師曰く『ガゼットの質?まだそんなこと言う人がいるのか?
その中のお茶本来の味がわからない人には飲ませるなーっ!』
これまでにもお伝えしてきましたが、お茶葉は、保存のために一緒にしておく量が多ければ多いほど、その本来の味に近く保存できます。
現地では、どんなに少なくても250gは一緒にしてほしいと言われます。
鉄観音は真空にするのが現在では基本で、中でも清香型は劣化しやすいので保存の際の真空は絶対になっています。
それでも香りや味わいは、正確に言えば日に日に薄れていきます。
特に今年(03)、鉄観音の高級茶は7g真空が流行しています。
飲み手の便利さ・衛生的・劣化防止、などの理由が大きいそうです。
例え250gでも一度真空を開けてそのままにしておくよりは、状態が好いのです。
飲む分を取り出し、毎回すぐに残りを真空に出来る環境がある人は少ないですものね。
極品にいたっては量産ができないので、250gにしてしまうと他の方にお分けすることも出来ません。
質の良いガゼットも出てきていますが、まだまだ日本製の良品のようにはいきません。
真空の技術も以前より進んでいるとは言え、真空後に空気が入ってしまうものもまだまだあります。
今回、7gのガゼットは、中でも遮光性の高い匂いの少ないものを選んで購入、内袋は使えませんでした。
30g・50g・100gなども同様に選んだ後、少しでも匂いの影響を少なくするために日本で作って準備していった内袋を使いました。
一般に、仕上がり後にお茶葉に付いたガゼットなどの匂いは、お茶葉そのものが劣化しているわけではないので
2〜3煎するとほとんど消える場合が多いのですが、繊細な味わいの極品茶ほど、時が経つごとに匂いなどの環境の影響は出やすくなってしまいます。
(しかし、鉄観音は3〜4煎目位から大きく味わいが変わり、分かりやすくなる!)
7g真空の極品茶は、できるだけ&できるだけお早めに♪
包装しない状態でお分けできません、お茶葉本来の姿を見てね♪
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