安渓品茶会準備

審評3日目、昼から本格的に雨。
連日マンゴー・ライチー・とうもろこしの真夏日だったので(笑笑)、過ごしやすい。
今日はまとめの審評しながら、おとんと作戦会議☆

 

審評1日目の《11秋24種》は、品茶会の準備も兼ねていた。

日曜日、帰国前日、安渓でプライベート品茶会をするの。
一ヶ月前、《老鉄11秋:隊長の心》の予約者、おひとり☆
おひとりでも、今、本当にありがたい。

春節の武夷山で再会した、6年前(確か)に初めて会った福州の茶友。
春茶が終わって帰国直前に連絡が来た。
7月に安渓に戻るので、安渓まで来られるならプライベート品茶会やりたい、
と伝えたら、ものすごく喜んでくれて、必ず行きます、と。
春節の武夷山で、一足先に家族と帰ったので、その後に
一日たっぷりの品茶会をやったことを、残った人たちからいろいろ聞いて、
とても残念に思っていたらしい。

こっちの茶友へは、公募の品茶会をするつもりはもうない、と伝えてある。
毎回赤字になるのもそうだけど、それよりもリスクが高すぎて・・・、
二度とお茶が作れなくなったら元も子もないから・・・。
予約者がいるときだけ、予約してくださった茶葉がテーマの、
予約者へのプライベート品茶会をしたい。
タイミングさえ合えば、おひとりでも構わない。
茶葉は直接手渡したい。
そう伝えてあるの。

予約茶友はひとりでも、参加者は絶ーーー対、ひとりではない。
こっちの習慣で、必ず便乗者がいる。
もちろん、メインの予約茶友が希望するメンバーなら、歓迎☆

今回も、他の鳥さん達がやってくるよー。(笑笑)
新しい鳥さんとの出会いもあるみたい♪
新しい道が開拓できるかな。
通訳役の鳥叔も入れて、参加者6名。

 

 

その11秋。
茶庫の作業で再会。

今回山に来た目的は、茶庫の設備点検と、すべての茶葉の状態確認と整理。
秘密の倉庫にある全ての茶葉を、ひとつひとつ開けて、状態を確認し、サンプルを取り出し、真空袋(日本製)を新しいものに入れ替え、計量し、茶箱を整理し、記録し、、、等々。
その後、審評。
問題があれば、加工等対処。
この全体確認は、数年に一度は必ずやる。

一期ずつ、まず確認しながら日付順に並べるのだが、
この11秋が、すごかった~~。

連日連日、よくもまあ、ここまでやったもんだ。。。どこのおばかさん??(笑笑)
ものすごい突っ込んだ細かい実験を、毎日別の視点で続けている。
スイッチ入ってるね。
必死で、真剣で、集中して、取り組んでいるのがわかる。
なにをやりたかったのか、何を探りたかったのか、ずらりと並んだ茶葉から、当時の自分の気持ちが、やりたいことが、痛いほど分かる。
辛い状況も、耐える気持ちも、その中で得た歓びも、見えてくる。
横に行って、励ましたくなった。。。多分、必要ないと思うけど。(笑笑)
なんかちょっと、過去の自分に感動してしまったよ。

最後の最後に、復活させることができた老茶樹から「ラブレター」をもらった♡
びっくりして、報われたような気持ちになって、嬉しかったなあ~~。
「ハートが出たらもう1袋!」、品茶会で一緒に探したね♪

そうか、安渓の品茶会では、この話しもしましょうか☆

 

11秋の情熱ぶろぐと製茶ノート、読み返しておかないと。。。
成功、祈っててねーーー☆

安渓品茶会準備」への4件のフィードバック

  1. んふ、んふ、んふ・・・

    製茶時期ではないレポート。新鮮に読ませていただいてます。
    小絹ちゃん、もうそんなに大きくなったんだ~。
    私的にはまだ小学生位のイメージだったわ。

    ♡のお茶からのラブレター、なつかしいですね~

  2. 蝦餃さん、こんばんはー☆
    老茶樹からのラブレター、今晩おとんと飲みましたよ。
    まだ飲んでいるので探していませんが、♡あるかしら♪
    「宇宙の中で作るお茶」の年です、懐かしいですね~。

    早いですよねー、小絹もう立派なものです、身長も私と同じくらい!

    1. 有理さん、11秋好いですね☆
      作った当時は、『もっと!もっと!!』という思いが毎日強いせいか、
      自分ではここまで好いとは感じていなかった(と思う)のですが、
      今回おとんと山で&茶友たちと安渓で、2000天の老鉄となった茶葉たちを、
      改めてすべてきちんと審評してみたら、記憶以上に好くて驚いちゃいました!!!(笑笑)

      あの時、頑張って好かった、作って本当に好かった。
      どれを『好き』と言われても、どれも品質が好いので、嬉しいですー♪

      安渓品茶会では、日付順に解説しながら飲んだのですが、最後の方はみんな言葉も出ず☆
      それを口に入れた人間にしか理解できない感覚、言葉に表せないその感覚に、
      ただお互い目を合わせて、満面の笑みを交わすのみでした♪

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