれど、おとんやさしいから毎回ただ褒めてくれている表現なだけで、もちろん本気で言っているのも分かるけれど、「そのこと」は私が感じている鉄観音の最大の魅力でもあるから、私には鉄観音として当たり前のことで、明確にそうならないときはまだ自分に何かが足りないからで。。。、
おとんがそこまで特別なこととして言っているとは感じていなかった。

 

国家茶葉研究院の先生方にも、理論面でそういう記録や情報がないか確認してみたいところだが。。。、
その研究院で国内トップの評茶師になる専門カリキュラムを10年近く受け続けて最終的に先生方と同じ国家高級試験に合格した私とふいみんの二人分の記録と記憶を合わせればある程度は参考になるだろう、と確認してみた。。。が、確かに無い。無いな~。
。。。
でも、鉄観音専門の先生はいないし、鉄観音はかなり上級の技師クラスにならないと出てこないから全体からすればボリューム少なかったし、私たちが聞き逃しているのかもしれないし、そうでなかったとしてもたまたま言わなかっただけかもしれないし。

 

杭州黄山では誰もが「そのこと」に驚き不思議だと連発し、そんなお茶があるなんて信じがたいおかしいと首をかしげていた。
。。。
だが、彼らはほとんどお茶関係者じゃないし、関係していても緑茶だし、詳しい人と言っても商品茶ベースの話だし、これが緑茶圏の一般的な人の反応だと思っていた。鉄観音飲み慣れていないんだろうな、飲んでいるって言っても商品茶だろうし当然の反応だろうな、くらいに。

 

福州の茶友たちにも聞いてみた。
彼らも『全く無いよ』『全員初耳』『慣れた今でも不思議でたまらない』『前からそう言ってたよ』、と。
。。。
まあ、彼らも街に住む一般的な消費者だから、初めて商品茶以外の仕上がりと保存のまともな鉄観音飲んだ人の反応はこうなんだろうな、好感を持ってそう言ってくれるんだろうな、くらいに思っていた。

 

。。。。。。

 

だって、鉄観音だもん。
自分にとっては「そのこと」は普通で、特別なこととは思っていなかった。
私じゃなくてもやろうと思えばできるものだと思っていたし、みんな知っている・気付いているものだと思っていたし、上手な人が作れば程度の差はあれ時々はそうなるものだと思っていた。
。。。
今だってそう思っている。私じゃなくてもできる。自分にできることが他の人にできないとは思わない。だって、私は魔女じゃない。

 

けれど、どうもそうではなさそうなんだ。。。
私が感じた鉄観音の潜在能力?に気付いた人は他にいない?そういうお茶を過去に作った人はいない?誰も知らない?おとん、本当?おとんも気が付かなかった?
過去の歴史にもいないのかなあ??。。。うーん。。。悪魔の証明だ。

 

次の品茶会で日本の茶友にも確認してみたい。
気がついていたか?気がついていたとしたらいつ頃からか?
みなさんお願い教えてね。
3月の品茶会楽しみ、聞きたいことまとめておかなくちゃ。

 

「そのこと」については、長くなるのでまた改めて。
品茶会で直接説明して、まずは実際に飲んでくれている茶友に確認してみたい。

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