2007年06月12日
大陸で笑顔こぼれるとき♪
今回の大陸滞在中(&その前後)に拝見して、とても嬉しかった場所をご紹介~♪
********************************************************************
奈良のお茶怪獣、又の名を
「ほたかげ茶葉合宿隊長」。(笑笑)
いやいやいやいや、この春から楽しみにしている彼のブログを今回の杭州で拝見していたら、
突然自分の話題も出てきてびっくりしたーーー。
『極上の中国緑茶壱、
弐、
参』
と三本立て!!!
普段はお互いそんな話はしないし、会うときは大体ふたりで強烈に審評に集中しているか
茶葉の整理や包装作業に没頭しているか、そうでなければ製茶現場や茶葉の話をしているか、
それだけであっという間に時間が流れていつも制限時間一杯。またねと手を振る。あはは。
最高に信頼しているほたかげさんに評価されるのも、私にとって最高の勲章。嬉しい♪
恵さんのおかげで、
品茶セットの茶葉たちは中国でも真実を語る共通語となっている♪
06秋天鉄観音に続き07春天緑茶たちも、
私のコメントが必要ないくらい語ってくれている。
『今年の緑茶』
や『ぐるぐる緑茶考』
などは、東山でおとんと一緒に拝見した。
そして。あぁ。。。大好きなぷーしん。
会えないときも会えるのは、
恵さんのおかげです。(笑笑)
ふじたまさんから出国直前に届いた《まいにち植物》。
(ご出版おめでとうございます&ありがとうございます!)
その124ページ『お茶の花咲く』、真っ先に目に留まり拝読した。
そこに出てくる『知人』というのは、もしかして。。。(笑笑)
それから、ふじたまさんの植物系ブログの中で最近発見。
東山のおとんの家にいるときに
「春のお花たち」と私が呼んでいる中のひとつ、
その花の名前を初めて知った。
きらきらと光るそのちっちゃくてかわいい黄色い姿からは
想像していなかった名前で、どんな由来があるのだろうと想像しながら楽しくて笑った♪
のーとみさんの
『碧螺春というお茶のこと』
の文章中には、私も伝えたいことの一部が
コンパクトに表現されていて、拝見したその日は私は杭州にいて、大陸で実際に流通可能な
碧螺春の数々を審評した直後だったので・・・余計に嬉しかった♪
品茶してくれる茶友がどんな風に飲んでいるのか知ることができるのは、私たちにとって
最高に嬉しく、迷ったり悩んだときなどは次へ進む一番の大きな勇気の源になっている。
お会いする機会はまだ実現していないが、きたきつねさんが日常の中で傍らに自然に茶葉を
置いていらっしゃるのを拝見したり、『碧螺の春』
や『お日さまの味』
など、
きたきつねさんの手の中で開いている茶葉を拝見できるのは、すごく嬉しくて本当に元気が出てくる。
『出張中』
を拝見したとき私は杭州にいて、その時に目の前にあった自分の杯と同じで大笑いした♪
smashさんのここやここなどは、
春の旅で製茶しながらその日に私は拝見したかった。
しかし、どういうわけかsmashさんのブログだけは中国では全く一度も開くことがなくて、
これは個人的に前からかなり残念なことだが、原因は今だに謎。なぜだ。
特にここ!
製茶現場で、妄想でもいいからマリーアントワネット気分になりたかった。(笑笑)
ついでに今回の帰国後のこれ、これ、これ、これも。。。
これらの画像の横にいるのは私だ。へへ♪
***************************************************************************
本当に、多くは拝見したその時々に現地からコメントを送りたかった。
送信しようと実際に書いたコメントがいくつもパソコンに保存されているのだが、
現地から何度送信してもエラーとなり結局帰国となりお蔵入りになってしまったコメントたち、
毎回毎回一体どのくらいあるだろう。
今回の現地では、繋げられる場所でネットの調子が好いときは、
連続していくつかの茶友たちのサイトを拝見することが可能だった♪
時間はかかるけどね…。しかし、コメント入れるとエラーとなりほとんど送信できず、
リンクすることもできなかった。なぜだ。
リンクどころか、今回は自分たちのこのブログのアップロードダウンロードともに連日不可能で、
時間帯や場所を変えてもダメだった。
運好く繋がってもサイトは部分的にしか表示されないことが多く、時には文字が巨大化したり、
このサイトを製作しているお兄ちゃん@管理人ですら見たことがないだろうサイトが出現したり、
(お兄ちゃん@管理人、見たらきっと驚くだろう。)
表示されても右側はいつも真っ白で、もしもコメントいただいても私たちは確認ができない状況で、
今回は本当に参った。
今春の旅の時の調子好さとは比べ物にならない不調・・・春の旅からたったの1ヶ月。なぜだ。
ところが、なぜか帰国日前日の夕食直前、不安定ながら突然ブログのアップロードができ、
ふいみんとふたりで万歳三唱!!! 一気に士気が上がった♪
この時に、二回に一回失敗しながら私がやっとアップできた分が、5月28.29.30.31日。
ところがどっこい、夕食を食べて再び作業を始めるとアップロードできない状況に戻っていて、
ふいみんが準備して待機していた30項目以上のブログは結局アップできなかった。なぜだ。
ふたりして意気消沈・・・。
ここでご紹介したサイトのオーナーである茶友のみなさま!
そんな状況でしたので、本当はその時々にコメント送信したかったのですが、
時はすでに流れ。。。どーもすみません。
後で自分で参考にしたい場所なので、ご紹介もかねてここにまとめちゃいました~♪
みなさま!
他に見落としている場所があったらぜひぜひ教えてくださいねー♪(笑笑)
投稿者 愛子 : 08:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月04日
前略、樹の上から♪
楊梅の樹の上にいると、なぜか落ち着く♪
『愛子ぅーーー、どこおーーー???』
ふいみーーーん、お~い、ここだよ~~~。
今はまだ、楊梅の収穫シーズン直前。
地上から手の届くところに熟した実は見当たらない。
しかし、陽光の当たる大樹の上の方の外側の枝に、烏黒に熟した食べごろの楊梅が少ぉ~しだけあるのだ!
あるある。。。うっしっしっ♪
おとんは、一つの小枝に10数個実がつく楊梅を、間引で1個だけ残す。
果実の間引きも碧螺春の茶樹剪定と同じように、近隣農家と比べると大胆なほど少量しか残さない。
しかし、それが品質の好いおいしい果実やおいしい茶芽を生長させる、基本中の基本。
当然、収穫できる楊梅の果実数だけで比べれば、他の農家さんよりも非常に少ない。
しかし! だからこそ!!
おとんの楊梅はごろりと巨大で水分たっぷり甘みが強く、うまうまなのだあーーー。うっしっし~♪
その大きさは、この辺りで収穫される品質の好い楊梅の1.5倍から3倍にもなる。
いいぞーーーっ、さすが我が「猿おやじ!」
(おとんと私は実際に、『この、ばか娘ーーー♪』vs「なんだ、猿おやじーーー♪」と、
互いにニヤニヤしながら時々呼び合っています。。。ぎゃはは~。)
みいみーん、ここだってば~~~。
はい、樹の途中まで降りてきたよ。
気付いたかな?
投稿者 愛子 : 15:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月31日
愛子鍋に会いたくて。。。
じゃない!
東山のおとんとおかんに会いたくて(笑笑)。。。来ちゃったよ♪
おかんがリヤカーで迎えに来てくれた♪
「おとんは?」 『麻雀っ!』 あははーーー。
今の時期ぐらいだものね、暇なのは。
枇杷の収穫が終わったばかり、あと数日で忙しい楊梅の収穫時期が始まる~!
愛子鍋~♪
水や埃などが入らないように、鍋肌が痛まないように、おとんがちゃんと保護している。
出たーーーっ!
おとんが残しておいてくれた枇杷。日本で売っている枇杷とは違う。
水分が多くて皮を剥くだけで滴る。二種類入っています!
新品種よりも伝統品種の方が甘みが強く味わいが深い。でも、どちらもとっても甘い♪
楊梅の収穫にはまだ一週間くらい早いけれど、今朝おとんが山に入って探してきてくれていた。
食べられそうなのは4個だけ。まだ甘みよりも酸味の方が強い。
けど、あぁ~楊梅ってなんでこんなにおいしい果物なのよお~~~。たまらんっ♪
おとんが帰ってきたーーー!
ごっはーーーん♪
改良していない伝統品種の胡瓜!
甘い。。。濃い。。。炒めると更に甘くなる。
胡瓜のイメージが変わる。。。これは確かにうまい。。。きゃ~~~うっまーーーい♪
投稿者 愛子 : 18:36 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月30日
ちょっと調べたいことがあって。。。
農業大学(※)の茶葉学科に来ちゃったよ♪
(※数年前に統合されたので正しくは浙江大学。ただし、現在でもこの校舎を農業大学と呼ぶ人は多い。)
構内で~す。
朝ごはん。 食後のフルーツ探し。
街中より2~3度気温が低く、涼しい~。
なんとなく以前の西湖の面影を感じる、ふたりお気に入りの静かな池。
手漕ぎボートも乗れる。釣りはダメ~。空気がきれいで気持ちが好い。
学生だったら授業サボって毎日ここで昼寝しちゃいそう。。。あはは♪
数時間後。。。
用事も終わり資料も集まった。ふいみん、構内お散歩しながら帰りましょ~。
石榴花~♪
中国風記念撮影ポーズ、それぞれのイメージ?!
・・・放っといてください。(笑笑)
杭州のいつものお宿に戻って資料置いたら、一階のいつもの食堂でご飯~♪
ね・・・鶏脚はひとりの時はやめておいた方が無難でしょ? あはは♪
街に用足しに。。。
剪定鋏の店に行き、その後ぷらぷらお散歩。街に出るのは久しぶり~♪
製茶の時期だと、いつも現場へ直行&現場から直帰、になっちゃうからね。(苦笑)
みんみん、この店おいしいんだよ~♪ 次なに食べる~~~?!
小鬼&花餃子、覚えているかな!
7年前の春、3人で数日間連日連夜通い続けて食べまくった店、の一階の購買部だよ。ふふ。
その頃使っていたお宿は、西湖辺の開発対象区画となったので数年前に全部つぶされて更地になり、
今では現代風の新しい建物に生まれ変わってブランドショップやカフェバーが並んでいるよ。
でも、この店はぎりぎりセーフの場所、今も残っているよ、食べにおいで~♪(笑笑)
食べ歩きしていたら、そろそろ夕日の頃。
みんみん、点心買って西湖で食べよう!
西湖辺、本当に随分変わっちゃったよなぁ・・・。
しかし、水面に輝く夕日は変わらない♪
小鬼&花餃子!
7年前の春、3人で乗ったのと同じ型の船がまだ残っているよ~~~。
最近は豪華観光客船(?)が増えて、この型の船は少なくなったけれどね。ふふ。
うぎゃーーー、激しい音楽と爆音ーーー。突然なんだなんだ?!
あいやぁ、、、噴水だ、、、いつからだろう?
6時の合図ね・・・。
投稿者 愛子 : 18:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月29日
今春会えなかったから。。。
今春は期間が短かったからね、時間が作れなかった。
梅家塢の紅おじちゃんと紅おばちゃんに会いに来ちゃったよ♪
これは河蝦。今が旬。 新鮮、青く光っている♪
おじちゃんの茶庫でいいものみつけたっ!
↑ いいものは『非常に格好が悪い』? ↑
さあ、この茶葉はなんでしょう~。
うきゃーーー。『非常に格好が悪い』、お~いしぃ~♪
いいものなのに。。。『非常に格好が悪い』で売れない?
もともと、おじちゃんの自分用に作った?
分けてもいい?
やったあーーー♪ もらったあーーーっ!
剪定直前の老蓬だよ~~~!
数箇所の老蓬の最後摘みの調合♪
紅おばちゃんが摘んだ横から紅おじちゃんが剪定していったそうな。
ふふふ、どこかで聞いた話だね~。(笑笑)
4月20~23日摘みを調合したもの。私が春の旅から帰国した直後。
翁家山の歌おじちゃんと同じように、もう茶摘娘もいないし忙しくない時期。
なんと、こちらは全手炒ーーー♪
青鍋も手炒している! どうしたんだ紅おじちゃん!!
「なんで?なんで手炒したの???」と私。
『だって他にすることなくて暇だったから~。』と紅おじちゃん。
ぎゃははーーーーーー♪
確かに市場に出したら『非常に格好が悪い』と言われるかもね。わはは!
でもそんなことより、私が惹かれるのはこのおいしさと状態の好さ!
1ヶ月以上伝統的な方法で保存されていたから(…以下省略、翁家山の歌おじちゃんの茶葉と同じ♪)
ちょっとお散歩。
あぁ・・・。
このあたり、茶畑のど真ん中だったのに・・・。こんな奥まで開発工事が進んでいる。
みんみん、帰ろぉ~。ご飯ご飯!
さっきまで青かった河蝦、皿に乗る頃には大空と同じ紅色♪
投稿者 愛子 : 18:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月28日
気になる香気が気になって。。。
急に決まった私事もふいみんとふたりで協力し無事に終了、かなりへろへろ・・・。
しかし、同じチケットで滞在可能な残り数日間を利用しない手はない!!
今、私たちは中国大陸にいます。
ということで、突然ですが07春天の旅の続き(?)、始まり始まり~♪(笑笑)
そう。。。
中止した獅峰龍井の初釜のひとつ。《翁土の山》の第一蓬。
あの気になる香気と滋味がかなり気になって。。。
翁家山の歌おじちゃんと歌おばちゃんに会いに来ちゃったよ♪
おじちゃん、真剣。。。
自分が作る茶葉に対して、いつも非常に厳しい歌おじちゃん。
私の意見を耳にしたとたん急に表情を変え、手を洗い審評を始めた。
おばちゃんも。。。
審評では原因分からず。4者会議に入る。
可能性をひとつずつ洗ってみる。
30分後、事件(?)解決! 謎は解けたぞおー!! 万歳~~~♪
事件の謎を解く鍵になったのは、私の言うところの「ろうそく」「酵母菌」。
奈良のお茶怪獣
(毎春の茶葉合宿の事実上隊長になっている!?)の言うところの『油性』も。
原因解明した瞬間、それまで難しい顔だったその場の全員大爆笑、ぎゃははーーー!!
ああ~、好かった好かった。
来年以降、もう二度とこの「気になる香気と滋味」が出る可能性はなくなった♪
今春が最初で最後。みんなで胸をなでおろす。
全ての始まりは、おばちゃんの私に対する心からの誠意&好意。
説明すると長くなる。から、詳しい話は改めて。
まずは奈良のお茶怪獣に私は報告したい。
さて、おばちゃんと一緒にご飯の準備。
と、その前に。
近所でおもしろいものみつけたっ!
↑ おもしろいものは『格好が好い』? ↑
さあ、この茶葉はなんでしょう~。
同時に、おじちゃんの茶庫でいいものみつけたっ!
↑ いいものは『格好が悪い』? ↑
さあ、この茶葉はなんでしょう~。
『格好が悪い』いいもの vs 『格好が好い』おもしろいもの
うひぃーーー。『格好が悪い』、お~いしぃ~♪
いいものなのに。。。『格好が悪い』で売れない?
もともと、歌おじちゃんと船おじちゃん用に作った?
分けてもいい?
やったあーーー♪ もらったあーーーっ!
剪定直前の老蓬だよ~~~!
それも、非常お気に入りの《渓水の山》の!!
最後摘み、第6蓬♪
ふたりで行って、歌おばちゃんが摘んだ横から歌おじちゃんが剪定していったそうな。
4月18日摘みだから、私たちが春の旅から帰国する前日。
もう茶摘娘もいないし忙しくない時期だけれど、青鍋は機械炒り。
手炒しようと思っていたけれど、剪定して帰ってきたらおじちゃん疲れちゃったんだって。ひっひっひ。
分かるよ分かるよ、《渓水の山》は茶樹の数が少ないのに家からとても遠い。
山を登ったり降りたり、降りたり登ったり、往復3時間近くかかるもの。
それに、その時期の相場価格の茶葉に手炒の要求なんかしないよ。
そんなことより、私が惹かれるのはこのおいしさと相場価格と状態の好さ!
1ヶ月以上伝統的な方法で保存されていたから、人間が飲む茶葉として状態が非常に理想的。
高火の影響がすっかり消え人体への影響がなくなり、香気滋味ともに本来の力が開き始めおいしくなり、
長期保存用に酸素を抜くにも茶葉が理想的な安定状態になっている。
自宅で普段がつがつ飲みたいよ~♪
ああ~真夏にアイスティーにしてぐびぐびするのもいいね~♪
『格好が好い』おもしろいもの要るかって? いーらない。
あっそうだ! おばちゃん、さっきもらってきた分だけちょーだいな。
品茶会で茶友と一緒に飲んでみたい。どんな意見が出るかな。。。いっひっひ。
お気に入り四箇所各地点のニックネーム,、まずはおばちゃんに見てもらったよ♪
おばちゃんおじちゃんがわからなかったら意味ないモンね!
地点の自然環境特徴から採っただけなんだから、きっと分かるはず。
もしも分からなかったら私が地点特徴を分かってないということになる。
ちょっとどきどき。
黙ってノートに書いた。。。《翁土の山》 《香風の山》 《陽光の山》 《渓水の山》。
おばちゃんと目を合わさない。私は下を向く。
さあ、どこかどこだか分かるかな?
大ビンゴーーー♪
さすが、おばちゃん!!
すぐにどこがどこの地点か言い当てた。嬉しいーーーっ!
『漢字見ただけですぐ分かる』って。ああ~好かったーーーっ!
『覚えやすいし好い呼び名だ』って、ニックネーム見ながらすごく嬉しそう♪
それからそれから、
『 《土》 《風》 《光》 《水》、この4つ、茶樹に欠かせない一番重要なものだ』って。
ああーーー本当だ本当だーっ! あはは、おもしろ~~~い♪