ふいみん
一日の作業というのは、大体茶摘みが終わる昼過ぎからスタートする。
今日の鮮葉が来た~
重量を測る 水篩に空ける
晒青の準備、、、 一枚一枚、外へ順番に並べる
おとん製茶所から来た。 今日摘んだ茶葉はまたとても梗が長いと
隊長が説明している頃・・・
お兄ちゃんは一生懸命ショウガを洗っていた。
誰も手伝ってくれへん・・・一人で作業(晒青)を続けるのでした。
晒青は、ただ単に葉を日光に晒すだけじゃない。いろいろやることがある。
特に、茶摘み達人がほとんどいなくなった今。。。
梗の長すぎたものや「老葉」などを見つけ出し、切っておくのもこのときにやっておかないとあとではできない。
愛子はおとんを連れ出してさらに説明。
ほぼ毎回この作業が加わる。
これが終わると、茶葉を「翻」してまた探す。
本来「翻」は葉っぱを均等に日光浴させるためにやることなんだけどね。
そして説明を聞き終わったおとんは。。。
またショウガを掘っていた。。。(お兄ちゃんが干しているのを見て、
もっと持って帰れって)
お~~い、ふとりとも、茶葉はどうしたーー?
晒青・揺青・炒茶のタイミングが重なるとき・・・(大体近いけど)がいくら分身がいても人手が足りない。
揺青準備中。おとんは炒茶準備のために火をおこしに行った。
工人も到着で鍋の周りや製茶室で準備。
今日のお茶の第一揺がスタート。 お兄ちゃんも活躍。晒青の場所を掃除。
ショウガが気になるのね。。。 進んでるって?
次は炒茶の最終確認でゴーサイン。
画像でお届け~
瞬間瞬間の香りを確認し、その後の変化も確認、記録する。
この、炒茶直前や直後の香りがたまらないの~
ほこほこ♪ ちょっと、ほこ品のサンプルを取るから・・・
炒茶&晒青/揺青のタイミングが重なることが多いから、分身がいたらなあとよく思う。現実は孫悟空みたいに分身術ができないから分解術でやるしかない(笑)。
鍋から上がった茶葉の香りを確認し、揉青機にかけて、その間に
首には揺青のタイマーをかけ、時がきたら揺青機を止め、香りの変化を確認、メモする。
確認が終わったら、掃除もする。
こうして、作業を小刻みに分解し、合間を縫っていろいろやってるわけなので、
とても大量は作れない。