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2005年04月14日
炒茶卒業?「12点ア~(12時か~)」
3釜目。
何時間もずっと立ちっぱなしなので特に何もやっていない私でもかなりヘロヘロ。
おとんや愛里はもっと大変だろうな、、、
と思ったら愛里は最後の一釜だと嘆いて泣いているではないか。
あんなに火傷しているのにほんっとーに好きなんだな~。
おとんは薪の調整をしながら愛里弟子をとても満足そうに眺めていた。
本当に満足そうですごく嬉しそうな表情をしている♪
おとん『来年は一番短くても一ヶ月はいなくちゃだめだぞ。
明前が始まる前に来て炒青が終わるまではここにいるんだぞ。
もう来年は俺は家ん中(でのんびり)、
そこ(愛子がいる場所)に立つのはふいみんで、
ここ(おとんがいる場所)に立つのは愛子だなー、わはは、楽しみだなー♪』
仕上げの団をおとんと愛里が一緒にこなす。
おとん『・・・12点ア~(12時か~)。。。。。。干ラ(乾いた)!』
愛『うう~~~、みんみん(ふいみん)~~~、終わっちゃったよ~~~、やだよ~~~(泣)。
やばいっ、やばいよっ!どおしよお~~~、わたし炒茶がすっごく好きだー。
龍井でもそうだったー。もしかしたら飲むより摘むより一番好きかもしれない。
多分そんな気がする。ずっとやりたい。毎日炒りたい。
碧螺春炒っているともうほかのお茶のことはどうでもよくなってきちゃうよ、、、あ~だめだ~、
ここが好きだー。ずっといたいよおーっ!』
投稿者 chinatyparty : 23:05 | コメント (0) | トラックバック
炒茶卒業?「看不出!(わからない!)」
2釜目。
愛『えぇー、おとん、まだ早くない?いいの?じゃ、やるよー!(ザザー)』
愛『あ、ほらーちょっと早すぎたんじゃない?おとん!まだ釜の温度が高すぎるよー。
明火がまだ強すぎるんじゃない?文火の比率が少ないんじゃない?
げげ、急がないと!』
テキパキとすごい速さで手を動かす愛里。
すばやく《殺青》《カーン》したあと、《団》に入っていく。
釜の温度が高すぎたの?ほんの~り香ばしい香りがする?と言われればしてきたような?
おとん『おおー!すばらしい!ふわー!いい香りだ!』
愛『あははー♪ でも、おと~ん?やっぱり少し香ばしくない?焦げた?』
おとん『どれどれ?・・・看不出(見てわからない)!』
愛『またまた~!』
おとん『本当だぞ!もしさっきの段階で一部が焦げていたとしても、そこは団で落ちていくよ。』
愛『ほんとお~?』
おとん『でも看不出来了(見ても全然わからないよ),にぃ看(見てごらん)、
にぃ看得出マ(愛子は見てわかるか)?』
愛『においでわかるよ~。なんかおいしそうな香りがするよ!あはは♪』
おとん『俺もにおいでわかるさ!でも本当にさっきのは仕上がりに影響しないぞ。
このまま行けばきっとすごくうまくなるぞー。あとで品茶してみればわかる!』
愛『本と~?』
おとん『見てごらん!どこにある?』
愛『んん、確かになくなってるねー。。。あ!そうかっ!なるほどー!』
え?え?な、なにが?『なるほどー!』なんですかー???
愛『この一釜。。。このままうまく仕上がったら本当においしくなるかもしれないっ♪』
おとん『そりゃー間違いないさ!俺はうそつかないぞ!』
え?え?な、なんでですかー???(女尼)
投稿者 chinatyparty : 22:00 | コメント (0) | トラックバック
炒茶卒業?「鼻水入り?」
カメラを通して毎日見てきた。
まだよくわからないけど、愛里の手付きが段々おとんや湖おじさんに似てきたと思う。
ほら、《カーン》だってこの通り。すごい!
愛『うわ、鼻水が出てきた・・・・・・(寒いところから急に)汗をかいてきたから。』
女尼「え?鼻水?うわわわ、大変!おとんは家の中だしどうしよー。」
愛『ふいみん、やばい落ちそう!ちょっとカーンやっててー!鼻水入り碧螺春になるー』
女尼「えーーー?そんなの無理よー。おとーーん!助けてー!」(叫)
投稿者 chinatyparty : 21:12 | コメント (0) | トラックバック
炒茶卒業?「おとんが消えた?!」
おとんが薪の用意をして、いよいよ炒茶だー。今日も愛里が担当。早速始める。
愛『おとんもうどっか行っちゃった。』
女尼「あははー、本当だ。家に入ったよ!休憩かな?
今日卒業試験をやるとか言ってなかったっけ?
もうすっかり任されてるよー!卒業試験はOKってこと??」
愛『いいのか~い!この手で炒っちゃって~!』
女尼「なんでみんな任せてすぐにいなくなっちゃうんだろうね。
龍井のときもそうだったし、ぐふふ♪おかしー。」
投稿者 chinatyparty : 21:00 | コメント (0) | トラックバック
果樹園♪(東山編)
愛里!何登ってんの~?琵琶の間引き?これ琵琶の木?
今、琵琶の実の間引きの時期なんだって~、大きな木だね♪
4月2日の画像 before間引き
↑のafter間引き
この時期に、枝1本につき1つか2つまで残してあとは取り除いておく?ふむふむ。
そうすると5月下旬(20日頃)から大きくておいしい琵琶が食べられるって教えてくれた。
でもこんなに大きな高い木の枝を1本ずつやると一体どれくらい時間がかかるんだろう、、、
これも気が遠くなるような作業だな~。
みかんの花の蕾?どこどこ?まだ小さい~。
愛里が『好い香りがするよ!』と言う。ほんと~? 本当だー♪
愛里が爆笑している。なになに?
あいや、みかんがミイラになってるよ!
青梅のおちびちゃん?
おいし、、、そう?え?今、食べても大丈夫?けど、すっぱい?渋い?あっ、そ・ そうなの、、、。
白果(銀杏)園もあるんだ~。
そうっか、白果って東山の名産でもあったんだ。
だから老四と愛里が市場で山ほど買っていたんだ。なるほどー。
(おとんの昨秋の白果はもう食べきっちゃったんだって。)
新緑がまぶしい~♪(女尼)
投稿者 chinatyparty : 15:31 | コメント (2) | トラックバック
お花がいっぱい♪(東山編2)
れんげ♪
まだ桃が咲いている~♪
投稿者 chinatyparty : 15:30 | コメント (0) | トラックバック
もったいない!その2
『ムッ!』
投稿者 chinatyparty : 15:15 | コメント (0) | トラックバック
筍♪
おとん、茶摘みの帰りに筍を取ってきてくれたー♪おいしそう!
やわらかくてでもちゃんと歯ごたえがあって、私たちも大好物♪
わーこんなにたくさん♪今たくさん取れるの?
おもしろい話聞いちゃった!
昨春の早朝、愛里は老四たちと筍掘りに行って、頭を出す前の筍を手探りで探して、、、
その後、みんなを大変な思いに巻き込んだそうだ。
愛里の目的は《筍のさしみ》を食べること♪
みんなに止められても愛里はその場でナイフを出してためらいなく食べたそうだ!
老四たちも試しに食べたそうだ!で、まずくて全員揃って大変な思いをしたそうだ!
筍見ては思い出して、今春もみんなの笑い話になっている!
愛里の言い訳、、、『品種が違った。』
(映像)午後の茶摘みに出かけたら、筍掘りをするおじちゃんを発見!
おっ!出てきた♪
これもおいしそう♪
おじちゃんは次々と探しては掘った、、、この辺はたくさん取れるみたいね。
おとんもこの辺で取ったのかな、ねえ、愛里?
愛『おとんの筍の山はもっと上だよ!今おかんが茶摘みしている斜面。行くよ~♪』
投稿者 chinatyparty : 14:30 | コメント (0) | トラックバック
炒碧螺春の手?
一昨日3釜、昨日4釜を炒った愛里の手。
赤みや熱は少し引いたものの、わわわ、右手の中指の下に大きい大きい水ぶくれができて
ぶよんぶよんしてるー。皮膚の水分もなくなっているー。指先にもいくつも水ぶくれが、、、
ひゃ~見ているだけで痛そう~。知らなかったー。そりゃキー敲けないよね。
(んー、画像だとよくわからないー。)
投稿者 chinatyparty : 14:00 | コメント (2) | トラックバック
炒茶新人研修
愛『さ、ふいみん!やってみる?
このために今日は摘む前から頼んでおとんとおかんにも協力してもらったからね、
たっぷり茶片があるよ。碧螺春と感覚は違うけれどきっと十分練習になるさ。
殺青の練習、カーンの練習、熱さや手の動きのイメージトレーニング!
これなら失敗しても大丈夫、どーんとやってみよう~♪』
やっていいの?先日の1回目はおとんが横にいてくれた。今日は愛里が横にいてくれるの?
きゃ、多い!
1回目の少ない量でもすごくすごく熱くて暑かった。
碧螺春を炒った後の余熱で炒る茶片でも、私の手では熱いのを超え痛かった。
体はサウナ状態で全身汗びっしょり、すぐに痩せそうだった。
あ~、やっぱり《カーン》なんてできないよー。こすっちゃうよー。
それに量があると全然違うや、、、。 ふう~、あじーーー。
なになに?もっと手のここを使えって?
え~ん、そんなことを言われても、、、
頭でわかったところでなかなかできるもんじゃないよ~。難しいよぉ(泣)。(女尼)