2005年04月13日
青出於藍勝於藍
2釜目。
愛『ふいみん、取って取って!早く!籠の枝が入った!』
愛『。。。あいや、焦げた。』
おとん『いやあー、その焦げ具合がまた好いなー。』
愛『あははー♪焦がしても褒められるわけー?!』
おとん『それは焦げにはならないぞ。ほら今のですごく好い香りになってきた!
うわーこの香りだ!すばらしい!たまらんなー!』
愛『おとーん!なにやっても褒めてくれるのー?!』
おとん『まさか!《好くない》のは《好くない》と言うだろ。《好くない》のに《好い》と言うわけないだろ!』
愛里の手は動き続ける。
おとん『後は任せた。もう俺は引退するぞー!これから何で食べて行こうかなー。青出於藍勝於藍~♪』
おとんは嬉しそうに家の中に入っていった。
愛『なに?なんだって?』
女尼「弟子が師匠を超えた!だってさー!」
愛『青は藍より出でて藍より青し、か。うははーーーっ、本当によく言うよねー!』
愛里炒茶職人?はおとんにたくさん褒められて笑ったり冗談言ったりしながらも次々と炒茶している。
4釜目が終わったのは夜中の1時。
うわー、愛里の手が真っ赤に腫れてる。触るとすごく熱~い。(女尼)
投稿者 chinatyparty : 2005年04月13日 22:00
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