朝の話題は、中医(漢方医)以外の民間人の薬用茶の活用について☆
「餅茶」は医者用。
なら、一般人は?
形状は分かる、手揉の「散茶」(製茶過程で固めずに乾燥させた茶葉)だ。
それを、医学の専門知識のない一般人は、どうやって薬用として使っていたの?
これまで15年以上、安渓のあちらこちらで話題にして、いろんな人から聞いてきた。
でも、みんな断片的。
前後関係も不明、かなり適当(話を盛る、想像や創作が混入、等)。
個人的には、聞くほど疑問が増えていく。
私は、ありのままを、もっと正しく、具体的に知りたい。
全体像をまとめて話せる人が、いないのよねぇ。。。
おとん、がんばって思い出して!!!
一地域、このあたりに限った話でいいから。
「餅茶」のインタビューーで、昨夜記憶の扉が少し開いたからね!
聞くなら今がチャンス☆
湯を沸かしながら、インタビュー開始。
【メモ:今朝聞いた内容】
◆テーマ:漢方医以外の民間人の「薬用茶」とその活用方法について
◆概要:『あるにはあったが貴重、持っている家は少ない、文化や知識がある民間人はほとんどいないから。製茶した野茶を茶瓶に保管し、1000天毎に[火共]焙、または冬蜜に漬けて保存。必要な時に少しずつ飲む、3gで十分。古くなればなるほど効果がある。(以前聞いたのとほぼ同じ内容)』
Qどんなときにどうやって飲む?
A腹痛、消化不良、げっぷ等 → 「塩茶」:必要な時に鍋で少量の塩と茶葉を一緒に炒ったものをお碗や大杯等に入れ熱湯で抽出
A下痢 → 「冬蜜と一緒」に、或は「冬蜜漬け」を、お碗や大杯等に入れ熱湯で抽出
A常時 → そのまま淹れる、お碗や茶具等で。清涼解毒、保険(予防?)
Qいつ頃まであった?
A多分、真空機が使われ始めた90年代中頃(茶葉の保存方法が変わったから?)
湯が湧いた。
『さっき届いたばかりのお茶をみんなで飲んでみようっっ♪』byおとん
早朝、工人が食料と一緒に届けてくれたらしい。
【現代茶】、うぇいうぇいの新茶だ☆
そうしようそうしようっっ♪
しまった・・・。
おとん、これをひとくち飲んで、悲しい顔に変わってしまった。
ひとくち飲むたび、『おいしくない』、と繰り返す。
『おいしくない・・・。愛子のお茶の2日目より薄い・・・。本当においしくない・・・。』
ひぃぃぃーーー。
もうおとんの頭は「薬用茶」から離れてしまった。
今おとんの頭の中は『おいしくない・・・』、で支配されている。
こうなったら、しかたない。
数あるインタビューテーマのどれかに繋げないと。。。
気候が回復してきた、製茶開始が近い、インタビューの時間はもうすぐなくなる。
もっと昔の話を聞いておきたい。
いつのまにか話題は、「民間人の薬用茶」→「おいしくないお茶」に。。。
ここから、「昔の鉄観音」の話題に、つなげるのだ!!!
まず知りたい。
おとんにとって『おいしくないお茶』、って、どんなお茶??