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品茶
【極品の鉄観音をおすそ分けする条件♪】
これから書くことに、目を通してくださることを条件にさせてくださいね♪

『ゴチャゴチャうるさいなぁー。』なんて思わないでね〜!基本的には、どう品茶しても個人の自由。。。

作り手さんたち・品茶師たち・茶葉セラー管理人etc&私たちからのメッセージ。

現地の方々の声&学んだこと・・・です♪

《お茶葉を無駄にしないでね♪》
師曰く『極品同士を比較するなんて、無駄使い以外の何物でもない!』

どこの産地でもその道の人々から言われます

極品同士のお茶を比較品茶すること、また極品茶を他の種類のお茶と一緒に品茶することなどは、
『お茶葉とお金の無駄遣い。』『比較する必要と意味がない。』

通常、極品茶は1種ごとにじっくり時間をかけて味わいを楽しみます。

茶王賽などのコンテストは目的が違うので別です。

(コンテストでも、違う品種や、同品種でも大差ある等級の比較を同時に品茶はしません。)

他のお茶葉にも言えることですが、特に03秋:鉄観音極品の4種は、すでに極品の中の極品で、
作り出すこと・見つけ出すこと・手に入れること・保存すること、すべてにおいて非常に難しく、
それを品茶して味わうことができるのは、ひとつの流れ星を見られるくらいの確率〜☆

Aセットの中でを比較すれば、総合的にが優れているに決まっています。

を比べても同じこと。お茶代が違います。

は、作り方が違います。(私が本来探しているのはこっちのタイプ!)

2、3、4は、現在主流の作り方です。

しかし、でも、すでに今秋の素晴らしい極品茶です。

仕上がりのタイプで好き嫌いがあるのは、個人の好みがあるので自然なこと。

でも、4〜5煎しか飲んでいないのに『ポイッ』なんてしないでね♪

《もし分からなくても、気にしないでね♪》

師曰く『ある域を超えたお茶の好さを分かる人は、普通はいない!』

お茶葉は、通常3段階くらいで大きく等級が分かれます。

低・中・高。その上を行くのが、高の中の極品。

その境界線の中の味わいは非常に微妙になり、多くの人には差が分かりにくいです。

何年何十年、365日朝から晩まで鉄観音を飲んでいる人にさえ、極品茶を分からない人は多いそうです。

逆に、境界線付近は比較的差が分かりやすいです。

また境界線内でも、好茶とそうでないお茶は分かりやすいです。

分かりにくいのは、境界線内にいる好茶同士。

極品セットは、4種とも紛れもなく極品の境界線内です。

(Cセットの4種もひとつの境界線内です。Cセットの中ではが私のお気に入りのタイプ!)

多くの反対意見の中、私の意志により極品茶を品茶セットにしてしまいました。

「分かるか分からないかも、飲んでみないと分からないじゃーん!」

1〜2回分飲んで全てが分かったら、その日から茶王賽の審査員♪(笑笑)

《出来るだけ早く飲んでね♪ & お茶葉本来の姿を見てね♪》
師曰く『ガゼットの質?まだそんなこと言う人がいるのか?

その中のお茶本来の味がわからない人には飲ませるなーっ!』

これまでにもお伝えしてきましたが、お茶葉は、保存のために一緒にしておく量が多ければ多いほど、その本来の味に近く保存できます。

現地では、どんなに少なくても250gは一緒にしてほしいと言われます。

鉄観音は真空にするのが現在では基本で、中でも清香型は劣化しやすいので保存の際の真空は絶対になっています。
それでも香りや味わいは、正確に言えば日に日に薄れていきます。

特に今年(03)、鉄観音の高級茶は7g真空が流行しています。

飲み手の便利さ・衛生的・劣化防止、などの理由が大きいそうです。

例え250gでも一度真空を開けてそのままにしておくよりは、状態が好いのです。

飲む分を取り出し、毎回すぐに残りを真空に出来る環境がある人は少ないですものね。

極品にいたっては量産ができないので、250gにしてしまうと他の方にお分けすることも出来ません。

質の良いガゼットも出てきていますが、まだまだ日本製の良品のようにはいきません。
真空の技術も以前より進んでいるとは言え、真空後に空気が入ってしまうものもまだまだあります。

今回、7gのガゼットは、中でも遮光性の高い匂いの少ないものを選んで購入、内袋は使えませんでした。

30g・50g・100gなども同様に選んだ後、少しでも匂いの影響を少なくするために日本で作って準備していった内袋を使いました。

一般に、仕上がり後にお茶葉に付いたガゼットなどの匂いは、お茶葉そのものが劣化しているわけではないので
2〜3煎するとほとんど消える場合が多いのですが、繊細な味わいの極品茶ほど、時が経つごとに匂いなどの環境の影響は出やすくなってしまいます。

(しかし、鉄観音は3〜4煎目位から大きく味わいが変わり、分かりやすくなる!)

7g真空の極品茶は、できるだけ&できるだけお早めに♪

包装しない状態でお分けできません、お茶葉本来の姿を見てね♪

《ちゃんぽんしないでね♪ & 体を壊さないようにね♪》
師曰く『品茶の時は必ず吐き出せ!』

多種を一度に品茶する場合は、体を守るためと全てのお茶を正確に品茶するため、飲み込まずに全て吐き出します。(利酒と同じですね!)

個人の体質により差はありますが、どんなにお茶が分かる人でも、お茶が体に吸収された段階から感覚は少しづつ変化していきます。

等級の低い茶葉から始め、順番に等級を上げていきます。

順番が逆だと、品茶は難しくなります。

しかし、極品茶まで来ると吐き出しません。(それこそ無駄使い!)

もっとも、極品茶を飲んでも体は壊しませんが、飲みすぎはやはりお勧めできません。

また、一般的に、同じ日に種類の違うお茶の品茶はしません。

これも、体を守るためと、正確に品茶するためです。

極品茶が控えている場合は、特にそうです。

あくまで真剣に品茶する場合のことで、お気に入りのお茶の時間を自由に楽しむ場合のことではありません!

特に極品茶を飲む時は、その前にたくさんのお茶を飲みこまないでね♪

お茶の飲みすぎで体を壊さないようにね♪

《おいしいお茶を飲みたいっ♪》
師曰く『分かる人だけに飲ませろ、常識だろ!』

私たちが大陸に着いて早々、毎日朝から晩まで倒れるまで、大量に品茶&品茶したのは、予約した好茶の数々を理屈ではなく感覚で少しでも正確に感じられ、そこから欲しいお茶を絞り込めるように、極品茶を始め各等級の好茶と飲んではいけないお茶などを体中に叩きこみ、体中の五感ですぐに好茶に反応できるようにしたという、短期集中の真剣な強行手段です。

大量のお茶葉を使いました。一日で大きなバケツに山盛り一杯です。

お茶代は計算できない・・・想像を絶します。

多く方のご協力とご指導をいただきました。

これは、他の産地でも同じです。

毎日鉄観音の体になっていた日々から、もしいきなり龍井に移れば、龍井に体が反応していた時の感覚は薄れていますので、また叩き込み直し、体中の感覚を龍井に戻します。

感覚が「来た」時に、予約茶の絞込み&確認品茶の繰り返し。時間が必要です。

そうやって、各地の好茶を選んできています。

買える量は限られているので、予算内で少しでもおいしいお茶を、自分が飲みたいものっ♪

更に、今回予約したお茶葉は、産地で仕上がってすぐに各茶ごとに一袋で真空、鉄観音専問の茶葉セラーで低温保存され、私たちが来るのを待っていてくれました。

品茶の時間に合わせて、時間をかけて茶葉の温度を戻し、開封。

決定したお茶葉を、私の希望に合わせて各地で多くの人が協力して一緒に真空にしてくれました。

そのお茶を飲めるまでの多くの方々の愛情や努力・そのお茶の味わいを理解しようとしない方にポイポイ渡したくないのは、そのお茶葉に関わった全ての人に通じる思い。

好き嫌い、分かる分からない、は別の話。

本気で興味がある人に飲んでもらいたいなっ♪

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