2007年07月07日
発送遅れています(2007年07月07日)
今週品茶セット希望連絡くださったみなさまありがとうございます&申し訳ございません。「水曜夜には発送作業できる」 とお返事しましたが急ぎの仕事が入ってできませんでした。今晩提出物があるのでそれが終わったら作業し明日には出発します。 他のメールくださったみなさまもお返事遅れています。お待たせしてすみませんーーーっっっ。
投稿者 chinatyparty : 09:00 | コメント (0) | トラックバック (0)
≪期間限定:おまけ付き茶葉≫(2007年07月07日)
緊急企画、≪期間限定:おまけ付き茶葉≫をご紹介します♪
07愛里茉莉花茶の製茶開始実現が決定するまでの≪期間限定≫です。
登場するのは、06春の
【碧螺春】
【龍井】【鉄観音】
から各3種、計9種。
今飲んでとてもおいしい♪
出来立てが一番おいしいわけじゃない。
年を経ておいしさが増す中国茶がある。
いま伝えることができなければ次はないっ。
今回のみ、初めての方へも最初から50g少量の単品でお分けいたします。
送料は別です。
品茶セットではありません。
ご自身で品茶セット組み立ててみてください。(笑笑)
もちろん、1種のみでも大歓迎です!
ご興味ある茶葉をお好きなだけ選んでご予約ください。
※予約で終了した茶葉は、横に「終了」と書いていきます。
すでに茶友の方は私に直接メールください。
初めてご連絡くださる茶友の方は《品茶》のページの右上にある
【品茶してみるっ!】からご連絡お待ちいたしております。
(その際、そこに出てくる品茶セットは現在終了しているのでチェック項目は無視してください。)
【選べるおまけ】付きです♪
「研究茶葉」&「自宅にあった中国産」。。。私物です。
希望のおまけがなかったら・・・ごめんなさい、はは。
【おまけ1】と【おまけ2】のからひとつずつ、お好きなものを選んでくださいませ。
合計5000円以上になった方は、それぞれから2つずつ選んで下さい。
合計10000円以上になった方へは、更におまけで「秘密の茶葉」をプラス。
「秘密の茶葉」は届いてからのお楽しみ!
お届けは、7月20頃になります。
個人的な仕事の山を越えたら、予約分のみ小分け包装作業し一斉に発送します。
(※この企画外の現行の品茶セットは(こことかこことか)
順次お届けして
おりますのでどうぞ合わせてご覧下さいませ。)
【おまけ】は、いまこの緊急事態の企画に応えて品茶連絡くださる
全てのみなさまへ精一杯の感謝を込めて。
★おまけ1=私個人の研究茶葉
★おまけ2=自宅にあった中国産
★おまけ3=10000円以上になった方へは秘密の茶葉プラス
※予約で終了した種類から横に「終了」マークいれていきます。
【おまけ2】は最後にご紹介しますので、どうか最後まで読んでくださいね♪(笑笑)
おまけに釣られてでも何でも好いの、この機会に飲んでみようと思ってくれる
茶友が増えて次に繋がる可能性が広がるなら嬉しい。
だって、茶葉は眠っていてはいつまでも茶葉のまま、
飲み手がいないと「おいしいお茶」にはなれないもの。
『おいしい』『また飲んでみたい』そう感じてくれる茶友がひとりでも増えて
もっとおいしいお茶と茶友との縁に繋がることを願い。。。
さあ、行ってみようーーーっ。現在予約スタート♪
ちなみに、一番のぶっとび目玉は緑茶です!
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【06春 東山碧螺春】
☆茶葉状態とお茶代を安定させ時期特徴を分かりやすくするために調合。
びっくり。。。東山おとんの茶葉はやっぱり『モンスター碧螺春』だった♪
①《分前》 50g 12000円 =東山おとんの全分前茶調合
②《明前》 50g 5500円 = 〃 全明前茶調合
③《明後》 50g 2000円 = 〃 全明後茶調合(碧螺春のみ、炒青は混ぜていません)
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【06春 翁家山&
梅家烏龍井】
☆こんな贅沢、一度やってみたかった。。。やっちゃったあーーー!
翁の歌おじちゃん&梅の紅おじちゃんの伝統手炒龍井、夢のコラボ♪
①《初釜》 50g 12000円 =翁&梅の初釜のみ調合
②《明前》 50g 7000円 =翁&梅の初釜以外の明前茶調合
③《正清明》50g 4500円 =翁の清明節茶&梅の明後茶少量調合
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【06春 祥華高山鉄観音:
熟香型】
☆祥華おとんと一緒に伝統法鉄観音の[火考]火研究、成功した熟香型3種。
一年育ててみた。。。ふぅわぁああーーー♪また作りたいっ!
①《桂花》 50g 3500円 =06梅天旅日記参照ください
②《愛香》 50g 2500円 = 〃
③《初春》 50g 1500円 = 〃
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【選べるおまけ1★研究茶葉】
①07春九曲紅梅
50g =紅茶の製茶研究のために原産地で購入したサンプル茶葉
市場に出る九曲紅梅としては特級品
紅茶がお好きな方にお勧め♪
②06秋桂花龍井
20g =体質性花のyin花法の研究のために企画製茶した研究茶葉
杭州のお父さん(第二保護区西湖龍井の作り手)作
桂花香がお好きな方にお勧め♪
③04春鉄観音:熟香型 7g×2種=伝統法熟酸タイプ鉄観音を活かす[火考]火法を研究した茶葉
保存実験のために当時7g少量真空にした分
※現行でお分けしている同種の長期用保存ロットとは状態が違う
火入れした烏龍茶がお好きな方にお勧め♪
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☆碧螺春&龍井を選んでくれた茶友へメッセージ☆
あえて昨春の碧螺春と龍井に登場してもらいました♪
中国で一番高級な茶葉といえば緑茶です。
碧螺春と龍井は、名実ともにその中でも最高峰です。
どちらも鉄釜で仕上げるその加工法から緑茶の中の炒青類に分類され、
同じ緑茶でも日本の蒸青類緑茶とは大きく特徴の違いがあります。
碧螺春と龍井などの炒青類緑茶は、新茶の季節だからと言って
それが飲むタイミングとして一番おいしいわけではありません。
本来、伝統法で仕上げた龍井や碧螺春などの高級炒青類緑茶は、
炒茶直後はまだ茶葉として『未完成』です。
ある一定期間(原料の質によって差はあるが、最短でも2週間~1ヶ月以上)、
収灰という伝統的な過程を経て、初めてその原料茶葉としての本来の香りや
味わいになります。
炒茶後すぐに作り手や私達が現場で品茶するのは、飲むためではなく
製茶過程に問題点がなかったか等の作り手側としての品質確認が主な目的です。
新茶の新鮮さや誰よりも早く飲むという楽しみやおいしさもありますが、
伝統法で全手仕上げした龍井や碧螺春は、炒茶直後は高火の影響があり
それが飲み手の体に好くないので出来立ての新茶をすぐに飲んではいけないことも、
まだ一番おいしい時期ではないことも、各産地の昔からの作り手さんたちには
常識として認識されています。
体にも好く本当においしい状態で飲むには、数ヶ月経ってからです。
私達は、毎春帰国ぎりぎりまで各作り手さん宅で伝統的な収灰過程を施し、
帰国後は自分で収灰を引き継ぎ、5月に入る頃に評茶し状態を確認してから
小分け包装作業に入り、そこから茶友にお分けしています。
そこまできちんと完成させた茶葉であれば、その後の保存さえ間違えなければ
数年でもおいしく楽しむことが可能になるのが中国の高級炒青類緑茶です。
国産の緑茶があり蒸青類緑茶が主流の日本では、中国の炒青類緑茶が
春だけでなく年間を通して高品質の嗜好品になると認識されるには、
不利な環境なのかもしれません。
しかし、好い原料と好い技術で最後まで伝統法手仕上げた高価な茶葉を、
その価格の価値として本当においしく飲むには決して慌ててはいけない。
春が終わって多くの人から忘れられた頃、やっと茶葉として完成し、
そこから長くおいしく楽しめる時期が始まるのです。
06碧螺春も06龍井も、緑茶好きの茶友に非常にお勧めの状態です♪
どうかぜひこの機会に試してみてください。
最近追加した《07龍井D:
最後老蓬》品茶セットもどうぞよろしく!(笑笑)
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☆鉄観音を選んでくれた茶友へメッセージ☆
祥華おとんと一緒に、私が本格的に[火考]火研究を始めたのは04年。
当時は炭火だった。その時の04春祥華鉄観音熟香型2種(伝統法の
熟酸型タイプに火入れした2種)が、3年育てた現在、想像以上の
おいしい状態になっています。
同じように、今回50g少量でお分けすることにした06春祥華高山鉄観音の
熟香型3種も非常に好い状態に育っているのでとても嬉しいです。
今もこの先もとても楽しめる茶葉で手放したくないくらい、けれど今の私は
そんなこと言っている場合じゃない。だって、今春仕上げた素晴らしい
春鉄観音熟香型3種が無事に届いたばかりなのにまだご紹介すらしていない!
(※茶葉状態が安定したらご紹介します♪)
秋の極品鉄観音とはまた違う、
春のリーズナブルな熟香型鉄観音のおいしさ。
それを感じてもらう機会を作ることが、今の私には優先。
鉄観音も、好い原料と好い技術で最後まで伝統法仕上げた高価な茶葉を、
その価格の価値として本当においしく飲むには決して慌ててはいけない。
仕上がった年はその時だけの格別なおいしさを楽しむことができ、
好い状態と好い環境で保管しながら育てればもっと本質が発揮され、
長い年月おいしく楽しむことができるのです。
06春鉄観音、火入れした烏龍茶好きの茶友に非常にお勧めの状態です♪
どうかぜひこの機会に試してみてください。
07春鉄観音熟香型3種の品茶セットを品茶する前に!(笑笑)
《追伸》
04&06の春鉄観音熟香型を当時品茶して単品保存されているみなさま!
大正解です。好かったですねー!例え育て方を多少間違っていたとしても(笑笑)
きっと嬉しくて笑顔満開です。ぜひ開封して飲んでみてくださいね♪
《お願い:大切なのでぜひ読んで下さい!》
祥華のおとんは農薬を使いません。
そのため、虫や虫の卵などが付いた茶葉がある可能性があります。
一年を通じ完全な無農薬で茶樹を栽培しその製茶を実現することは、
手間がかかる上に産量は少なく、想像以上に大変なことです。
祥華おとんは、好い原料の茶苗は家から遠くても真夏でも涼しく虫が発生
しにくい標高の高い茶園密集していない場所だけに間隔を開けて植え、
東山のおとんと同じように茶摘後すぐに極端なまでに短く剪定して茶葉を
残さないようにして害虫発生率を防ぎ、年間を通して一本一本何度もチェック
しながら手入れして茶樹を育てています。
製茶時には、「茶摘時」と「釜炒り日の早朝」のダブルで茶摘班が一枚一枚
確認して虫や虫の卵などが付いた茶葉があったら取り除いています。私が選ぶ
原料はおとんは日本に行くことを意識して特に確認指導を徹底してくれています。
それでも、人間が手作業することなので見落とす可能性はあります。
自然界において虫は季節になれば自然発生し栄養のある茶葉にも寄ってきます。
特にここ数年、地球温暖化の影響で製茶時の気温が短期間で急激に変化するので、
元は重ならないはずの製茶と虫の時期が重なることが各地で多く見られるように
なりました。例えば、今春の龍井産地では元々5月初旬に発生するはずの虫が
4月初旬にはすでに発生し始め、4月中旬には茶摘している横で農薬散布している
光景が数々見られました。
虫が大量発生する前に農家さんは茶樹を守るための対策処理をする必要があり、
多くの場合は農薬散布して被害を防ぎます。適した「農薬」を正しく有効に使うこと
自体は問題ではありません。問題なのは「残留農薬」です。
中国茶葉の「残留農薬」の問題は、各産地で年々ひどくなっています。
「農薬」の種類・量・時期・使用法など使う人の知識・認識・倫理等が大きく
関係しますが近隣農家さんも関係してくるので、製茶時期に産地や製茶現場を
みただけでは分からない部分です。
すでに仕上がった茶葉を見るだけではもっと分かりません。
「おいしい」には「安全」であることが大前提だと私達は感じているから、
この面だけ見ても原料となる茶樹とその環境とその管理をする作り手さんは
年々絞られてきてしまっています。
祥華のおとんは農薬や発芽剤どころか人工肥料も嫌いなので使いません。
そのため、鳥も薬草として食べにきますし虫も好んでその茶葉を食べようと
するので虫の卵なども付いていることもあります。どんなに茶樹管理努力しても
どんなに製茶時に注意しても、そのような葉を100%取り除くのは現実的には
不可能です。飲んで人体に害はありませんが、無農薬野菜などに慣れていない方が
もしも発見したらびっくりされるかもしれません。
万が一発見したらぜひ教えて下さい。
これまでに2件のご報告をいただき、その度おとんは製茶時の確認指導や指示を
強化してくれていますが、おとんも私もこれからも見落し可能性を減らすために
できる限りの工夫や努力をしたいです。
可能であれば画像を撮って送って下さると特定ができるので対策もしやすく、
『時にそれは茶園全体を守ることにも繋がる』のでありがたいとのことです。
教えてくださった茶友にはおとんと私からお礼の茶葉をお届けしています。
みなさまのご協力お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、最後に【選べるおまけ2】のご紹介です!
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【選べるおまけ2★自宅にあった中国産】
①午後茶セット =杭州[日王]昌の山核桃仁小袋×1
リプトンのインスタントミルクティー×1
ネスカフェのインスタントミルクコーヒー×1
②漢方エステパック =上海中医葯大学基礎医学院監制の顔用漢方パック×1
※一時間は軽く乾きませんので時間に余裕がある時にどうぞ
※『肌に合わない場合は使用中止するか、消費者サービス
センターにお電話ください』だそうです。
③どきどきガラス茶海=「耐熱ガラス」と書かれた「耐熱じゃないガラス」ピッチャー
※熱湯を入れると底が抜け落ちて危険、茶海としてどうぞ
④白い茶杯 =割れても悲しくない量産品の使える小品茶杯×6
終了⑤白い蓋碗 =割れても悲しくない量産品の使える烏龍茶用小品茶蓋碗×1
⑥きらきら布小袋 =すぐにほつれるみやげ物用量産品の一応使える手提げ小袋
⑦きらきら布小箱 =接着が中国的なみやげ物用量産品の一応使える布貼り小箱
⑧茶縁茶巾 =半永久的に色落ちする最高品質ハンドタオル
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以上、心よりご予約お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後まで読んでくださって本当にどうもありがとうございます。
とりいそぎ。謝々♪ (恵さん!
写真撮影&加工etc非常感謝ーーー。)
投稿者 chinatyparty : 00:08 | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年06月29日
07愛里花茶♪《心の隊員》募集(2007年06月29日)
【お願い】しばらく、ここが一番上に来るようにしますのでトップが変わっていなくても下もみてください。
【ご報告】現在の心38、みなさま感謝♪ 1種目の茶[土不](原料となる茶葉)に手が届きそうです。
次は、それにyin(香り付け)する大量の新鮮な茉莉花をなんとかしなくちゃだわーーー!!
《心の隊員》を大募集します!!
おいしい茉莉花茶を飲みたい方、いらっしゃいませんかーーー♪
07茉莉花茶の製茶時期が近づいてきました。
産地では数年ぶりに素晴らしい茉莉花茶が仕上がる好条件が揃っています。
今や幻の茉莉花茶となってしまった04愛里花茶
《玉米8yin》《白雪芽8yin》クラスの、
高品質のおいしい茉莉花茶を作れる好条件の年になりそうです♪
04愛里花茶クラスの茉莉花茶が製茶できるのは、昨年の産地の状況を見るに、
07年の今年が最後になるかも知れないと個人的に覚悟してきました。
昨年からそのくらいの気持ちで望んできました。それなのに・・・
これだけ好い土台がすでに揃っているのに個人的に資金が足らずこのままでは製茶不可能。
・・・情けない、すみません。
おいしい茉莉花茶にご興味のあるみなさま!
どうか《心の隊員》に参加してください、一心でも嬉しい♪
昨年の06愛里花茶の状況も合わせてご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたしますっっっ!!
☆心の隊員とは?
《心の隊員》は、現場のお茶作りには参加できないけれど挑戦を楽しみにする心は一緒、
出来上がったお茶も一緒に消費してくれる、そんな隊員を意味しています♪
最終茶葉チェックはそれぞれのご自宅でご参加いただけます。(笑笑)
03愛里花茶編に募集した時と同じです。
《心中してくれる隊員》とも言います!
出来上がるまでどんな花茶になるか分かりませんし、お茶代が結果どうなるかも仕上がるまで
分かりませんので、どんな花茶がどのくらいの量お届けできるか分からないからです。
ものすんっっっごーーーい茉莉花茶ができる可能性はとても高いが、失敗する可能性だって
無いわけではない。気候が関係するからです。
特に愛里花茶の加工は、通常の茉莉花茶とは違い1種が仕上がるまでに何週間もかかります。
気候と鮮花は大きく関係するので、仕上がりまでの全期間の気候が仕上がり品質に関係してきます。
しかし気候はお天道さま次第、運次第。製茶時の気候運もまた茶縁です。
その茶縁さえも楽しみにしてくれる茶友たちの心意気が《心の隊員》です♪
☆募集内容と方法は?
・一心=5000円
ご連絡いただいた心の数、そのお茶代分の愛里花茶(茉莉花茶)をお届けします♪
お届けできるのは早くても9月中~9月末の予定ですが、茶葉が好い安定状態に入ったことを
確認してからお届けしたいので、状態により多少変更する可能性はあります。
ちなみに、愛里花茶が一番おいしくなり始めるのはお正月頃からです!
・心の数をご連絡ください。
すでに茶友の方はどうぞ私に直接メールください♪
もちろん新しい茶友大歓迎です!!
《品茶》
のページの右上にある【品茶してみるっ!】からご連絡お待ちいたしております♪
(その際、品茶セットのチェック項目は無視してください。)
・お茶代は愛里花茶が届いてから。
心の数をご連絡くださった後、そのお茶代は07愛里花茶をお届けできる日まで
《心の隊員》としてご自身で管理してください!
(他のことに使っちゃわないでね。。。どうかお願いします。笑笑)
その理由は、《心の隊員》が集まって製茶が可能になるかまだわからないこと。
それから、もしも07愛里花茶が仕上がったとしても、その茶葉そして私自身が
何らかの事情で日本に届かない可能性もあるからです。
(冗談ではなく、いつもそんな覚悟で大陸に行っています。)
☆愛里花茶ってどんな茉莉花茶?
・私が企画したとんでもない茉莉花茶です♪(笑笑)
どんな風に「とんでもない」のかは、04愛里花茶の具体的な説明をご覧いただくと
分かりやすいと思いますので、04夏天の【茶友用資料】から抜粋したものを、
別にアップしましたのでそちらをご覧ください。
そこに合わせて旅日記の「02茉莉花茶編」「03愛里花茶編」「04愛里花茶編」も
ご覧いただけるとより茉莉花茶のことが理解しやすいと思います。
・愛里花茶を一行で説明すると。
「新鮮な茉莉花100%の香りをたっぷりと吸った手作りの本物の茉莉花茶」です♪
『茉莉花茶って、普通100%茉莉花使うんじゃないの?』
と思われるかもしれませんが、違います。
私も前はそう思っていました。でも全く違いました。
「新鮮な茉莉花100%で香り付けをした茉莉花茶」は存在しない。
私が飲みたかった本物の茉莉花茶は製茶現場でも存在しなかったのです。
だから、飲んでみたかった。
だから、作った。
そしたら、ものすんっっっごーーーく、おいしいお茶になっちゃった♪
・愛里花茶はそれだけではありません。
「研究者でも成功しなかった多量の鮮花の香り付けに成功した茉莉花茶」です♪
多yin(香り付けの回数が多い)で多量の加工を成功させるには非常に高度な技術が必要です。
5yinくらいなら聞いたこともあるでしょう、でも愛里花茶は8yinです。
しかし、ただ回数多く多量の香り付けをすれば好い茉莉花茶になるわけではありません。
製茶の加工技術は仕上がり品質に直結し、原料が好くても技術が少しでも欠ければ成功不可能。
技術の高さ、正確さ、経験値、才能等々、原料となる茶葉を選ぶ段階から高い技術を持つ
作り手の存在が欠かせません。
その高度な技術に加え、加工に携わる全員の時間と運も必要です。
・まだまだあります!
しかし、詳細は現場から画像付きでないと説明不可能なので(笑笑)、
まずは04愛里花茶でその触りだけでもご確認くださいませ。
☆現状
100心は集まらなければ1種も製茶できない状況です。
作り手である師匠(=がははオーナー)は製茶費用は後でも好いと言ってくれました。
100心がすぐに集まるとは考えられないので、07愛里花茶実現のための企画は他にも実行します。
もしも他の企画の方で品茶希望者が集まり、そしてこの《心の隊員》も集まり、
個人準備資金も含め全てを合わせたその結果で、製茶できるかどうかが決定します。
しかし、《心の隊員》が多いほど製茶実現が可能になるのは確かです。
もしも集まらなかったら?・・・その時考えます。
☆募集はいつまで?
もしも製茶開始が実現したら、《心の隊員》募集は続けます!
なぜなら、茉莉花茶は1種の仕上がり量が多いからです。
いくら手作りで茉莉花茶として少量でも、数キロでは好加工条件にならず好品質に仕上がらないので、
どんなに少なくても10キロの原料茶葉が開始時の理想最少量となり、それは個人としては大量なので
《心の隊員》は多いほど嬉しいです。
(10キロ原料全てが茉莉花茶になるわけではありません、加工工程中に次第に減っていきます。)
そのため、製茶開始できたら途中追加も大歓迎です♪
しかし、これも製茶開始できたら、の話です。
すでに製茶開始タイミングまで時間がありませんが、きっと製茶開始できると信じ、
まずは《心の隊員》大募集スタートします!
今年こそおいしい茉莉花茶。。。愛里花茶が飲みたいっ!
茉莉花茶にご興味があるみなさまのご連絡、お待ちいたしております♪
どうぞよろしくお願い申し上げます。 2007.6.27 am7:45
投稿者 愛子 : 22:59 | コメント (8) | トラックバック (0)
企画準備中♪(2007年06月29日)
ある。
私にはすっげー茶葉がある!
大陸の大地からの贈り物、すっげー作り手さんたちの汗と魂の結晶が♪
おとん。。。会いたい。。。このまま眠らせておいたらもう会えない。
2人のおとん&おじちゃんたち、ごめん、今だけの原価割れ。謝々合作!
茶好きの心とこの場所を、幻にしてたまるか大企画。
ChinatyParty危機につき、≪期間限定おまけ付きセット≫出します。
07愛里花茶実現に向け、★おまけ★もりもりでいきます。
お好きな茶葉が出たら『ラッキー』って品茶してください、そしたら私も大ラッキー。
それも《心の隊員》さーっ!
もちろん新しい茶友の『この機会に試してみようっ!』も大歓迎~!!
さあー、どうせやるなら楽しくいってみよーっ♪
今晩、秘密の倉庫行って眠っている子たち起こしてきまーす。(笑笑)
【追伸】
今晩から明朝まで小亀とふたりで秘密の倉庫で作業をします。
新しい茶友(感激ーーー♪♪♪)のみなさま!
ご連絡本当にどうもありがとうございます。
「始めまして」のご挨拶含むお返事数日遅れます。
大変失礼ながらどうぞよろしくお願い申し上げます。
メールくださった茶友のみなさま!
少しお返事お待ちいただけますか、いつも大変申し訳ございません。
全《心の隊員》のみなさま!
早速たくさんの心のご連絡ありがとうございます。
今朝までに23の心をいただきました!
お蔭さまで馬力が増しました、引き続き走ります。
投稿者 chinatyparty : 07:07 | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年06月27日
04愛里花茶(2007年06月27日)
【04夏天:茶友用資料】より抜粋した内容です。(一部補足あり)
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心の隊員のみなさま!
お蔭様で思いきって挑戦できた04愛里花茶2種、どちらも8yin成功でーす!!
心より感謝申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
これまた恐ろしい茉莉花茶を作っちゃったぁー。うひ~♪(笑笑)
《心の隊員セット》は、昨年と同じ7000円です。
今年はどうやっても2種各100g計200gは不可能で、2種各70g計140gになりました。
その代わりに、《心の隊員セット》は多めに入っています。
帰国後の日本で私達が行う小分け包装前の最終茶葉チェックを省略しているためで、
昨年同様「砕茶」(ここがおいしい!)も入っているからです。
もちろん、現場での最後の選別は普通以上に丁寧にしてありますのでそのままでも十分ですが、
気になる方は飲む前に最後の茶葉チェックを《心の隊員》として参加してください♪
《玉米8yin》&《白雪芽8yin》は、これから時間をかけて更においしくなっていきます。
愛里花茶が一番おいしくなるのは年明け頃からで、その後数年楽しめる予定です♪
(茉莉花茶は低温保存しないでくださいね、香りがなくなります!)
《小龍亳5yin》は、《玉米8yin》《白雪芽8yin》と比べるのはちょっとかわいそうかも。
それでも、花茶市場では《小龍亳5yin》はすでに十分高級な品質です。
更にそこに手を加え長期楽しめるように仕上げてあります♪
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お茶代の計算がすごく大変でした。はは、自暴自得ですね。
とんでもないことをやってしまったものだ、と、我ながら飽きれる位の
茉莉花茶を作ってしまった。オーナーと一緒に大笑いするしかなかった。
どうもすみません。。。へへ。やっちゃった♪
茉莉花茶の命は泡茶したときのその香り。
その次に味わい、茶[土丕]の味がそのまま出てしまったら失敗。
どんな風に「やっちゃった♪」(笑笑)のか簡単にご報告させていただきます!
.......................................................
今年は茉莉花茶の原料になる春緑茶、茶[土丕]が高価。
その上、《玉米8yin》と《白雪芽8yin》の2種の愛里花茶の茶[土丕]は、
多yin(香り付けの回数が多い)の素晴らしい茉莉花茶に仕上げるために
福鼎産の福鼎大白毫の頭春茶(明前茶)に絞り、その中から好茶を選びました。
まずこれが大きいです。
次に花。
花の値段は毎日変わります。
同じ日の花でも等級によって値段が違います。
オーナーと私が選んだのは、
・yin花に適した気候の日の花
・農薬を使っていない花園の花
・茉莉花に適した土壌の本地の花
・新鮮で香度が高い大粒の午後摘みの花
・起花の必要がほとんどない90%以上正花になる花
これら全ての条件を満たす花。
一番好い季節の一番な立派な産量の少ない素晴らしい好花だけを予約して摘んでもらったのです。
《白雪芽8yin》は6yin目から《玉米8yin》は最初から最後まで、この花を使いましたっ♪
この等級の花代がすごく大きいです。
そして何より大きいのが、全ての過程に使われた花の総量。
2種の愛里花茶はどちらも、茉莉花茶に基本使用される玉蘭花は一蕾も使わず、提花もせず、
花茶現場で聞いたことがない鮮茉莉花量がyin花された8yinに成功♪
yin花が多いから必ずしも好い花茶というわけではありません。
回数だけでなくもっと大きく違いが出るのはその内容です。
例えば、3回yin花すれば3yin、6回yin花すれば6yin、だけど仕上がるまでに
使った花の総量が一緒だったらどうでしょう?
回数を少なくして1yinずつの花量を多くしても、茶[土丕]が消化しきれなかったり
壊れてしまうくらいの多量だったらどうでしょう?
同じ茶[土丕]からスタートした4yin同士でも、花の総量や花の品質が違ったり
製茶過程の技術が違えばどうでしょう?
名称が一緒でも、内容と技術の差で全く違う茉莉花茶になります。
《白雪芽8yin》は独立後から《玉米8yin》は最初から最後まで、機械は入らず全て手作業です!
この加工にかかる費用も、一般的な茉莉花茶との差が非常に大きいです。
1yin ごとの選別作業には、毎回数名の女性を雇い機械を使わず全て手作業しました。
『面倒くさ~い。』と文句言いながら、おばちゃんたちもがんばってくれました♪
1yinごとに使われた花量やyin花法など全ての重要な加工工程において、
直接愛里花茶に触れられる3人の師匠も他に存在しない位の気合いと神経を入れてくれました。
3人の師匠にも非常感謝♪
特に《玉米8yin》。こんな茉莉花茶ありえないって~~~。(笑笑)
だから飲んだ人みんなひっくり返っていたの。ほんとだよっ♪
グラス一杯に2g~3g使えば十分に楽しめるかと。
あとはお好みや器の大きさで加減してくださいね。
《玉米8yin》はどんどん広がりますので、入れすぎご注意っ!
今年は茉莉花大当たりの年でしたから、一部の04愛里花茶はビンテージ用に
保存しました♪(うまくいくかしらっ!)
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【追記】
現在、04愛里花茶はお分けしておりません。
04愛里花茶のビンテージ用保存は成功しました♪
そのおすそ分け分も昨年で終了しました!
投稿者 愛子 : 07:43 | コメント (0) | トラックバック (0)
幻のサイト(2007年06月27日)
幻のおいしい茶葉を夢中で探してきた。
やっとやっとみつけたっ♪
その結果、ここを幻のサイトにしてしまいそうです。(苦笑)
お金がなくなりました・・・。
いきなりすみませんっっっ。
でも、このままでは本当に幻のサイトになる。
話します。
本当においしいお茶が飲みたかった。
何年も大陸を歩いて歩いて幻級の作り手さんと茶葉に出会えた。
いつのまにか幻級の茶葉作りに参加するようになっていた。
当初の目標はある意味達成できたのかな。
しかし、やっと出会えたその茶葉をまた飲みたいという次の目標は、
達成できない現実に直面しました。
現状。
このままでは今夏の茉莉花茶行けません。
今秋の鉄観音もない、来春の碧螺春も、龍井も、確実にない。
素晴らしくおいしい本物のお茶を作るベースは各地で整った。
が、足りないものがある。私個人の資金の底がはっきり見えました。
原因はいくつもある。
まず、人民元の切り上げと円安のダブルで日本円から中国元への換金率が悪く、
この3年だけみても同等茶葉を購入するために必要な資金は増え続けている。
そこに、中国国内の物価や人件費も上昇し続け、現場での原料代上昇。
さらに、原油代高騰で国際便送料上昇。
これらは全てお茶代に直結する。
また、これらは茶葉代とは別の私達個人の飛行機費や滞在費等の旅費に大きく響いた。
準備資金が年々膨らんでいくので、私は日本での仕事を増やすようになり、
日常の中でサイト作りに割く時間を作るのは難しくなっていった。
それから、品茶希望者が減っている。
これにはいくつか要因があり、その中でも新しい茶友が入りにくいサイトになっている
という私達側の問題が大きいと思われるが、次に繋げたいと懸命に仕事をするほど、
メンバー全員がサイト作りに割く時間を作るのは難しくなっていった。
一緒に品茶してくれる茶友の存在があってこそ素晴らしいお茶をシェアすることができ、
茶友の存在があるからこそ次へ繋ぐことができたから、製茶現場情報を届けたいと思ったし
最後のひとりになっても一緒に飲みたいと思った。
しかし、品茶希望の茶友が減るということは製茶時に出資した個人資金が茶葉のまま
ということで、素晴らしい茶葉はあるのにそのまま眠っていては次の動きは取れない。
ビジネスではないので等価交換している以上お茶代で金銭的利益は発生しないが、
品茶希望者が減れば元の資金は減り続けるので、私は更に仕事を増やした。
そして、私が選択する茶葉の質が年々上がっている。
本当においしい茶葉を作るには原料も技術も絞られる。
しかしひとつを追求すれば茶葉の価値は高まるので、全体量をどんなに減らしても
必然的に高価になり、自分の持ち出し資金が増えていった。
毎回全体を見直し、篩いにかけ、減らせるものは減らした。
行く産地を絞り、作る茶種を絞り、行く日数を減らし、現場へ直行、現場から直帰。
現場では、技術を習い実践力として使ってもらえる努力をしお世話になる代わりに働いた。
それでも追いつかないので縮小化し、出会った中で計り知れない価値がある茶葉だけに絞った。
結果、中国でも最高峰のものばかりになっていた。
碧螺春、龍井、鉄観音、茉莉花茶。中国国内でトップクラスの茶葉だ。
そんな最高峰の中でも更に絞り込むので、当然のように自分の持ち出しは増えていく。
自分の授業料と思っていたので負担に感じたことはない。
しかし個人で準備できる授業料はいつか限界がくる。
それが、今、来た。
「目の前にあることに精一杯努力し全力を出し切ることが必ず次に繋がる」
いつもそう信じて懸命にやってきた。
しかし、今春全力を尽くして帰国し茉莉花茶直前になった現在、もう次がない現実を知った。
売っている茶葉を買いに行っているわけじゃない。
先立つものがなければお茶は作れない。
作れないなら私は行かない。
私が行かなければ活動情報発信の場であるここは・・・幻のサイトになる。
いいさーっ!!
行かなきゃいいさ。仕方ないよ。だってお金ないんだもん!
中国なら観光で行けばいいじゃん、お茶さえ作らなきゃ安いもんさ、豪遊できる♪
私が産地なんか行かなくても、私がお茶なんか作らなくても、誰にも迷惑はかけないし♪
家族なんかきっと大歓迎さ。ぷーしんとだって毎日一緒にいられる♪
時間はできるし余裕はできるし、テレビも見られる、毎日たくさん眠れるぞー♪
週末は家族で温泉旅行行けるかも、新しい洋服なんかいっぱい買えちゃう♪
おいしいもの食べに行って、友達と飲みにも行けるじゃん♪
・・・言えば言うほど涙がにじむ。ぜんぜん本心じゃない。
泣いていても仕方ない。さあ、どうしよう。
やめるのは簡単だ。行かなければいい。
でも、やめたくない、行きたい、作りたいっ!
もっともっと絞ることになっても、これからも本当においしいお茶が飲みたいっ!!
となれば、方向性を大きく見直すときだ。
アイデアは浮かぶがどれも中長期の問題として継続努力する必要性があり
すぐに結果に結びつかない、のでここではひとまずおいて置く。
目下に迫った大問題は?
茉莉花茶だ。
オーナーと連絡は取り合っている。
今年はここ数年なかったような好い条件の気候、素晴らしい茉莉花茶製茶が可能だ。
原料茶葉面、鮮花面、加工技術面、本物のおいしい茉莉花茶を製茶する土台は全て整った。
しかし、製茶資金がない。
今目の前にあるこの問題をクリアーできなければ、必ずその先はないだろう。
黙っていても状況は変わらない。
幻のサイトになる最後の日までやれるだけのことはやりたい。
だめでもともと、とにかく何か動いてみる。
考えろ、考えるんだ。
今私が持っているもので堂々と資金源と交換できるものはないか?
ある。
どんな風に思われても構わない、背に腹は変えられない。
幻のサイト、タイムリミットまで3週間?1ヶ月はない、時間がない。
崖っぷち愛子の捨て身企画、始めまーーーすっっっ!!
投稿者 愛子 : 00:51 | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年06月26日
モンスター碧螺春(2007年06月26日)
《果蜜味の碧螺春:
東山070323》
「こんなにすごい碧螺春は存在しない♪」
「なんだこの甘さ、誰かが熟した果実の蜜を混ぜたのか♪」
「これこそ果樹園100パーセント、バリバリ希少な碧螺春だ♪」
「他の中国茶に絶対にありえないこれが碧螺春か、すげー♪」
と個人的に興奮して帰国したのに、品茶してくれた茶友からはなぜか人気がなくて、
品茶後に単品の希望者がおひとりしか現れず、それがとても不思議でした。
やっとその原因が分かりました。
品茶会に参加してくださったみなさまのお蔭です、ありがとうございますっ!!
単に「濃すぎ」たのです。(笑笑)
淹れた茶葉が多すぎて「濃すぎ」たのではありません。
淹れた条件は同じです。
茶葉の栄養成分濃度が「濃すぎ」!
栄養が豊富でそれぞれの成分が濃すぎて複雑すぎて旨みが凝縮されすぎだよーーー。
おっとーーーんっっっ!!
こんなのみんな分からないってばーーー、どーしてくれるのよー。ぶぅ。。。(大笑)
東山おとんの碧螺春。
抽出したその茶湯、品茶会では平均して多くの人がそのままではおいしいと感じにくい?
なぜ?
比較すると、龍井はおいしいと感じやすい?
その龍井と同じ条件で淹れても、おとんの碧螺春はおいしいと感じにくい?
考えられる原因はひとつ。
試しに、抽出したその茶湯をお湯割りしてみた。
単に、お湯で2倍に薄めたの。1煎目も、2煎目も。
『うんまあーーー♪』
って、どれどれ? ほんとだーーー!!
お湯割りして初めておいしいお茶だと気付く人が多かった。
・・・ということに、私も初めて気付きました。(苦笑)
《今週末の品茶会で淹れ方》
・緑茶用の蓋付きの審評杯(150cc)
・茶葉3グラム
・1煎目:熱湯注いで蓋して4分 →審評碗に茶湯を出し切る →飲む飲む →お湯割り →飲む飲む
・2煎目:熱湯注いで蓋して4分 →審評碗に茶湯を出し切る →飲む飲む →お湯割り →飲む飲む
《東山070323=3月23日の東山碧螺春》
これはお湯で2倍に薄めても分かりにくかった、3倍に薄めました。
この日の茶葉は、滋味があまりに凝縮されすぎていることが原因で、
飲み手が一般的に手に入る茶葉と同じ感覚で淹れて飲んでしまうと、
濃厚なエキスのように感じてしまい(濃縮還元のジュースの原液を飲んでいる感覚に近い)、
かえってその好さが分かりにくい、のだと知りました。
おとんや私達は、評茶の基準で抽出して茶葉品質を判断することが習慣になっているので、
日常からその濃度で飲むことも標準になっているため、そんな単純なことに気が付かず・・・
・・・あぁ、すみません。
たったおひとり、5月の品茶会でこの茶葉をご自身で単品指定希望なさった方に、私は感動しています。
その味覚、感覚、只者じゃない。。。(笑笑)
5月の品茶会に参加してくださったみなさま!
品茶会終了直後に出国したためお礼が遅くなりました、本当にどうもありがとうございました。
週末の6月の品茶会に参加してくださったみなさま!
本当にどうもありがとうございました。
この4日間の品茶会で一緒に品茶したみなさまのお蔭で、個人的にも多くの嬉しい発見がありました。
心から感謝♪
おとんの碧螺春は、やっぱり「モンスター碧螺春」でした。
品茶して首をひねりたくなった方は、お湯割り試してみてください。(笑笑)
あ、お湯割りする前にひとつだけご注意!
お湯注してすぐの茶湯の味ではなく(それはまだ茶葉の味ではなく、表面の「毛」の味しかしないはず)、
熱湯を使い時間をかけてしっかりと開いた茶葉から抽出された液体をもしも濃く感じたら。。。の話です♪
投稿者 愛子 : 02:38 | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年06月20日
品茶会のご案内♪(2007年06月20日)
07春天ご紹介の碧螺春& 龍井、ご一緒に品茶してみませんか~♪
【日時】 6月23日(土)&24日(日)
※今回は日によって内容が違います。主な内容は下に記します。
・23日:品茶セット編
・24日:研究茶編
【時間】 23日:お昼頃~夜8時頃
・開始時間は、遠方よりご参加下さる方の到着時間に合わせています。
・昼食持参できない方は、一緒にお弁当買いに行きましょう!
24日:午前10時頃?~未定(ご参加者の予定に合わせます。)
・昼食持参、持参できない方は一緒に買いに行きましょう!
※終了時間は、一番先にお帰りになる方の時刻を目標にします。
当日、ご参加者全員のご予定を確認してから品茶の流れを決定します。
【会場】 東京江東区某所(ご参加予定者にメール等でお知らせします。)
【参加費】 23日 10000円
24日 10000円(23日参加者及び5月品茶会参加者は5000円)
【宿泊代】 1000円(リネン代として)
※会場への宿泊をご希望の方。要予約。
【ナビゲーター】愛子
【助手】 お茶怪獣 &小亀(小亀は24日のみ)
【お願い①お茶請け】各自持参
お茶する時に食べたくなるものをご自由にお持ちください。
ご自身がお好きなものなら何でもかまいません!
【お願い②水】 水購入&運び、ご協力をお願いします。
品茶会場の近所で売っているペットボトル、各自2リットル×2本。
(購入場所&銘柄、ご参加予定者にメール等でお知らせします。)
事前に運べる範囲で購入しておりますが、すぐに足りなくなるので
申し訳ございませんがお願いいたします。
【その他】 以前の品茶会のご案内内容等をご参照ください。
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【23日:品茶セット編】
07春天の品茶セットメインで品茶します♪
今春の緑茶は、この時期になって後半までの全種が飲み頃になり、
それぞれの特徴の違いが分かりやすくなっています。
製茶に携わった人間にとっては、やっと安心して楽しめる時期に入りました。(笑笑)
一日で全種は時間的に難しいので、状況により5~9の碧螺春セット等の一部は省略し、
1~4の碧螺春セット&10~12の龍井セットは外さないようにします。
ご参加者のリクエストに応じて分かりやすく品茶できるように工夫します。
特別な日用や普段飲み用など、どうぞお好みを探してみてください♪
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【24日:研究茶編】
品茶セットにはしない研究茶メインで品茶します♪
緑茶の研究茶をみなさまに品茶していただける機会は、プライベート予約品茶会以外は
この日だけの予定ですので、ご興味ある方はこの機会にぜひどうぞ♪
但し、会場が23日よりも狭いので参加者はより少人数になります。
品茶セットの茶葉も要所要所で登場します。
どんな茶葉を予定しているかちょっとご紹介しま~す!
☆研究茶《07龍井碧螺春&07碧螺春龍井》
・龍井原料で作った碧螺春(龍井碧螺春) vs 同日の碧螺春
・碧螺春原料で作った龍井(碧螺春龍井) vs 同日の龍井
加工技術を変えたらどんな茶葉が出来上がるのか、
変わるならどこがどう違うのか、どちらがおいしいのか、
品種と加工技術の関係を探ってみるっ!
☆研究茶《07碧螺春:3人の炒茶人》
・同原料碧螺春を3人の炒茶人が別々の単独仕上げした鍋比較
炒茶技術の違いが仕上がり茶葉にどう影響するのか、
味わいや香りは炒茶工程のどの段階で生まれるのか、
どうすればおいしい碧螺春を炒茶できるか探ってるっ!
☆研究茶《07龍井:人間と機械》
・同原料別方法青鍋:人間による伝統手炒 vs 最新の機械炒
手と機械、見かけや味わいなどどこがどう違うのか、
どちらがおいしいか探ってみるっ!
☆研究茶《07龍井:老蓬と新蓬》
・同条件別品種:伝統品種の老蓬(在来種)vs 改良した新蓬(43号)
在来種と改良種、どこに違いがあるか、それぞれどのような特徴があるか、
どちらが好みか探ってみるっ!
☆《07最後の老蓬 vs 各種龍井》
・格好悪い本地産ほんもの龍井 vs 格好好い外地産にせもの龍井
・地域別の本地産ほんもの龍井
・別品種の本地産龍井仕上げ(安吉白茶、迎霜、烏牛早、など龍井品種外)
格好(外形)が悪いとはどのような格好か、格好と品質がどう関係するか、
本地産と外地産とでは何がどう違うかどう見分けるか、
本地産の地域別(例:一級保護区と二級保護区)でどのような違いがあるか、
それぞれどのような特徴があるか、どれが好みか、どれがおいしいか、
なにがほんものなのか探ってみるっ!
☆07春天鉄観音vsビンテージ熟香型鉄観音
・07春天祥華おとん鉄観音([火考]火前)
・03~06春天祥華おとん鉄観音熟香型
好い熟香型になるタイプとはどのような仕上がりの鉄観音か、
なぜ仕上がり茶葉タイプによってそれぞれ違う[火考]火法にするのか、
熟香型が年月を経てどのように変化したか、いつ飲めば飲み頃なのか、
どの熟香型が自分の好みか探ってみるっ!
予定しているのはこんな↑感じですが、ご参加者のリクエストに応じて変化します!(笑笑)
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両日とも現在のご参加予定者はおふたりですので、
ご興味あるかたはぜひご連絡くださいませ。
お待ちいたしておりまーーーす♪
投稿者 愛子 : 08:27 | コメント (2) | トラックバック (0)
2007年06月17日
07春天旅日記追加(2007年06月17日)
小[女尼]子(=ふいみん)が07春天♪旅日記の追加をがんばっています!
ぜひ見てくださいね~♪
3月 31日
4月 1日、
2日、
3日、
4日&
5日(4日の続き、深夜)。
そう、私達の旅はまだ終わっていません!
というより、終わっていない旅ばかりですねぇ。。。(笑笑)
「その日の一部を、その日にブログ作成し、その日に現地からお届けしたい。」
それが目標ですが、現場で製茶しながらブログアップすることがいかに難しいか、
追加したこの数日間を見ていただけるだけでも・・・
きっとお分かりいただけるかと~。
炒茶の動画も入っているし画像も内容も多いので、少し重いと思います。
07春天♪旅日記のカテゴリー全部を出すのに時間がかかる方は、
過去の記事の月別(3月とか)
で開き、日付(出発日の3月21日とか帰国日の4月20日とか)
を指定し、そこから前後の日ごとに追っていっていただけると、開きやすいと思います。
たった一日分のブログでも、旅では内容が濃くなり表示に時間がかかりやすいので、
ぜひお試しを~♪
しかし、ふいみんがアップしてくれた動画、私のパソコンじゃ見られないんだなぁ~、残念。
動画に関しても、見て下さるみなさま側にも編集する私達側にも使いやすくするために、
お兄ちゃん@管理人が継続して準備しています。しかし、すぐにできるわけではありません。
とりあえず先に少しでも雰囲気をお届けしたいと、アップ可能な10秒ノーカット版(笑笑)
に切り取ってふいみんが今回アップしています。(4月 2日、
4日など)
私と同じように再生できない方にはもうしわない、今後にご期待くださ~い。
再生出来た方は、ぜひご感想を聞かせてねーーー♪
5月~6月の中国は、07春天:
続旅日記として今後も追加しいていく予定です!
少し前に、「前略、
樹の上から♪」を追加しました。
本来の目的は旅の続きではないけれど、訪中後半は春の旅と内容が繋がっているので、
まぁまぁ。。。(笑笑)
【追記】
☆07春天:
続旅日記に出てくる、最後の最後の龍井老蓬2種。(5月28日&
29日参照)
品茶セットとしておすそ分けする予定です。
ご興味のある方、いま少しお待ちくださいませ♪
☆品茶会参加ご希望者いらっしゃいませんか!!!
次の週末(6月23日&24日)です。
内容は07春天の碧螺春・
龍井&その他です。
ご連絡お待ちいたしております、よろしくお願いいたしまーーーす♪
投稿者 愛子 : 07:13 | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年06月12日
大陸で笑顔こぼれるとき♪(2007年06月12日)
今回の大陸滞在中(&その前後)に拝見して、とても嬉しかった場所をご紹介~♪
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奈良のお茶怪獣、又の名を
「ほたかげ茶葉合宿隊長」。(笑笑)
いやいやいやいや、この春から楽しみにしている彼のブログを今回の杭州で拝見していたら、
突然自分の話題も出てきてびっくりしたーーー。
『極上の中国緑茶壱、
弐、
参』
と三本立て!!!
普段はお互いそんな話はしないし、会うときは大体ふたりで強烈に審評に集中しているか
茶葉の整理や包装作業に没頭しているか、そうでなければ製茶現場や茶葉の話をしているか、
それだけであっという間に時間が流れていつも制限時間一杯。またねと手を振る。あはは。
最高に信頼しているほたかげさんに評価されるのも、私にとって最高の勲章。嬉しい♪
恵さんのおかげで、
品茶セットの茶葉たちは中国でも真実を語る共通語となっている♪
06秋天鉄観音に続き07春天緑茶たちも、
私のコメントが必要ないくらい語ってくれている。
『今年の緑茶』
や『ぐるぐる緑茶考』
などは、東山でおとんと一緒に拝見した。
そして。あぁ。。。大好きなぷーしん。
会えないときも会えるのは、
恵さんのおかげです。(笑笑)
ふじたまさんから出国直前に届いた《まいにち植物》。
(ご出版おめでとうございます&ありがとうございます!)
その124ページ『お茶の花咲く』、真っ先に目に留まり拝読した。
そこに出てくる『知人』というのは、もしかして。。。(笑笑)
それから、ふじたまさんの植物系ブログの中で最近発見。
東山のおとんの家にいるときに
「春のお花たち」と私が呼んでいる中のひとつ、
その花の名前を初めて知った。
きらきらと光るそのちっちゃくてかわいい黄色い姿からは
想像していなかった名前で、どんな由来があるのだろうと想像しながら楽しくて笑った♪
のーとみさんの
『碧螺春というお茶のこと』
の文章中には、私も伝えたいことの一部が
コンパクトに表現されていて、拝見したその日は私は杭州にいて、大陸で実際に流通可能な
碧螺春の数々を審評した直後だったので・・・余計に嬉しかった♪
品茶してくれる茶友がどんな風に飲んでいるのか知ることができるのは、私たちにとって
最高に嬉しく、迷ったり悩んだときなどは次へ進む一番の大きな勇気の源になっている。
お会いする機会はまだ実現していないが、きたきつねさんが日常の中で傍らに自然に茶葉を
置いていらっしゃるのを拝見したり、『碧螺の春』
や『お日さまの味』
など、
きたきつねさんの手の中で開いている茶葉を拝見できるのは、すごく嬉しくて本当に元気が出てくる。
『出張中』
を拝見したとき私は杭州にいて、その時に目の前にあった自分の杯と同じで大笑いした♪
smashさんのここやここなどは、
春の旅で製茶しながらその日に私は拝見したかった。
しかし、どういうわけかsmashさんのブログだけは中国では全く一度も開くことがなくて、
これは個人的に前からかなり残念なことだが、原因は今だに謎。なぜだ。
特にここ!
製茶現場で、妄想でもいいからマリーアントワネット気分になりたかった。(笑笑)
ついでに今回の帰国後のこれ、これ、これ、これも。。。
これらの画像の横にいるのは私だ。へへ♪
***************************************************************************
本当に、多くは拝見したその時々に現地からコメントを送りたかった。
送信しようと実際に書いたコメントがいくつもパソコンに保存されているのだが、
現地から何度送信してもエラーとなり結局帰国となりお蔵入りになってしまったコメントたち、
毎回毎回一体どのくらいあるだろう。
今回の現地では、繋げられる場所でネットの調子が好いときは、
連続していくつかの茶友たちのサイトを拝見することが可能だった♪
時間はかかるけどね…。しかし、コメント入れるとエラーとなりほとんど送信できず、
リンクすることもできなかった。なぜだ。
リンクどころか、今回は自分たちのこのブログのアップロードダウンロードともに連日不可能で、
時間帯や場所を変えてもダメだった。
運好く繋がってもサイトは部分的にしか表示されないことが多く、時には文字が巨大化したり、
このサイトを製作しているお兄ちゃん@管理人ですら見たことがないだろうサイトが出現したり、
(お兄ちゃん@管理人、見たらきっと驚くだろう。)
表示されても右側はいつも真っ白で、もしもコメントいただいても私たちは確認ができない状況で、
今回は本当に参った。
今春の旅の時の調子好さとは比べ物にならない不調・・・春の旅からたったの1ヶ月。なぜだ。
ところが、なぜか帰国日前日の夕食直前、不安定ながら突然ブログのアップロードができ、
ふいみんとふたりで万歳三唱!!! 一気に士気が上がった♪
この時に、二回に一回失敗しながら私がやっとアップできた分が、5月28.29.30.31日。
ところがどっこい、夕食を食べて再び作業を始めるとアップロードできない状況に戻っていて、
ふいみんが準備して待機していた30項目以上のブログは結局アップできなかった。なぜだ。
ふたりして意気消沈・・・。
ここでご紹介したサイトのオーナーである茶友のみなさま!
そんな状況でしたので、本当はその時々にコメント送信したかったのですが、
時はすでに流れ。。。どーもすみません。
後で自分で参考にしたい場所なので、ご紹介もかねてここにまとめちゃいました~♪
みなさま!
他に見落としている場所があったらぜひぜひ教えてくださいねー♪(笑笑)
投稿者 愛子 : 08:19 | コメント (0) | トラックバック (0)