おいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.

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2007年03月24日

スペシャル品比♪

本日の2鍋。成功了~♪
 左:第1鍋 右:第2鍋

第2鍋の方が若干好い。
 
第1鍋                           第2鍋

毎晩の恒例。本日の鍋品比&反省会!

「あれ?おとん場所変えた?」
『あれ?あー、見た後、逆にしちゃったな。』
 左:第2鍋 右:第1鍋

更なる炒茶を追求し、真剣に炒茶工程の意見交換した後は。。。

今日はスペシャルナイト!
今春の初釜から全日分の茶葉とご対面~。きゃーーー♪

 ←これは3月15日の茶葉
↑今春の初釜、分前碧螺春第一目の茶葉だよーーーっ! 
ピンボケだけど。へへ。

飲んでいい?飲んでいい!飲んでいいの?!
そのために出した? やったあーーー♪

ついでに第二日目の16日のもちょっと取り出して。。。(笑笑)

左:15日 右:16日
 → 
入れた。                            開いた。   

お湯注して。。。飲む。

ん?  んん?  ん?     んんんーーーっ!!  うっきーーーーーーっ♪

って、これは飲んだ人間にしか分かるまい。ふっふっふ。(笑笑)

おとんは、ご近所さんと比べても、毎年2~3日くらいは早く茶摘みに入れる。
年間通して、果樹園全体の果樹&茶樹ひとつひとつの手入れが上手だから。
共生する多種の樹それぞれの、肥料をあげるタイミングも伐採の方法も植え方も接木の方法も。。。
とにかく果樹園管理全般が非常に好いのです。これは果樹園を見れば一目瞭然。
子供の頃からどういうわけか興味があって好きなんだって!
そんなおとんが私は大好きさ~♪(笑笑)

 左から:第2鍋・第1鍋・15日・16日

分前茶は日に1鍋しかありません。ちなみに停止は20日のみ。

 
左:第2鍋 右:第1鍋                 左:15日 右:16日

10日変わると、外形に差が大きくなくても茶汁の量が全く変わる。

こっちはこっちで言うことない、うまい♪ こっちはこっちで、あ~言い表せない♪
あっちだこっちだ、こっちだあっちだ。。。
延々品茶は止まらずまた夜は更ける~。わははー!

 

投稿者 愛子 : 21:00 | コメント (2) | トラックバック

雨天の炒茶

雨の影響を受けて濡れた鮮葉は、表面が乾いても晴れの日の鮮葉とは状態が違う。

柴の調整も、いつもとは変えます。
 
                           使う柴の種類も変えます。

雨の日、といってもいろいろある。
摘む前にどのくらいの時間降っていたか、どのくらいの量の雨が降ったかで
鮮葉状態は異なる。摘む前から降っていた時と、摘んだときだけ降っていたのとでも、
一見同じ状態に見えても内質が全く異なる。

鍋の温度・火の調整・柴のブレンド。。。
全ては、炒茶する日の鮮葉の状態を見て決める。

今日は、表面水分はすでにないが内水分は外側まで高め。
こういう原料の殺青は、晴天が続いたときの茶葉よりも時間がやや長めになる。
温度も時間も昨日とは変える。そのためには柴の調整が重要。
一度高温で鍋全体を熱した後は、殺青投入時の鍋温度を昨日より若干低めに設定。
少しだけ遅れて高温にくるように、その温度が昨日の殺青時よりも長く続くように、
そんな柴のブレンド&調整にする!

『テストは明日だ、柴調整が難しいから一緒に炒ろう!』
「はい。今日は雨天の炒茶の勉強、昨年の復習だーっ!」

 → 
鮮葉全体の温度が平均に上がるように。ある時を境に一斉に水蒸気が上がる。
勝負の時!

『交代!』
「はい!」
すばやく鍋に手を入れる。
すばやく柴の調整にまわるおとん。

殺青・カーン、終了。
「おとん、要起鍋ーーー。」
『ほい来た。』

一度洗鍋、柴調整、回鍋。
2人で団、始まる。。。そして。。。
 できたーーー。成功だ~♪

この調子で第2鍋、入ります!

できました~♪
 炒茶直後の手。白毛の浮きは晴天より少なめ。
白毛が見えるかな~?

 おかんがくれたちびちび蜜桔。
おとんとおかんが作ったんだよ。 この子、あんま~い♪

蜜桔で一息ついたら晩ごはーん!

洗飯の中に青[米団]が~♪
 → 
清明節の前、10日以内にこれを食べます。草もちと似ている。おいし~♪

 

投稿者 愛子 : 19:35 | コメント (0) | トラックバック

楝葉開始

鮮葉の表面水分は、菜飯を食べている間に乾きが進みすぐに標準状態になってきた。
今日は大雨ではないから早い。
水分が飛んだ鮮葉からすばやく選別をし、楝葉開始ー!
今日は老四も数時間手伝いに来てくれた♪

老眼鏡をかけて、おとんとおかんもがんばっている。
 ひと芽ひと芽、全ての茶芽をチェック。

最初の選別で別にされた芽尖(小芽)部分も、次の選別作業ができる状態まで乾いた。
 部屋の中はまだ扇風機が回っているので、外で!

 

投稿者 愛子 : 15:00 | コメント (0) | トラックバック

菜飯

かまどの火担当の私。
調理担当はおかん。
『愛子に菜飯を作ってあげるんだー。』と昨日から張り切っている。
実は、おかんの好物。(笑笑)

おとんは菜飯を食べない。

他になにもなければ食べる、けど、好きではない。
好き嫌いなくなんでも食べるおとんにしては珍しい。
若い頃、『あの時代』に、外地で労働した年月、毎日毎日菜飯だけだったそうだ。
今はお肉も入っているしその当時とは違いおいしいものだけれど、
やはり食べればその時代のことを思い出してしまうそうで、できれば食べたくないそうだ。
・・・納得。

ジャーーーッ。
高温で炒め物をする好い音が壁越しに聞こえてきた。
香りもまわって来た。菜飯に入れる油菜をおかんが炒めている香りだ!
鍋の裏で柴を足しながら聞く。

「火力どお?どのくらいにしておく?」
『正好。ぐぅーぱぁー(方言:おこげ)好き?』
「好きーーー♪」
『わかった!おかんが作ってあげるね~。じゃ高温にして、最後はおき火多めにしておいて!』
「おっけー。」

 
できたーーー。好香~。                ぐぅーばぁー♪

 

投稿者 愛子 : 12:30 | コメント (0) | トラックバック

濡れた鮮葉

おかんとおとんが帰ってきたーーー。おつかれさま~♪

夕べ夜半過ぎから早朝まで小雨が降っていたので、鮮葉の表面はしっとりと濡れている。


雨の日でも摘みます。小雨でも、大雨でも。
もしも真冬日のような気温だったら、それはまた別のお話。
しかし、そういう日はこの時期とても少ない。
気温は徐々に上がっていく。

雨の日でも茶芽は生長するので、摘まなければ間に合わなくなる。
一日摘まなければ、その年の碧螺春としての品質や収穫量に次の日から大きく影響する。

その日摘める状態になっている芽を摘まなければ、その芽は一日であっというまに生長する。
好い蕾の状態の日にその芽を摘み残せば、次の日には開いてしまうのだ。
芽が開いてしまえば、芽の一番外側は開きかけの小さな葉になってしまう。
開きかけのその小さな葉は楝葉できれいに取り除くが、炒茶できる全体量が減ることになってしまう。
結果的に芽の巻きは1枚、時には2枚少なくなり、品質全てにも影響するのである。
一日茶摘みを休めば、次の日以降どんどん間に合わなくなるのだ!

そこに高気温の日が一日でもやって来たら大変なことになる。
前日まで動きのなかった芽までが一斉に発芽するので、もっともっと間に合わなくなる!!
そうなったらもう追いつかない。大変だーーーっ。
だから、雨でも摘まねばおいしい碧螺春はできないのであ~る。

さて、ではこういう日はどうするか?

本日は、鮮葉が雨に濡れた日のお勉強~♪
 すぐに広げて。。。

大型扇風機出動ーーー!! さ・さ・寒い・・・。 
 ←天井についている扇風機、回っています。

 この状態では選別作業もできない。

ので、まずは表面の水分を乾かす!

 
茶芽を痛めないように全体をすばやく乾かす。

おかんが呼んでいる。お昼のお手伝いだ。 
はーい♪ おとん、先におかんを手伝ってくるね!

 

投稿者 愛子 : 12:00 | コメント (0) | トラックバック

小雨の朝

5時半、起きたら小雨。
朝の準備をしながら様子を見る。
井戸水汲んで、かまどの火を起こして、お湯を沸かして、魔法瓶に移して、
同時に洗飯作って、おとんとおかんに先に食べてもらって。。。

小降りになってきた。もう少ししたら止みそうだね!
 おとん&おかん、出発です。
気温はそんなに低くないが、果樹の森を歩けば服は濡れる、濡れると寒くなる。
風邪をひいたらおしまいだ。
たくさん着込んで、かっぱ着て。。。いってらっしゃーい!

今日は摘める芽が少なめなので、午前の私は居残り家事組。
個人的にも、こういうときにしておきたいことがある、チャンス♪

でも、まずはご飯~。
 おかんが鍋の中に入れといてくれた!
 まんとう。おいしい~♪

台所の洗い物・炒茶鍋や柴の準備・各部屋のお掃除。。。終了。

さあ、すっかり雨もあがっている。やるぞーーー♪
 井戸水を汲んで運んで、汲んで運んで。
たっぷり運ぶ。
どこへ?
さっき、まんとうが入っていた大鍋に!  

次。 その大鍋の裏にまわって。。。
 
火を起こす。
湯を沸かしまーす。 
湯を沸かす時と炒茶の時では、柴の種類もかまどの火の作り方も違う。
ぐらぐら熱湯が沸いたら、またバケツで運びまーす。大きなたらいの中に。

もう分かったかな?
そう! その熱湯を井戸水で割って、体を洗うのでーす♪
昼間に頭や体を洗う、これ常識。
気温が下がる夜に頭や全身を洗うのは、この時期でもまだ自殺行為。
暖房なんてもちろんない。ドライヤーなんて聞いたこともない。
寒ければ着る、動く、寝る、暖かいものを飲む食べる、日向に出る、が常識の生活。
たらいに溜められる熱湯も限定、一度に大鍋ひとつ分+魔法瓶。
おしりまでしかお湯には浸かれない。
それでも、一度にそんなにたくさんの熱湯を使うのはとても贅沢な行為です。

風邪をひかないように急いで要領よく洗う。準備を整えたら。。。
さあ~、よーいどんっ!

入浴シーンは省略ね。(笑笑)
ついでに、そのお湯で頭も洗ってさっぱりさっぱり~。

お次は、洗濯!
おとんとおかんと私の分を、まとめて洗いまーす。
洗濯機なんてもちろんない。手で洗います。茶汁はなかなか落ちない。
ここでも井戸水が大活躍。何度もバケツで汲み上げる。
おかんは洗ったあとの大物は河に行ってすすぐことが多い。
井戸汲みも量が多ければ重労働だし、河には近所の人がいろいろなものを
洗いに集まっているので、どっちかって言うとおしゃべり目的?!あはは~。

洗濯している間に髪の毛も乾きました!

 干したら次。

お昼の準備~♪

 

投稿者 愛子 : 11:30 | コメント (0) | トラックバック

水ぶくれ第何号?

本日の手♪
 炒茶初日の昨夜から少しずつ増殖中~。

眠い!
朝は5時30分起床。先に寝る、本日分のブログ後回し。ごめんなさーい。

愛子鍋デビュー。今日の茶葉。びっくりびっくり。
誰かが完熟果物の濃厚な蜜でも混ぜたんじゃないの?!?! ひえーーー♪
なんだなんだ、なんでなんで、どうしてなのーーー♪
気候・原料(場所・土壌・品種、等)、有関係。

翁の龍井、老蓬の第一蓬、本日来た!
4箇所同時に初摘み日。雨の後、今日は21度まで上がったから。
全手工で炒る農家が一件もなくなった?どこでも青鍋は機械利用?・・・げ。
歌おじちゃん分かっている、依頼済み、私の茶葉だけ全手工で別に炒茶。感謝ーーー♪

晩安~☆

 

投稿者 愛子 : 01:14 | コメント (0) | トラックバック