今夜のお茶。
昨日飲まなかった、「金字塔」13春【初代樹】。
これ、薬香が強く出る時があるの!
確率はかなり高い。
が、いつも出るとは限らないし、出ても毎回強弱が違う。
すでに1000天を超え、もし出たら「薬香の老鉄(老茶)」だ、かなり強い「鍵」になる☆
(※「薬用茶」と「薬香」は別物。「薬用茶」の香りが「薬香」ではない。)
お願い、少しでも好い。。。今夜出てーー!!!
今夜おとんにインタビューするのは、昔の「薬用茶」について☆
その記憶の扉を開くには、「薬香」のある茶葉を飲むしかないっ!
言葉だけの質問に返ってくるおとんの言葉は、信用ならない。
飲ませるのだっ!
その「鍵」となる味を。
そうすれば鮮明な感覚と記憶が蘇る。
一度扉が開けば、次々に引き出しが開かれる。
おとんがどんな引き出しを持っているのか、私たちには想像つかない。
時に本人も忘れていたようなびっくり箱が飛び出す。
別世界の扉が開くこともある、それならそれも好。
おとんの感覚を当時に誘う!
私たちとお茶は、その手伝いをする。
時々ね、なんでこんなことしているんだろう?
と、ふと思うことがある。
今回、雨のお蔭で連日ふいみんとじっくりミーテイング。
これまでのこと、これからのこと、いろいろ話している。
その中で、「原点」みたいなもの、お互い振り返ってみた。
私が安渓に最初に来てから、17年。
いろいろなことをしてきたが、全てに原点がある。
更に、全てが無数の原点で結ばれている。
原点が原点を生み出す、という感じ。
「薬用茶」☆
それは多分、「私の鉄観音」の原点だ。
03秋【天然野生】。
私が「おとんの山の家」に来ることになったきっかけ。
「愛子鉄観音」を作ることになる出発点。
強烈に惹かれた。
売られている鉄観音とは全く異質。
これを飲み続けたくて、仲間(茶友)を探し始めた。
後に知る、これが「薬用茶」の原料。
翌年山が焼かれて母樹が絶滅、二度と作れなくなってしまうのだが、
そこからいろんなことが始まる。
多分私は、あれを飲みたいんだ。
どこかであれを探求しながら、作り続けているのだと思う。
その道程で、想像を超える茶葉が次々に生まれてきた。
だが、あれはまだ無い。
分からないことがたくさんある。
私は昔の薬用茶のことを知らない。
薬用茶が現役だった時代、その現場に立ち会っていないから。
でも、その時代はもう二度と来ない。
資料もない、現物も残っていない、当時を生きてきた人ももうほとんどいない。
知りたいことがいっぱいあるの。
おとん、教えて!思い出して!!
さあ、始めようっ♪
13春【初代樹】、頼むね。
茶葉におまじない。。。
。。。「おとんの薬用茶の扉よ、開け~~~~~~、お茶っっ☆」(笑笑)