昔、このあたりには薬用の「餅茶」があったんだって☆
(※餅茶=緊圧茶の一種、製茶過程で圧縮して円盤型にした茶葉)
「鉄観音の餅茶」だよーーー、うわあああ~~♪
薬用茶については、これまでにもいろいろ聞いてきたけれど、これは初めて聞いた!!!
薬用なので、原料は当然、「野茶」=天然野生の紅芽鉄観音。
その「餅茶」ーーー、うわあああーーー☆
【メモ:昨夜聞いた内容】
◆テーマ:このあたりの昔の「薬用茶」について
◆おとん証言:『いくつか種類があるが、「餅茶」もあった』
Qどこにあった? A中医(漢方医)の家
Qいつ誰が使う? A中医が病人に処方
Qどんな病気? A中医に聞かないと分からない
Qだれが作る? A中医が薬草が分かる農民にオーダー
Q作り方は? A非常に簡単、野茶(=天然野生紅芽鉄観音)を殺青後、布で包んで、石?かなにかの重しで押しつぶして圧縮後、ゆっくり乾燥。何年も寝かせる、年月が経つほど効果があり高価になる
Q大きさは? A大小不同
Q形状は? A不均一、標準はない
Qどうやって使う? A単独ではなく、包丁で必要量切って、他の中薬とミックスして処方。泡(茶具と熱湯で抽出)するのではなく、煎じて飲んだり、塗ったり?
Q作ったことある? Aない
Q作っているのを見たことは? Aない、現物は何度か見た
Q処方している現場を見たことは? Aある
Q最後に見たのはいつ? A成人前、10代の頃。(1970年代前半頃か?)
「塊にした鉄観音」があったなんて、初めて聞いた!!!
「商用」のだったら、時々見かけるよ。
茶市場や観光地の店で、以前から売っている。
でもあれは、「鑑賞」や「収蔵」目的で作られた「商用茶」。
だけど、これは「実用茶」の話し。
昔の人々の生活の中で、実際に「薬用」として「活用」されていた鉄観音。
すでに絶滅した習慣。。。
わあああーーー、飲んでみたい~~~、どんな味がするんだろう~~♪
想像するに。。。
おいしい感じではないだろう、原料のままに近い。
加工はほとんどしていない、とってもシンプル。
おいしさは追求していない、嗜好品ではないからね。
加工も保存も、飲み物としてではなく、薬草の効能を活かす方向よね。
「塊」にしておくと、保存力しやすく、他にもいろんな効果が期待できるし。。。
塊?!
あれれ??
そういえば、私、似たようなもの作ってるわ!
一泡球~~☆
あれも、鉄観音の「塊」だ!
もしも中身が「天然野生」だったら、一泡球は間違いなく「薬用球茶」(笑笑)だねーーー♪
一泡球が1000天超えたら、どんな味香りになるんだろう???
疑似体験できるのでは??
手揉じゃないし、餅茶でもないけど、緊圧茶という意味では同じ。
一泡球以外に、鉄観音の塊なんて見たことないし。。。
うん、できるとしたら一泡球しかない!
1000天超えが、薬用茶の一条件。
一泡球を最初に作ったのが13秋だから。。。、そろそろ1000天。
できるじゃん!
でもあれは作れる数が少なすぎて、手元にほぼ残っていないや。
誰か品茶会に持ってきてーーー。(笑笑)
「鉄観音の餅茶の老茶」、か。。。わあああ~~~~、どんな味どんな味♪(想像中)
もし一泡球が薬房の天井にいっぱい吊るされていたら。。。どひゃあーーか~わ~い~~♪
妄想が止まらない。(笑笑)
ここまで、昨夜の簡単な流れ。
朝のインタビューは、この続き。
「民間人の薬用茶の活用について☆」
餅茶は、医者用でしょ?
じゃあ、医者以外の一般人は、どうやってお茶を薬用として使っていたの?
具体的に知りたい!