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今週品茶セット希望連絡くださったみなさまありがとうございます&申し訳ございません。「水曜夜には発送作業できる」 とお返事しましたが急ぎの仕事が入ってできませんでした。今晩提出物があるのでそれが終わったら作業し明日には出発します。 他のメールくださったみなさまもお返事遅れています。お待たせしてすみませんーーーっっっ。
« 2007年06月 | メイン | 2007年08月 »
今週品茶セット希望連絡くださったみなさまありがとうございます&申し訳ございません。「水曜夜には発送作業できる」 とお返事しましたが急ぎの仕事が入ってできませんでした。今晩提出物があるのでそれが終わったら作業し明日には出発します。 他のメールくださったみなさまもお返事遅れています。お待たせしてすみませんーーーっっっ。
緊急企画、≪期間限定:おまけ付き茶葉≫をご紹介します♪
07愛里茉莉花茶の製茶開始実現が決定するまでの≪期間限定≫です。
登場するのは、06春の
【碧螺春】
【龍井】【鉄観音】
から各3種、計9種。
今飲んでとてもおいしい♪
出来立てが一番おいしいわけじゃない。
年を経ておいしさが増す中国茶がある。
いま伝えることができなければ次はないっ。
今回のみ、初めての方へも最初から50g少量の単品でお分けいたします。
送料は別です。
品茶セットではありません。
ご自身で品茶セット組み立ててみてください。(笑笑)
もちろん、1種のみでも大歓迎です!
ご興味ある茶葉をお好きなだけ選んでご予約ください。
※予約で終了した茶葉は、横に「終了」と書いていきます。
すでに茶友の方は私に直接メールください。
初めてご連絡くださる茶友の方は《品茶》のページの右上にある
【品茶してみるっ!】からご連絡お待ちいたしております。
(その際、そこに出てくる品茶セットは現在終了しているのでチェック項目は無視してください。)
【選べるおまけ】付きです♪
「研究茶葉」&「自宅にあった中国産」。。。私物です。
希望のおまけがなかったら・・・ごめんなさい、はは。
【おまけ1】と【おまけ2】のからひとつずつ、お好きなものを選んでくださいませ。
合計5000円以上になった方は、それぞれから2つずつ選んで下さい。
合計10000円以上になった方へは、更におまけで「秘密の茶葉」をプラス。
「秘密の茶葉」は届いてからのお楽しみ!
お届けは、7月20頃になります。
個人的な仕事の山を越えたら、予約分のみ小分け包装作業し一斉に発送します。
(※この企画外の現行の品茶セットは(こことかこことか)
順次お届けして
おりますのでどうぞ合わせてご覧下さいませ。)
【おまけ】は、いまこの緊急事態の企画に応えて品茶連絡くださる
全てのみなさまへ精一杯の感謝を込めて。
★おまけ1=私個人の研究茶葉
★おまけ2=自宅にあった中国産
★おまけ3=10000円以上になった方へは秘密の茶葉プラス
※予約で終了した種類から横に「終了」マークいれていきます。
【おまけ2】は最後にご紹介しますので、どうか最後まで読んでくださいね♪(笑笑)
おまけに釣られてでも何でも好いの、この機会に飲んでみようと思ってくれる
茶友が増えて次に繋がる可能性が広がるなら嬉しい。
だって、茶葉は眠っていてはいつまでも茶葉のまま、
飲み手がいないと「おいしいお茶」にはなれないもの。
『おいしい』『また飲んでみたい』そう感じてくれる茶友がひとりでも増えて
もっとおいしいお茶と茶友との縁に繋がることを願い。。。
さあ、行ってみようーーーっ。現在予約スタート♪
ちなみに、一番のぶっとび目玉は緑茶です!
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【06春 東山碧螺春】
☆茶葉状態とお茶代を安定させ時期特徴を分かりやすくするために調合。
びっくり。。。東山おとんの茶葉はやっぱり『モンスター碧螺春』だった♪
①《分前》 50g 12000円 =東山おとんの全分前茶調合
②《明前》 50g 5500円 = 〃 全明前茶調合
③《明後》 50g 2000円 = 〃 全明後茶調合(碧螺春のみ、炒青は混ぜていません)
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【06春 翁家山&
梅家烏龍井】
☆こんな贅沢、一度やってみたかった。。。やっちゃったあーーー!
翁の歌おじちゃん&梅の紅おじちゃんの伝統手炒龍井、夢のコラボ♪
①《初釜》 50g 12000円 =翁&梅の初釜のみ調合
②《明前》 50g 7000円 =翁&梅の初釜以外の明前茶調合
③《正清明》50g 4500円 =翁の清明節茶&梅の明後茶少量調合
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【06春 祥華高山鉄観音:
熟香型】
☆祥華おとんと一緒に伝統法鉄観音の[火考]火研究、成功した熟香型3種。
一年育ててみた。。。ふぅわぁああーーー♪また作りたいっ!
①《桂花》 50g 3500円 =06梅天旅日記参照ください
②《愛香》 50g 2500円 = 〃
③《初春》 50g 1500円 = 〃
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【選べるおまけ1★研究茶葉】
①07春九曲紅梅
50g =紅茶の製茶研究のために原産地で購入したサンプル茶葉
市場に出る九曲紅梅としては特級品
紅茶がお好きな方にお勧め♪
②06秋桂花龍井
20g =体質性花のyin花法の研究のために企画製茶した研究茶葉
杭州のお父さん(第二保護区西湖龍井の作り手)作
桂花香がお好きな方にお勧め♪
③04春鉄観音:熟香型 7g×2種=伝統法熟酸タイプ鉄観音を活かす[火考]火法を研究した茶葉
保存実験のために当時7g少量真空にした分
※現行でお分けしている同種の長期用保存ロットとは状態が違う
火入れした烏龍茶がお好きな方にお勧め♪
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☆碧螺春&龍井を選んでくれた茶友へメッセージ☆
あえて昨春の碧螺春と龍井に登場してもらいました♪
中国で一番高級な茶葉といえば緑茶です。
碧螺春と龍井は、名実ともにその中でも最高峰です。
どちらも鉄釜で仕上げるその加工法から緑茶の中の炒青類に分類され、
同じ緑茶でも日本の蒸青類緑茶とは大きく特徴の違いがあります。
碧螺春と龍井などの炒青類緑茶は、新茶の季節だからと言って
それが飲むタイミングとして一番おいしいわけではありません。
本来、伝統法で仕上げた龍井や碧螺春などの高級炒青類緑茶は、
炒茶直後はまだ茶葉として『未完成』です。
ある一定期間(原料の質によって差はあるが、最短でも2週間~1ヶ月以上)、
収灰という伝統的な過程を経て、初めてその原料茶葉としての本来の香りや
味わいになります。
炒茶後すぐに作り手や私達が現場で品茶するのは、飲むためではなく
製茶過程に問題点がなかったか等の作り手側としての品質確認が主な目的です。
新茶の新鮮さや誰よりも早く飲むという楽しみやおいしさもありますが、
伝統法で全手仕上げした龍井や碧螺春は、炒茶直後は高火の影響があり
それが飲み手の体に好くないので出来立ての新茶をすぐに飲んではいけないことも、
まだ一番おいしい時期ではないことも、各産地の昔からの作り手さんたちには
常識として認識されています。
体にも好く本当においしい状態で飲むには、数ヶ月経ってからです。
私達は、毎春帰国ぎりぎりまで各作り手さん宅で伝統的な収灰過程を施し、
帰国後は自分で収灰を引き継ぎ、5月に入る頃に評茶し状態を確認してから
小分け包装作業に入り、そこから茶友にお分けしています。
そこまできちんと完成させた茶葉であれば、その後の保存さえ間違えなければ
数年でもおいしく楽しむことが可能になるのが中国の高級炒青類緑茶です。
国産の緑茶があり蒸青類緑茶が主流の日本では、中国の炒青類緑茶が
春だけでなく年間を通して高品質の嗜好品になると認識されるには、
不利な環境なのかもしれません。
しかし、好い原料と好い技術で最後まで伝統法手仕上げた高価な茶葉を、
その価格の価値として本当においしく飲むには決して慌ててはいけない。
春が終わって多くの人から忘れられた頃、やっと茶葉として完成し、
そこから長くおいしく楽しめる時期が始まるのです。
06碧螺春も06龍井も、緑茶好きの茶友に非常にお勧めの状態です♪
どうかぜひこの機会に試してみてください。
最近追加した《07龍井D:
最後老蓬》品茶セットもどうぞよろしく!(笑笑)
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☆鉄観音を選んでくれた茶友へメッセージ☆
祥華おとんと一緒に、私が本格的に[火考]火研究を始めたのは04年。
当時は炭火だった。その時の04春祥華鉄観音熟香型2種(伝統法の
熟酸型タイプに火入れした2種)が、3年育てた現在、想像以上の
おいしい状態になっています。
同じように、今回50g少量でお分けすることにした06春祥華高山鉄観音の
熟香型3種も非常に好い状態に育っているのでとても嬉しいです。
今もこの先もとても楽しめる茶葉で手放したくないくらい、けれど今の私は
そんなこと言っている場合じゃない。だって、今春仕上げた素晴らしい
春鉄観音熟香型3種が無事に届いたばかりなのにまだご紹介すらしていない!
(※茶葉状態が安定したらご紹介します♪)
秋の極品鉄観音とはまた違う、
春のリーズナブルな熟香型鉄観音のおいしさ。
それを感じてもらう機会を作ることが、今の私には優先。
鉄観音も、好い原料と好い技術で最後まで伝統法仕上げた高価な茶葉を、
その価格の価値として本当においしく飲むには決して慌ててはいけない。
仕上がった年はその時だけの格別なおいしさを楽しむことができ、
好い状態と好い環境で保管しながら育てればもっと本質が発揮され、
長い年月おいしく楽しむことができるのです。
06春鉄観音、火入れした烏龍茶好きの茶友に非常にお勧めの状態です♪
どうかぜひこの機会に試してみてください。
07春鉄観音熟香型3種の品茶セットを品茶する前に!(笑笑)
《追伸》
04&06の春鉄観音熟香型を当時品茶して単品保存されているみなさま!
大正解です。好かったですねー!例え育て方を多少間違っていたとしても(笑笑)
きっと嬉しくて笑顔満開です。ぜひ開封して飲んでみてくださいね♪
《お願い:大切なのでぜひ読んで下さい!》
祥華のおとんは農薬を使いません。
そのため、虫や虫の卵などが付いた茶葉がある可能性があります。
一年を通じ完全な無農薬で茶樹を栽培しその製茶を実現することは、
手間がかかる上に産量は少なく、想像以上に大変なことです。
祥華おとんは、好い原料の茶苗は家から遠くても真夏でも涼しく虫が発生
しにくい標高の高い茶園密集していない場所だけに間隔を開けて植え、
東山のおとんと同じように茶摘後すぐに極端なまでに短く剪定して茶葉を
残さないようにして害虫発生率を防ぎ、年間を通して一本一本何度もチェック
しながら手入れして茶樹を育てています。
製茶時には、「茶摘時」と「釜炒り日の早朝」のダブルで茶摘班が一枚一枚
確認して虫や虫の卵などが付いた茶葉があったら取り除いています。私が選ぶ
原料はおとんは日本に行くことを意識して特に確認指導を徹底してくれています。
それでも、人間が手作業することなので見落とす可能性はあります。
自然界において虫は季節になれば自然発生し栄養のある茶葉にも寄ってきます。
特にここ数年、地球温暖化の影響で製茶時の気温が短期間で急激に変化するので、
元は重ならないはずの製茶と虫の時期が重なることが各地で多く見られるように
なりました。例えば、今春の龍井産地では元々5月初旬に発生するはずの虫が
4月初旬にはすでに発生し始め、4月中旬には茶摘している横で農薬散布している
光景が数々見られました。
虫が大量発生する前に農家さんは茶樹を守るための対策処理をする必要があり、
多くの場合は農薬散布して被害を防ぎます。適した「農薬」を正しく有効に使うこと
自体は問題ではありません。問題なのは「残留農薬」です。
中国茶葉の「残留農薬」の問題は、各産地で年々ひどくなっています。
「農薬」の種類・量・時期・使用法など使う人の知識・認識・倫理等が大きく
関係しますが近隣農家さんも関係してくるので、製茶時期に産地や製茶現場を
みただけでは分からない部分です。
すでに仕上がった茶葉を見るだけではもっと分かりません。
「おいしい」には「安全」であることが大前提だと私達は感じているから、
この面だけ見ても原料となる茶樹とその環境とその管理をする作り手さんは
年々絞られてきてしまっています。
祥華のおとんは農薬や発芽剤どころか人工肥料も嫌いなので使いません。
そのため、鳥も薬草として食べにきますし虫も好んでその茶葉を食べようと
するので虫の卵なども付いていることもあります。どんなに茶樹管理努力しても
どんなに製茶時に注意しても、そのような葉を100%取り除くのは現実的には
不可能です。飲んで人体に害はありませんが、無農薬野菜などに慣れていない方が
もしも発見したらびっくりされるかもしれません。
万が一発見したらぜひ教えて下さい。
これまでに2件のご報告をいただき、その度おとんは製茶時の確認指導や指示を
強化してくれていますが、おとんも私もこれからも見落し可能性を減らすために
できる限りの工夫や努力をしたいです。
可能であれば画像を撮って送って下さると特定ができるので対策もしやすく、
『時にそれは茶園全体を守ることにも繋がる』のでありがたいとのことです。
教えてくださった茶友にはおとんと私からお礼の茶葉をお届けしています。
みなさまのご協力お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、最後に【選べるおまけ2】のご紹介です!
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【選べるおまけ2★自宅にあった中国産】
①午後茶セット =杭州[日王]昌の山核桃仁小袋×1
リプトンのインスタントミルクティー×1
ネスカフェのインスタントミルクコーヒー×1
②漢方エステパック =上海中医葯大学基礎医学院監制の顔用漢方パック×1
※一時間は軽く乾きませんので時間に余裕がある時にどうぞ
※『肌に合わない場合は使用中止するか、消費者サービス
センターにお電話ください』だそうです。
③どきどきガラス茶海=「耐熱ガラス」と書かれた「耐熱じゃないガラス」ピッチャー
※熱湯を入れると底が抜け落ちて危険、茶海としてどうぞ
④白い茶杯 =割れても悲しくない量産品の使える小品茶杯×6
終了⑤白い蓋碗 =割れても悲しくない量産品の使える烏龍茶用小品茶蓋碗×1
⑥きらきら布小袋 =すぐにほつれるみやげ物用量産品の一応使える手提げ小袋
⑦きらきら布小箱 =接着が中国的なみやげ物用量産品の一応使える布貼り小箱
⑧茶縁茶巾 =半永久的に色落ちする最高品質ハンドタオル
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以上、心よりご予約お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後まで読んでくださって本当にどうもありがとうございます。
とりいそぎ。謝々♪ (恵さん!
写真撮影&加工etc非常感謝ーーー。)
※お茶端会議室 4521.
この数日間でメールくださったみなさま!
《心の隊員》ご入隊(笑笑)連絡くださったみなさま!
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/06/post_767.html
《期間限定:おまけ付き茶葉》品茶ご希望連絡くださったみなさま!
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/07/post_769.html
《品茶セット》品茶ご希望連絡くださったみなさま!
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/cat22/index.html
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/cat20/index.html
本当にどうもありがとうございますーーー♪
連日連日ご連絡いただき、び・び・びっくり。。。しています。
あまりの感激でどこに足向けて眠ればいいのか本気で悩んでいます。
ブログがうまく作動しなくてもめげません。
メールサーバーがおかしくてもめげません。
とにかく嬉しくて、感動して、やる気もりもり、勇気百倍ですーーー、多謝!!!
これからご連絡くださる予定(笑笑)のみなさま!
どれもまだまだ大募集中ですーーー!!
最初のご連絡、その小さな勇気(♪)を、本当に心からお待ちいたしておりま
す。どうぞよろしくお願いいたします♪
しかし、今夜締め切りの大きな提出物があり、お返事&お茶葉発送(企画茶以
外、品茶セットの)遅れています。大変申し訳ございません。
更に、この三連休は外出が重なるためもう少し遅れそうです。重ねて本当に申し
訳ございません。
おひとりおひとりに必ずお返事しています♪
まだお返事届かない方も、失礼ながらもうしばらくお待ちくださいますよう、ど
うかどうかよろしくお願い申し上げます。
とりいそぎご報告まで。。。謝々大家ー♪
※お茶端会議室 4596.
≪期間限定:おまけ付き茶葉≫に関するお知らせです。
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/07/post_769.html
ブログの訂正ができないため、
ここ↓でご確認お願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・これまでに「終了」した種類。
【06春 祥華高山鉄観音:熟香型】
①《桂花》 50g 3500円
②《愛香》 50g 2500円
【選べるおまけ1★研究茶葉】
②06秋桂花龍井 25g
【選べるおまけ2★自宅にあった中国産】
⑤白い蓋碗
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさま、ご予約どうもありがとうございます♪
※お茶端会議室 4597.
お蔭様でなんと!!!
心の隊員が100心を超えましたあああーーー♪
驚きです、び・び・び・びっくりですうううーーー。
行けます!
行けます!!
行・き・ま・すーーー!!!
企画茶の方も新しい茶友からの申し込みが多くて。。。
もう感激と感謝で連日泣きそう。。。信じられない。。。
一種ではリスクが高いので2種目指してがんばっています!
オーナーの協力もあり、行けそうですーーー!!
あとは、ここから出発までの私のがんばり次第。
そして無事に現場に行きおいしい茉莉花茶を作ることだけに集中する。
おいしいお茶が仕上がれば心の隊員たちが飲んでくれる。
飲むために準備して待ってくれている。
なんて心強くやる気が湧き上がるんだ。。。
も・も・燃えてきたーーーーーー♪
来週出発します。
昨日チケット予約しました。
キャンセル待ちなので予約が入って変更がなければ26日です。
一ヶ月は帰りません。
あと一週間。がんばります。
本当にどうもありがとうございます。
お蔭様で製茶スタートが可能になりました。うお~~~♪
ここからは本当に油断大敵、気を引き締めます。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます!!!
他にもご報告したいことやご紹介したいことがあるのですが、
とりいそぎ第一報でした。謝々大家ーーー♪
※お茶端会議室 4607.
みなさま、ご予約どうもありがとうございます♪
もうすぐ締め切らせていただきます。
まだお悩み中の方がいらっしゃいましたらお急ぎくださ~い。
初めての茶友からのご連絡、とってもお待ちいたしております!
≪期間限定:おまけ付き茶葉≫の終了した種類のお知らせです。
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/07/post_769.html
ブログの訂正ができないため、ここ↓でご確認お願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・これまでに「終了」した種類。
【06春 東山碧螺春】
①《分前》 50g 12000円
【06春 祥華高山鉄観音:熟香型】
①《桂花》 50g 3500円
②《愛香》 50g 2500円
【選べるおまけ1★研究茶葉】
②06秋桂花龍井 25g
【選べるおまけ2★自宅にあった中国産】
⑤白い蓋碗
⑧茶縁茶巾
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07愛里茉莉花茶の《心の隊員》はまだまだ大募集中です!!
よろしくお願いいたしますーーー♪
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/06/post_767.html
※お茶端会議室 4614.
ChinatyPartyには唯一働かずに茶を飲むメンバーがいる。
名誉顧問。。。その名をぷ~しん。
中国は西安生まれの博士猫。
お国が恋しいのか中国茶ばかり好んで飲む。
猫のくせに等級やら温度やら濃度やら非常こだわる。
母乳代わりに飲ませた茉莉花茶からそれは始まった。
碧螺春は20種「聞」した後に東山分前茶を選ぶ。
鉄観音は祥華王クラスを淹れると昼寝から目覚める。
プーアールはビンテージしか鼻を突っ込まない。
茉莉花茶はもう愛里花茶しか反応しなくなった。
そのくせ緊急事態になっても我関せず。
自分が飲む茶の危機感まるでなし。
寝て起きて食べて茶を飲んだらまた昼寝。
「こんなときくらい働けえええーーー。」
聞く耳持たず働く意欲まるでなし。
爪を磨き毛をつくろい顔を洗ったらまた昼寝。
そのぐーたら名誉顧問にある日運命が訪れる。
彼女を働かせることに成功する「彼女」が現れた。
どこからともなく音がする。。。カシャ。
匍匐前進が近づいてくる。。。カシャ。。。カシャカシャ。
「恵さん」だあああーーー♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恵さんが応援企画を実行してくれましたーーー!!!
まずは恵さんのここを↓見てね。
http://mame-en.tea-nifty.com/mameenblog/2007/07/post_f70c.html
smashさんが紹介しているここも↓見てね。
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-802.html
ぷ~しんがいっぱいよーーー!!
お茶を持ち歩ける蓋付きのタンブラーが欲しいっ!
早速ぷーしんに買ってもらっちゃった。へへ。
茉莉花茶の旅に持って行くの。
いつでもぷ~と一緒。お茶も一緒。わ~い♪
恵さん。。。お忙しいなか非常感謝。
みなさま!
この夏、日本と中国でお揃いタンブラー品茶しませんか~♪(笑笑)
※お茶端会議室 4700.
ブログが止まっているのでまずここに。。。
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2007/07/01 ほたかげさん
【幻の中国茶 PART 1 (少し長いけどぜひ読んで下さい!!)】
http://ameblo.jp/ryuuoukutu2007/entry-10038511086.html
【幻の中国 PART 2 (少し長いけどぜひ読んでください!)】
http://ameblo.jp/ryuuoukutu2007/entry-10038518828.html
2007/07/03 きたきつねさん
【愛子さんの茉莉花茶】
http://north-fox.tea-nifty.com/test/2007/07/post_a883.html
2007/07/05 きたきつねさん
【氷茉莉花】
http://north-fox.tea-nifty.com/test/2007/07/post_4d90.html
2007/07/06 恵さん
【美味しいお茶を飲みたいので】
http://mame-en.tea-nifty.com/mameenblog/2007/07/post_e8d9.html
2007/07/07 のーとみさん
【ジャスミン茶の可能性のようなもの】
http://textlife.tea-nifty.com/cha/2007/07/post_2dce.html
2007/07/07 KIMIKOさん
【茉莉花茶が飲みたい】
http://ccg.pepper.jp/nc/?itemid=176
2007/07/08 smashさん
【心の隊員大募集中♪】
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-792.html
2007/07/09 smashさん
【心の隊員に興味をもたれた方へ 緊急企画 白雪芽8yinプレゼント】
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-793.html
2007/07/09 きたきつねさん
【続・愛子さんの茉莉花茶】
http://north-fox.tea-nifty.com/test/2007/07/post_8507.html
2007/07/14 smashさん
【緊急企画 白雪芽8yinプレゼント 締め切りました】
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-798.html
2007/07/14 KIMIKOさん
【リプトンインスタントミルクティーの意外な美味さ】
http://ccg.pepper.jp/nc/?itemid=178
2007/07/15 smashさん
【白雪芽8yinプレゼント 当選者発表♪】
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-799.html
2007/07/17 恵さん
【07愛里茉莉花茶 応援企画 博士猫グッズ】
http://mame-en.tea-nifty.com/mameenblog/2007/07/post_f70c.html
2007/07/18 smashさん
【07愛里茉莉花茶 応援企画 博士猫グッズ START♪】
http://smash.blog2.fc2.com/blog-entry-802.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさま!
他に私が気付いていないところがあればぜひ教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
出国まであと5日。。。感謝。
※お茶端会議室 4804.
ご予約くださったみなさま!
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/07/post_769.html
本当にどうもありがとうございました。
お待たせいたしました。本日全て出発いたしましたーーー♪
小亀とふたりで何度も確認はいたしましたが、もしももしもお届けした茶葉や
おまけに間違いや問題等(茶杯が割れていた、等)ございましたら、お手数を
おかけいたしますがメールくださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
失礼ながらここからは私からのお返事は遅れると思いますし、交換等の
ご対応も帰国後となってしまいますが、必ずご対応いたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
万が一希望していない茶葉が入っていた場合は・・・
どうぞ飲んじゃってくださーい!!(笑笑)
「おまけ付きの期間」は本日で終了です。。。が!!
【06春 祥華高山鉄観音:熟香型】の3種は終了いたしましたが、
【06春 東山碧螺春】【06春 翁家山&梅家烏龍井】のほとんどの種類は、
ご希望の方には今後もお分けできますので、まずはお手元に届いたら
ごゆっくり召し上がってみてくださいませ~♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
07愛里茉莉花茶の《心の隊員》は引き続き大募集中です!!
どうぞよろしくお願いいたします♪
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2007/06/post_767.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すみません、ここからは急ぎ以外のメールのお返事は難しくなります。
急ぎの場合でも用件のみ愛想なしになると思います。
多くの茶友のみなさまの御蔭で今夏は出国できることになり、おひとりおひとり
にお礼したいのですが、出国前に急ぎですることがまだ山盛りでもう3日後に
迫っているのに出国の準備にはまだなにも手が付けられない状態で・・・・
非常に焦っています。
本当に本当に申し訳ございませんが、無事に出国して「おいしい~~~
茉莉花茶♪」を仕上げることにまずは集中したいので、返事がなくても
失礼お許しくださいますようどうかお願いいたしますーーーっっっ。
以上、とりいそぎご報告まで。
福州来たー!
候補の中から選んだ特殊茶2種、ご紹介~♪
どちらも春3月に産地にオーダーした茶?(花茶の原料となる緑茶)。
頭春茶(明前茶)の好芽のみを尖で仕上げ多yinに耐えられる特殊茶として依頼加工。
サンプルとして注文したものなので品質が好い♪
花茶の茶?サンプルは数十キロ単位。
花茶生産者はそのサンプルを見て欲しい種類を少なくても100キロ~トン単位(品質による)で注文。
だからサンプルは品質の高いものが多い、茶?の作り手さんもたくさん注文欲しいものね。
でもね、愛莉花茶はサンプル量で十分なの。。。1種100キロなんて私飲めないよ。あはは。
それから、注文するころには明前茶は終わっている、サンプルと商品は品質が違う。
だからオーナーも私も極品茶作りにはサンプルをうまく利用する、っと♪
もちろん、オーナーが長年他に大量注文しているから、こういうことが可能になる。感謝。
さて。
うおおおーーー、もう花が届くまで時間がないーーー。
決めたら愛莉花茶は今夜5yinに入る。
候補から外したものはもうyin花する必要ない、加工を変え提花してすぐに
あるところへドナドナされる。
私が早く決めなければ、今夜の花量の仕入れに差し障る。
春にオーダーしたものや他の候補たち、
オーナーと一緒にさっそく品茶~♪ 急げ急げ。
うん♪ 見て聞してすぐに2種候補!!
オーナー、意を得たりの含み笑い。
原料・形状・状態、等々、この2種ダントツ、甲乙付けがたし。
でも、肝心な味! やーーーば。。。うんまぁ~~~♪
文句なーし♪
原料条件はほぼ同じ、形状が若干違うだけ。
多yinにしたらどっちが好い加工で進むか?
経験上こっちはちょっと気になるけど。。。大丈夫? ホンとかなぁー。
やってみないとわからないよね。うーーーん。
え? 2種ともやってみよう? この2種は手放すな?
でもでも、、、私、特殊茶は1種が希望で、、、あのぉ、、、予算がぁ、、、。
あぁーーー、もうダメだぁーーー。
オーナー2種やろうとしている、2種にしろと言う。
うんまぁーーー♪ と思わず言ってしまった私がばかだった。
こんな好い原料の2種もう手に入らないぞーーー♪ オーナーがはがは大笑いだ。
自分も欲しいと言う。
確かにこの2種はそうだろう。そりゃよく分かる。
1種のために工場と人を動かすなら、2種も3種も変わらない? ささっと一緒にできる?
ささっと、、、って。はは。いや、確かにそうだよね。それは分かるよ。
こんなちょっとの愛莉花茶のために大きな工場と人を全部を動かすわけだから、、、。
ほんと申し訳ない、本当に感謝しています。
でもね、作る手間は大きく変わらないのはよく分かるんだけど、、、
あのあのぉ、、、私の予算は変わるわけで、、、あのぉ~。
おおおーーーぅ、ぜんっぜん人の話聞いてないよぉ、オーナーやる気まんまん!!
はぁぁぁ・・・。
すでに自分の分も加えて量を増やして、4yinまでこんなに好い加工を進めてくれている。
このままの状態でも高級すぎて市場には出ないだろうなぁ。
やっばいなぁ・・・。
1種希望なんて、、、もうそんなこと言える雰囲気じゃない、、、どうしよう、、、。
えええーーーーい! 私も女だっっっ!! オーナー任せたっっっ!!
2種行ってみようーーー♪
あぁ。。。言っちゃった。。。(苦笑)
ということで。
まだまだ
《心の隊員》引き続き大募集中ですうううーーーっっっ!! ほんとにっっっ!!
初めてのご連絡、楽しみにお待ちしていまーーーす♪
追加も大募集中~♪(笑笑)
本日の花、第一便到着。
本地の茉莉花はバイクに乗ってやってくる。 さっそく通風。まだまだ来るよー。
ああ。。。やっと会えた。
好香~♪ 清香~♪ 香高~♪
今日の花が半分届きました♪
暑い午後に花を摘むので、花は熱気でむんむん。
茉莉花には温度が必要。36℃は超えなければ好い花は採れません。
熱がないと花は開かない。開きかけた蕾のまま止まってしまう。
蕾が開かなければ茉莉花のような気質性の花は、その香りも開かない。
花全体を翻してこもった熱を取り新しい空気を含ませてあげましょう~。
通風。
ささっと温度を平均にしたら、熱が冷めないようにすぐに厚みを作って
全体をまとめます。花全部が標準で開くようにしましょう~。
養花開始。
広い工場では、決して多い量ではない。
でも、もう茉莉花のさわやかな香りが充満~♪
しかーし、茉莉花の香りが開くのはこれからこれから。
今はまだ、蕾がぷっくりし始めた状態よ♪
養花中~♪
また後で翻するまでこのままこのまま。
蕾はゆっくりと開いてきます!
花園から届いたばかり、午後摘みの本地の花たち。
新鮮ぷりっぷりんの毛花たち。
明日になればその姿は消し、その香りだけを茶葉に残していってくれる。
愛莉花茶、5yin目の香りになってくれるの。
どうぞよろしく~♪
花園から届きたてのこの毛花、そのままyin花に使うわけじゃないよ。
毛花の中には、使えない部分も入っている。
それに、まだまだ花は開いていません。
摘花する花園のオーナーから、yin花するがははオーナーにバトンタッチ!
バトンタッチされたら、工場内ですぐに養花。
毛花全体を平均して好い状態に少しずつ開かせていく。
3時間~5時間ほど。全体量とその日の花質や状態によって違う。
そこには気候が大きく関係。
今日何時間養花が必要かは、その日の毛花たちに聞きましょう~♪
養花に成功し花が開きはじめると、香気も開き始めます。
そしたら、篩花(花の選別)。
篩花で取り出した正花(成熟度の正しい花)がyin花に使われます。
でもまだそれは先のお話。
香気が開き始めるまでにはまだまだ何時間もかかるのに、
もうこの蕾の状態で香気はあふれ出している。
あぁ。。。もうだめ。。。夢にまで見た花たち。。。ここは天国だぁ~♪
たった一晩だけ、今日の花たちの夜が始まるよおおおーーー!!
花第二便、到着~。
すぐに測量。
測量したらすぐに網袋からだし、鍬で軽く翻して通風。
こもった余分な熱気を取り除く。
酷熱の太陽を浴び生長した蕾たち、そのままにしてたら蒸れちゃうよ。
急げ急げ。
必要な温度まで逃がさないようにささっと翻したら、、厚みを作って養花。
花がyin花開始標準に開くまで何度か通風しながら、篩花タイミングを待つ。
すでに養花に入っていた先発隊の花たち。
少しずつ動きはじめ、ちょこっと開いてきた。香~~~♪
養花中。
花の状態を見ながら、あとでまた翻して通風する。
少し休憩。
『愛子ぅ~、夜食食べようよ。買いに行くけど一緒に行く?』
「行くーーー♪」
夜のおやつを買いにびんびん(オーナーの長男)とお散歩。
大門を出て真っ暗い村の細道を抜け。。。歩いて1~2分。
おおー、村の中のこんな近所に夜の社交場、露天屋台ができている!
ここは数年前に大きな道路となり、まだ車の通りはほとんどないから、その歩道。
この道には江辺の風が吹き抜けるので、村人たちが夜は涼みに出てくる場所。
でも、この屋台ももっと開発が進むあと数年以内になくなっちゃうんだろうなぁ・・・。
大好きな中国の夜の露天屋台♪
もう大きな都市にはない。福州クラスでさえ禁止になってしまった。
衛生上の問題で、都市では全面禁止。
それのミニチュア版~!
西安にいた頃は、毎日夕方になるとどこからともなくリアカー大集団が出現した。
何百人という人が理解できないくらい天才的に摘まれた大量荷物のリヤカーを、
場所取り合戦のために駆け足大移動するその光景は、忘れられるものじゃない。
四方八方から猛然と一箇所に集まってくる天才リヤカー集団。
遠方でリヤカー集団が近づくことを知らせる砂煙を発見すると、最初はぎゃーと
叫びながら友人達と同じ道を同じ進行方向に走って逃げたが、すぐに追いつかれて
大集団に轢かれそうになった。ただ脇に避ければ何事もなく事は過ぎることに気付くと、
砂煙は夕食時を知らせる時計代わりとなり、天才的な荷物の積み方を分析するのは
毎日の楽しみになった。
それはそれはすごい光景が、毎夕毎夕、365日繰り返された。
リヤカーからおろされた荷物は、あっという間に路上ににぎやかな夜市を作り出し、
どこもかしこも夜の路上は大きな笑い声と乾杯の大声のグループ合戦となり、
ギターや胡弓の歌曲売りの親子たち、花売りの小さな女の子たち、
樽漬けの自家製漬物を天秤担いで売りにくるおばあちゃん。。。
酒や食べ物の名前が大声で行き交いう活気溢れる夜市は、
本当に本当に大好きな大好きな場所だった。
今は、中国全土、どこに行っても見られないだろう。
この小さな一件だけの露天屋台も、もしかしたら来年は消えているかも知れない・・・。
そうときたら!!
食うべし食うべしーーーっっっ♪
工場内、第一室。
養花中の花達の奥で、今夜yin花される茶葉の準備も完了。
愛莉花茶?
こっちこっち~♪
ちょもりん。。。
周りに比べるととっても小さいいくつかの茶葉の山が見えるでしょ?
それが愛莉花茶たち+α♪
少しでも好い加工にするために、オーナーが個人でスタート時に量を足してくれていた。
オーナー個人だって、現在の市場で需要のないこんな高価な茶葉がそんなにたくさん
必要なわけじゃない。特別なコネクションのための贈答用に準備しておくくらいの量で十分。
そこで、有名な茶葉企業のオーナーや極品茶にならいくらでも金を出すという知り合いや、
ご近所の工場オーナーにもそういう知り合いがいないか声をかけながら、
4yinまで進めてきてくれていた。
なるべく量を増やして愛莉花茶が好い加工になるよう協力してくれていた。
『しかたないじゃないかぁ~。愛子、飲みたいんだろ~?』
と、舌をべろ~って垂らしながら笑って言うオーナー。本当に感謝。
愛莉花茶の特別な加工法での4yinだ。
通常の茉莉花茶を作るのとは違う特別な加工の上に、今夏は酷暑の気候に恵まれ
7月の上旬から花の品質が非常に高かったこともあり、すでに香気は通常の6yin以上。
この段階で、オーナーは参加してくれた人たちに連絡を取った。
4yinの段階で、香気が好い上に茶[土丕]の好い滋味もしっかりしており、
今なら外観も白毛が比較的多く残っているので美しく見え、通常ならこの4yinで
十分な極品茶、という判断。
本日には大部分が、それぞれ出資してくれると言ってくれた茶葉の外観を残したい
茶葉オーナー元へ届けられ、残るはほとんど愛莉花茶分のちょもり~の茶葉の山。
通常は7~8yinなんかしない。
そこまでの極品は、材料費がかかり非常に高価になるのに、リスクも非常に高くなるから。
yin花の回数が多くなれば、それだけ加工が増えるということだ。
茶葉は何度も花の香気を吸うので変化を繰り返し、表面は加工の数だけどんどん表面が
磨かれるようなもので、元は白毛が多く真っ白に見えた高価な茶[土丕]も、
次第に表面の芽先の崩れが多くなり、外側も少しずつ剥がれていくので、白毛が少なくなる。
多yinするほど外観は変化して、白く見える部分が減っていくのだ。
yin花すれば花の水分が茶葉に移るので、翌日には復火をする。
茶葉が吸収した好い香気が、悪い香気に変化したり、湿度により茶葉が痛み始める前に、
タイミングを見てすばやく火入れをし、好い香気状態をストップさせ、
同時に次のyin花に備えた乾度に調整する。
その加工回数が多ければ多いほど、100%今春の新茶で元は淡い色合いだった
高価な明前の茶[土丕]も、黒味を帯びていき、元の色合いをとどめることができない。
白毛も取れていくので、更に黒く見えてしまう。
しかし、多yinであればこれは正常な現象。
加工の原理を知らない茶葉商人たちには、下手すれば陳茶と思われてしまう。
陳茶は黒い。
しかし、陳茶の黒と、多yinの黒は、質が違う。
淹れればその葉底から分ける人にはわかる。
だが、取引現場はじっくり淹れて飲んで、なんてことはしない。
それに、茉莉花茶はオーダーでもしない限り、100%新茶なんてないと思ったほうが好い。
茉莉花茶が取引されるときは、その乾燥した状態の茶葉の外観(見た目)と
面香(表面の香り)で判断されて取引される。
内質ではなく、外質優先されるのが一般的。
自分で多yin加工したことがなければ、陳茶の黒と多yinの黒の見分けがつかないのも
自然だろう。
一般の消費者にはなおさらだ。
高級な茉莉花茶を探す人の多くが、外観がきれいな多yinを求めるが、
本当に多yinしていれば元の茶[土丕]のような白毛が残っているはずがない。
が、これも加工したことなければ、多yinによる黒なのか、元の茶[土丕]の等級が
低いためによる黒なのか、陳茶の黒なのか、見分ける事はできないのはもっともなことだろう。
だから、商人だって外観美しく表面の香り(中は正直どうでもいい)の強い花茶を
仕入れるのは当然だ。
もし仮に私が中国の茶葉商人だったとしても、売りにくい高価な茶葉を仕入れはしない。
多yinになれば、湯色も変わる。
花量少ない3~4yinなら、頭春(明前)茶の透明度の高い淡い清緑の湯色が保てるが、
花量の多い6yin以上の多yinに入れば、必ず湯色は黄色味を帯びてくる。
この湯色も、一般的には陳茶と間違われやすい。
しかし、陳茶の黄色と、多yin影響による黄色とは、違う。
飲めばはっきり違いがわかることなのだが、、、まあ言ってもしかたない。
やったことがない人にわからないのも、また自然なことだろう。
この愛莉花茶の4yin位の茶葉になると、販売用にしたり自分用に消費したりする人は
まずいない。そんなレベルをとっくに超えている。
便乗してくれた人のほとんどがこの茶葉を特別な贈答用に使う目的で出資したわけで、
外観優先して4yinで引き取るのももっともなこと。
すぐに贈り物に使うなら香気も十分、どんな人にでもわかる特別級の香気が爆発している。
オーナーや彼らがもっとも恐れるのは、贈答した相手やその人の周りから
『これは陳茶だ・・・。陳茶をこの俺さまに・・・。』
ってな勘違いが起こることが大いにありえるので、そうなったら冗談ではなく
中国では一生の一大事・・・一族存続の危機に繋がることもある。
お茶好きの中国人だからって、中国茶がわかるわけではありません。
お茶好きの日本人だからって、茶道ができるわけじゃないのと同じ。
そんなわけで、今夜から量が少なくなるが、ここまで安定した加工で進められている。
本当にありがたいことだ。名前はいえないけれど、便乗してくれた数人に感謝。
次回もよろしくね。。。(笑笑)
多少残った+α分も途中までは同時進行する。
しかし、きっと最後はほとんど愛莉花茶だけになるだろう。
この山は『種子』
と呼ばれてきた種類。
「花茶の種だー♪」と言ったら笑われた。
愛莉花茶になった時の名前は、あとで考えよう。
ちりとりみたいなのに入っている分は、最後に蓋面する分。
今夜のyin花する各茶葉たち、準備おっけーら!
後は花が来てくれるのを待つだけね♪
ゆっくりゆっくり。。。蕾も香りも開いてきています♪
ここでまた翻して軽く通風し、また養花~。
翻&軽く通風は、養花中にその日の花の状態を見ながら何度か行う。
今はね、こんな感じー♪
左側のまだ開いていないのが、摘花タイミングが好かった成熟度の正しい正花、
の今の状態。今日は、多分8、5割以上が現在この状態の正花。すごい!
右は毛花の中から探し出した。。。すこーしだけ開くのが早かった花。
この茉莉花たちが開くとこんな姿になるの!美しいわあ~素敵ね~♪
でも、他の花はここまで開いちゃだめ~。
次の翻&通風まで、しばしの休憩。
おやつ届いたー。
さっき露天屋台で頼んだやつ、出前してもらった。
お気に入りは、焼き胡瓜~♪
いきなり炎熱の場所に来たからね。。。下火の素材を食べたくなる。
体の調整のためにも食うべし!
体力つけるために、肉だって食うべし!!
秋刀魚? 何でも食うべしーーー♪
こんな感じになりましたー♪
蕾が7~8割開いた。そろそろ始まる!
『愛子~、ほれほれ、早く部屋においとけ。クーラー入れとけよ。』
きゃう~満香~♪
こんな少しで大きな部屋も明日の夜までは茉莉花香よ。
トーンの高い透明感のあるその香気は、ドアを閉めても廊下まで溢れる。
部屋においてクーラーのスイッチ入れたら。。。急いで戻るーーー!!
花がyin花開始標準に開いた。篩花開始~!
全員動き出す。工場内一斉に活気づく。
さあ忙しくなってくるぞ。
篩花機起動ーーー!!
篩花機で花を篩い、正花・小花・紅花等に分ける。
取り出した成熟度の正しい正花を測量し、それぞれの茶葉に乗せていく。
それぞれの茶葉に今夜どのくらいの正花を使うか、指示するのは全てオーナー。
すでにそれぞれの茶葉の横にチョークで花量が書いてある。
yin花準備中、オーナーは茶葉の等級や行程状態や仕上がりイメージ、
今日の花の状態等々から判断し、花量を決定しチョークで指示する。
全種同じ加工をやっているように見えるが、全種違う茶葉。
当然、使う正花量も全種違う。
花は活きている。
茶葉も活動を続けている。
日々の気候も違う。
教科書どおりにはいかない。
長年の経験と勘とセンスが命。
篩花進む。
篩花機、活動中~。
ド・ッド・ッド・ッド・ッド・ッドーーーー。
叫ばなければお互いの声が聞こえない~。
傾斜している篩花機には篩花用の2種の篩いがセットされ、
毛花たちは上から下へと篩われながら選別される。
下からは2種類が出てくる。
画像右は、正花。
画像左は、まだ標準まで開いていない花、もう少し養花が必要。
左から出てきた花。
もう少し養花する。
或いは、等級の低い茶葉に使う。
右から出てきた花。
正花♪
愛莉花茶に使うのはこれー!
篩花機の側面から出てくるのは、小花・紅花・ゴミ等々。
赤茶色に見えるのが紅花。
摘むタイミングが遅すぎた花、1~2日前に摘めば正花になれた。
香気タイミングがすでに過ぎ、傷み出し微醗酵した紅色に変色している。
こうなるともう好い香りはしない、放っておけばさらに臭くなっていくだけ。
yin花には使えない。再見~。
小さくて白い硬い蕾のままなのが小花。
摘むタイミングが早すぎた花、1~2日後に摘めば正花になれた。
蕾が開かないので香気も開かず、いつまで待ってもこのまま。
養花しても開かない。yin花に使う意味なし。再見~。
『モ~モ~』にあげる!
この小花の比率が多いと、毛花としては等級が低くなる。
小花が多いのは摘花法が悪い、花茶生産者としては一番避けたい毛花等級。
小花は重量があるのに使えない花だから。
例えば、小花が4割も入っていたら、100キロの毛花を仕入れても使える花は6割以下。
多少安く仕入れられても、オーナーも私もそんな毛花等級は仕入れたくない。
しかし、それぞれの工場オーナーによって方針は違う。
近くの工場は今夜、小花4割の安い花を大量に仕入れていた。
一般的に、花茶の注文主と製茶側とは、毛花量で話が進む。
小花が多いほうが毛花は安い。安い毛花を仕入れた方が製茶側の材料費安くあがる。
がははオーナーは、等級が低い茶葉にも、その日の相場標準より多少高くても
等級の高い毛花を必ず選ぶ。これはオーナーもともとの方針。
『花茶に重要なのは花の品質、安い茶[土丕]でも花が好ければましな花茶になる。』
『花茶作るのに花でけちってどうする?信用が落ちるだろ。』
『5yinしたって安い花の5yinなら、好花の3yinの方が遥かに好い花茶になる。』
『香気の低い安い花で5yinしたって6yinしたって、そんなの意味なしだ。だろ?』
『多少高くても必ず高品質な花を選べ。』
『その日そういう花品質がなかったら?仕入れるな、そういう時は待つんだ。』
愛莉花茶には、9ceng花という素晴らしい等級の毛花のみ事前予約して仕入れる。
他にも、愛莉花茶の花にはいくつかの条件がある。
全部満たした花を使わなければ、愛莉花茶とは言えない。
そんな花、予約しない限りありえない。
それから、好い花オーナーとの縁がない限り、ありえない。
花オーナーとがははオーナーとは、20年以上の付き合い。
中国で言う義理の兄弟の関係。がははオーナーが兄。
(ちなみに、私が男だったらオーナーと私も義理の兄弟。
がははオーナーは私の大兄で、花オーナーはちょっと下の私の弟。)
オーナーは、この花オーナーが薦める花以外仕入れない。
花園の管理や土壌や農薬関係などの状況、花質を一番わかっているのは花オーナー。
花オーナーも、がははオーナーの要求をよく理解しているから、
愛莉花茶加工日は必ず自分の仕事が終わってもここの工場に来て、
加工参加しては開花の経過を確認しながら一緒に時を過ごしていたそうだ。
今夜も一緒に作業している。
愛莉花茶は、このふたりの協力なしには作れない。非常感謝。
さて、赤く見える紅花は、前日の気候が影響するし、篩花で取りだせるし、
とにかく重量が軽いので、仕入れ時に重量の重い小花ほど重要視しなくても好い。
紅花が若干大目でも、その日の正花が高品質であればそっちの方が毛花品質として優先。
今日の毛花は9ceng花。
要求通り!! 超ーーー高品質~♪
あ。そろそろ篩花が終わる。
次の作業に進む。
更なる力仕事が始まるよーーー。
今年のオーナー、パジャマじゃない?!
細かい指示を出しながら、一緒に作業しているーーー!!
その後姿。。。
かっこいいぜーーー大兄~!!
その後方で、白い小山に見えるのが愛莉花茶♪
まずは、愛莉花茶の特殊茶その1「香珠(仮)」から♪
最後まで付き合ってくれる便乗者が数人いるので、
特殊茶その2「花芯(仮)」より多い。
ふんわりと空気を含めながらつぶさないように茶葉と花を拌(平均に混ぜる)。
お次は愛莉花茶の「花芯(仮)」♪ 「種子」じゃちょっと・・・ねぇ~。(笑笑)
オーナーと私分だけになっているので「香珠(仮)」より小山。
真っ白だよおおおー♪
どこに愛莉花茶はいるのでしょう~、うはは!
左上隅、ちりとりみたいのに入ったのが蓋面用の茶葉。
蓋面用の茶葉は拌した後に使うので、別にとっておく。
まずは鍬で軽くほぐしてもらっ。。。たら。
私の出番だあーーー♪
ほい来た!
両手でやさし~く拌。。。。平均に。。。平均に。。。(ごめん、写真撮っている余裕なし)
はいできた!
すぐにオーナーが全体に蓋面してくれる。
黒く見えるのが、別にしておいた蓋面用の茶葉。
小山の表面にまんべんなく茶葉で薄く蓋をする、っと。
一丁あがり~♪
次次ー!
こちらは今夜が提花。明日には仕上がり、すぐにドナドナされる。
拌した後。
提花したら復火もホン干もしないので、提花の花量は少ない。
茶葉の表面に花香を付けるのが提花。
茉莉花茶は、提花するのが基本。
でも、愛莉花茶はしな~い!
今夜yin花する茶葉の山たち。
山ごとに等級が違う。
篩花機の隅にあるこの山は、朝から圧花していた茶葉。
等級の低い量産用の安い茶葉。
あ、提花も同時にされている。
ここまで安い茶葉に、鮮花使って提花することはほとんどない。
前の晩、別の茶葉のyin花で使った花を再利用して香りを移す。それが圧花。
yin花で使った後の花も、まだ香りは若干ある。
お茶で言えば、出がらし・・・って感じ。だけど、出がらしのお茶でも
白湯よりはなんとなくお茶の味するでしょ。そんな感じーーー。(笑笑)
オーナーは、この茶葉の圧花には今日の鮮花も混ぜて提花してあげている!
こちらの籠の中に入っているのは、まだ養花が必要な花。
さっき、篩花機の下の画像左側から出てきた花ね。
もう少し養花して、yin花標準まで開くまで待つ。
量は少ない、養花するのにそんなに時間はかからないはず。
あとどのくらいかな~。
工場内、拌の作業がどんどん進んでいる。手伝いまーーーす♪
茶葉の種類ごとに、次々に拌していく。
師匠が鍬で軽く平均にして拌しやすくしたら、ふたりで両側から拌していく。
平均に。。。平均に。。。
力が必要な作業。
茶葉は重い。汗が流れ続ける。でも汗拭いている余裕なんかない。
茶葉が工場内を舞う。
全身茶葉だらけになる。
拌する人は頭にタオルを乗っけて。。。っと。
そうでないと、髪の毛も顔も大変なことになる~。
眼にも入って痛いし、鼻の中なんかもうむずむず。。。ぶ・ぶ・ぶえっっっくしょーーーい!
拌したら成型し、蓋面用の茶葉を全体に平均して薄く載せる、と。
茶葉箒できれいに山をまとめて。。。
はい、この山はyin花開始~♪
次次ーーー。
拌の最中、世の中はこんな感じ↓
茶末や茶毛が舞う。
ぶ・っっっはあ~~~。
げ・・・瞬間で撮影してすぐカバーしていたのに、すでにカメラは真っ白だぁ。
拌してyin花に入った茶葉の山が増えていく。
あともう少し。がんばれ~!!
ほとんど近所のこのおばちゃんふたりで拌している。
それぞれ孫がいる、そんな年齢だよ。すごい力持ち!
それに、このふたりの息がぴったり♪
このふたりのおばちゃん、今はそれぞれ工場がつぶれちゃったけれど、
この村で花茶製茶歴は長い。。。さすがだーーー♪
女性だからかな、なんとなく例年より拌の方法が丁寧に感じるのは私だけだろうか。
1回、2回、3回、、、最後まで行ったらまた戻って、1回、2回、3回、、、また戻って?!
1回、2回、3回ーーー、うお~間違いない。丁寧だあ~~~!!
1回ずつの拌も、今まで見てきた外地の男性たちよりはるかにきれいに拌されている。
さ・す・が~♪
おばちゃんたちが拌している間、私はなにやってるかって?
れれれ~♪ のおばちゃん!
愛莉花茶の時以外はね。(笑笑)
オーナー? 私と一緒。
れれれ~♪ のおじちゃん!
拌すると花も茶葉も飛ぶから、拌する後ろに付いてどんどん茶葉箒で寄せ集めるの。
何度も何度も。。。茶葉の山の周りをぐるぐる回りながら。。。
工場内、外より温度高くて風がないから、これでも汗だらだらだよお~~~。
作業終了!
全ての茶葉の山がyin花開始~♪
工場にかぎ掛けて、このまま数時間yin花。
深夜翻して通風の作業するまで、一時解散。
あ、あづいぃ・・・。のどかわいたぁ・・・。
冷ました茉莉花茶、ごくごくーーー。う・ま・い~~~。あーーーん、天国~♪
風がある場所、どこぉ~。
いたいた、右が「少少」、左が「多多」。
この子たちがいる場所が、一番涼しい~。
『愛子ぅ~、夜食食べに行くぞー。』byオーナー
「ういっす~!」
ふたりでお散歩。
やっぱ、焼き青瓜(きゅうり)でしょ♪
徹夜で準備をしてなんとか日本を飛び立てた。
約8時間後、無事に到着!
すぐに5yin目の花達も到着!!
「もしかしたら4yinに入るかも」と私が書いた直後、
気温40℃を超えたその日の高香花を使って4yin決定。
本日も好花! ただいま5yin中~♪
あと2時間くらいで(日本時間5時頃)通風する。
それまで休憩。
yin花加工作業で何度も大汗。水浴びた。
少し横になる。ねむい~。
ん? なんだ? この音???
ホン干機が動いている音? だよおーーーっっっ。
うーーーわ、やっっっばあああーーー。(階段二段飛び~)
愛莉花茶は? どこどこ??
・・・げ。
もしかして・・・終わっている?
2種の特殊茶・・・起花も?復火も?
うっそーーーん。こんな早かったっけ?
茶葉は人を待たない、だね・・・とほ。
いたいた。ちょもりん、おはよー♪
あれ???
なんか違う。
ああ~~~なんだ。違う茶葉じゃーん!
好かった~間に合った♪
しかし、オーナー丁寧にしているなぁ。
どれどれ。。。ひえーーー、香~♪ これも飲んでみたい。(笑笑)
でも、その前に愛莉花茶の起花と復火。
まだ大丈夫かな? だね!
顔洗ってこよ、っと。。。ダーーーッシュ。
顔洗った! ダーーーッシュ。
化粧水も何もつけない。その意味ない。すぐにまた顔洗うことになるもん。あはは!
脚洗って裸足で工場に入ります!
起花(茶葉から花を取り出す)と進んでいる。
それを片隅から眺めているのは。。。
香珠(仮)のちょもりん♪
どれどれ。。。
おっはよ~♪よく眠れた?
きえーーー♪なんだこの花!
まだyin花状態が続いている。
昨日の愛莉花茶用の花。。。本当に好かったんだ。
その2、花芯(仮)は。。。
おっはよー♪眠れた~?
おっほーーー♪
まだまだ! こりゃ起花はまだ先だね。。。すっごい好花!
他の起花から進んでいる。
手伝いまーす!
夜は篩花機、朝は起花機に変身~♪
茶葉から花を取り出すのが起花。
ひとつの機械が二通りに使える。
中にセットする2種の篩の種類を、用途に応じて変えるの。
この種類にyin花していた花の一番好い香気タイミングは過ぎた。
香気ピークは過ぎたが、まだほんわりとその好い香気が残っている状態。
ただし、このまま一緒にしていたら劣化していく花香まで茶葉に移ってしまう。
なので、まだ好い香気が残っている今、花香が悪い香りに変化する前に、
茶葉から花を取り出す。
茶葉&花。。。一晩だけの逢瀬。。。朝が来ればお別れね。。。再見~。
大丈夫!
花の姿は消えても、茶葉の中にはその素晴らしい香りがしっかりと
見えない姿となって残っています♪
この種類は好い等級の茶葉よ~♪
オーナーが毎年力を入れているオリジナルの1種、100%今春の頭春茶。
100%の新茶で作る茉莉花茶なんて実際は少ない。
オーダーでもしない限り、仕上がった花茶の中で探しても無理無理~。
昨年や一昨年の陳茶を新茶とブレンドするのが花茶として一般的な加工だから。
特に今年は、春の茶[土丕]価格が1.5倍~2倍だった。
原料となる茶葉が、毎年高騰している。
となれば、100%今春の新茶で以前のような予算で好い花茶なんて作れるはずもない。
頭春茶100%で作ればもっと高価になる。
花茶現場は、毎年厳しくなっている。
そんな中で、100%新茶でしかも頭春茶でオーナー自信作!と来れば!!
とおおおーーーぜん、愛莉花茶になる1種で~す♪
当然予算は上がるが・・・仕方ない、これも時代の流れ。
だからこそ、こだわった好い原料を選択し予算をかける愛莉花茶だからこそ、
可能な限り好い加工条件で仕上げたい。
まだ便乗者と一緒、というよりも、ここまで便乗させてもらった、という感じかな。
多yin独立するまで少しでも量が多いほど安定加工ができるから、
ぎりぎりまで独立させない方が好いのであ~る。
起花機からは、昨夜の篩花と同じように3箇所から分かれて出てくる。
ただし、出てくる種類は篩花機仕様のときとは違う。
真ん中。
花。たくさん。
上段の篩で取り出した花。
まだ香気の名残あり。低い等級の圧花に再利用する。
左。
花と茶葉。少なめ。
上段の篩で離しきれなかった種類。
この後、手でひとつひとつ花を取り出す。
右。
茶葉~。花の次にたくさん。
上段と下段の篩で花を取り出せた茶葉。
この茶葉たちが次に向かうのは、復火!
起花で取り出したまだ使える花は、低い等級にあげましょう。
圧花。
これだけ集まれば、まだ香気はある。
香精(人工香料)使うよりも香りは弱いし手間もかかるが、
自然な香りに仕上がる。
オーナーは基本的に香精が嫌いで使わない。
私も香精使った花茶は飲みたくない。
安い等級の花茶にはよく香精が使われる。
香精を使った方が簡単で安く大量に仕上がる。
一般的には、飲んで香精使っていることを見分けられる人は少ない。
飲んでも分からないように加工するし・・・。
100%新鮮な茉莉花を使った花茶なんて市場に存在しないし・・・。
それを茉莉花茶として最初に飲んだとしたら、『花茶はこういう味』だと
認識されることでしょう・・・。
でも、新鮮な茉莉花を使った花茶を飲みなれている人が飲んだら、
『なにかが違う』と気が付くことでしょう・・・。
汗が。。。滝だよぉ。。。
私は籠がいっぱいになったら籠を変える人&花籠を運ぶ人。
あづいよぉ。。。まだ朝なのに。。。ふぅ~。
オーナーは?
箱詰めしてる!
手伝いまーす。 れ~れれ~♪
4yinまで愛莉花茶に便乗していた種類、昨夜は出荷分のみ提花した。
提花したので復火はせず、このまま箱詰めし出荷準備。
福州にドナドナね、再見~。
あ。そうだ!これこれ。
明るいうちに《心の隊員》に紹介しなくちゃ。
れれれ~♪ の茶葉箒だよ。
こちらは、ほうき草を使った茶葉専用のほうき。
実も付いている。
《心の隊員》のみなさま!
みなさまには、最後の最後の精制(茶葉チェック)に参加していただくことになるので、
そのときに備えてちょっとご紹介でーす。
愛莉花茶の中に小さな実が入っていたら、きっとこの茶葉専用「ほうき草の実」です。
もしもまだ残っていたら、これも飲む前に取り出してくださいね。
早い話が「殻付きとんぶり」。あはは。
飲んでも人体に害はありませんので気にならない方はそのままでも。(笑笑)
どうぞよろしく~♪
夜中。
通風、寝ぼけ眼で作業。
暗くて(&眠くて)画像失敗。
工場に鍵かけ、朝まで茶葉と花は一緒に寝る。
私も寝る、朝の起花作業まで数時間、爆睡。
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朝。
工場のホン干機が動き出す音で気が付き、飛び起きる。
起花、復火。。。ホン干機の裏は灼熱の火の部屋。
工場内も温度上昇、肉体労働。
目覚めて数時間大汗、汗拭く暇なし。
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午前。
2種の愛莉花茶、5yin後の涼通。
yin花継続する他の種類、箱詰め終了。
出荷直前の提花した種類、起花。
愛莉花茶はしばらく涼通、
好い状態まで熱を冷ましたら後で箱詰め。
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昼食後。
愛莉花茶2種箱詰め終了!
このまま休憩させ、明晩お腹が空いた頃
6yin目の花をあげましょう♪
明日も好花が採れますように。。。
あと数時間で今日の花が届く。
今夜は提花種類の加工。
熱い~。
今夜は花量少ない。
提花のみ。yin花の種類はない。
成品直前数種を提花。
養花→花開→茶葉に混ぜる→寝かせる、提花中~。
熱い。。。江辺散歩。。。水浴び。
提花後は通風もホン干もしない、起花したら出荷準備。
早朝4時頃から起花が始まる。
2時間半眠れる。寝る。
朝。
起花。数種箱詰め。
全部で1トン以上の花茶。
昼までに出荷準備。
毛まみれ汗まみれ。
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白雪芽&小龍毫。
愛莉花茶分のみ保留、今夜から単独加工、多yin目指す。
私の必要量、少量すぎる、好い加工にならない。
オーナー助けてくれる、自分の分も足して、2人分でyin花続ける。
感謝。
ふたりで白20キロ小10キロ仕上がり、目標。
好加工のための最少量。
何割残るか、すでに開始時の約2~3割削れている。
愛莉花茶独立分残し、提花後の白雪芽&小龍毫は福州へドナドナ。
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2種の単独愛莉花茶の茶[土丕]。
春に完全オーダーで作った緑茶。
名前はまだ決めていない。
自分の子供の名前は自分でつけろ、とオーナー。
募集したいが画像出せない、後回し。
私の必要量少量、近所数件で分け合う。
この原料茶葉の質・形、他の市場には存在しない。
オーナーご自慢、日に何度も言う、もうわかった、ありがとう!
愛莉花茶分10数キロでは少なすぎる、オーナー分追加してくれていた。
少しでも量が多いほど安定した加工ができる。
感謝。
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とんでもないモンスター、作り始めている。
迷っていた、が、もう決めた。
飲んでしまった私がばかだった。もう止められない。
茉莉花茶としては高価すぎる、個人で買い取ってもかまわない。
腹は決まった。
もう誰にも止められない。
2yinですでにモンスター、ある有名なところへドナドナ。
オーナーと私は7yin目指す。
もしかしたら7yin必要ないかも。
やってみないとわからない。
春にある人が完全オーダーした茶[土丕]。
オーダーするには高価過ぎて量多すぎて私には手が出ない、
春に便乗しといた、昨夜分けてくれる量決定。感謝。
オーナー分も合わせる、商品ではなく自分用。
加工が安定する、助かった、感謝。
この品質、市場に存在するはずがない。
このモンスター、話すと長くなる。また。
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花産量、少なくなってきた。
今夜オーナー希望800斤(400キロ)鮮花。
だが量足らず。200斤(100キロ)採れるかどうか。
花オーナーとも相談。
がははオーナー言う。
今しか採れない好花、今日の分は愛莉花茶に優先。
花がなければyin花できない、オーナーの他の茶葉は後回し。
感謝。
夕方、収穫量と花質をみて最終決定。
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今夏雨少ない、日照り続き、気温高い。
=花産量少(蕾少ない 生長遅い)
=花高品質(香度高い 濃度高い 粒大きい)
=高値だが高品質
最高の花茶年ーーー♪
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愛莉花茶、5年保存目標で加工&仕上げ。
一般花茶、1ヶ月以内に売ること前提に加工&仕上げ。
今の問題、愛莉花茶仕上がり最後まで好花が採れるかどうか。
私のだけなら量が少ないからいけるだろう、と花オーナー。
しかし、愛莉花茶優先したらがははオーナーの茶葉は?
採れたときにやるからいい、とオーナー。感謝。
花量少ない時期、生き残った工場同士で譲り合う。
工場、以前の3分の1、片手以内になった。
あと3年もしたら、愛莉花茶もう作れないかもしれない。
今年がラスト、そんな意気込み。
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愛莉花茶。
一番産量多く高気温続いた価格安定時期に4yinまで進めて正解。
吸香する前半の3~4yin、後半yin花より花量必要。
オーナーの判断に感謝。
この先、更に花産量少なくなるだろう。
本当に最後まで持つか。
花オーナー頼む、好花採れたらこっちに回して、お願い!
ふいみん!
ありがとう♪
すごいモンスター、今年来るよ。
今夜3yinに入る。
お茶代も・・・きっとモンスター。
足りなかったら、作るだけ作って、中国で買ってくれる人探そうと思っている。
今夏も行商に出ることになるかも。(苦笑)
花茶、マンゴー、おいしい♪
夏、嬉しい♪
夕食後。
花届く。200斤(100キロ)強。
花少ない。愛莉花茶5種+1種、のみyin花。
他2種提花、明日ドナドナ用。
今日の花、昨日より好。
成熟度好い、9ceng以上、香度高い濃い、高価。
遠いところからやってきた。
本地花、収穫足りない。明後日分本地花、予約。
養花後、花が開き始めたら選別、そしてyin花開始~♪
まだ早い。休憩。
花量少ないので養花早い。
好香。
朝4時半頃、通風。
今年、花少ない。
工場、減った。
前とは夜の大気が違う。
04年、夜の大気いっぱい茉莉花の香り、
各工場から溢れ出していた。
今年、夜の大気に茉莉花香がない。
そういえば龍井も。
朝から夜中まで村中に溢れていた炒茶の香り。
今年は以前のような炒茶の香りが各村になかった。
機械化され、手青鍋がなくなったから。
茉莉花、少量でも工場には香りが溢れている。
しかし、大気にまでは溢れていない。
さみしいなぁ。
寝よ。4時間眠れる。
愛莉花茶、yin花順調~♪
昨夜から朝までyin花。
昨日の花質、素晴らしい!!!
天3yin、王6yin、種5yin、白6yin、小4yin。
《心の隊員》全員分「yin名」。
みんなの名前、全種にyinしました♪
そんなことしても味は変わらない?
そんなことはない。
笑ってください。かまわない。
私は信じている。
想いは茶葉にも通じる。
茶葉は活きている。
刻々と活動をしている。
話しかければ茶葉はもっとおいしくなる。
人の心がおいしい茶葉を仕上げる。
これまでも、今も、そう信じている。
理屈や理論では説明つかないこと、
高い知識や技術でもどうすることもできないこと、
製茶にはたびたび起こる。
天地人が一体になったとき、モンスター級の茶葉と出会える。
人の心、強い想い、不思議な力、おいしい奇跡を起こす。
あとは努力するのみ。
信じる、そして全力を尽くす。
オーナーは笑わない。
一緒に汗流しながらうんうん♪とうなずいていた。
今年は働くオーナー、パジャマではない!!
朝に晩に一緒に汗流す。
工人少ない。工人費高い。出荷茶葉少ない。
住み込み男性外地人いない。
通い本地人ふたり、女性。
04年3人いた師匠、今年は1人。
びんびん&かんかん、2人の息子も休み返上、働く。
私も働くおばちゃん。
朝~昼食後。
愛莉花茶。復火、涼通、箱詰め。
次のyin花まで箱の中でお休みなさい♪
福州に出る。一泊。
換金、日用品買出し、等々。
明日の花が到着するまでに戻る。
福州朋友達、さっそく出迎え。
誰にも言うなと言ったはず、口止め通用しない街。
やめてくれ、酒は飲みたくない。
まだ作っている途中、終わってからにしてくれ。
わかったわかった?
飲まなくていい?
食事だけ?
なわけない。
そんなことは通用しない、ここは福州、熱き街。
嬉しい歓迎、辛い酒。
今夜は何人?
すでにゴングは聞こえたよ・・・カーン♪
福州必需品、二日酔い薬、オーナーの家に置いてきた。
あぁ。。。私が甘かった。
飲まずに去れると思うな福州。
ありり???
お兄ちゃん@管理人、お茶端会議室無くなっちゃったの?