03年12月、お茶と作り手さんと畑に会うために安渓へやってきた私は、タイミングよく数日後に開催される中国茶産業国際サミットと茶王賽決勝も見学できるのでは、とチケットの手配をお伺いしたところ、せっかくなので発表してほしいとのご依頼を受けました。
『ご挨拶だけすれば好いのかな。』
などと気軽にお引き受けしてしまった後で知ったこの発表の意味は、
サミットのメインのひとつである中国茶産業発展討論会に日本代表として出席し、
[問題提起をメインとした小論文を発表して欲しい、]ということでした。
中国茶各界代表のみなさまの論文発表の場に同席させていただく、
ということでもありました。
全くの突然で、思いもよらぬ展開でした。
なんの準備もなく、資料はきれいさっぱり一冊の本すら日本から持参していない状態。
しかも、私の中国語学力はひどいものです。
しかし、一度お引き受けしたからには、真剣な場を汚さないように、
とにかく私に出来る範囲で最大限に努力いたしました。
結果、5日後の発表に間に合わせるため、内容を完成させるには限界がありました。
[また、30分内に収めるため、実際の発表は内容を一部省略いたしました。]
[内容にはまだまだ課題も多く、手を加えたい箇所や添付したい資料、
また不適切な表現や認識不足も目立つかもしれません。]
それでもあたたかく迎えてくださり、真剣に耳を傾けてくださり、
拍手を送って下さった討論会ご出席の中国茶各界代表のみなさま、
励ましと労いの言葉をかけて下さった各関係者のみなさま、
発表後に興味を持って声をかけて下さったみなさま、
全ての方に心から感謝申し上げます。
特に、この機会を作ってくださった氏には、感謝の極みに尽きます。
大変貴重で有意義な経験と勉強をさせていただきました。
今後ともご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。