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2007年04月04日
研究茶できた!
おとん『加一点温。』
煙が、、と思ったらすぐ消えた、さすがおとん。 まだ、、かな?
もうちょっと、、かな?
お、愛子の動きが起鍋の準備に入った。
できたのね!
ざる?何するんだろう? おー、これで茶葉と茶末を分けるんだ。
丁寧に末子や砕茶が取り出せる?作業が早い? なるほど。確かに便利そうだ。
2年前は、確か刷毛を使って手でやっていたんだっけ?
ざるは昨年から始めた? そうか、昨年のブログにそう書いてあったな。
あ、でも少し前の愛子のブログで画像見たけど、末子を取り除くのは「赤いざる」じゃなかったっけ?
これは茶葉専用のざるだよね? じゃ「赤いざる」は? あれは料理用だったの?
おとん『製茶に料理用を使うわけないだろー。どっちも製茶専用のざるだ。
いいか、ふいみん、製茶道具は製茶のみ。絶対に料理や他のことに使っちゃだめだぞ!』
はい。じゃあ、なんで?
愛『出始めの茶葉と今の茶葉では大きさが違うでしょ。状態に応じてざるの目を変えるの。
こっちは後半の茶葉に合わせて、手で加工して目を大きくしてあるでしょ。
今の時期に「赤いざる」使ったら、茶末はほとんどざるの中に残って取り除けないよ。
逆に、あの時期の頃の茶葉にこのざる使ったら、全部抜け落ちて少しも残らなくなっちゃうよー!』
うんうん、なるほど!
それにしてもすごく丁寧に取り除いている、、、どんどん仕上がりが減ってるような。
それに取り除いた方には、末子以外に白い芽の部分もいっぱい混ざっているような、なんかもったいない。
愛『うん、ここも入れてしまうのが一般的だけどね、おとんは私のために丁寧に取り除いてくれるの。
本当は混ぜた方が仕上がり量は増えるから収入も多くなるし、
白毛の部分が多く混ざるから外見も白っぽくなって一般にはその方が好い碧螺春だと思われるから、
おとんだって外に出す茶葉にはここまでしないよ。
でもね、あとでその部分だけ泡茶してごらん。
湯の中で開いたら、それは砕茶の部分だというのが分かるから。
乾いた状態では小さくて白くてきれいだから、仕上がり茶葉より好い碧螺春に見えるかもね。ひひ。
砕茶もおいしいよー、味はほとんど変わらない。
でも砕茶だからさ、仕上がり茶葉ほどの耐泡性はないよね。葉底にも影響するし。
それを高価な碧螺春の仕上がりに入れるのは誠意に欠ける、っておとんは取り除いてくれるの。
なんてったって、『国際面子』だもんね、わははーーー。
それからね、本当はね、今の時期の碧螺春は白毛の大部分は茶葉から離れてしまうのが自然。
最初の頃の碧螺春のように茶葉と白毛は一体化しなくて、仕上がりが「白っぽく」なるはずがない。』
そうなんだ。
碧螺春は白毛が多いほうが高級品ってなにかの本に書いてあったけど、
確かに龍井だって碧螺春だって毎日毎日鮮葉の状態は変わるもんね。
取り除いた茶末は、鍋前に置いてある赤い缶に入れて、、、それ売るの?
自宅用?好きに飲んでいい?やったー。
愛子の手。白毛がたくさん
熱そう。真っ赤。
研究茶完成!ばんざーい!
色がきれい。
あれ?でも白毛がたくさんあるような。これでも少ない方なのかな?
品茶が楽しみ♪ [女尼]
投稿者 chinatyparty : 2007年04月04日 21:55
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