霧の中の紅芽

昨夜から霧が出始めた。

今日は朝から濃い霧、ひんやり寒い。
家の中で16℃くらい、外はそれより5℃ほど低い。
数日後には気温上がるから我慢していたけれど、
やっぱり毛布を出す。

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霧の中の紅芽たち、ご機嫌いかが♪

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紅芽がいっぱい!!!

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家の前のこの辺り、発芽率がすごい☆
ここは私の樹ではなく、うぇいうぇいの樹。
うじゃうじゃ♪

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いつまで見ていても飽きないわ~♪
ぞくぞくだよ、かわいいな~、楽しいな~、摘みたいな~。(笑笑)

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では、私たちの樹を見てみましょう!

生態茶、まずは「地」。

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ほーら、少ないでしょ!
生態茶はもともと発芽率は低いの。

気にしなくて好いのよ、ゆっくり生長してね。
量は必要ないの、好い芽だけに集中して栄養蓄えてね。
茶摘みまであと一か月以上あるからね、
マイペースでオッケーよ。
おいしくなあ~れ♪

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他の場所と比べると発芽率は低いけれど、
ひと芽ひと芽が大きくてとってもいい感じ☆

「天」も見ようとしたら、バラバラと大粒の雨が降ってきた。

 

お茶タイム。
18秋【初代樹】、翠岩山。

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わわわ。。。このお茶大変だ、すごい香りがする。
こういうのはなかったような。。。作った時から気になっていたけれど、100日過ぎて凄みが増している。
どうしよう☆

 

空が明るくなってきた、雲が行った!
大工仕事、一時中断。
生態茶「天」の様子を見に行きましょうー。

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こちらは「地」より更に少ない。
けれど、やはりひとつひとつが大きい!重そう!
しっかりと好い紅芽になっている♪
いい感じ☆

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この子たち、今春はどうなるかなあ~~。
昨春みたいな特殊現象は、また起きるのだろうか?!

 

周りの野生の樹も見てみましょう!

どこに茶樹があるか分かりますか?
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野生の大葉烏龍。
紅芽鉄観音ではないので、芽は紅色ではない、緑色。
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こちらは野生の紅芽鉄観音。
同じ紅芽だが、茶園の芽とは発芽状況が大分違う。

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鉄観音の芽が全部紅色になるわけではなく、鉄観音種の中でも紅芽になる種類はごくわずか、他の大部分の鉄観音種の芽は大葉烏龍や他の品種のように緑色。更に、紅芽の中でも樹や場所や気候によって紅色の濃淡が違い、いつもは紅くなるのに全く紅色にならない緑芽の年もあるそうだ。
昔、この地方がまだ原始林で茶園などなかった時代、おじいとおとんは、山の中に入ってこういう野生の紅芽の好いものだけを探し出して、その枝を持ち帰り大切に育てて、それらがいつしかおとんの家回りで根付いていくつかの小さな茶園となり。。。その樹たちを今、なぜか私がお茶にしている。(笑笑)

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持ち帰る状態にはまだ早い、
もっと生長して脇芽が見えてから。

 

行ったあの雲、標高の低い場所は今頃大雨だ。
こちらは青空になってきて、明日は晴れそう♪

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夕食後、おとんと品茶。
18秋【古茶樹】、天樹山。
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わああ。。。これも大変なことになっている☆
『すごい、飲んだ後に口の中にいつまでも香りが留まる。』
「うん、姿が消えた後の存在がすごいね、自分の口が香る。」

 

ちょっとおかしい。
一体どういうことなんだろう。
飲むお茶、飲むお茶、ことごとくおいしい。
たまらない香りがする。
どれも違うのに、どれも大好きな香りだ。
気分が上がる。
翌日まで漬けても雑物が全く出ない、澄んでいる。
口に入れる前も飲んでいるときも飲んだ後も、気持ちが好い。
17の春からの茶葉、全部だ。
おかしい。
どういうことだ。
私おかしくなっちゃったのかな?

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