2005年10月20日
冬蜜&野生熟
ひと段落ついて。。。やっと品茶タ~イム♪
楽しみにしていたさっきの子、この間に仕上がりました!
朝に炒茶して私が思いっきり強打連発(笑笑)した野味の強く出た種類。
18日に、山頂近くの林木の斜面で摘んだ3歳2代目。
緑が濃いですぅ~。きゃーーー好いわ~♪
それから、比較してみようと持ってきたもう2種。
昨晩、おとんと一緒に[火考]火して仕上げた子も連れてきました!
これは4歳4代なのに、まだ野味が残って特色のある味わいが出た子。
でも、3歳2代のようにはいかない。3歳4代のようにも3代のようにもいかない。
その代わり、[火考]火したら素晴らしくなる素質を持って仕上がった珍しい子。
これは、[火考]火前のも私は少し取って置いた。
だって、結果どっちが好かったかなんて、比べてみないと納得できないものねー。
いざ!
まず仕上がったばかりの子♪
愛「すげーーーーーー。あま~。濃い~。うま~。」
おとん『こーれーはー。香気非常好!』
「うわ。。。これあの香りだ。」
『そうだよ! ちょっと待って。もう一煎淹れてみよう。』
「ほぅ。」
「ほらやっぱりーーー♪」
『そうだそうだよ。間違いない。冬蜜だっ!』
「そう冬蜜! すご~い濃い~♪」
『ふーわーーー。これはすごいや。ここまで強く特色が出るとはな~。こりゃ好いお茶だ。』
「いいね、いいね、これおいしい~。」
『うれしっ・うれしっ・うれしっ』←手をたたいて喜ぶおとん♪(笑笑)
おとんの《まじ満》がまた出ましたーっ!!
じゃ、こっちは?
おとん『んん? 不[火考]はちょっと薄いな。』
愛「そうだね~。今それ飲んじゃったし、余計そう感じちゃうね。」
『どれどれ[火考]後は? ふーわー! これは[火考]して大正解だ。やったなー!』
「あ。本当だ。まだ火香味が強いのにそれでもおいしくなっている。。。不思議だ~。」
『愛子、これもあと1ヵ月置いたら、野味のある好い熟香型になるぞ。』
「だよね! 楽しみーーー♪」
『しかし、えらかったな~。[火考]前もちゃんと残しておいて。うんうん♪』
「だって比較してみたかったから。どう違うのか。本当に[火考]した方が好いのかも。」
『は~~~お♪ 本来はそうすべきなんだ。これからも必ず忘れないようにな。』
「ほぅ!」
『うわあーーーーーー。』
「なに? なに? どうしたの?」
『《あれ》も[火考]前のサンプルを少しとって置くべきだった・・・しまった。』
「え? あ。うあーーー。そうだよ。え?全部だっけ?」
『そうだよ。全部だ。』
「やっちゃった~。」
『馬鹿だ馬鹿だ。忙しくて注意を怠った。』
「でも、あれは間違いないでしょ。[火考]前もあんだけすごかったけど、
[火考]して好い味になるあのタイプの茶葉って、年にひとつ出るか出ないかでしょ?」
『確かに、《あれ》は[火考]しない状態ですでに滅多に出ない満足な茶葉だ。
あのタイプは[火考]した方がもっと好くなることも分かっている。
そうでなければ[火考]なんてするはずがない。』
「でも、比較品茶してみたかったね~。」
『そうだよ。絶対にそうするべきだったんだ。』
「あは。もうやっちゃったよ。。。」
『早く飲んでみたくて気がつかなかった。馬鹿だ馬鹿だーーー。』
『なんで愛子注意してくれなかったんだーーー!!』
「うへぇーーー。着いたばっかりで私も気が回らなかったあ~。」
『そうだ、ふたりとも注意をしなかった・・・もう仕方ないな。あはは。」
「・・・仕方ないね。あはは。」
肩たたき合いながら椅子まで歩いて行く。。。
「次からはどんな茶葉でも絶対に[火考]前のサンプルを残すのを決まりにしようよ!」
『そうだ。必ずそうしよう。すっかり注意を怠ってしまったなぁ~。年かなぁ~。この古い頭がいけない!』
「そんなことないよ~。あの日も製茶室忙しかったからさぁ~。」
『比べて飲んでみたかったなー。』
「そうだねー。。。また来年ね♪」
『そうだな。そうしよう。。。さあ、《冬蜜》の続きを飲もうかー!』
う~ん、《冬蜜》うまいっ♪(笑笑)
投稿者 : 2005年10月20日 18:20
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