おいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.

2006年07月03日

絵本《つきとうばん》

帰国した私を迎えてくれた嬉しいものがいくつかありました。
そのひとつがこの《つきとうばん》。絵本です。

待っていましたーーーっ!!
ふじたまさんの童話が素敵な絵本になりました♪
作:藤田雅矢 絵:梅田俊作

ふじたまさん、おめでとうございまーーーす♪♪♪
&ありがとうございました!


表紙と題字が目に入った瞬間、まだ読んでいないのに速攻お気に入り!
それからそれから、こういうストーリーだとはちょっと想像していなかった~。
なんというか、全く知らない星の世界と初めて出会った感じ。
それなのに、とても身近ですぐそばにあったような感じもする。

次はどうなるのだろうとどきどきして絵本をめくったのは何年ぶりだろう。
ワクワク、ではなくて、ドキドキ。
ニコニコ、ではなくて、パチクリ。

一回読んで、なんだかぼけ~っとしてしまって、もう一度。
読んでまたしばらくぼけ~っとして、ご飯食べて、また読んだ。
読む度に印象が変わってくるような。。。どんどん膨らんでいく。
ストーリーと共に絵が動き出していっそう広がっていく。

数分で全ストーリを読むことができる一冊の絵本なのに、
とても静かで暖かでゆっくりとした長い年月が流れていたような気が。。。
大地も夜空も大きく動いて光りが増えて澄んだ空気が広がっていくような気が。。。
急に走りたくなるし踊りたくなるしお腹も空くし。。。

そんな感じ。(笑笑)

小さい頃から好きで今も大切にしている絵本はいくつかありますが、
大人になって新しい絵本を手にする機会って少ない。
そういえば、大人になって初めて出会った絵本かもしれない。
ふじたまさんの《つきとうばん》。
うーん。。。素敵な絵本だ。。。好い~。

私の『とうばん』はいつかなーーーっ!! ふふふ♪


みなさま!
ふじたまさんのサイトから注文できます。
http://www.d2.dion.ne.jp/~fujitam/
ご一緒に『月のタネをまき 星の実をたべ』ませんか♪(笑笑)

投稿者 愛子 : 06:48 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月03日

届きました♪その2

もうひとつ、メールに『届きました?』。 ふじたまさんだ♪

郵便受けにダーッシュ! ・・・溜まってる。
帰国後、本当に家から一歩も出ていない。郵便すら取りに行っていなかった。(苦笑)

おおっ♪ 発見ーーーっ。

ふじたまさんの本が届いていました!
【ひみつの植物】2005年5月5日発行 藤田雅矢著

http://www.d2.dion.ne.jp/~fujitam/
http://www.bk1.co.jp/product/2551737

ばんざーい。おめでとうございまーす! なになに?(←帯を見る。) 

「農学博士,ファンタジーノベル作家,本職は植物育種家!?
 こんな人が,愛とうんちくをこめて,珍品をご紹介します。」

ご紹介されちゃうーーーっ♪(笑笑)
いえーいっ! 直筆サイン入りだあ。うっしっし。ありがとうございまーす。

表紙の写真が好い~♪
美しいっ、つまんで食べたくなる!←《オブツーサ》
《ピンクのたんぽぽ》だ! 本当にピンクだ~。なごむ~。にこ~♪
植物見ると東山と西山を思い出すなぁ~、なんてパラパラ。。。ぐふふ、見やすい。
カラー写真で見たこともないような植物がいっぱいだあ!

きゃーっ♪ ふじたまさんがあっちこっちに登場している!
このキャラクタ-はふじたまさんだよね? だってそっくりじゃん♪ あははーっ!

おおーっ♪ と私が目を留めてじっくり見入った文章。
なにかおわかりでしょうか?
「4 食べられます(66頁~79頁)」のカテゴリーの中の「在来種のぜいたくな恵み(74頁~)」。(笑笑)

在来種! 《老蓬》のことだーっ。(←すぐ《茶葉》につなげる。)
お茶の在来種について書かれているわけではありません。
【ひみつの植物】では野菜の在来種についてです。。。が!


「このように昔から作られている作物や野菜は在来種と呼ばれ、
 最近の品種に比べると、病気に弱かったり、作りにくかったり、」(76頁より)

うん・うん・うん。そうなのねー!
だから自然に生き残って大切にされている《老蓬》って
やさしくて深くて力強い特別な魅力ある香りと味わいがあるのねーーー♪

「そろいが悪かったりすることがあるかもしれません。」

うん・うん・うん。そうなのねー!
だから香りや味わいより美しい外形が優先される中国緑茶の品評では、
《新蓬》のほうが点数が高いからニーズも高くて、
《老蓬》は市場にも出なくなっちゃって幻になっちゃうのねーーー♪

 「しかし、それらの在来種は、このもちトウモロコシのように昔の味を
 思い出させてくれたり、赤い軸をした甘いホウレンソウであったり、
 とろけるほどに柔らかなカブであったり、しゃきしゃきとした
 歯触りのいぼのいっぱいあるキュウリだったり、京都特有の
 鹿ヶ谷カボチャだったりと、特別の味覚をもたらしてくれます。(中略)」

うん・うん・うん。そうなのねーーー!
だから《老蓬》にも一度出会ってしまうと忘れられない「特別な味覚」があるのねーーー♪
野菜もそうなのね~。そうかっ!
だから、東山のお父さんも西山の湖おじさんも祥華のおとんも、
『《野生》のほうがうまい』って、野生(在来種)の野菜を毎日食べているのかっ!

 「それぞれの地域に適した野菜があるものだと感じたのでした。(後略)」(76頁より)

うん・うん・うん。そうなのねーーー!
だから「それぞれの地域」の、あの《環境》にある、あの《老蓬》でないと、
あの《碧螺春》にも、あの《龍井》にも、あの《鉄観音》にも、
あの《猴魁》にも、あの《毛峰》にも、絶対にならないのねーーー♪
他の品種を持ってきても、同じ味わいにはならないのは当然よねーーー!!

ふじたまさんの知らないところで・・・
勝手に茶葉に置き換えて解釈して喜んでいる今日の私でした。(笑笑)

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