当サイトについて

おいしいお茶が飲みたくて、

おいしい正体が知りたくて、

おいしいお茶を探究し、

もっとおいしいお茶の実現に挑戦しています。

 

1996年リュックひとつで上海港に初上陸し
言葉も分からない知り合いもいない中国大陸を
書家の卵として西安拠点に歩き回っていたはずが
時が流れいつしか茶師と呼ばれていて気がつけば
創る作品は茶葉ばかりになっていた愛子(隊長)の、
自分探しの冒険を記録し続けているノートの
ほんの一頁です。

 

2000年、@お兄ちゃん(管理人)がそのことを知り
『すっげー!誰かに伝えたーい!』とホームページ作成。

2003年、ふいみん(副隊長)がそれを発見し
『すっごーい!楽しそー♪』と仲間入り。

 

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「だって、私の知りたいことは、誰も知らないしどこにも書いてないし誰もやってないし、誰も判らないのに誰も知ろうともやろうともしないから、自分でやるしかなかったっ♪ 」(※1:この頁の最後部参照)

「私、もっとおいしいお茶が飲みたいっ!でも無い。だから作るっ♪  特別な気配を感じる各地点の茶樹から生まれるすっごいっ☆茶葉たちを、それぞれ仕上がりの瞬間から老茶になる10年20年30年50年先まで365日適切な保存法と環境で育てながら、製茶中のどのような状態とどのような感覚がどのような変化を経てどのような仕上がりになって、どのような品質とどのようなおいしさがいつどこでどうしてどのように変わっていって、もっと先々どこからどのくらいどのようなおいしさが出現してくるのか、そのためには製茶時の何がどうでどこがどのようであればより好いのか、そのために人ができることは何があっていつ何をどの段階でどの程度どのような方法でどうしておくべきか、等等知るために、同じ茶樹たちを継続して地点ごとにそれぞれに適した剪定法で育てた上で更に同地点を様々な特徴で分けて毎シーズン別々に製茶して、心に浮かぶ疑問と仮説の数々をより厳格な国家審評法と常に進化させる独自の製茶法で実験と検証を積み重ねて確認し続けて(※1)、第六感が感知し五感が体験するひとつの現象に対するそれぞれの観察情報を同時並行で言葉と数値と画像等で現場で記録し続けて、学び得た経験と知識を相互に応用しながら実践に活かしては全行程で考察をもっと掘り下げて新しい別の観点や論理を見出し続けて、等等、茶葉と向き合っている限り、知覚と茶葉の聯動性を体感で体得していくことに絶えず集中し、わかるまで止めない。そうやって天と地と人の繋がりを、その結晶である茶葉とそこに至る記録とそこから始まる記録とそれら全ての過程で得た知覚たちを総動員して探究しながら、もっともっとドキドキ♡ワクワクしちゃう未知なるおいしいお茶への挑戦を続けたいっ!」

「そうか。私ね、自分の命がおいしいと感じるものの正体が一体なんなのか知りたいんだ。そのひとつの手段として自分がおいしいと感じるお茶を探究しているんだ。茶葉は実物だから、感覚は見えないから。見えないものたちの方があんなに圧倒的なのに、その欠片すら形に現すことができない、言葉にするほどあの全てが実体から乖離していく。あの中で生まれた茶葉たちは、あれらを違う形で記憶し更なるものたちで再現してくれるんだ。天地の中で溢れてくる数多の感覚たちと共に没頭する無上の時空間、そこで誕生する一握りの茶葉、そこに湯を差した瞬間から生まれ出てくる新たなる見えないものたち、それらがいつも更なる世界の存在とその扉を開く鍵の場所を教えてくれるんだっ♪」

「あのね、もしかしたら、本当にスタート地点に来られたのかもしれない。20年信じて歩き続けていたら突然強風に運ばれて、気がついたらやりたいことの実現がいよいよ始まっている感がするのっ☆」

「そうだよ。表現なんだ。きっと私、もっと表現したいんだ。見えないものを、見えないもので。茶葉はそれを可能にする唯一の作品なんだ。茶樹が生きている場所と茶葉に変身する場所にいつもいる、時に密やかに時に激しく姿を変えて動いているたくさんの見えない存在たちを、同じように見えないけれど、飲めば誰でも感じられる、お茶になった瞬間から次々に現れてくるたくさんの存在たちで。近づけたいんだ。だってどれだけの茶葉が仕上がっても、自分の体験が知っている世界のほんの僅かな部分しか現われてこない。それでも毎シーズン増えていく、少しずつ少しずつ近づいている。するともっとおいしいお茶が生まれている。いつか実現したいんだ、感じたいんだ、ふたつの世界が茶葉を支点に天秤で釣り合うを。私、それに挑戦しているんだっ☆ああ!一体どんなおいしいお茶になっちゃうのだーーっっ♡♡」

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◆数百年前から伝承されてきた、伝統的な手作りの獅峰龍井・洞庭碧螺春・福州茉莉花茶等々を、長月継続して各作り手さんたちの家で共に働き生活しながら製茶し、その心ときめくおいしさを超えるおいしさが時に出現するとき、それが一体どこから来るのかずっと探究してきました。しかし、時代の急激な変化に、次々に現場から消えて完全に作れなくなり、2013年から残るは安溪鉄観音だけになりました。
偶然ながら、それぞれの偉大な歴史の最期の10年に不思議なご縁で結ばれ、深く学ばせていただいたその全てが生かされて、現在に繋がり、今尚発揮されています。

現在の主軸は、伝承安溪鉄観音の中でも市場に決して出ない、希少種の研究です。100歳超え(推定200歳超え)の複数地点の老茶樹たちを含め、ただならぬ気配でそれぞれが前代未聞のとんでもない高質な特性を秘め、魂震えるおいしさと出会わせてくれた9地点の大物の天然野生紅芽2代目たちだけに的を絞って追究製茶し、その宇宙級のおいしさとそれらが老茶となり伝承の薬用茶に変身する謎を探究しています。
偶然なのか、その9つの茶樹たち全てが、かつて多種存在した天然野生鉄観音茶樹の中でも、古くから土地に伝わる薬用茶として珍重された種であり、その母樹たちが2004年春を最後に絶滅状態になった後、奇跡的に生き残ったその子樹たちでした。
しかし、老茶樹が不要とされ次々と抜かれる時代に大突入し、せめて彼らだけでも毎シーズン自分で作り続け、愛飲し続け、それぞれの本領を発揮させる製法を発見して説得力ある高質な茶葉を生み出し続けることで、飲みたい人間がまだいることと、残すべき価値ある素晴らしい茶樹であることを繰り返し伝えて、植え替えられてしまうことをいつもぎりぎりのところでなんとか阻止しながら、一緒に飲んでくれる仲間を探し続けています。

ここに来て、突如、長年実現できなかった理想の製茶体制が現実となり始め、更に、それによって知らず識らず、長年目指してきたスタートが、しかも夢のような原料で、もうすでに切られている感があります。
約20年、もしも特徴の違う特別な茶樹たちを、少なくても10年以上連続して、安定した且つ信頼できる高度な技術レベルで別々に製茶した上で、科学的で適切な同条件で育てながら、定期的に高水準の審評等で観察と分析を継続し、『超1000天で貴重な薬用茶になる、超2000天で効果が激増する、 超3000天などあったら黄金より価値がある』と伝承されるもっと先まで、それらを一斉に揃えることができたなら、その時に初めて確認することが可能となる、まだ誰も知らない、そして、もう他の誰にもできない、多くの未到の世界を見ることを夢に、まずは、それを実現できる自分になることを目指して、ひとつひとつ諦めずに歩き続けてきました。
もしかしたら、本当に、いよいよ宇宙級のおいしさの謎解きのステージに突入できたのかもしれないと、ここ数年ドキドキ♡が止まりません。

◆国家級高級評茶師=中国国家一級高級技師(※2) が記録する、商用ではない各伝承茶葉の継承の軌跡や、そこから、既存にない発想と独自の感性で前例のない研究を繰り広げ、激動の時代の中で活動停止の危機を幾度も乗り越えながら、誰も飲んだことのない茶葉を生み出し続けて発展を遂げていく、製茶のドキュメントです。
伝承が古いものとされ廃れていく中、時代を逆行するでなくますます進化し、研究院では理論面の師匠方(※3)が、『初めて知った、聞いたことがない』『愛子もっともっと見せて!全部読みたい!全部飲ませて!』『みなさん、本当の研究っていうのはこういうことです』と、論文発表の質疑応答会場で毎回大絶賛してくださり、現場では実践面の師匠であるおとん(※4)が、『飲んだことないっ☆ もっと飲みたい~♡』『作ったことない……  どうやって作るの??』『誰も作れない!誰も真似できない!愛子もっともっと作ってー!!』と、大感動してくれる初体験のおいしさが毎シーズン生まれ続け、敬愛する茶師の大先輩方の温かい笑顔やお言葉にいつも励まされ背中を押されるように、難関に直面するほど心が高鳴り気がつくと夢中になって取り組んでおり、人も住まない高山の山奥は、この20年近く、季節になると茶師たちの歓喜のおたけびやら笑い声が木霊しています。

※2:愛子 2011年取得(外国人初)於 国家茶叶质量监督检验中心 杭州茶叶研究院
※2 :ふいみん 2014年取得(香港人初)於 国家茶叶质量监督检验中心 杭州茶叶研究院
※3:国家茶叶质量监督检验中心・杭州茶叶研究院の名誉院長・副院長を初めとする先生方
※4:おとん:非物質文化遺産伝統安溪鉄観音伝承人・福建省十大茶人・福建省製茶大師・政府関連の茶王賽評委も長年務める・他

◆情熱ぶろぐに登場する、挑戦の結晶である茶葉たちは、数ヶ月に及ぶおとんと私の厳密な審評に合格し、且つ私が納得できる仕上りのみ、《心の隊員》(※5)としてお分けしています(※6)。
《心の隊員》は、製茶現場には参加できないけれど、心で挑戦に参加して、ぶろぐで誰も知らない世界を一緒に冒険して、新しい扉を開くドキドキ♡を共に楽しんで、飲んで応援してくれるおいしいお茶が大好きな仲間=茶友です。
同じ釜の茶葉を分け合う茶友たちは、私の心の最強の支えで、感覚を分かち合える最高の存在で、そのおいしい笑顔が最大の目標です。彼らがいてくれたから、絶望的な状況でも心折れずに何度でも立ち上がることができ、今日まで続けてこられました。
とても小さな趣味のサークルではありますが、時に言葉にならない世界に浸り合ったり笑い合ったりして、それぞれのもっとおいしいお茶を発見しながら、長い年月ゆっくりと和やかな活動が継続しております。これからもきっと、新しい《心の隊員》と巡り会えると信じ、そして、お休み中の《心の隊員》が帰って来られる日を願い、このささやかな和が細々とでも末長く続けられることを希望に、いつも歩き続けています。

※5:元は(07年~)、結果どうなるか分からない種々の夢の挑戦製茶の企画段階で募集し、実現後に結果を参加分に応じてお分けして終了していました。しかし次第に、挑戦内容や茶葉の質等が進歩して様々な変化があり、製茶後も紹介するようになりました。17春以降は、更に劇的に進化して、指定地点の鉄観音老茶樹のみを全て追究製茶し続ける、という長年の夢を新体制で現在継続中であり、全てを10年以上堪能できる茶葉に仕上げていることや、製茶時の審査に長期間要すること等、明らかに当初から大きく発展した新しいステージが始まっていること等から、茶葉の紹介方法等も大検討中で、まだ発表していません(17春・17秋・18春・18秋・19春・19秋:準備中、21年5月現在)。
※6:茶師個人の研究茶葉のため営利利用はお断りします。商用製茶はいたしません、申し訳ございません。非営利の自由研究活動の継続を目指し、お分けする茶葉分に要した製茶費用の一部と交換でお分けしています。ネットショップではありません、趣旨をご理解の上ご連絡頂けますようお願いいたします。同じように個人的な趣味の会等でのご活用やシェアは大感謝♡大感激ですっ♪

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※1:

【参与制茶的茶叶】
浙江省:翁家山龙井、梅家坞龙井、桐坞龙井
江苏省:东山碧螺春、西山碧螺春
安徽省:黄山毛峰、太平猴魁、祁门红茶
福建省:茉莉花茶安溪铁观音、冻顶乌龙、毛蟹

【研究题目例子】
・全茶叶:品种的品质比较
・全茶叶:手抄与机器炒的品质比较
・全茶叶:柴锅与电锅的品质比较
・全茶叶:品种相同地域不同的品质特征之差异
・全茶叶:同一个村里不同地点、土壤等的品质特征之差异
・龙井与碧螺春:改变制茶法(龙井原料用碧螺春制茶法与其相反)的比较
・茉莉花茶:100%的茉莉花茶与使用玉兰花时的比较
・茉莉花茶:窨花可以到什么地步?多窨品质会有何变化?
・铁观音:茶树树龄相异的品质比较
・铁观音:手揉与机器揉的品质比较
・铁观音:生态茶园与一般茶园原料的品质比较
・铁观音:自然空气与利用空调的品质比较
等等、在继续

【论文例子】
・爱子
2009年 手工铁观音的魅力:与机工的品质特征的代表性相异点以及其原因的初步研究
2011年 铁观音手摇与机械摇的香气变化的感官记录
・慧敏
2011年 通过比较中国・香港・台湾・日本的中国茶教室看各地市场对茶叶的要求倾向
2014年 使用不同的水泡茶对茶汤影响的一个实验
等等

【其他】
2003年 第二届中华茶产业国际合作高峰会 发展研讨会 发表论文
2004年 上海国际茶文化节 名茶博览会茶王赛 参与评委
等等