品茶


おすすめの品茶の仕方

まずは、同じ条件で全ての種類を泡茶して(淹れて)みて下さい!

 ・同じ量・・・緑茶は2〜4gが目安、芸術茶は一個
 ・同じ容器・・・飾りの無いグラスなど
 ・同じ温度・・・約95℃のお湯

グラスの中が半分程になったら、またお湯を足してください!

湯色(グラスの中のお茶の色)・香り・茶葉の様子、などなど、時間と共にゆっくりと変化していきます。

お手元に、同種類や同系統のお茶があれば、それも品茶の仲間に入れてあげて下さい!

次は・・・お好みで、ご自由に楽しまれて下さいね!


こんな品茶も
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こんな方法も試してみてください。
(必ず太陽が出ている時間帯に・・・グラスで。)

茶葉:一種づつ手のひらに取り、はぁ〜、と息を吹きかけ立ちのぼる香りの違い。
    ちょっとだけ、そのまま食べてみて下さい。

 
湯色:外に出て、湯色(グラスの中のお茶水の色)や透明度の変化。

    透かして見たり、白い紙を後ろに置いてみたりすると分かりやすいです。

 
温度:お湯の温度を変えてみましょう。

    それぞれの茶葉に合った温度があります。一般的には、日本茶と同じです。

    高めのお茶葉は、少し冷ましたお湯でじっくりと。安めのお茶葉は、熱いお湯でさっと。

    あとは、半分ほどお湯が無くなったら、熱いお湯を足して、お好きなだけ何杯でも。

 
後味:緑茶も後味がとっても大切!

    ひとくち口に含み、かるくすすいで見て下さい。(歯磨き後のように。でも、軽く!)

    そして飲んだ後、喉の奥や歯に残る、甘味・渋み・えぐみ・爽涼感など、余韻の違い。

 
夜明かし:そのまま一晩、置きっぱなしにしちゃいましょう!

     朝、湯色を比べ、ひとくちずつ飲んでみてください。くれぐれもお腹を壊さない程度に!

     (質の悪い中国茶葉の場合は、真っ黒に、とてつもなく渋く変化しているはずです。)

 

(自宅での)保存方法について
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どんなに高価なお茶でも、保存が悪ければすぐに品質は変化していまい、保存状態のよかった安くて古いお茶の方がおいしい・・・
なんていう事もあります!

お茶はとっても素直でデリケート!すぐに周りの環境を吸収してしまいます。

密封性の高い無臭の、ビン・缶・ステンレスなどの容器に、乾燥剤等と一緒にそっと入れ、冷暗所に置いてあげてください。
容器が濡れていたり、錆びていたり、前に入っていた物の匂いがついていたりすると、お茶はすぐに変化してしまいます。

紫外線にもご注意!
すぐに変色してしまいます。
アルミガゼットのような袋にいれ、空気をなるべく抜いてから容器に入れてあげて下さい。

一番いい方法は・・・なるべく早く品茶してあげて下さいね!


おすすめの飲み方

・一杯の目安
  茉莉花茶祁門紅茶は3g、芸術茶は一個、緑龍茶は4g
 一杯分で3〜4回以上、お好きなだけお湯を足していただけます。
 茶葉がまだお湯につかっている状態で次のお湯を注いでください。

・厚めのガラス容器(グラス、ティーポット等)に茶葉を入れ、95℃前後のお湯を注ぎます。
 ※ 茉莉花茶
  1.は70℃前後、2.3.は80℃前後
 ※ 芸術茶
  1.は大きく広がる為、ティーポットで、4.は背の高いグラス
 ※ 龍井茶
  1.は70℃前後、2.は80℃前後

・茶葉の様子、香り、味、など 変化を楽しまれながら、時間をかけてゆっくり召し上がってみてください!!

♪素敵なお茶の時間を♪

「今度行く時、お茶買ってきて欲しい!」

と言うメール、ちょくちょくいただきます。どうもありがとう!

でも、ちょっと待って!

たくさんまとめて買った方が、確かに交渉もし易いし、 良いものも手に入り易いけど、何しろ、中国茶の種類もランクも星の数ほど・・・

お金を出せば希少価値の高い茶葉を手に入れることはできるけど、 それが必ずしも好みに合うとは限らないし。
どのお茶をおいしいと感じるか、どのくらいの値段を安いと感じるか、 これは千差万別ですよね!

もし、ひとつだけ茶葉を見せられて、お茶を出されて、

「これが何々と言う有名なお茶で、しかも特級品です。いい香りでしょ?」

なんて言われたら、他と比べようも無いから、 「そうなんだ。」 って思うしかない。 (私はそんなの嫌っ!)

実際に、自分自身で 時間をかけて香りや色や味の変化を楽しみ、 気が済むまで比較すれば、 自分の好みが自然と分かってくると思います。

もし、別の場所で買った同種類の茶葉があったら、 それも品茶の仲間に加えてあげて!
(結構楽しいんだよね! 最初の印象と一時間後の好みが逆転したりして・・・)

その上で、 「この位の予算で、このお茶が欲しい。」 と言うものがあれば、頑張ってみます!
ただ、業者ではないので、 おみやげとして個人的に消費できる量しか買えません。


 賞味期限と製造年月日について
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一般的に、中国茶の賞味期限は製造年月日から18ヶ月、などと記されています。

保存がきちんとされていれば、2〜3年でもそれ以上でも、おいしくいただけると言われますが、
年代物のお茶は別として、新茶が出た時点で、特に緑茶などは価値が下がってしまいます。

気になるのが製造年月日。

製造年月日=茶摘みや仕上がり日ではありません。
仕上がりからすぐに袋などに梱包されるお茶の多くは、量産用や輸出用。

大切に扱われているお茶は、産地の専用倉庫で種類・ランク・日付けごとにきちんと管理され、
注文があった後に梱包される事が多いそうです。

業者によっては、梱包した日を製造年月日としたり、梱包の際適当に年月日を印刷したり・・・
製造年月日=茶摘みや仕上がりの日、にはならない事がほとんどです。

大げさな話をすれば、何年も倉庫に置かれた後に新茶として梱包したり、又、売れ残りは梱包を新しくして出荷する・・・
このような業者は実際に多いそうです。

(通りすがりのある工場で、その現場を見てしまった!)

明確な製造年月日(茶摘みや仕上がり日)などは、お茶を作った方、しかも信頼できる方に直接確認しないと分からない・・・
という事になってしまいますね。

個人的に、この事が長い間納得できず(!)にいたのです。

《品茶セット》のお茶達は、全て、各産地のどの畑・茶摘み・仕上がり日・品質・製造方法・管理者・現地での保存方法、などなど・・・

自分の目で、足で、舌で、感覚で、納得するまで確認したお茶達です。

そして、そのお茶達を作り管理している方も、個人的にとても信頼している方達です。
(なんせ自分で飲むためにやってる事です・・)

HPで、それぞれのお茶達の生い立ち(?)や環境も紹介したいと考えていますが、なかなか追いつかなくて・・・
すみません。


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