おいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.

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2005年04月16日

忙死了ー!

SOSが聞こえる。。。西山に行きますっ!

ここ数日、湖おじさん家はもう~~~それはそれは大変な忙しさ。
連日、日に10数釜は炒茶している。
それを聞いた東山のお父さんは『10数釜?そりゃ大変だー!』とびっくりしていた。

おじちゃん&おばちゃんは、午後は茶摘み娘よりも早く帰宅し炒茶の準備に入る。
昼過ぎにはおじちゃんが帰宅し、午前の鮮葉から炒茶を始める。
おばちゃんは夕方に茶摘み娘たちより早く帰宅し、炒茶を始める。
おばちゃんは家事もこなすのでメインで炒茶しているのはおじちゃん。

一釜仕上げるのに必要な時間は、余熱と洗鍋の時間も合わせると約1時間。
芽が成長するごとに、一釜を仕上げる時間は長くなる。
単純に計算しても、最近のおじちゃんは半日以上釜に手を入れている。


清明節の後に気温の高い日が続いたため、
その後に芽はドンドンジャンジャン出てきて
おばちゃんおじちゃん茶摘み娘たち総出でも摘むのが間に合わない。

今の西山は、どんどん摘んで、どんどん炒る。
碧螺春のように丁寧に摘むことはできない。
碧螺春のように丁寧に揀葉することもできない。
碧螺春のように丁寧に炒ることもできない。

茶摘みが間に合わなくて、2葉目や3葉目のやわらかい葉が開いてきてしまっているのだ!

1芽1葉だけで摘んでいたら、仕上がり量が減る。
こういう状況の時は、1芽2葉を基準に摘む。

今の状態の1芽2葉で摘む場合は、短い時間で大量に摘めるから山のように摘める。
全部を丁寧に揀葉していたら朝になっても終わらないだろう。
もう大きいので摘む時に芽がバラバラになる心配はない。
揀葉で時間がかからないように注意して茶摘みする。

一釜の量を碧螺春と同じ量で炒茶していたら、24時間炒り続けても終わらない。
だから、一釜で仕上げる量は多くなる。
量が多ければ、碧螺春のように丁寧に炒ることは出来ない。

毎日早朝から摘んで、深夜まで炒る。それでも追いつかないのだ!
おじちゃん&おばちゃん、忙死了~~~。

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