製茶直後審評

午前最後の茶葉が仕上がり、
午後からおとんと製茶直後の審評。

 

茶摘み日4日で12種!!!!
こういう製茶、初めて☆
充実感。
したかったことが、実現できた。
小紅がいるおかげ、ありがとう。

 

おとんが嬉しそう。
蓋を聞して『嬉しい』と小さくつぶやく。
静かに静かに、とっても嬉しそう。

少し前に政府のコンクールの審評の仕事で一週間かけて700種類審評したそうだが(めちゃくちゃ疲れたってぼやいてた)、

『700種類飲んでもこんなお茶ひとつもなかった、このかけらすらない、完全に違う』

そんなこと言いながら、審評なのに珍しく全部(12種×5煎)飲み干していて驚いた、製茶中は毎日下の工場でお客さんの接待で朝から晩まで現代茶飲んでいるから胃の調子がずっと悪い・・・って、いつもはこっちのお茶も飲み込まないようにしているのに。。。、よほどなにかに飢えていたのかな。(笑笑)

 

 

各地点、それぞれの個性、素敵。
個性を越えた奥に、全部に共通する「ある香り」。
この香気、本当に好き。
たまんない。

これ、なんなんだろう?!?!
自分が作った茶葉以外では感じたことない、多分。
記憶にない。
鉄観音にこういう香りの存在があるとも、思っていなかった。
おとんも『気持ち好い!気持ち好い!』と連発。
数年前から気付いていた、時々あることに。
全部にあればいいのに、と思っていた。
最近は、ほぼ全てに感じる。
強弱の違いはあるが、全部に明確にある。。。、気がする。

 

この香り、吸い込まれそう。
違う世界に行ってしまいそうな感覚になる。
瞬間、このまま時が止まっても好い感覚になる。
たぶん。。。とても好きで、とてもおいしいと、体が喜んでいるんだと思う。

 

 

なぜだろう。
時々、香りに涙があふれる。

仕上がったばかりの茶葉、それぞれ初めましての香り、
その香りを聞くと、その香りが体の中にすーーーっと入ってくると、
胸の奥からこみ上げてくるものがある。
言葉に詰まる。

ありがとう。
ありがとう。
本当にどうもありがとう。

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